
「なんじゃ!? この神殿」が第一印象。
ハイカラと言っていったほうがいいのか、スチームパンクという方が正しいのか表現が難しいが、これまで見たことのない形状の神社 → 八津御嶽神社を見つけてしまった。これは行かずばなるまい(笑
ということで、東京工芸大学の裏手にやってきました。
住宅街を抜けて神田川の手前に出てくると、対岸にレトロフューチャーなデザインの建物が出現。改めて現物を見ても、やはり最初の印象は変わらない… というかより強固なイメージに。
で、ここまで来たのはいいが、参拝できるのかどうか全くわからない。
というか、この見かけということもあって、一見で踏み込むにはハードルが高すぎる(笑
しばらくの間、どうすべえか悩んでいたものの、ここまで来たからにゃ… ということで、意を決して鳥居をくぐってみた。
「あのー、ここって参拝できるんでしょうか…?」
と声をかけてみると
「ええどうぞ、上がってください」
ときたもんだ。
そう、ここは土禁、というか靴を脱いで参拝する神社なのです。
お宮は 2Fということだったので、早速階段を登った先には… おおっ、これはまた…
コンクリートに囲まれた空間に、木造建築の立派な白木の拝殿があろうとは。
たまたま宮司さんがいたので、「写真をとってもいいですか?」と尋ねると「良ろしいですよ」と快諾を得たので、早速パチパチと。
一段落したところで「どうしてこのような建築に?」辺りから話を伺うと、時間があり余ってたんでしょう、まあ引きも切らずにいろんな話題が…
ザッと覚えてるだけでも
・消防法の関係で茅葺きは NGだった
・外の鳥居は安全上から塩ビ製
・占い・家相を見る方が本業 → 住宅メーカーからも依頼が多い
・山口百恵の結婚時に相談を受けた
・キャンディーズの引退の時も…
と、ほんとに神社の宮司さんなの? と改めて感じる次第。
で結局、参拝 & 撮影は 3分程度、宮司さんとのお話は 30分以上(^^;
こっちで家を建てることはない(できるカネがないw)だろうから、お世話になることはなさそうだが、こんな不思議建築以上に不可思議な縁のある人が、東京という土地にはいっぱいいるんだろうなぁ。
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Posted at 2020/04/13 22:48:37 | |
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ふらり | 日記