▼厳しい現実

似たような題名が２日連続してしまいましたが……

辛気臭い話は今日で終わりにしますので、スルーしてくださって構いませんm(__)m
なんか今年は私の周りはこういうキビシイ話ばかり、ということなのかも？（滝汗）


私には若造の頃から「恩師」と呼べる方が一人おります。
年は私より10以上上でしたから、今年63〜4だと思います。

その方、お医者さん。
でもその辺にいる医者とは違って、アメリカで医師免許を取った位の方。
しかし道楽にも長けていて、そのアメリカでハマったのが……実銃射撃。

私は20代の頃その方に付いて何度も渡米しては、一緒に射撃修行をしておりました(^^;
遠い昔のお話です。

その後は娘達が検診でお世話になったりしていたのですが……
私が40歳を手前に運動バカになったのもその方のお告げ(汗)

当時チョデブだった私が体調不良でその方に相談したところ、検査結果を見て一言……
この後、一生薬を飲み続けるのと一生運動を続けるの、どっちがいい？
その時運動を選んだために今でもこんな生活をしているのですが、思い起こせば私の性格を見抜いてのアドバイスだったのでしょう(汗)

その後は段々疎遠になっていったのですが……
今年の年賀状で友人から恩師の現在について連絡が来ました。
半年前に倒れて現在リハビリ中
（滝汗）

半年もリハビリとなれば脳関係かなぁ？
医者の不養生とはまさにこの事じゃないの！
と思って友人に電話をすると、出血した場所が悪かったようで意識はあるモノのほぼ寝たきり（汗）
会話も交わせないとのこと(T.T)

それでも会ってあげて欲しいというので、昨日FITを飛ばして面会に行って来ました。

お昼過ぎに病室に着くと……
久しぶりに見る恩師の姿。
少し太ったのは運動不足でしょうが、顔色は不摂生をしない分昔より良くなっています（爆）

でも……小さくイビキをかいて昼寝中(汗)

友人には「顔をひっぱたいて良いから起こして、そして手を握って上げて欲しい。それが本人の脳への刺激になるんだから」と、言われていたのでしてみようかとは思ったのですが……

起きれば「よぉ！久しぶりだなぁ(^o^)」
と今にも言い出しそうな寝顔(汗)
そして、恩師にお世話になった数々の出来事が頭に浮かんできて、それに対して何も出来ない自分の歯がゆさ(T.T)

死んだ親父に声を掛けていたように年寄り扱いも出来ないし、かといって慰めてあげようにも本人が医者なのですから現実と行く先は分かっているはず（滝汗）

30分ぐらい寝顔を眺めていたでしょうか？(汗)
結局厳しい現実に正対する勇気が起きずに……枕元に置かれていた面会ノートに名前だけ書いて帰ってきました。

病院から出てきて……入るときよりも凹んでいたのは言うまでもありません。

気持ちが落ち着いたら、出直してみようと思います
orz