名鉄三河線廃線跡（猿投〜三河広瀬間）探索

先日の蕎麦＆温泉ドライブに出掛けた際に、道路沿いにかつての名鉄三河線の廃線跡が残っていたのを発見。
しかしその時は雨降り＆暗くなってからの訪問だったので簡単な散策に留め、先週の土曜日に再び訪れてみました。



名鉄三河線（猿投〜西中金間）とは？
もともと三河線は西中金〜吉良吉田だったが、両端区間（猿投〜西中金間と碧南〜吉良吉田間）は利用者減による合理化で電車→レールバスによるワンマン運行に置き替わる。
しかし更なる利用者減＆橋の架け替え等の費用が掛かるとの懸念から平成16年3月末をもって廃止。
山線廃止区間（猿投～西中金間）はかなりの区間で線路跡が残されており、三河広瀬と西中金の駅舎は国の登録有形文化財に登録されている。
詳しくはこちらを参照する琴似。




【訪問日：2015年4月4日】

枝下（しだれ）駅跡
ホームや待合室等はそのまま残されており、三河線の説明が掲載されてました。



線路脇の八重桜（？）の綺麗なピンク色がえぇ感じです。




すぐ側の猿投グリーンロードの歩道から駅全体を見下ろしてみる。
しだれ桜も綺麗に咲いてます。




【訪問日：2015年4月18日】

2週間後に再び訪れてみる。
この日はとってもえぇ天気だったので、線路跡を歩いてみる琴似。






コンクリの架線柱はそのまま放置でしたが木の架線柱は1mくらいのところでぶった切られてますた。
この辺りで頭上から降ってくるマイクロな毛虫どもの襲撃によりとっとと退散する琴似（爆）



再び枝下駅跡を俯瞰してみる。
すっかり葉桜になってしまいました。




それでも1本だけ残ってた八重桜（？）。




東海環状自動車道の高架橋に埋もれた御船川橋梁。




別のアングルから。
これを見つけた時はちょっと小躍りしてしまいましたよ♪




御船川橋梁から猿投方面へ向かう線路跡。
何だか今にも列車が走ってきそうな錯覚を覚えます。




三河御船〜枝下間の踏切跡にアウトバッチュを停めて、車内からの1ショット。




三河御船駅跡。
何故かこの駅の構内は立入り禁止の処置がしてあり中へは入れず。




三河御船駅の猿投寄りの踏切はすっかり車道化されてる状態。




山線廃線区間の南端。
線路の真ん中に建つ電柱の奥は電車の留置線として機能している模様。




三河広瀬駅。
駅舎は国の登録有形文化財に登録されており、保存状態は良好です。



中へは入れませんでしたが、窓ガラス越しに駅舎内を撮影。








駅のホームと線路跡。




駅前はバスターミナルになっており、運転本数が少ないにも係らず乗り換えに配慮したダイヤが組まれておりました。
ちょうど撮影時刻（17:05）には３方向の路線バスが同時発車していきました。




枝下〜三河広瀬間に残る矢作川橋梁。




枝下側から橋を望む。
バリケードが無ければ歩いてみたいと思ったり思わなかったり（爆）


といったところで日没サスペンデッド。
はじめのうちは軽い気持ちで探索してみたものの、なかなかどうしてかなり奥が深くてとても１日ぢゃ回りきれず。
なので近日中にまた再訪したいところです。


お疲れちゃんでした。




【次回予告】

GWあたりに三河線の末端区間＆未成線区間を探索してみようかと・・・