▼寂しい現実

松の内も過ぎましたので、そろそろめでたい話以外を書いても良いでしょうか？(^^;

先日の初売りのお話で行った3社目……
カンの良い人には分かってしまいましたが、スズキに行って来ました(^^;

私のお正月って毎年、箱根駅伝をラジオで聞きながらノンビリとトレーニングをする……
ってのが恒例なのですが、今年の中継を聞いていて思いだした人が一人おりました。

去年、新車の選定にあたってスズキのお店で担当についてくれた若い営業くん。

覚えていらっしゃる方がいれば嬉しいのですが、彼は大学時代に駅伝選手だった人。
残念ながら箱根駅伝までは走れなかったようです。
なのでスズキのお店に行くと、スイフトの商談よりも走り方や身体のケアの仕方等を教わる時間の方が長いほど、仲良くなっておりました(^^;

「そうだぁ！アルトのカタログを貰いに行くついでに、駅伝くん（と勝手に愛称をつけておりました(^^;）に久しぶりに会いに行こう！」
と、お店に出掛けたのでした(^^;

着いてみると、人なつっこい笑顔で駅伝くんが出て来て……
くれなくて、なんだか見たこともない方(汗)

「久しぶりに来ました。○○さんはいますか？(^^;」
と挨拶したら、
「え！？○○？」
と、聞き返されました(汗)
知らない模様？(汗)

「あ、もしかしたら異動されてしまいましたか？(^^;」
と聞くと
「ちょっと確認して参ります……」
と店の中に……

出てくるとすまなそうな顔をしながら
「○○は体調を崩して、長く休んでおりまして(汗)」
とのお話(汗)

仕方が無いので、その営業さんにカタログをもらって試乗もさせて頂きました。

試乗中は新型アルトの潔いまでの作りのシンプルさ、と裏腹に燃費の良さや私好みの車体の軽さを話していたのですが、心の底では駅伝くんの事がずっと気になっておりました(汗)

体調って、若くてスポーツマンなのにどこか病気なのでしょうか？
待てよ、もしかして心の病気？

でも新しい営業さんにそんな突っ込んだことも聞くことも出来ず……
「○○さんが帰ってきたら連絡が欲しいと、よろしくお伝えくださいm(__)m」
とお願いして帰ってきました。


駅伝くんを思い起こすと、どんな小さな話でもメモを取るくらいに「超」が付く真面目な性格。
なのでランニングの話をしていると、
「仕事中にランニングの話が出来るなんて思ってもいなかったです(^o^)」
と心の底から嬉しそうに笑ってくれました。

学生時代にスポーツをやっていた人って、身体もそうですが心も鍛えられています。
なので仕事がキツかったりイヤな事があっても泣き言も言わずに耐えてしまうんですよね(汗)

でもそんな人が一線を越えると、崖から転げ落ちるように……
いや、悪い想像はここまでにしておきましょう(汗)

駅伝くんはこう私に言いました。
「脚に痛いところがあったら完璧に痛みが消えるまで休みましょう！ガマンをすると言うことはキツイですが、それが自分のためになるのですから……」

きっと彼も時間を掛けて自分自身を治しているんだと思います。
そして私は……また連絡をくれる日が来るのを待っていたいと思います
m(__)m