2015年08月18日
職場にBestCARがあったので読んでみた。
あまり新車には興味がなくなったから、最近は読むことがなくなったけど、30年くらい前には津川哲夫さんの記事を楽しみに毎回買って読んでいた雑誌でもある。
ちなみに、F1に関してもその時代が好きで、ベネトンに絡むドライバーが好きだったり。 その流れでセナも好き。
今この雑誌で中心に読むとしたら水野さんの記事で、今回なNDロードスターの事が書かれていた。
比較対象がボクスターで、まあ色々ネガな事も書かれていたけど、感性や技術だけで車が造れるわけでもなく、価格相応でベターであろうと思って読んでいたのだが(昔ガンさんがSTIのモデルが安すぎるのでは?とSTIの人と話していたビデオがあった セットアップしていくにもコストが掛ると言う事らしい)、エンジンに関してちょっと気になる事が書かれていた。
それは燃焼温度に関する話で、詳しい事は読んでもらいたいが、パンチが無く感じる事はそこに起因しているのでは?と。
おいら以前はEGRと言う機構が大嫌いだった。 燃焼温度が下がれば燃焼時間を短くするのに逆行するから、効率からも喜ばしくないのでは?と思っていたけど、最近は踏み込んだ時にEGRが働かないように制御すれば良いだけなのではないかと思うようになってきた。
しかし、今回の記事をよく限り、全域で燃焼温度が低く制御されているようで、それは多分全域でEGRが生かされているような気がして読んだ。
なんか全領域がメーカーの管理下に置かれているような気がして…、アクセルワイアが無いことと同じくらい肌に合わない気分になってしまったよ。 たとえそれが排気を浄化する必要に迫られていたとしても、高回転域や全負荷領域だけは違う考え方にしてもらいたいと思った。
多分今キャブにこだわっている人たちも、インジェクションに切り替わった頃は同じように思っていたのだろうから、この先これらが当たり前になってきたらおいらの感覚がレトロと指差されるようになるんだろうけど…。
NA乗りがNDに乗り換えるにはハードルは低くなさそうだなぁ。
Posted at 2015/08/18 11:58:29 |
トラックバック(0) |
etc | クルマ
2015年06月14日
昨日職場から帰る時に携帯にメールが入っていた。
何やら地元のディーラーにNDが来ていて、月曜日まで試乗できると言う。
土曜日なので試乗は無理だと思いながらディーラーに向かう。 月曜日に試乗の予約をしようと思っていったのだが、意外と人がいない…。
「30分以内で自由にどうぞ」と言われ、いつもの通勤路に向けて乗り出す。
たった30分(実際は25分くらい)だったから、鈍いおいらに詳しい事は何もわからないけど…。
・まずはネガな点から
走り出してすぐ気になったのはブレーキ。 極低速ではリニア感が無い、所謂”かっくんブレーキ”って事になるのだろうか?、ある程度以上のスピードではリニアに感じるからもったいない。 でも、踏み込んだ圧力よりストロークにより効くタイプに思えたので、今のキイロとの比較で違和感がある。
デミオやCX-3で一番の問題と感じた”電動パワステ”だが、違和感を感じる事は無く、頑張った感じではあるのだが、いかんせん軽すぎるし切りはじめのグリップ感が希薄だ。 初めて乗った車両でキイロと同等のスピードで走れるのだから、自分のコントロールに自信を持てるためにも、もう少しインフォメーションが欲しいと感じた。 この辺、戻す方向にもアシストを加える制御をする限り難しいんじゃなかろうか。
走行に破綻はきたさないけど、コーナリング中にギャップを踏むと、リアが円を描くように揺れる感じ(アルファダンスって言われるような感じか?乗ったことないけど…)が気持ち悪かった。
4000rpm位までトルクが細く、また、ワイアレスなアクセルの微少開度領域の反応のだるさも影響して、積極的に走りたいなら回転を上げてアクセルを大きく開けて走れと言われているようだった。
CX-5では良いと思ったオルガンタイプのアクセルペダルは、もしかしたら低いシートとは相性が良くないかもしれない。
・ポジな点は
もう忘れてしまったけど、NA6を新車で買った時に同じように緩さが原因のネガティブ印象を持った事を思い出した。 良くも悪くも、これがRoadsterなんだろうね。 この緩さが間口を広げてくれて、世界的に受け入れられて今4代目にまでなってくれたんだから。
とにかくMTが良いね。 もうちょっと重さも欲しいけど、新車であれだけかっちりシフトが決まるのは、冷えてたら止まっていても2速に入ってくれなかったNA6とは隔世を感じる。
シート座面が下がったらしいが、(おいら的にはもう少し下げたいけど)フェンダーの峰が効いているのか見切りが良く、乗っていて幅の広さを感じない。
速度をコントロールするという意味でのブレーキはなかなか良い。
結構気持ちの良い排気音だ。
適度にタイト感がある室内。
畳んだ幌の納まりが良い。
室内に入る風のコントロールはNAとは比較にならない。
おいらが乗るとしたら、やはりシートはフルバケにしたいし、スロコンは必須と思う。 あと、リアの動きをもう少し抑えたいかな。 パワステのコントロールを選択できるようになってもらわなければちょっと…とは思う。
ただ、この辺は色んなショップがどんどん手を出してくるだろうから、今の時点でダメの烙印を押すって程の事でもない。
おおむねベースとしては良い車だよねって思える。
ただ、大きな排気量が欲しいってわけじゃないけど、NAがトルクで動かすイギリス車的な乗り味を目指していたのだとしたら、NDはイタリア車的に思えるのが…。 ちょっと方向が同じ路線にないのが気になったし、歳を食って一生懸命ではなく流して動かしたくなったおいらには、下のトルク感が薄いのは求める方向とずれを感じる。 排気量が小さいからってのはM2-1001を知ると言い訳にはならないと思う。
乗り心地を含めて”柔らかい”ってのは今時の車の絶対条件なんだろうけど、そこに太い芯があることがスポーツカーには求められていて、おいらが思う”芯”ってのはインフォメーションの質や量だと思うんだよね。 そこが希薄に感じたのが残念だった。
毎年改良を加えていくイヤーモデル制を取っているマツダだから、こんな声を拾って育て上げていってほしいと思う。
Posted at 2015/06/14 09:42:10 |
トラックバック(0) |
etc | クルマ
2015年06月10日
まずはこの話は立ち読みで得た話なので、詳細を知りたければ実際雑誌を手にしてほしい。
おいらここ数か月前からTipoの購読をやめた。 特に読みたい記事があるわけでもなかったが、だらだらと流れで買っていただけだったので、本を置くスペースにも限りがあると思い…。 とっておいたTipoやCARBOYも何らかの形で再読したい部分を取って、あとは捨ててしまおうかと思っている。
さて、話は斎藤慎輔.氏のデミオのレポートからだ。
エンジンの特性に関してはおいらがCX-3で感じたことそのままだったし、ステアリングに関してはデミオで感じたそのままだった。
色々な雑誌やWeb上においても、マツダ絡みの記事には目を通すようにしているが、今回のようなネガティブな意見を見たのは初めてだった。 なので、おいらの感覚がおかしいのか?と言う思いも少しあったから、この記事には少し救われた気がした。
ベリーサが今のCX-3開発チームにおいて開発が進んでいるとのことらしく、そうなれば基本はCX-3がベースと言う事になるって事で、今あれだけ古いベースを持ちながらも売り続けているベリーサの意味が重く感じるようになった。
中古を見ても、売れた数が少ないからだろうがまず出てこないし、出てきても超人気車的な強気の売値に思える価格。 買った人は気に入っているってことの裏返しに思える。
ガワなんかはあのままで1.5D載せてくれたら(難しいんだろうが…)、それだけで評価が上がりそうだ。 内装なんかも端正で好きだしね。 小さな高級車的な位置は今でもそこそこ求められてるだろうから。
そういう立ち位置をCX-3に期待してたんだけどなぁ。 もしかしたらマツダの狙いはそこにあるかもしれないけど、なんかちょっとそこはずれてる気がしてて…。
Posted at 2015/06/10 13:23:45 |
トラックバック(0) |
etc | クルマ
2015年05月07日
2シーズン薪ストーブ生活してきたが、今年になってやっと薪をどう燃やせば良いか分かってきた気がする程度で、未だ素人の域を出ないROHAS生活者なおいら。
ストーブ生活初めに、オヤジが大量の杉を持ってきたことと、そもそも最初に購入した丸太の量が分からない状態だったので、年間にどれくらい薪を準備すれば良いか分からないままだったので、今回から重量買いをして年間の必要量を探ることにするのだ。 で、今年購入したのは広葉樹MIX3t。
今まで樫木として扱ってきたのは栗と椛の木だったけど、今回購入した木はナラの木と桜が中心で、持った重量もかなり違うから、密度の点からも今までの木を参考にはできないだろうという感じ。
今回MIXで3t購入し、邪魔者を何とかするべくチェーンソーで玉割りするが、台を作成した今回はすごく楽だね。 チェーンソーの使い方が未だよく分かってないから、慣れた人が思う不都合とはレベルが違う悩みなのだろうけど、準備出来得る事をしてからならば、その後は安全も含めて劇的に変わるものだなと、今更ながらに思い知らされた。
チェーンソーのチェーン目立ても、適当に作業してた結果全く切れなかったりしたりするが、それが目立てのせいだとに気付くのにどれだけかかたっか…。
球切りの苦労に対して、斧を使っての作業は楽しい…って思っていたし、今でもそれは大きく変わらないけど、さすがにこの量を割ろうと思えば結構手に豆を作らなければならないだろうね。 ただ、はじめの一歩のトレーニングの一環で薪割りが出てて、その中での大変さから想像していた苦労とは違うとだけは言いたい。
はっきり言うが、樹種による違いはあるけど、薪割りはすごく楽しいのだ。 苦しいだけの作業では絶対にない。
しかし、さすがに3tもの薪を割るのは厳しいかな…。 急ごうと思うから厳しいのであって、ゆっくり楽しもうと思うなら問題にならないのだけど…、乾燥が進むと割れ難くなるという罠が待ってる。
その割れにくさの話だが、今までの経験だと栗の木が一番気持ち良く割れ、最悪は松の木だった。 燃やしても、爆ぜる音が出る栗の木はおいらにとって好きな樹種なのだが、一般的にはそれが好まれない理由と言うから分からないものだ。
桜の木は爆ぜる音は無いものの、香りがダントツに良いからこれは料理するのには一番だ。
良い事悪い事、ど真ん中にいるおいらでも判断できない。
多分それそのものだけだと判断の意味を持たないんだろうね。
5万円の車に乗って3桁万円の薪ストーブを使う生活で、それをマイナスと思わないのだから、多分全体ではプラスに傾いているのだろうとは思うのだが、外から見たらどう見えるのだろう…?
Posted at 2015/05/07 22:44:04 |
トラックバック(0) |
etc | 暮らし/家族
2015年05月07日
「なんかゼロ戦を展示していて、そろそろ終わりって事らしいから見に行かない?」と誘われ、三沢航空科学館に行ってきたのは昨日の事。 夕方から仕事だったから、見た後職場に直行。
子供達が小さい頃はよく行っていて、年間パスを買おうか?なんて話が出るくらい好きな場所だった。 今回も広い庭で走り回る子供たちが微笑ましく、やっぱり好きな場所だ。
数年前に十和田湖から引き揚げられたという練習機も展示されており、パネルを読むとこれまでは羽を外され足もないまま台に乗っていたらしいので、今回のように見られる機会は初めてのようだった。
が、正直おいらは飛行機にそれほどの興味が持てない。
風立ちぬで知った堀越二郎の、苦労したであろう仕事としては興味を持てたが、おいらは戦争兵器としての機械は好きではない。
展示されている本体よりも、パネルの方ばっかり見てたような気がする。
飛行機はレシプロが好きだなぁ。 それも複葉機が好きだ。
結構前は三沢の航空祭でも複葉機がアクロバット飛行を見せてくれていて、仕事の準備の合間に空を見上げていたものだが、もうそのイベントは行われていない。
時間と予算が許せば、レッドブルがスポンサーの”空のF-1”と言われるレースを見に行きたいものだ。 今年横浜で行われるらしいからね。
ライト兄弟が1903年に初フライトしてから、真珠湾攻撃の1941年まで38年しかたっていないと知ったけど、三十数年と言うのは長い期間なのか、それとも戦争が技術の進歩を進めたのか…、できるなら”そうなりたい”と言う夢が技術を進歩させる世の中であってほしいものだ。
Posted at 2015/05/07 13:16:35 |
トラックバック(0) |
etc | 日記