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本日の終着地は、もともとスタートだったココ、CupNoodles Museum。

■今日の出費：\500（入館料 大人のみ）/累計 \4,300

カップヌードル博物館というと、5年前に出かけたインスタントラーメン発明記念館（大阪）の横浜バージョンだと思われるので、とりたてて来たいという場所でもなかったといえばなかった。まあなんちゅうか、クルマがとめやすそうだしってぐらいの期待値(^^;
ところが、朝 開館 30分前に着いたはいいが、いきなりオープン待ちの長蛇の列…　ということでぶらりと 5時間半w も散策に出てしまったのでした。
　
戻ってきた時刻はもう 15時を回っておりますが、いまだエントランスは結構混んでる。
そんなに人気のスポットなのか…　と思いつつも、中へと進みます。

階段を上ってまずぶつかるのが入場用のゲート、そしてその向こうにあるのは、前にも見たあの壁一面のカップ麺ディスプレイ。
あれから 5年ですからラインナップとしては相当増えてるはずですが、普段その手は食べないのでどれぐらい増えたのかさっぱりわからず(^^;　銘柄も UFO とか どん兵衛・ラ王ぐらいはわかるけど、世界中で販売されてるものを含めるといったいどれぐらいあるのやら。
そこから先も大体大阪で見たのと同じ内容、ちゃんとチキンラーメンファクトリーやマイカップヌードルファクトリーも完備。
チラッと覗いたマイカップヌードル作りはここでも大盛況、さすがにもう並ぶ気はいたしません（笑

とまあ、あまり目を惹くネタはなかったんですが、一つだけコレは！と思ったのが「アイディアを育てる」ブース。
なんてことないまばらに木の植わったジオラマと、その合間を縫うように走る幾筋かの溝。はてこれは？　と見てるとライトが落ちて静かに音楽がスタート。それに合わせて、さっきの溝を走るようにライトが動き回ります。そう、動く影絵ですね(^^)
木々を光が抜けていくのに合わせて、壁に照らし出される木や森の姿がめまぐるしく変わりつつも、音楽とリンクする。
コレは確かにアイディアの勝利、イイもの見せてもらいました。

最後にミュージアムショップ…といきたいところでしたが、残念ながらそちらも超満員。
コゾウ曰く宿題忘れてた（またかい）とかいうのも出てきたので、今日はここらで撤退です。
てか、今日はたくさん回ったなあ…

■フォトギャラリー

「とうとう」というか、「やっと」というか、赤いレンガのデカい倉庫が見えてきました(^^;

■今日の出費：なし /累計 \3,800

ここに来るまでに相当時間を使ってしまったので、最初は一瞬だけ前を通って1カットだけ写真とって先へ進もうと考えていたんですが。
カメラを構えてみると、ひろばの向こう側で人だかり。こうなるともうダメですねえ、ちょっと寄っていこうかなー、とか(^^;
コゾウはまた寄り道かー、と横でブーブー文句を言っておりますが気にしません（笑

で人だかりの先にあったのは…　モデルさん付きビンテージカーと RR&B 2011 の幟。
独特の顔つきに RR とくれば、紛うことなきロールスロイスですな。そうなれば、B はもちろんベントレーでしょう。

うーん、しっかしゴツい。重そう。後席がやたらと快適そう（ウチのクルマの後席とは比べるべくもないw）。何かの物の本で読んだ、ドライバーのためのクルマじゃなくて後席の同乗者のためのクルマ、っちゅうのが十分頷けますね。
そんなハイソなイベントだからか、カメラを構えてる層も年齢層が高い。てか、若者はほとんどいない（爆
やっぱクルマ離れは進んでるんですかねー、じゃないか(^^;

ヲッサン的にもスーパーカーには興味があるが、この手合いはほとんど興味なしなので、一応グルリと見はしましたがあまり感慨なし。
見てるとモデルさんとツーショットも可能なようですが、ヲッサンの年齢層ではそんな勇気を持ち合わせている人物は滅多におりません（笑
もちろんコゾウは全然興味なしなので、先ほどから催促が矢のように…
あのー、海岸べりに公園らしきものが見えまるんですがー、とかいっても一顧だにしてもらえません。
まあ、公園にそれほど未練がある訳じゃなし、お買い物をしにきた訳でもないので、ココはスパッと切って次へ向かいましょか。

■フォトギャラリー

改めて赤レンガ倉庫へと歩を進めてまいりますと、横浜税関の前になんだか見覚えのあるワンコの像が。

■今日の出費：なし /累計 \3,800

そうそう、東京税関 情報ひろばで見た…ナントカ君だったっけ（笑
もしかしてココにも同じような施設が？　名称は相変わらずいかめしい横浜税関資料展示室とあり、クイーンのひろばという愛称がついております。
ナニがどうなってクイーンなのかわかりませんが、またもや寄り道の寄り道です(^^;

中を見渡すと、スペース的にはちょいと狭めですが、基本内容は東京で見たのと同じよう。
早速なかを拝見(^^
スタートは開港の歴史と税関の役割から。そしてメイン？となる密輸の手口や密輸品、コピー・偽キャラクターグッズなど、ワシントン条約に引っ掛かる野生動物やそれによって作られたアクセサリー類・バッグなどの展示。
まあ、置かれてるものはだいたい同じなんですが、さすが横浜ディスプレイがちょっと違う。
密輸まわりは足下をクリアガラスにして、そこに麻薬や拳銃などを配置、コピー品などはショーウィンドウ風にしながらも、そのガラスにはデカデカ & ズラズラと「買ってはいけない」の文字が摩られております。なかなかにオシャレですなあ（笑　

コゾウはジブリのコピー DVD に釘付け、その次はコピーキャラクターグッズに心を奪われているもよう（爆
そんな中、特にコピー品関連は、館員がデザイン・仕上がりの違いによる見分け方や、最近の動向までも解説してくれます。
こういうのがあると、結構意味があるよなあ、なんて感心してしまうから単純(^^;
ふらりと立ち寄っただけでしたが、東京税関よりもよっぽど勉強になったかも…
最後にパンフレットをいただいて、今度の今度こそ赤レンガ倉庫へ。

そういえばもらったパンフに、
キング →神奈川県庁、クイーン →横浜税関、ジャック →横浜市開港記念開館 にある塔の説明がついておりました。
そうですかー

■フォトギャラリー

寄り道ついでに赤レンガ倉庫でも回ってみようかと歩いていると、→日本郵船歴史博物館の標識が…

■今日の出費:\650（大人・中学生 各1）/累計 \3,800

ということで、寄り道の寄り道です(^^;
県立歴史博物館に似た銀行風の重厚な建物。NIPPON YUSEN KAISYA と銘打たれた正面をくぐると、こちらも趣のあるエントランス。
こりゃ建物を見るだけでも結構楽しい(^^)
と思いつつも、残念ながらココも展示室は撮影不可…　ケチッ（笑
そこでエントランスから撮れる範囲だけでも撮ってやれってチョコッとだけ撮影しときました(^^;

さて中はというと、日本郵船会社の設立から現在までの歴史が紡がれているのと、それに関連する船舶関連の資料が並んでおります。
郵船とつくからには、てっきり郵便関連のみだと思ってたのですが、トータルな海運事業をやってる会社だったんですね。
その日本郵船、誕生自体なかなかドラマティックなものがあり、その後の豪華客船時代から戦争へと続く歴史も見応えがあります。あわせてココでもリアルな船舶模型が並んでいて、臨場感も盛り上げてくれようというもの。豪華客船やタンカーもいいですが、あまり見られないコンテナ船や LNG 船などの働く船がいいですなー（笑
もちろん、子供向けに簡単なクイズなども用意されていて、枝豆知識程度にはネタも仕入れられるのでいい感じ。

一通り見終わった後は、入館時に渡されたコインを使うとき。
奥にティーコーナーが設置されていて、自販機ですが飲み物がそのコインで買えてホッと一息。
コレを心配りととるか、その分入館料を下げてよ、ととるかはあなた次第w　ですが、抹茶ラテがあったのでヨシとしましょう（笑

さてと、休憩もしたし、今度こそ赤レンガ倉庫へ。

■フォトギャラリー

町中にある観光案内パネルを使って、次のターゲットを索敵(^^;
歩いていけそうなスポットはココということで。

■今日の出費：\300（大人のみ）/累計 \3,150

やってきました神奈川県立歴史博物館。
建物自体が歴史の重みを感じさせる重厚感を持った博物館、それもそのはず明治 37年落成した横浜正金銀行（現 東京銀行）の本館を購入し博物館としたもので、国の重文にも指定されているシロモノ。それ所以なのか、ココも展示スペースは撮影不可 orz

何の予習もなくやってきた割に、現在展示中の企画展が鎌倉彫と真葛焼とは運がいい(^^)
特に真葛焼といえば初代香山、サントリー美術館で見たあのカニや鳥たちに出会えるかねえ…　てな感じで入館です。
ダークめなライティングと時代がかった内装も結構雰囲気出していて、古くさいと言えばそうなんだが、丁寧に考えられてるので安っぽさは感じない。各階ごとに内装をかえてる辺りは気にしなければ全く気づかないだろうが、こういう心遣いがニクいねえ(^^

で、本命はというとやっぱ香山。
元来焼き物ってのは、直線が出せないためシャープさに欠けるってのが弱点。それを感じさせない鋭さが香山にはある。
今にも動き出しそうなカニやまさに降り立たんとする鶉など、二次元から三次元へと抜け出す妙は、シャープな造形に支えられているといっても過言ではない。
もうその辺を考えるとどう見ても花器である必要などないんだが、敢えて花器として存在してるところに装飾としての意味があると思うんだよなあ。とはいえ風神雷神花瓶なんて瓶の中にいますから、花器とは言えなくなってるのは間違いないが（笑

一気に初代香山 15点を見終わったところで終了。コレだけでも 300円の観覧料は安い。
なんせサントリー美術館だと野口サンお一人追加だったもんなあ（笑

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