先週、秘密基地にて
手組みで交換した
ピレリのロッソⅣですが、街中を軽く試走しただけでまだしっかり乗れていませんでした。やっと休日になりましたから、インプレすべく、かもがわ円城まで走ってきました。
本当は朝イチで行きたかったのですが、この冷え込みです。とても走りに出る気にはなれませんで、野暮用もあって、昼過ぎて暖かくなってからの出発です。
第一印象は、タイヤのごつごつ感が消えて乗り心地が良くなりました。また、バンキングが楽にできて単車の操作が軽い。これらは試走で感じた通りです。
それでいて、タイヤが路面と接触している感覚、特にバンクしてるときの路面の凹凸、何か踏んだ感じ、グリップ感がしっかり伝わってきます。これまで履いていたS21は、それらのインフォメーションが比較的希薄で、何か事があってから分かる感じでした。まぁ、それでもタイヤ任せで大きく破綻はしないので、底が厚めの運動靴みたいな安心感はありました。でも、ロッソⅣはそういうのをしっかり伝えてくれます。コーナリング中に何か踏むと、タイヤがムニュッと動く感覚があって、やや怖い感じもしますが、こちらも大きく破綻することはないので、まぁ、慣れでしょう。リアルタイムに細かい情報が分かる分、楽しいですね。
また、リーンウィズが簡単にできるようになりました。(笑)
実は私、これまでデイトナ675でリーンウィズのコーナリングができなくて悩んでました。オーバーアクションしないとうまく曲がってくれません。車重も軽い上にSS車だというのに、以前乗ってた1100カタナのような乗り方をしないといけないのがどうにも不思議でした。ところが、今日は身体の重心をずらさなくてもすんなり曲がれます。今まで、リーンウィズで軽く曲がっていく単車を後ろから見て憧れてましたが、自分にもそれができたのが嬉しいです。そのせいか、コーナーが怖くありません。旋回中でも簡単に軌道修正ができるので、まるでスクーターにでも乗っているかのようでした。ニーグリップなんてしてなくても自在に操れます。いやはや、随分楽ちんですね。
S21はスポーツタイヤのカテゴリーですが、かなりツーリング志向が強いように思います。何と言っても直進性は抜群ですし、路面をしっかりグリップしてくれるので、タイヤ任せに走れて安定感がハンパない。コーナーも常に弱アンダーをキープしてて、途中の変更を許さない感じ。私のレベルでは、アクセルを開けても閉じても何も起こらないので、曲がれないと思ったらスピードを落とせと言わんばかりです。初心者向けにはバッチリな仕様ですが、あまり楽しくありませんでした。ただ、アクセルで曲げることのできる上級者であれば、更なる高みがあるように思いますが。
ロッソⅣはかなりヒラヒラ感があります。倒し込みも軽いし、コーナリング中でも簡単に軌道修正ができるので、怖さがありません。立ち上がりでアクセルを開けるとググっと旋回力が上がるのを久々に感じました。路面の凹凸がややハンドリングに影響するところがありますが、不安を感じるほどでもありません。どうせ、私ゃ長距離は乗らないしね。今のところ、前後ともまだ4cmくらいアマリングがあるけど、デイトナ675がすっかりSS車らしくなりました。こりゃ楽しいや。
やっぱ、単車って操作感がダイレクトに出てくるので、自分に合ったものを選ぶ楽しみがありますね。(^^)v
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デイトナ675 | 日記
Posted at
2023/11/18 18:09:35