
普段何気なく、というよりもほとんど意識せずに使っている包装や容器。
こういう系にも関わったことがあるので、そのデザイン上の難しさはもちろんのこと、入れられるモノにマッチした容器として、いかに高いユーザビリティを持たせられるか、というのはホント容れ物業界(ってあるんかい ^^;)人の思案のしどころ。
そんな、空気みたいな存在でありながらも重要な、イレモノのミュージアムがあったなんて。
名称はズバリ「容器文化ミュージアム」、これは見とかないと(^^
JR 大崎駅からブラブラ歩いて 10分弱、えらく高いビルの 1Fにひっそりとそれは佇んでおりました。
ホントひっそりと(^^;
しかしまあ、こんな閑古鳥鳴いてる施設が、良くもこういう立地に入れたもんだと思っていたら、運営がこのビルのオーナー、東洋製罐だと。なるほどねー
それはさて置き、中身じゃなくて容器に興味あるってのは、(博物館好きは別として)やはり特異な人種w ではないかとそう自問しつつ、展示を見ていきますと。
いやいや、これはナカナカ良いですねー(^^
まず構成がシンプル。
パッケージや容器なんてのは、中の物に合わせてデザインされているので
色んなモノが並ぶとガチャガチャするのに、それを感じさせない。
次に説明のコマが小さめなので、ひとつひとつがきちんと飲み込める。
特に言いたいことが端的 & 平易に書かれているので、理解が早い。
そして、バーコード読み取りやクイズ用の窓など、ヒトの興味を引くような作り込み。
コリャ上手いなあ。
という、本来の内容よりも、展示ブースの造りに感心してたりとか(^^;
いやいや、内容自体も狭いながら充実してて、いかにデザイナーが苦しんでるかがよく分かる(笑
パッケージの占める経費の割合なんて、商品のたかだか数%しかないけれど、そこにはたくさんの苦労とノウハウが詰まってるんですよー、ってのを改めて実感ですね。
■フォトギャラリー
Posted at 2014/04/30 21:18:15 | |
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ふらり | 日記