
前回 渉成園に寄りたくて足早に通り過ぎた西本願寺、ちょっと時間が出来たのでふらりと(ホントは龍谷ミュージアムに行きたかったんだけど、展示入れ替え?で休館中だったんだよなぁ)。
この前来たときに概要は見たので、今回は気になってた灯籠や文様(装飾)にスポットをあてて。
春日大社で吊り灯籠を見てからというもの、そういうのに自然と目がいくようになってしまって、そういえば、いろんなのがあったハズだよなあ、と。
早速、アチコチにある吊り灯籠をチェック、底部分は蓮の花弁か何かのデザインでしょ、と意識もしてなかった部分をよくよく見てみると、珠を持った龍が象嵌されてた(これぞドラ◯ンボール ^^;)… いや、こんなの注意してなきゃ気づきませんよね。
そんな視点で見ていくと、これまで見てたものが違った風に見えてくるもので、単純に「デカイなー、御影堂門 / 阿弥陀堂門。重文か…」てな大雑把な印象だったのが、近寄って扉の彫物や飾金具の仕上げを見ると、そこには細やかな文様や幾何学模様の仕上げなどが施されていて、どれだけの時間と手間をかけたんだろうな、と気が遠くなります。
もちろん伝統的なデザインではあるにせよ、その殆どは工業製品じゃないので現物合わせでひとつずつモノに合わせて彫られているはずで、全体の絵面を合わせたり構図を考慮してパーツ組を考えたり… と実作業以外の時間も相当かかってるはず。
宮大工の茶目っ気が感じられる埋木もいいですが、こういう細かな手仕事やそこに至るストーリーも、もっとクローズアップされてもいい気がするなあ。
という感じで、あちこちフラフラと見て回ってみた一部をフォトギャラに。
伽藍の荘厳さもいいけれど、職人の技も見どころですよね(^^
■フォトギャラリー
Posted at 2019/12/26 22:29:40 | |
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ふらり | 日記