
せっかく埼玉県に移ってきたのだから、てことで、これまでローカルスポットでは諦めていた、陽が落ちてからのイベントに出動。
やってきたのは久喜の提灯祭り。
毎年の 12日と 18日の開催、特に海の日は、日中は人形山車、夜は提灯山車が街中を練り歩くんだとか。
時間があれば両方見たかったんだが、残念ながら日中は 2号機の納車だったので諦め、夜の部のみ。
スタート地点の久喜駅前には、いきなり 1基がスタンバイ中。
コロナ前だと 7基の山車が駅前ロータリーに大集合って図があったらしいんだが、残念ながら今年は通過するだけなんだとか。
にしても結構な人出で、流石に 3年ぶりの開催を待ち望んでた人が多かったんだろうなあ。しばらく人混みから離れて様子を伺っていたが、動き出しそうにないので、街中を練り歩いてる他の山車を探してみることに。
人の流れに沿って歩いていくと、先の方にぼんやりした赤い塔と、ハイテンポなお囃子が聞こえてきます。
動きは結構遅いので簡単に追いつけた、ちゅうか文字通り目の前まで行けるのがオドロキ。
こういう山車が練り歩く祭りって、走行ルート確保と歩行者規制があって、柵を張られた沿道で見るってのが普通だと思ってましたが、普通に山車の前まで行けるとは。で、間近で見ると確かに大きいが、想像してたよりはコンパクト。それでもざっと 1基に 500個以上の提灯がつられていて、その薄ぼんやりした灯りが、なんともいえない郷愁を誘う。
目を凝らしてみると、それぞれの明るさが微妙に違っていたり、明かりによってはユラユラと揺れてるのがあったり。
その場で調べてみたら、やっぱ提灯内の灯りはロウソクなんだとか。
マジか。
てか、伝統行事としては、そちらが当然なんでしょうね。
んー、電脳社会に毒されてる自分に反省です(^^;
にしても、灯すの大変だろうなあ。
そのまま駅前を離れていく山車を追っかけてくと、掛け声と共に想像以上にスムーズにグルンと方向転換したり、上の提灯台部分が回転したり、と見せ場もいろいろ。
これで 7基集合の図があれば、もう一段盛り上がっただろうなあ。
■フォトギャラリー
Posted at 2022/07/24 22:44:36 | |
トラックバック(0) |
ふらり | 日記