車を譲ってもらってから気になっていたチワワさんのクラッチ。
なんだか、奥の方で繋がるし、峠道でGが掛かると2速に入りにくくてガリガリ言うのがとても気になりました。
NOPROさんに症状を話すととりあえず、クラッチマスターとレリーズシリンダーが怪しいのでそこからつぶしてみますかという話になり、前回の訪問では交換してみました。 しかし、交換した後は多少ましにはなりましたが、相変わらずクラッチの繋がる位置は奥ですし、回した時は入りにくい症状が消えなかったので、クラッチ交換することにしました。
そんなに混んでないだろうと思って8時過ぎに家を出たのが失敗。当日は5・10日だったせいで、かなり混んでいました。特に20号と環8の渋滞がひどかったので、迂回しながら抜けようとしましたが各所で渋滞にはまってしまいました。途中で77,777kmに到達。渋滞していたので余裕で写真が撮れました。

そんな状態で1時間以上走っていたら、クラッチがふわふわしてきて、しっかり踏んでも切れなくなってきました。エンジンルーム内に熱気が溜まってクラッチフルードが熱せられてペーパーロックを起こしてしまったようです。ガリガリ言いながらシフトチェンジするのは心臓に悪いです。かなりまずそうだったので、コンビニにピットイン。ボンネットを開けると、熱い。すごい熱気です。20分ぐらいボンネット開けたままにしていたら、渋滞も解消して、クラッチも元に戻りつつあったのでそのままNOPROへ。そのまま三京、横浜新道は順調でクラッチも元に戻りました。
なんだかんだで、NOPROさんには10時半に到着。2時間半もかかってしまいました。

NOPROさんは以前NCに乗っていた時からお世話になっておりました。チワワさんの前のオーナーもずっとこちらでお世話になっております。
到着して道中の症状を話すと、デモカーでも渋滞にはまると同じような症状があるとのこと。元々、クラッチマスターシリンダーはエキマニの近くにあって、右ハンドル車は構造がイマイチだそうで。デモカーではその部分を遮熱しているそうです。
以前NCに乗ってた時はこんな症状はなったことが無かったのですが、あまり渋滞にはまるような運転していた記憶が無いので、そのせいもあるんでしょうね。
さて、到着したら、リフトに乗せられ、達ちゃんと平野さんの手で手際良くミッションが降ろされました。降ろすところを見ていましたが、慣れた手つきです。さすがプロショップ。安心してお任せできますね。

今まで約78,000km使ってきたクラッチの状況を見せてもらいました。
クラッチプレートの溝があるところと無いところあるような状況で、リベットまでは摩耗が進んでいません。もう少し使えたかもしれませんが、丁度交換時期だったそうです。走行距離からすると少し短いかなという気もしますが、こればかりは使い方次第だそうで、通勤で街乗りを使うことが多かったこの車両だと、こんなもんでしょう。
新しいディスクはこちら。溝がハッキリしていますね。EXEDY製でした。

今回はクラッチカバーとレリーズベアリングも新品に交換しました。

後は元通りに組み付けてもらいます。

そのあたりまで見ていたら、野上さんからデミオの試乗をオススメされたので、乗ってきた次第です。詳細は前回のblogで。

しかし、ディーゼルのデミオはECU弄っただけで物凄く変わります。元々、105PSでトルクが22.4kgだそうですが、ECUを書き換えると30psUPするそうで。多分トルクも上がっているはずですが、軽く見積もってAT車と同じ25.5kgだとして、1,080kgの車体に25.5kg相当のトルクなら加速感もすごいですよね。
エリーゼSが950kgの車体で25.4kgのトルクですが、MAXトルクは4,600rpm、でデミオは1400rpmから3,200rpmまでMAXトルクです。本当に踏み込んだ時はエリーゼの方が早い感じがしますが、それに勝るとも劣らない加速感。もしかしたらトルクは30kg程度出ているのかもしれません。
ECU書き換えでは、1速は運転しにくくなるので、純正のままの制御だとお話しされていたので、無茶すればあれより過激になるんですね。
MAZDAのディーゼルの凄さを少し垣間見て、1台ぐらいディーゼルの車が欲しいなと思うようになりました。
試乗から戻ってきたら、車の方は完成しており、最後に野上さんがチェックしてくれました。どうなったか聞いてみると、クラッチがすごく軽くなって、新車の時はこんな感じだったと思いだしますよ。多分、一度ばらして分解清掃して新しいパーツを入れたことにより、動きが新車時のスムースさに戻ったんでしょうね。とのこと。
ついでに、クラッチマスターの遮熱対策を梅コースでお願いしました。松だと色々カッコ良く仕上げてくれるそうですが、とりあえず様子を見たかったので、梅でお願いしました。

さて、帰り道車に乗ってみると、笑えるほどクラッチが軽い。繋がる位置も手前の方に来ていて、なるほど言い得て妙だなと思いました。8年前にNCの新車が納車された時と同じ感覚でした。
帰りの道中も渋滞がひどかったですが、行きのようにクラッチがふかふかになることも無く、快適に帰れました。こんなに良くなるなら早めに交換しておけばよかったです。
これで、NCのリフレッシュも一段落。8月はロードスターがらみのイベントが色々とあるので、これで安心して出かけられます。
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ロードスター | 日記
Posted at
2015/08/15 16:27:43