• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

さいたまBondのブログ一覧

2015年07月13日 イイね!

レンタカーを借りてみた~フーガ・ハイブリッド編

レンタカーを借りてみた~フーガ・ハイブリッド編昨年の今頃は、「北海道でボンドカーを借りてみた」なんてブログをUpしましたが、今年も、なんか借りてみようということで、「XJと似たモン」と勝手に思っているフーガを借りてみました。







会津若松の任務です。いつもは自宅から愛車で行くのですが、今回は、直後に京都移動が控えていたので、新幹線にしました。郡山から会津若松って、特急が無くなっちゃったんですね。一日に普通列車が数本。マイカーとバスに客を奪われたようです。上野から直行特急「あいづ」が走っていた時代が懐かしいです。っで、一時間程度の列車旅より、気ままに走れるレンタカーを借りてみることにしたのです。





何を借りようかな~と、レンタカーサイトを見ていて思い浮かんだのが、フーガ。
対向車線を前方から走ってくる真正面の顔を見ると、「オっ」と思うことがしばしばなんですよね。私だけですかね。と思いきや、うちの家族も「似ている」って言ってます。内輪の話ですが。





XJ ポートフォリオ(スタンダードホイールベース):
全長×全幅×全高=5135×1900×1455mm/ホイールベース=3030mm/車重=1850kg/駆動方式=FR/5リッター V8DOHC32バルブ (385ps/6500rpm、52.5kgm/3500rpm)





フーガハイブリッド
全長×全幅×全高=4945×1845×1500mm/ホイールベース=2900mm/車重=1860kg/駆動方式=FR/3.5リッターV6DOHC24バルブ(306ps/6800rpm、35.7kgm/5000rpm)交流同期電動機(68ps、27.5kgm)








・・・で、個人的な興味の徒然なるままに、借りてみると、ハイブリッドでした。人生初かと思ったら、よくよく思い出してみると、フィット・ハイブリッドを試乗したことがあったので、正確に言うと、2回目でした。





真正面からみると、英国車ジャガーXJと似たモンですが、斜め横だと、イタ車マセラティ・クアトロポルテに似ていたりします。私にはコッテリ系のデザインに思え、アメリカンな印象を受けます。っで、日本車ですから、インターナショナルなスタイルということでしょうか。





乗り込みます。「何シテル」でインパネの一部写真だけ掲載してクイズを出したところ、「日産車」だと分かった方が多いみたいでした。数年前にエルグランドに乗っていたことがありますが、中央のせり上がった感じのところは、一脈通じるように思います。ソコが好きです。
ナビはXJより一回りサイズが小さいですが、鮮明さでは勝っています。画面に出てくるガイドも分かりやすい。普段はお姉さんの声はオフにしているのですが、オフの仕方が分からないので、そのまま聞いていました。たまにはヨイものですね。






ハンドル
んっ、このクラスで革巻きじゃないのかな~ グレードによるんでしょうか???





メーター
シンプルで、見やすい。けど、面白味も感じない。。。





時計
マセっつぽい???





シート
中央部がファブリックのハーフレザー仕様でした。50,000キロ以上走っているみたいですが、ヤレやヨレがほとんどありません。耐久性はGoodです。革部分はやや硬く、ファブリック部分の柔らかさと上手い具合いに調律されているのかな。座った感じはしっくりきます。





シフトゲート
これもエルグランドを思い出しました。+と-のゲートをガチャガチャ動かしすぎて、ゲートの一部を破損しました(泣)。運転しているという感覚は味わいやすいのですが、これもパドルシフトに慣れ親しんだ今、ちょっと違和感を覚えました。





運転席の足元
フロアトンネルの張り出しが大きく、左足の置き場が窮屈でした。





リアシート
私の感覚では十分に広いです。少しアップライトに座らせる感じでしょうか。フロントシート越しに前方の見晴らしが良好です。




リアのエアコン吹き出し口
リアシートから調整できないんですね。ここらあたりにもオモテナシが欲しいところ。





天井
ファブリックです。ここももうちょっと演出出来ないかなぁ





トランク
奥行きがない。狭いです。ハイブリッド関係の「何か」がジャマしているのでしょうか。ゴルフバック2個入るかどうか・・・





タイヤ
ダンロップのスポーツMAXXの18インチ。前愛車のXFの純正と同じ銘柄でした。  





さて、エンジンをかけると、EVだけ作動するみたいで凄く静かです。アクセルを踏むとスッと前に出ます。速さの感覚はXJと変わらないかな。ただし、スピードの乗り方はストレートで、ATの出来やセッティングの影響もあるでしょうが、エンジンの特性がそうなんだと思います。ここで「自然」という言葉が浮かんできたのですが、スーっと段付きがなく伸びる感じを「自然」と呼んでいいのか。人間界にしろ、自然界にしろ、多少の紆余曲折や揺らぎがあるほうが「自然」なのではと思ったりします。




ステアリングは中立付近がやや遊びがあるみたいで、高速ではしっかり握らないとな感がありました。



乗り心地は、細かな段差は拾いつつも穏やかに包んでしまう印象で、大きなうねりはそのままクルマ自体もゆすられるように思いました。



室内は絶対的に静かなのでしょうが、タイヤのパターンノイズが結構入ってきます。一方で、エンジン音はあまり聞こえず、、、逆だといいのにな~



全体には、ボンネットが短い上、ダッシュボードの奥行きが浅めのため、少し前方に座らされている感は残るものの、XJと大差ない体躯で私にとっては車両感覚が掴みやすく、快適にドライブできました。



燃費は、高速20%、一般道80%で170㌔ 走って、リッターあたり13.5㌔でした。



半日乗って、そこそこ分かったような気がしました。これからは、すれ違うたび、この日の体験を思い出して、にっこり笑顔でウィンクしますので、フーガ乗りのみなさん、よろしくお願いしまず。多少シビアなインプレッション、お許しください<(_ _)>







はてさて、ドライブ編です。





会津若松に真っ直ぐ行くのはつまらないので、郡山から米沢経由で会津若松というルートにしました。





米沢と言えば、米沢牛。雑誌で見つけたカフェ・レストラン「飛行船」
お店に入るなり40分待ちとのメッセージカードが・・・
日曜日のお昼時だし、雑誌によく取り上げられている店なので人気があるようです。





米沢牛ハンバーガー 1.200円・・・美味しゅうございました。





米沢では「上杉神社」にも行きました。





懇意にしていただいている会社の社長が「上杉鷹山」の信者で、しょっちゅう話を聞かされているので、何気に親近感を持っていました。「成せばなる・・・」あらためてかみしめたい言葉です。





とかいうものの、言葉をかみしめるより、甘いモノを食べたく、、、鷹山ゆかりの「うこぎ」ソフトを。







もう一カ所、会津若松入りの前に立ち寄ったのが、日中線の廃線跡に残る「熱塩駅」です。






世界遺産で話題になっている「軍艦島」をはじめ、こういった遺構を目にしつつ、往時の人の往来を思い浮かべてみると、時代の移り変りの儚さに切なくなります。




ということで、最後はプチ旅行記になりました。ご覧いただきありがとうございます。

Posted at 2015/07/13 19:32:48 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマもろもろ | クルマ
2014年11月27日 イイね!

Audi RS7  Premium test drive

Audi RS7  Premium test drive期間限定で開設されているアウディクワトロパークに行ってきました。私のお目当ては「Q系」のSUVではなく、セダンモデル。XJとの比較でA8を狙っていたのですが、都合が合わずに時が過ぎるうち、試乗車が無くなってしまい、RS7の試乗とあいなりました。






アウディクワトロパークは、6月にオープンした虎ノ門ヒルズのお向かいにあります。虎ノ門ヒルズは今ひとつ集客が芳しくないという話を聞きますが、相応に人は多く、アウディにとっては、絶好のプロパガンダになっていることと思います。







専用サイトで、試乗日と車種を検索し、空いていれば簡単に予約ができます。受け付けもスムーズ。免許証を提示するだけ。とりあえず「営業」もありません。純粋に試乗体験ができます。ちなみに、当日は他車種も空きがあったらしく、Q3の試乗体験を奨められました。でも、任務中なので・・・





今回、私がチョイスしたRS7は「赤」でした。うォッ、ちょっと気恥ずかしい・・・。





A7には以前乗ったことがありますが、外観の迫力が違いますね。
研修成果の確認とA1・A7試乗

RS7は最高出力560Ps、最大トルク700Nm。
比較のために思い起こしたのは、ジャガーXKR-S。最高出力550Ps、最大トルク680Nm。
史上・試乗・私情、そして市場






駄菓子菓子




試乗ルートはこんな感じなので・・・。





全く踏み込めず(+o+)





高速道路では、クワトロシステムの恩恵で路面に吸いつくようにグッと安定し、矢のように走るんでしょうが、街中では、挙動がやや軽く、アイドリングストップが作動することもあって忙しないイメージ。
ステアリングのしっかり感や足回りの硬さもネガティブな面ばかり目に付いてしまいました。そのうえ、個体の状況なのか、運転席側後輪からコツコツ異音がするし。8気筒→4気筒休止システムも高速巡航中くらいしか切り替わらないとのことで、試せませんでした。
ジャガーXKR-Sは埼玉で試乗したため、性能の一端ぐらいは確かめられたので、こういった類のクルマは、郊外路の方が良いですね。





気を取り直して、内装のインプレッションを。
このクルマには相応しくないかもしれませんが、買うとなったら1,600+αの大枚を叩く以上、ムリヤリ「高級感」を基準に書きます。

「高級感」というのは曖昧かつ、主観に左右されやすい言葉なのは確かです。そうだとしても、これは「高級」なのでしょうか?
工作機械の精度を極限まで上げて作られたマシーンのごとき、凛とした空間。











う~ん、このご時世においても、人の手がかなりの部分入っているのではと思わせる趣きのある空間の・・・ジャガーとはまるで世界観が違う。





高級感・・・気高さ、匠の技、一点もの、貴族趣味、、、これもムリヤリだなぁ(笑)





まっ、何処にカネをかけるか、人知を尽くすかの思想が異なるのでしょうね。アウディの場合(ドイツ車の多くの場合)、エンジンや足回りといった走行性能を中心とした機能的なところにヒト・モノ・カネを使い、ジャガーの場合は、人の手や体が直接触れる箇所、目に付く場所にヒト・モノ・カネを使っているはず・・・。
クルマが走る機械だとすれば、正解は明らかですが、そうとは言い切れないでしょう? みなさん。





その他には、





ホイールは21インチです。迫力満点。





Bang & Olufsenの1200ワット&15スピーカー・オーディオシステム、Ipodを挿して聞こうと思ったのですが、ドックもUSBも見当たらず、聞けず終いでした。





リアのフラップを上げたところ。





テールゲートはガオっと開きます。





シフトレバー。ダイヤル式のドライブセレクター歴6年(XF3年+XJ3年)の私にはすっかり違和感のある代物になってしまいました(笑)







都会のど真ん中なので、前述のとおり試乗ルートとしては?ですが、セールスさんの同乗なしで30~40分ほど乗れるので、それはそれで良いかと。





懐かしいクルマも展示されていますし。





お近くの方は開設中にぜひ!
Posted at 2014/11/27 23:22:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマもろもろ | クルマ
2014年10月07日 イイね!

キャデラックCTS試乗@MOTOTECA COFFEE

キャデラックCTS試乗@MOTOTECA COFFEE仕事の途中で立ち寄った軽井沢のMOTOTECA COFFEEにキャデラック他の試乗車が数台用意されていました。









MOTOTECA COFFEE 、軽井沢警察署の並びにある「はぶかるフォレスト」内にあります。





ファッション・旅行・クルマ・バイクをテーマに店内の装飾をしているようで、訪れたときはキャデラックとのタイアップということで、クルマ関係だったようです。





試乗車は、ATSとCTS、あと、黄色のシボレー・カマロが試乗車ステッカーを貼って置いてあったので、試乗OKかと思います。





全部乗っていいような雰囲気でした。でも時間があまりなかったので、私はCTSをチョイス。「ハイ、どうぞ」と鍵を渡されました。道もよく分からないのですが、何の説明も受けないままスタート。





CTSは、ジャガーXFとほぼ同寸で、BMW5、アウディA6、メルセデスEなどと同クラスのEクラスセダンです。





フロントマスクが精悍で個性的ですね。最近、BMWやアウディのように、フロントマスクの統一感を各ブランドとも大切にしているように思います。ジャガーの場合も、最近発表されたXEも、XFやXJとパっと見、見分けが付きません。軽井沢でも、愛車と同色系のXFとすれ違いましたが、ルームミラーに映る後ろ姿を確認して、「あっXFだったんだ」と思った次第です。





フロントマスクに比べると、リアデザインは平凡な感じ。お尻が角張っていて、かつ大きく、そそられない・・・





内装は、スカイラインとかに近いのかな? ペダルの位置に違和感はないし、シートやステアリングの調整機能が豊富なので、自分好みにアジャストできます。ただし、ダイヤル式に慣れている自分には、シフトレバーが今ひとつしっくりきませんでした(笑)





シートのホールド感も良好でした。





メーターはクリアな発色でとても見やすい。あと、写真には写っていませんが、ヘッドアップディスプレイはイイですね。視線を前方に向けたまま、スピード等の情報を視認できるのは、安全だなと思いました。





リアタイヤの写真しかありませんが、フロントブレーキはブレンボ社製が標準装備だそうです。私には制動感の違いまで認識できませんでした。





ステアリングの中央に僅かに無反応域があって、そこからグイッと曲がる印象でした。全般に軽くクイックなジャガーのフィールに慣れているので、いっそう重厚感を感じます。





乗り心地は、少しトントンと路面の凹凸を拾うものの、全般にソフト。ドッシリ感もあって、クルマのイメージに遭っていると思いました。ネガティブな見方をすると鈍重とも言えるかもしれません。





スペックを聞かずに乗り始めたのですが(スタッフの同乗なし)、3000CC V6だろうと思って走っていました。その割には、エンジンフィールにガサツ感を覚えました。





あとで、調べたら、2000CC I4ターボだったことが判明。ということは、エンジンスペック以上に力強い、けど、スムーズさには欠けるということですね。





11月4日まで試乗車が置いてあるそうです。軽井沢に行かれる際は、立ち寄り候補の一つにしてみてはいかがでしょう。



Posted at 2014/10/07 17:00:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマもろもろ | クルマ
2014年06月06日 イイね!

フラッグシップとイメージリーダー

フラッグシップとイメージリーダー6月に入り、carview! の中古車サイトで「ニッポンのフラッグシップセダン」という特集を組んでいます。この記事を目にしたとき、ふと、思うことがありました。愛車のXJは、ジャガーのフラッグシップであり、イメージリーダーでもあったはずなのですが、最近どうも様子が違うようで、Fタイプをイメージリーダーとしてアピールしているみたいです。特集の「セダン」という言葉は横に置いて、フラッグシップとイメージリーダーって、メーカーごとにどんな車種を指しているのでしょうか。そもそも、両車は同じなのかも含めて。





まず、carview!の「ニッポンのフラッグシップセダン」という特集を見ると、
詳しくは → コチラ

トヨタ センチュリー
日産 プレジデント
ホンダ レジェンド
三菱 プラウディア
マツダ センティア
スズキ キザシ
レクサス LSハイブリッド
光岡 ガリューⅢ
日産 インフィニティQ45
三菱 デボネア





中古車サイトということ、くわえて編集部が選ぶ10車ということで、懐かしい車名あり、また、主観もありありって印象を受けます。スバル、ダイハツの名前が無い一方、日産、三菱が2車入っていて。。。
まあ、要するに一番デカイやつって感じでしょうか。そう言うと身も蓋もないかな(笑)
ちなみに、百貨店などの業態では、やはり一番デカイ店だったりします。あとは、時計、カメラといった製品だと、メーカーの技術を全て注ぎ込んだもの。結果として最も高価に・・・
Wikiによると、フラッグシップ=旗艦とは、海軍用語で、司令官や幕僚が座乗し、指令・命令を発する艦のこととか。





次に、各社のイメージリーダーを私なりに挙げてみると、
これも主観ありありです。異論や批判は大歓迎!?

トヨタ プリウス
日産 スカイライン
ホンダ NSX
三菱 デリカ
マツダ RX-7
スズキ スイフト
レクサス LS





フラッグシップが、寸法や排気量が最大、技術的に優位(てんこ盛り・最先端)、一番高価など定量的な基準で言い表せるのに対し、イメージリーダーは、メーカーのメッセージ、ブランド、こだわりといった類の発信だと受け取れます。つまり定性的なものですね。





ところで、レクサスのみ、同じ車種が浮かびました。以前のジャガーと似た状況。





フラッグシップとイメ-ジリーダーが同じ車種のほうがいいのかどうかという点では、戦略的には、違うほうがいいように思います。





一つの車種で双方を賄っている場合、イメージが明確化されやすい一方、そのスイッチに時間を要してしまうようです。少なくとも、日本におけるジャガーはそんなジレンマを抱えていると思います。





一方、別々だと、環境変化(顧客のニーズ)に合わせてイメージリーダーをアジャストできます。トヨタは上手いですよね。カローラ→マークⅡ→( ? )→プリウスって感じで。





見栄っ張りな私は、個人的に「フラッグシップ」という言葉にかなり惹かれるものがあります。さらに、欲張りな自分は愛車がイメージリーダーでもあってほしいと思っています。





そういう意味で、XJは、両方を兼ね備えていたのですが・・・





う~む、Fタイプめ~






Posted at 2014/06/06 17:18:29 | コメント(11) | トラックバック(0) | クルマもろもろ | クルマ
2014年01月26日 イイね!

XJのライバル マセラティ・クアトロポルテ・・・みたび

XJのライバル マセラティ・クアトロポルテ・・・みたび2012年5月 XJのライバル マセラティ・クアトロポルテ
2013年4月 XJのライバル マセラティ・クアトロポルテ・・・ふたたび

そして、XJのライバル マセラティ・クアトロポルテ・・・みたび

今回は試乗記です。






試乗車は、3リッターV6ツインターボエンジンを搭載する「クアトロポルテS」
最高出力410ps/5500rpm、最大トルク56.1kgm/1750-5000rpm
全長×全幅×全高=5262×1948×1481mm ホイールベース:3171mm
車重:1860kg
隣にはフェラーリが・・・




グレード的には一番下で、この上に4WDのQ4(下の写真)、さらに、V8ツインターボのGTSがあります。





さて、いよいよ試乗車に乗り込みます。





まず、目に飛び込んでくるフロントコンソールが立ち気味の上、上辺がドライバー側に迫っているので、前後のタイト感があります。ステアリングは革巻きで適度に小径。シートはボディの大きさの割にやや小ぶりで革の手触りは硬め。
普段、XJではシートとステアリングを一番下に下げて乗っているので、同じように調節するとステアリング位置が高く、メーターが見づらい状態に。腕が上がり疲れそうでもあるし。よって、ステアリングに合わせてシートを高くしました。



なんだか、行儀良く座らされている感じです。イタリア車なのになぁ。



おそらく身長が高いイタリア人なら良いのでしょうが、いくら座高が高い私とはいえ、172センチの平均的日本人だとこうなるだろうと思います。手と足を前に投げ出すようなポジションが好きなので、ちょっと違和感を覚えます。その分、ボンネットがよく見えるのですが、これもあまり好ましい景色ではありません。



足元は本国仕様に倣った左ハンドルなので、ペダルに問題はなく、広さも十分です。



ただし、展示車で確認しましたが、右ハンドルの場合はコンソール下の張り出しが結構大きいです。ペダルは全体に右寄りにオフセットしていました。





さて、エンジンを始動させ、いよいよ運転です。





今回は、試乗に集中しましたので、クルマの写真をほとんど撮っていません。
イメージ画像でお楽しみください。





エンジンは軽く吹けあがる印象です。XJだと、ピストンが動いている感じ、機械の息遣いが聞こえる感じ、、、なのですが、そういった手ごたえのようなものが伝わってきません。でも、気がつくとスピードが乗っています。





一方、マフラーから出てくる音は官能的で、そそります。ブフォッと野太い音です。ノーマル状態のセダンでこんな音を出すのは、マセラティだけではないでしょうか。私の前を、もう一台の試乗車「ギブリ」が走っていたのですが、そちらは、もう少し乾いていて、かつ甲高く、イイ音してるな~と素直に思いました。





オートマは8速。さすがに変速ショックは少なくスムーズでした。





乗り心地は、サスのストロークに余裕がある感じで、ちょっとロール気味に段差を越えるときのショックを包み込んでくれます。これがスポーツモードにすると、若干引き締まります。乗り心地もそれほど悪化しないので、常時スポーツモードにしておくほうが良いみたいです。担当の方もそう勧めていました。
ちなみに、XJも似たようなところあり、スポーツモードのほうが好ましいのですが、そうすると、メーターが赤基調になり、内装のイメージに合わなくなるのが残念です。なんとかならないものか(愚痴)





先ほど書いたようにアップライトに座らされているので、ボンネットがよく見えるのですが、幅がXJより約5センチ大きく、ビッグサイズを実感します。XFからXJに乗り替えたときの2.5センチ差以上の開きがあるわけで、否応なしに気を使ってしまいますね。個人的には今が限界と思っていますが、他の方も日本の道路、駐車事情では持て余すのでは?





郊外路を短時間乗っただけですが、スタイリングから始まり、なんか普通に良くできたクルマだと思いました。







そして、「XJのライバル マセラティ・クアトロポルテ」の一連のブログを書いてきて、今回、私の中で一つの結論が出ました。





マセラティ・クアトロポルテ(現行型)のライバルは、XJではなく、Sクラスである。





下の図はNewXJ(X351)発表時のものです。よって、クアトロポルテは旧型の時代のポジションニングです。これが新型の移行にあたり、XJ現在と書かれた位置あたりに移ったようですね。










・・・新たなライバルを求めて旅に出ようと思います(笑)


Posted at 2014/01/26 17:13:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマもろもろ | クルマ

プロフィール

「@プリマヴェーラ さん クルマの足回りの良さはサスペンションだけでなく全体のバランスなどのポテンシャルに左右されるって言われますよね。一方、女性の美脚は脚だけでなく立ち振る舞いで表現されるもので、それは内面の美しさといったポテンシャルに左右されると思います…ってことで美脚ですね!」
何シテル?   08/31 23:13
2025/05/12 聖地巡礼を機に「JJB007」から「さいたまBond」にみんカラネームを変えました。 もちろん、「007フリーク」です。 htt...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

日本海側の京都・福井ドライブ2日目 三方五湖〜永平寺〜東尋坊 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/17 06:04:25
気分だけでも007 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/04 22:26:47
 

愛車一覧

アストンマーティン DB11 アストンマーティン DB11
気分は007ですが、実態はいかに・・・
アルピーヌ A110 アルピーヌ A110
「裏切りは女のアクセサリーよ」 ・・・一筋縄でいかないから愛おしい💛
ボルボ V60クロスカントリー ボルボ V60クロスカントリー
北欧神話の雷神「トール」が持つトールハンマー(ミョルニル)を模したデイライト 「トール ...
ボルボ V40クロスカントリー ボルボ V40クロスカントリー
絶滅危惧種。。。というか、そもそも生存自体が知られていないかもレベルの5気筒。どうしても ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation