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すっかり浅間園を鬼押出し園だとばかり思って、20分ほどテクテク歩いたヲッサンですが。
さすがにひとっこ一人いない風景にやっと気づいて、改めて地図をチェック。
クルマで行くとモノの数分先が、鬼押出し園でございました orz

浅間園もソレなりに良かったということにしておいて、早速クルマを走らせます。有料道路の一部（といってもたかが 100m 程度なのでタダ）を走ってすぐに到着。
ほう、さすが観光地。
先とはうってかわって駐車場はイッパイ、交通整理にオッチャンもイッパイ立っております。
というか、観光地とはこういうものってサッサと気づけよ、ってことですよね(^^;

早速 大枚 \600 を払って入場。
おう、緑豊かといおうか、荒涼といお…　もういいか（笑　さすがに整備されていて観光地然としていますねえ。
辺り一面にゴロゴロと転がる溶岩、その中を縫うように続く遊歩道…　って文章で書くと浅間園と変わらんがな(^^;
ボキャブラリー貧困デゴザイマス、スミマセヌ m(_ _)m

とりあえず大きく違うところは、

・道が緩やか & 広い（笑）
・溶岩原のいいトコ取りをしてる（まあ観光用ですからね）
・お寺がある（浅間山観音堂）
・茶店、オミヤゲ屋サン完備（当然ですわな）
・有料道路を挟んだ反対側には花木園 & ピクニック広場（案外アリかも）
・顔出しパネルと記念撮影のひな壇（観光地お約束w）

というところでしょうか。
ただ基本は溶岩見て歩くだけなので、スゲー！とか思うのは最初のうちだけ。
短いコースなら 400m、最長を目指すなら 2km 以上は歩かされますw
実際ココじゃない場所で溶岩は堪能した（笑）し、特別なんたら岩とかいうモノもなさそうなので、最短コースをクルリと(^^;
それでも石好き以外は十分でしょう。てか、石好きでも十分でした（爆

そんな感じで本日のところは終了。
時計はまだ 14:00 ですが、帰るのに 4.5h 以上はかかるからねえ。

未だ活火山である浅間山、ここに来たなら見とかないとダメなのが、鬼押出し。
噴火の溶岩流跡ですね(^^
今日の本命は火山博物館でも二輪車展示館でもなく、まさにココでございます。調べたところによると、有料だけどココは見とかないとね、というガイドでイッパイなので。

浅間記念館からその先へ進むと、まず目に飛び込むのは溶岩流の跡…　ではなくて展望台の朽ち果てた姿(^^;
廃墟マニアなら必ず侵入するであろうヌルい立ち入り禁止の柵と、まだまだ堅牢さを見せるその出で立ち。確かに潰すのには結構なカネがかかるんだろうが、観光ルートにコレはないよなあ。
と思いつつ先へと進みます。

坂を登りきると目の前には樹海と溶岩、そして遥か彼方の山々が見渡せる高台。
ほほー、序盤からナカナカの絶景です。尾根とはいわないまでも山野東側を眺めながらの遊歩道はいい造り。そこココにニョキニョキ立つ溶岩も、出来た当時の激しさを感じさせるウネリがあって迫るものがあります。この荒涼さ、ちょっと緑が多いけれどなんだか Ultravox の One Small Day を連想させるなあ。
他にも途中ヒカリゴケの生えてる窪みがあって、昔出かけた吉見百穴よりよっぽどハッキリ見えるのもヨシ(^^)


ところで。
かれこれ 10分以上歩いているんだけど、まだ誰ともすれ違わない…　どうしてこんなにヒトがいないのー？
スゴくメジャーな観光地だと思ってたんだけどなあ…
というところでハタと気がついた。
見渡す向こうに広がる溶岩原とゴーーンというかすかな鐘の音…　そっかーココじゃないのか(^^;
どうりでヒトもいないし、入園料払うとこもない訳だ（笑

ということで、展望台まで来たところで引き返し。
戻ってみて遊歩道の鳥羽口には確かに

鬼押出し 浅間園

と書かれておりました(^^;
こりゃ、出直しです。

浅間と言われて、最初にイメージするのがあの山荘事件だったりするのはイイ齢の証拠w　ですが、バイク乗りだと「日本オートバイ耐久レース」なんでしょうねえ。
でも二輪にあまり興味の無いヲッサンにとっては、聞いたことはあっても歴史上の事実以上のものではないため、入ってみた浅間記念館（二輪車展示館）もなんだか ネコに小判といおうか豚に真珠といおうか…(^^;
実車以外に古い雑誌なんかも結構揃ってて、エンスーならベッタリハマれるような気はするんですがね。

ただ明らかにいえることは、火山博物館より入館者が多いってこと（笑
そういや駐車場にもツーリング部隊が結構停まってたし。
てことで、あまり書きようがないので、フォトギャラリーでも見てください m(_ _)m

さて。
なんだか全然涼しくない避暑地の玄関口 軽井沢駅前を越え、鬼押ハイウェイとかいう有料道路を避けてw　やって来たのは浅間火山博物館。
どうしてココかというと、まあ前からこようとは思ってたんだが、コゾウに校外学習とやらで先を越されたために、独りのときじゃないと永遠に行かないだろうなあ…　なんて思ったから（笑）　でもって、見学してきたコゾウの説明が全然判らなかったし（爆

ふう。
着いたはいいが、なんだか寂っしいなあ(^^;
駐車場の広さが徒になってるんでしょうが、結構クルマが止まってる割にはにぎわってる感じが全然ない。
まあ校外学習で行くところなんざ、そんなもんでしょうと、とりあえず中へ進みます。

うーん。
いきなり土産物か…　それにしてもヒトが居ないなあ。まっ、どっちにしてもここはスルーして奥の博物館入り口へ。
えーとナニナニ、\600 ですかい。内容の想像がつくだけに躊躇われる金額ですねえ。それでもワザワザ来た訳だし、「今度また」は無いだろうw　ということで意を決して中へ。

まあね。
予想はしてたけど、こんなもんでしょう。確かに火山ネタのウンチクは多少得られたような気はするが…　もっとこう、火山の躍動感とか出ませんかー
結局目を惹いたのは最後の最後、高原に棲む動植物 & 昆虫たちの生態系とは、どう納得していいものやら。

ということでザッと 20分程度で終了、これで \600 はツライのう。
これが本命ならガックリきてたトコでしょうけど、目指すは溶岩地帯なので序盤戦はこの程度でも目をつむりましょ(^^;

今日は、毎年恒例となっているポケモン映画に、嫁とコゾウでお出かけなので一日フリー (^^)/
ちゅうことで、思い立ったが吉日、避暑に軽井沢、ぢゃなくて灼熱の浅間山へ（笑

地図を見ると、R254 → R407 → R17 → R18 … と下道は続くよどこまでも、という感じの 150km。普通だと 5時間以上かかりそうなので、朝も早よからの 6:30 a.m. 出発。
順調に距離を稼ぎ、ちょうど 10時頃に R18 の碓氷峠辺りに到着。
ナビ様によると二股に分かれている右 = バイパス？を行けと。
逆の旧道側はもう、小腸のようなグネグネ感一杯のラインがズーッと描かれていて、こりゃ望むところよって迷わず左へ（笑）

いやー、結構これが楽しい。
交通量が少ないこともあって、寂れた有料道路を走ってる雰囲気。
制限 40 の標識が立っておりますが、ビビリなヲッサンにとっては、そんなスピードでは突っ込めないコーナーもイッパイ。スリッピーな路面はいうに及ばず、路肩には落ち葉や砂などが堆積しており、使える部分は結構狭い。
といいつつも、ひたすら低速コーナーの連続ながらラインにリズム感があって、曲がる楽しさを味わえます。
2nd ⇔ 3rd 辺りをキコキコとシフトしながら、ウィンドウ越しの緑に目を走らせてみたり…
これが多分 10km 弱ぐらい続くでしょうか、思いのほか曲がることを堪能させてもらえます(^^)
道志みちもいいけれど、ココも結構いい味出してるなあ。

結局、途中の碓氷第三橋梁で写真を押さえた以外はノンストップ。
なんだか停まるのが勿体ない道でした。
こういうのは、やはり下道人生でないと味わえない醍醐味ですねー