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2012年08月12日 イイね!

HICASボールジョイント交換 車上作業検証編 + 戯言

HICASボールジョイント交換 車上作業検証編 + 戯言まだHICASボールジョイント”ネタ”です。

今回は例の工具が車載状態で使えるかどうかを実車上で検証してみました。

早速結論ですが ”できました” (笑



まずは右から。工具取り付けまでの手順は

・リア・ショックを取り外します。
・”存在理由のわからない右だけの”プラスティックカバーをプラスねじ一本とツメとで取り外します。
・次に割りピンを外します(これに20分かかって・・・破壊しました)。
・17ミリのナットを緩めて外します。
・タイロッドエンドセパレーターなどの専用工具でエンドを”バチン”といわせて外します。
 注)物凄い力がかかりますので、くれぐれも怪我に注意してください。

ついに例の工具を取り付けました。

 抜き取り作業の検証

懸念していたドライブ・シャフトとのクリアランスは30ミリほど。
残念ですが工具を取り付けてしまってからは、30ミリのソケットを使うことができませんでした。
BNR32の場合には上にあるアームのショックが通る丸い穴からの作業になるため、全長200ミリ程度のモンキーレンチの使用が現実的でしょう(私はバーコ製を使いました)。

 圧入作業の検証

引き込むM8ボルトは全長80ミリのものがドライブシャフトとの干渉もなく作業可能と思われます。



同様に左です。右とは違い、プラスティックカバーがない分簡単です。

・リア・ショックを取り外します。
・割りピンを外します。
・17ミリナットを取り外します。
・エンドを取り外します。*専用工具の必要な危険な作業です。

工具を取り付けました。

検証の結果、この工具で車上の交換作業ができることを確認しました。



 ⇒何か奥歯に物が挟まったような言い方でしょ?

   実はまだ部品交換作業自体はしていないのです。

   何故って?機能回復の効果と持続時間を知りたいから(笑



最初は「HICASボールジョイントを車上で新品部品に交換する」ためにはじめたこの企画ですが、
ここにきて大きく”ブレ”はじめています。

理由

抜き取り作業後に、偶然ボールジョイントが手で動かせないほど固まっていることに気づいた。
つまり、この工具でボールジョイントを後から適度に(手で動かなくなるまで)押すと、機能が回復してしまうことがわかったため。



”リタ”の戯言(たわごと) 

「この工具があれば、部品交換しなくても機能回復させるだけで”いいんじゃない”?」

「あとは”鬼門”のゴム・ブーツ。これだけ交換すればかなり手間と出費が浮くんじゃない?」

ふと高校の先輩、自動車部品専門店菅野商会の菅野さんの顔が・・・浮かび、突撃~!

「菅野さ~ん、このボールジョイントに使えそうなブーツ、在庫ありませんか?」

菅野さん:「今度は何?いつもいつも面倒なことばかり持ってきてぇ・・・」

二人で棚を引っ掻きまわすこと数分、

菅野さん:「これ付きそうだな、どう?」

リタ:「どれどれ、随分大きさが違うねぇ・・・。おっ、いけそう、つ、付いた! やったー!」

ある国産車のスタビリンクのブーツらしい・・・似た形の物にエルフの・・・(ゴホッx2)



左が破れた純正ブーツ、破れた部分は”紙”のように薄い・・・しかも単品供給は”ナシ”。
つまり、ブーツが破れたらボールジョイントごと4,640円の部品代。

右が今回見つけた代替ブーツ。厚さは十分、価格は一個200円。



代替ブーツをただ被せて、横から撮影してみました。全然別の形のブーツでしょ(笑



実際の装着状態を再現してみました。

代替ブーツは本体よりも外側に出っ張りますね・・・(汗
さらに右側に使用すると、存在理由がわからないプラスティックカバーの”ツメ”が激しくアイアンクロー攻撃します。あっという間にブーツが切れそう(笑

さあ、どうしよう。存在理由のわからないカバーを取っ払うのか、また他のブーツを探すのか・・・。

もう新品のHICASボールジョイントと後に付くカバーは諭吉君+で購入済なのに、ブーツ以外部品は不要だなんて・・・この工具は凄い。


八月十七日追記

今朝、AUTO STAFF 旅人S様より

   「ボールジョイントはスムーズに動くのが一番ですよ♪」

とのメッセージが・・・混迷を続けるこのボールジョイント、正解はどれだ?

九月一日追記

”右だけにあるプラスティック・カバー”って何?  との質問が来ましたので、これです。



取り外すとこうなります。(奥側が破れています・・・) 







Posted at 2012/08/12 13:34:28 | コメント(6) | トラックバック(0) | GT-R(BNR32) | 日記
2012年08月06日 イイね!

HICASボールジョイント交換 練習編 圧入成功!皆様のお陰です

HICASボールジョイント交換 練習編 圧入成功!皆様のお陰ですはじめに、コメント・メッセージでお知恵を分けてくれたたくさんの皆様、ありがとうございました。

お陰様で無事に圧入作業ができました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。

では早速この工具を使っての圧入方法を紹介させていただきます。

*タイトル画像のように治具一つでも同じ作業ができます。



販売元のAUTO STAFF様のコメントの通りにM8ボルトを使って、後ろから引っ張ってみました。

「こんなに”か細い”ボルトで、本当にボールジョイントが圧入できるのかな?」

疑心暗鬼のまま、ボルトが千切れる感触に神経を尖らせながらナットを締め込んでいきます。



黒くてわかりづらいですが、2ミリ厚の鉄ワッシャーが肝です。ボールジョイント・ハブ両方にエンジンオイルを塗ったためか、予想外にスルスルと入っていきます。長さ15cmほどのレンチで可能な作業でした。

前回あんなに騒いだ自分が”恥かしい” まさに”案ずるより産むが易し”を体験してしまいました。

さぁ、これでHICASボールジョイントの入れ替え作業自体には自信がもてました(計9回出し入れしました。ボルトも無事です)。

次はこの工具が実車のハブ車載状態で使えるかどうかを検証します。
(*ドラシャに干渉せず、ラチェットと30ミリソケットが使えるとイイなぁ)

*この工具で抜き取ると、手で簡単にクルクル回っていたジョイントが動きにくく変身しました。
 そして、ボルトで引っ張って圧入すると、手で簡単にクルクルに逆戻り。

 車載のまま、この工具でボールジョイントを後から少し押してやると、機能が一時的に復活するかも?(悪だくみの天才”リタ”の本領発揮です。ならあの厄介なゴム部品も・・・)




☆次に、抜き取ったHICASボールジョイントと”にらめっこ”していたら、憎っくきボールジョイント・ブーツが単体で交換できれば、手間も費用も節約できるのでは?との思いが強くなりました。

そこで、圧入されているブーツを取り外し、サイズの計測をしてみました。



下部の圧入部の内径は22~23ミリ(取り外し作業で歪んだため)、外径が30ミリ。



上部のボルト穴直径は13ミリ、上部直径が23ミリ。つぶれてしまっているので、正確な数値はわかりませんが、ブーツの高さは15ミリ+。

ミヤコさんなどの部品メーカーからブーツ単体で売ってませんかねぇ、もしこのブーツが入手可能な環境にいる方、安価で入手が可能な方がいましたら、是非お知らせください。



今朝、母の通院に便乗して部販に注文しに出向いてきました。

価格は一個¥4,640! 後のシールが一個¥730でした。部品だけで諭吉君超え・・・。

☆リタの妄想

HICASボールジョイントを溶接で固定+ゴムブーツ廃止。これで厄介なブーツとオサラバできる。
HICASキャンセル済みならば大丈夫だろうけれど、HICASが生きている車はトラブルの原因になるかも・・・でも魅力的な変更だ思うなぁ。

注)HICASボールジョイントの溶接固定は”トラブルの元”になるそうです。決してよい子の皆様は
  真似しないでください。

 アドヴァイスいただいたみん友様たち、ありがとうございました。
Posted at 2012/08/06 15:14:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | GT-R(BNR32) | 日記
2012年08月03日 イイね!

HICASボールジョイント交換 練習編 抜いてはみたものの・・・

HICASボールジョイント交換 練習編 抜いてはみたものの・・・”暑中お見舞い申し上げます”

新たな”悪だくみ”リアハブ再生プロジェクトが第二段階に進みました。

AUTO STAFF様からHICASボールジョイント抜き取り専用工具を調達し、HICASボールジョイントを抜き取ってみました。その作業報告と”お笑い”を一席お付き合いください。


これがAUTO STAFF製の工具です。センターのボルトの頭は30ミリです。
両脇のボルトはM8xP1.25


リアハブにセットするとこうなります。ボルトの突き出し具合ですが、ドライブシャフトには干渉しないようです(実車作業後に改めて報告します)。残念ながらリアショックは取り外しが必要でしょう。


左後のハブなので、上から見るとこんな具合です。ドライブシャフトには干渉しなさそうでしょ。


抜き取り後のボルトです。AUTO STAFF様、ボルトの全長は15ミリくらい詰めても大丈夫ですよ。


使った工具類です。30ミリのソケットとレンチ、6ミリの六角。

一体どれくらいの締め込み力が必要なのか知りたかったので、メーター式のトルクレンチで計測してみました。何と、5kg・m程度までしか上がりませんでした。予想外に軽いですね。

3/8(9.5sq)の普通のラチェットでも十分に取り外し作業ができることを確認しました。

あとは台座を固定するM8x1.25のボルト用にM6のヘキサゴン(六角)だけ。

抜き取り作業自体は、工具の取り付けからジョイントの抜き取りまで数分の簡単作業でした。



ここから”お笑い”を一席

いつもお世話になりっぱなしのマッド・エンジニア様より、自作特殊工具でのこの作業を紹介してもらっていたにもかかわらず、みんカラのメッセージで懇切丁寧な対応をしていただき、AUTO STAFF様のこの工具を購入したのですが・・・

  「これ、”抜き取り専用”工具だったんです!」

作業練習用のリアハブなので、走行不能の事態は避けられましたが・・・

AUTO STAFF様、私が製品説明を十分に読まずに注文したのが全ての原因とはいえ、

  「抜いたら、”入れる”でしょう、普通は!」

抜いてはみたものの、入れられないジャン!←”リタ”が説明よく読まないからだよ!



さあ、どうしよう? 思いついたのはM8xP1.25のボルト。ボールジョイントの後部にも同じボルト
穴があるので、そこを引っ張ってみようかな。打ち込みに必要な5kg・m程のトルクならいけるかも・・・。それとも取り付け用のM8ボルト二本を長いボルトに替えて・・・

また今日から頭知恵の輪状態だぁ、う~ん、皆様のお知恵を”リタ”に分けてください。


追記

この工具の製造元のAUTO STAFF様よりコメントをいただきました。

HICASボールジョイントの後にあるM8ボルト穴を利用して圧入可能とのことで、実際に試したところ、
半分近くまで圧入することができました。

ただ、ホームセンターにあるボルトで無理は禁物。もっと強度のあるボルト・ワッシャー等を用意し、ハブ側の洗浄・潤滑油の使用法など色々と試してから、効果的な方法を皆様に再度ご報告させていただく予定です。

  「工夫すれば、この工具だけでHICASボールジョイントの入れ替え作業が可能です」

ただし、GT-Rのアルミ・ハブ専用の工具だそうです。

AUTO STAFF様、ご多忙のところありがとうございました。

未熟者ですが今後ともよろしくお願いいたします。

さぁ、工夫して”入れる”ぞ!



Posted at 2012/08/03 14:09:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | GT-R(BNR32) | 日記

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何シテル?   06/09 09:41
リタです *return to myself だと長いので(汗) 車・バイクが大好きで、ほとんど自分で素人整備しています 自慢の身体(肥満体)には大...
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