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R君に久しぶりにトラブル発生です。

発生状況は、アフターアイドルなしでエンジンを止め、１０分ほど駐車したあと、いきなり”ボクサー”化しました。

”ボクサー”化

エンジンの点火系統に異常が発生し、単もしくは複数気筒が点火不良を起こした際に、スバル車の水平対向エンジン特有のあのドロドロ排気音に似た音を発している状態のこと。

From　リタぺでぃあ(笑)

今回はエアフロ・トラブル時とは違い、ゆっくりなら何とか帰宅できそうな予感でしたので、上り坂を避け、少し遠回りして帰還できました。

症状

○始動直後から点火不良のドロドロ・ガタガタ状態

○2,500rpm以上は回りたがらず、トルク感・パワー感共に体感で1/4

○たまに正常に戻る(笑)

○エアフロとは違い、アイドリング時はアクセル操作は不要

以上から推測できるのは…　点火系のトラブル

早速バラしてみましょう(笑)



帰宅後30分以上経過していたにもかかわらず、エンジン周辺がかなり熱いです。
体感は100℃をゆうに超えていました(汗)

プラグは右から１～６の順で、４が煤(すす)けていて、３と５はグレーがかっていますね。

※ピンボケなのはご容赦を



疑惑の４コイルを隈(くま)なく目視してみますが、破損・変形・変色などは見つかりません。



乳白色の半透明樹脂部分が変色でもしてくれていたら、わかりやすいのですが



外側の赤い部分も大丈夫そうでしょ？



他のコイルも全部大丈夫そう



NGK IRITOP 8　プラグをキレイにしまして



組み直します

すると

普通に始動し、正常にアイドリングするではありませんか(笑)

組み直し後のエンジン雰囲気温度は70℃以上はあったと思いますので、今回のトラブルは　イグニッションコイルの”熱暴走”　でしょう。

もし今後、発症したら数時間放置（放熱）すればイイ…




わけあるか！

今度はリタが熱暴走

「そういえば純正コイルではこのトラブルは…」

とBNR34用　22448-25U00　を調べると、1個　12,000円ほど(驚)

次の候補　Spilite Fire SF-DIS-005　は、タマ数不足の上に50,000円以上(驚)

「そうだ、ブル~GOGOさんのジュラテック」

３５コイル流用アダプター（ＲＢ２６．２５）３２,５００円（税別）

ガスコイル流用アダプター（ＲＢ２６．２５）３５,０００円（税別）

35GT-R用強化イグニッションコイル試作完成

を調べてみると、R35 GT-R用のコイルを流用するプランと、ガスコイル(LPガス用)の日立製コイルを流用するプランがある上に、R35コイルでも、さらに強化したコイルを自社開発中とのことでリタをさんざん迷わせてくれます(笑)

納期未定…　orz

結果



を



コレを取っ払って



ココのアース線を



ココのハーネスまとめと共止めにして通気をよくしてしまいました(笑)

これでコイルも冷えるだろうし、Gr.A仕様(雰囲気)

※リタのR君は、3年前に専用ハーネス・BNR34用コイルでパワトラレス化済み



ココからのエア抜きもしてなかったので、”冷間時”に、このM6・二面幅10㎜ボルトを取り外し(ただこのボルトを取り外すだけではエア抜きはできず)、ラジエーターキャップを緩めると、数秒空気が抜け、クーラントが湧き出てきます。

クーラントが出てきたらすかさずラジエーターキャップを閉め、このボルトを締めて完了です。

これでヘッドの温度も数℃は下がる…(はず)

コイル剥き出しで雰囲気Gr.A仕様にしてしまいました(照)




今日、これらの作業を終えたのですが



今朝コレが届きました(爆)

熱暴走には　ご用心　(*⌒∇⌒*)テヘ♪