
ヲッサンが入学した市立中学校は、大阪とはいえ田舎の方だったので、時代物の木造 2階建ての校舎だった。当時はもちろん鉄筋のモダンな校舎に憧れたものだが、今振り返ってみると、あれはあれでアジがあったなあ、と(図らずも 2年生時に生徒増加に伴って分校化し、鉄筋の校舎に入ることになったが)。
そんな記憶を呼び覚ます、というか、それより古いんじゃない? と思われる古い校舎を活用した博物館 > 幸手市郷土博物館を訪ねてみた。正直わざわざではなくて、2時間ほど時間を潰さなきゃならなかったので(^^;
この道で合ってる? 的な川沿いの細い道に折れてすぐに、結構新しい建物がお出迎え。
あれっ 古い木造校舎じゃなかったっけ?
ま、名前は間違いないので、駐車場に停め入館してみることに。
エントランスにあるコロナ対応アンケートに記入し、入館手続き終了 → 早速館内へ。
展示室は 1ルームで、地域の古代から近代に至る歴史と資料が並んでいて、まあよくある展開だよねー というレベル。で、オシマイ… えっ マジで!
改めて展示室前へ戻ると、↑「民具資料展示室」と小さなパネルが… ああ、こっちね。
案内に沿って進むと、建屋の裏手へ向かい、そこに薄暗い平屋の木造建築が。
んー、こりゃ想像以上に古いなあ。
とりあえず目的地があったのでひと安心w 早速中へと向かいます。
入口部分は一応ライトが点いているものの、雨模様ということもあって廊下の先は結構薄暗い。さて展示室はと進むと、照明が点いておらず窓から差し込むぼんやりとした光だけ… おうっ、雰囲気あるなぁ(笑
照明の ON / OFFはセルフサービスで、ということなので、パチンとスイッチをONに。
そこには、市民が寄贈した生活用具や農具、衣類・家具・祭具などなど、4室に分かれて多種な展示物が並んでいます。中には、ヲッサン世代のオモチャや昭和のTVゲーム機などもあって、なかなかにノスタルジーを感じさせる内容。
ですが、目を引いたのはそれだけじゃなくて床材。
仕事柄とはいえ、このクッションフロアって、いつの時代の!? と思わせるデザインとカラーリング。今ならミッドセンチュリーとかいって、逆に評価されるかもしれないけれど、ヲッサン世代には、早く抜け出したいと思っていた時代の遺物でしか無い(^^; 原料には多分アスベストも使われてるだろうし、処分にも困りそうだなあ… ってのはいいか。
てな具合で、印象としては展示物より建物の内装が目を引いた次第。
いや、幸手連合の提灯とか、イナズマンのメンコも気になったけどね(笑
■フォトギャラリー
Posted at 2020/10/15 23:52:13 | |
トラックバック(0) |
ふらり | 日記