
ふらりと寄ってみたい場所ってのは結構方々にあるんだが、これまでどうして行ってないの? って理由は一応あったりするんです。
まあそのほとんどは、平日のみの開館ってんですがね(^^; 今回はそんな場所へたまたま行ける具合になっちゃった。
関西にいる頃に行けなかった場所、それがなぜか生活圏を遠くへ移した今訪ねられるってのが、何とも不思議ですねー(笑
でもってやってきたのは、JT生命誌研究館。
場所は高槻駅から歩いて 10分程度、住宅街の中にいきなり広い敷地が出現、JTの研究所内に同居してるんですな。
その名の通り生命に関する研究をベースに、その成果を展示してるはずなんですが、どんなもんかいなー? てのが気になりまして…
中はというと、企業規模の割にコンパクトなスペース。
そして、実際の展示がこれまたナカナカにピンポイント。「生命誌」というからには壮大なものを想像していたんですが、えらく大きなスペースを割いてオサムシやらマイマイカブリの変遷などが綴られております。
でも実にこれが興味深い。
たかが昆虫 されど昆虫って訳じゃないですが、解説を見ていくと、マイマイカブリの遺伝子の違いを追っていったら、東西日本の創世が見えてきたってんだからスゴいねえ。学者さんの頭の中はいったいどうなってるんでしょうな。
他にも細胞の働きや、海から陸への進化・生物のパーツの進化など、昔理科で習ったような内容が興味深く展示。
ココでいつもの疑問、どうして教科書ってこんな風に出来ないのかね。
結局小1時間程度で一連をグルッと見学し、最後に季刊で発行されてる「生命誌」が自由にお持ち帰り OK だったので、バックナンバーまで貰ってきちゃいました(^^)
もちろん、この見学中は貸し切り状態、会社の事情があるにせよ、いい内容なんだから土日オープンすりゃいいのにね。
■フォトギャラリー
Posted at 2012/02/24 11:20:48 | |
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