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並盛りジョニーのブログ一覧

2019年01月17日 イイね!

2019鹿児島紀行1/16~17

呟きはしていましたが、16~18にかけて、鹿児島へ行っておりました。
17日に打ち上げ予定のイプシロン4号の見学が目的でしたが、(予想通り)打ち上げが翌18日に延期になり、それも予想してスケジュールは組んでましたが、そういうわけで17日が空いたため、この日は肥薩線乗り鉄してきました。



「肥薩線のんびり切符」(鹿児島中央からは10500円)というのがありまして、行きか帰りのどちらかを肥薩線と新幹線を指定することができます。
鹿児島~熊本間の各駅は乗り降り自由、特急「やませみ・かわせみ」の特急券もこれなら購入不要、ただしSL人吉は整理券が必要になります。

なお、16日は完全な移動日で、飛行機で移動した後は、宿にチェックインして、駅前で飲んだくれていたのみ。
17日の朝、ホテルの朝食バイキングで食欲の赴くままにかっこむ。
北海道の食事もハズレなしでしたが、鹿児島の食事もハズレがありません。



9:41に鹿児島中央から普通列車で宮崎方面へ。



このすぐあとに出る特急きりしまでも時間的には都合がよく、特急券も+300円だったので、乗ればよかったかな?と後悔。



隼人で、吉松方面への列車に乗り換え。
ここからは非電化なので、デイゼルカーです。



そして、吉松で人吉行きの「しんぺい号」(真ん中の赤いやつ)に乗り換え。
赤いけど、3倍の速度は出ません。
この先は、熊本と鹿児島の間に横たわる山脈を越える路線になります。

それにしても「しんぺい号」の内装の変態っぷりがもう…。











ドアなんて、ステンレスだから、塗装はかなり大変なはずなんですけどね。
車体は国鉄型の旧型車両なので、製造年はどう考えても30年は越えている(実質50年近いはずです)のですが、そんな旧さは微塵も感じません。



3年前にレンタカーで大分~鹿児島へ旅した時も長い山道を味わい、行きの機内から霧島連山のどこまでも続く山林を目にして「本当にこの辺は山だらけやなー」と思ったものです。
九州新幹線も、全国の新幹線屈指の勾配がまさに熊本~鹿児島間にあり、ここを登り下りするために、抑速ブレーキなどの特殊装備を備えた車輌でなければ、九州新幹線を走ることはできないそうです。



現在は西に鹿児島本線(一部は新幹線開業でJRから経営分離された肥薩おれんじ鉄道線)が通ってますが、かつては戦時中の空襲から鉄路を守る目的で、この肥薩線が本線として機能しておりました。



昭和2年に、鹿児島本線が全開通したことで、本線としての機能はそちらへ移り、山越えのスイッチバックを多数抱えて、通過に時間を要する山線は、現在は1日の列車が3本しかない超絶ローカル線となりました。







(矢岳~大畑間の絶景)
ほとんどの人はマイカー利用で、生活路線としてはほぼ機能しておらず、しかしループ線や日本三大車窓に数えられる沿線風景、秘境駅など見所の多さから、観光路線としての利用がメインとなっております。


吉松~人吉間は、駅も5駅しかありません。
通過に時間がかかり、急ぐ人度外視の路線なので、駅ごとに停車時間も長く、風景の良い場所では停車してガイドも入ります。

真幸駅。
ここで1回目のスイッチバック。
駅には幸せを呼ぶ鐘があります。




矢岳駅。




駅構内にSL展示館がありまして、ここにはD51機関車が展示されています。
地元の元機関士の有志が維持管理されているそうで、車体に錆は浮いてますが、下回りのクランクなどの可動部はしっかり磨かれて錆がないあたり、わかってる人が管理してるんだな…という印象。













ちなみに熊本~人吉間で運行されている「SL人吉」で使われている58654号機(通称"ハチロク")も、かつてはここで展示されていたものが、状態の良さを買われて、見事可動機関車として復帰した…という経歴を持っています。(写真は3年前に来訪した時に撮ったもの)

大畑(おこば)駅。
ここと矢岳駅間が、最も勾配が大きい区間で、スイッチバックで何度も切り返して登り・下りしていきます。







全国的に、スイッチバックのある数少ないですが、ループ線とスイッチバックを組み合わせた配線があるのは、ここだけだそうです。
そして、機関車がSLだったころは、山越えで大量に消費した石炭と水を補給するための基地が必要だったこともあり、人里離れた山奥にわざわざ駅が作られたのだとか。





3年前にもレンタカーで駅を訪れてますが、この時はガチで誰もいない秘境っぷりに歓喜していましたが…




いつの間にやらレストランが出来てしまい、秘境に人手が入りまして、給水タンクの遺跡などで退廃を味わえたのが台無しに。





そして、峠を下って人吉へ。
SL乗りたかったのですが、シーズンオフで運行してませんでした。

そして人吉からは「特急やませみ・かわせみ」で熊本方面へ。
しんぺい号もそうでしたが、JR九州の列車は基本内装が凄いです。








例えて言うなら、見た目は昔のキャラバンなのに、内装はアルファードみたいな感じ。

それでもって、やませみ・かわせみは車販あるので、ここで弁当を買って昼飯に。



食べることで頭が一杯で、蓋のなかを撮るのを忘れてましたw







ついでにアイスも買いましたが、新幹線のみたく硬くはなく、味に深みがあってとんでもなく旨い。




「写真撮りませんか?」とアテンダントさんに声かけされたが「むしろ撮らせてください」と頼んで一枚w



そして熊本へ。
熊本から、そのまま新幹線で鹿児島戻ろうかとも思いましたが、800系新幹線乗ろうとしたら、一時間近く先になるそうで、ならば時間調整…と市電に乗ることに。







市電から熊本電鉄に乗り継ぐつもりでしたが、市電の駅から結構歩かされた上、なんと運休というオチがつく。







上熊本まで熊電乗るつもりでしたが、そこまでバスかタクシー乗るしかないため、覚悟を決めて歩くことにw







途中に、夏目漱石の熊本時代の家とか














疲れた足腰にさらに鞭打つように現れた坂に、裁判所やら拘置所が集中してるとか




その坂の途中に、どう見ても昔の石垣と思われるのがあったりと、ブラタ◯リばりの散策しながら歩く。
たぶん、この辺は実際に放送されてるはずなので、俺がどうこう言うよりも、番組見た方が手っ取り早そう。




上熊本まで踏破し、熊本まで普通列車に乗り、熊本からは新幹線。










行きは山線経由で6時間以上かかったのが、新幹線はたったの一時間。
技術の進歩って凄いな…と思います。
そして、JR九州独自車輌の800系新幹線ですが、やはりこれも九州の例にもれず変態内装。






国鉄だった頃、九州は全国各地で使い古した旧型車両ばかりが回されてきたらしく、民営化でJR九州となった際、「他の会社に負けない車両」をスローガンに、独特で見映えのする車両がどんどん産まれることになったのだとか。
九州は高速バス路線も充実しているため、料金面では敵わないバス路線へ一矢報いるための策でもある…という話。




鹿児島中央へ戻り、荷物を預けて再び飲んだくれて、翌日のイプシロン発射に備えました。
Posted at 2019/01/20 11:48:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2019年01月07日 イイね!

たぶん今年も忙しい…

新年明けましておめでとうございます。
…と言いつつも、年明けからもう1週間経っちゃったんですね。
元旦からいきなり仕事、仕事明けて3日は、富士スピードウェイへ、翌日はまた仕事…と、カレンダー関係なしに平常運行なので、何というか色々実感ないです。
1月中旬に、ロケット打ち上げ見学で再び鹿児島へ行くため、その分の休みを確保するべく、出番を稼いでおかないといけないのです…。

ジムカーナ等走行会関連も、昨年と同じペースでこなしていきたい頭ですが、普段の生活の合間で走行会→メンテナンスのサイクルだと、結構時間が食われるため、どこかで1ヶ月くらいは「車から離れるシーズンオフ」的なものを置いた方がいいのかも…などと思ったりもします。

さて今年の目標。
「一回は表彰台」
ですかねぇ。
昨年の競技会優勝以来、サスセッティングと走り込みを繰り返して来ましたが、そろそろ何らかの結果が欲しい…という欲が出てきまして、そこで自分にハッパをかける意味も込めての目標です。

歳のせいもあって、気持ちに体がついてこない場面も増えましたが、今のところは大病の兆しも見えないので、体を気遣いつつ、地道にやっていこうと思います。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。
Posted at 2019/01/07 00:15:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑談
2019年01月03日 イイね!

スーパーポルシェ

元旦から仕事初め、それが過ぎても色々あったことで、正月気分もへったくれもないまま、早くも年明けて2週間も経ってる…と焦りぎみの生活送ってます。

遡ること10日ほど前、富士スピードウェイの走行初めへ行ってきた(来るの遅れて整理券もうなくて走れませんでしたが)のですが、その時に一台の車に釘付けになりました。




ポルシェ918であります。
現物見るのが初めてだったので、オーナーいないのを良いことに色々見回してしまいました。




ぱっと見では、「ちょっと変わったポルシェ」くらいにしか思われないのか、はたまたこの918は、ここにしょっちゅう来るから今更珍しくもないのか、とんでもない車の割には見に来る人少ないなあ…という印象。
同じスーパーカーの部類である、ランボルギーニやフェラーリと比べると「すごい車オーラ」は控えめかもしれません。




ボディはカーボンモノコック、それ抜きに考えても、安く作れる車ではないな…と。
ちなみにこのボディ、以前発売した同じポルシェの「カレラGT」のものを流用しているのだとか。
思ったよりも売れなかったらしく、流用部品か結構あるのだとか。



ちなみにこのカレラGTは、故ポール・ウォーカー氏が亡くなった時に乗っていた車…と言えば、ピンと来る方多いのでは?




真ん中の二つの穴はマフラー。
少し前のF1みたく、排気を上に逃がして、ボディ上面の気流で排気を抜く狙いみたいです。




…ちなみにエンジンはV8ですが、排気管があの位置ということは、通常のエンジンとは吸排気の位置が逆なのか?と思って調べたらこの通り。
通常、V型は真ん中から吸気で、左右から排気ですからねぇ。

918とカレラGTは流用部品が多く、ポルシェのフラッグシップモデル…と言うことで、事実上の発展型ですが、カレラGTが商業的に奮わなかったことで、反省点も多く盛り込まれています。

商業的に成功しなかった点のひとつとして、3ペダルの6MTしかラインナップされませんでしたが、918はDCTのセミオートマ。(ハイブリッドであることで、そもそもセミオートマ以外の搭載は難しいでしょうけど)

フル電動化の時代が来れば、一部の高性能車を除けば、有段変速機の必要はなくなりますが、こういった変貌で、そういう時代であることを直に見せつけられているようで、虚しくも思います。

少し前まで、世界耐久選手権(WEC)にポルシェも参戦していましたが、その時の車・919のイメージを投影されて作られたのは間違いないのですが、ドイツメーカー全体が市販車において不祥事が発覚し、それがWEC撤退の原因になったこと。
前述の、3ペダルの需要のなさの現実といい、この「スーパーポルシェ」は凄い車であるのを感じつつも、虚しさも同時に感じたことを述べておきます。
Posted at 2019/01/14 08:54:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車雑談
2018年12月31日 イイね!

2018年総括

今年一年、お疲れ様でした。
今年を振り返ってみると、近年まれにみる激動の年だった気がします。


年初にジムカーナで競技会初優勝を達成してから、一気に「そっちの方向」へのシフトが始まり、



車そのものも別の車に代わり、足回りとっかえひっかえを繰り返しつつ走り込んだことで



ヴィッツの足回り、計5セットを転がすことになったり・・・まあ走ってばっかりの1年だった気がします。
競技会の結果としては、年初以来はこれといったものは残りませんでしたが、試行錯誤しながらひたすら走り込んだ結果、行きつけのサーキット(成田モーターランド)でタイムを3秒更新するなど、微妙な進歩はあったので、引き続き来年も走り込んでいこうかと思います。

では皆様、よいお年を・・・。
Posted at 2018/12/31 23:31:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2018年12月08日 イイね!

私的意見・表と裏のカーオブザイヤー2018

えー、今年のカーオブザイヤーは、昨年に続いてボルボだそうです。
そんなわけで、COTYが決まったところで、毎年恒例にしている、個人的に
「純粋に良いと思った新車を選ぶ表」

「車の良し悪しとは別の部分で印象に残った車を選ぶ裏」
のカーオブザイヤー二台を選ぶこのお題。

まず表。


プジョー208・GTiといたします。

9月に袖ヶ浦フォレストで乗ったポロGTiと迷いましたが、昨年末に納車された新両刃さん号を幾度も運転させていただく機会ありまして、乗る度に「これ注目されないのは勿体無いなー」と思ってたんです。
1600直噴ターボでパワーは3リッターNA並みに出ていて、昨今の直噴ターボの例にもれず、どこから踏んでもトルクが出て、パワー的に不満はなし。
208GTI同様に、直噴ターボ積んだホットグレードが、国産・輸入車問わずいくつもありますが、208GTIに関しては、トランスミッションが3ペダルの6MTのみ(これは同ジャンルと見なせる現行のFKシビックRにも言えますが)で人を選ぶところが、同業他社のモデルと比べて注目されないのでは?と思われます。

まあ正直言って、今年は自分のヴィッツの開発に多くの時間をかけていたので、そもそも運転できた車が少なくて、せいぜいポロと208くらいしかなかったってのもありますが(汗)

さて裏のカーオブザイヤーですが…


ヴィッツといたします。
よーく考えると、今年はヴィッツ大活躍の年なんですよ。

まず、今年は19年ぶりに、トヨタがWRCのコンストラクターズタイトルを、ヤリスWRCで取りました。(写真はGAZOO Racingより)
説明不要でしょうが、欧州ヤリスは日本におけるヴィッツ。
自分が乗ってる型はもはや旧式ではありますが、自分の車と同じ血筋の車が世界タイトルを取った…というのは悪い気はしないもので、ランエボやWRXに乗ってる人が、過去のWRCにおける活躍が少しでも頭にあるんじゃないか?と思ってるんですが、その人たちの気持ちがちょっとわかった…というのが本音。

WRCにおける活躍と併せて、今年はオーバードライブのような映画でもヴィッツが主役になったり…ヴィッツが主役の作品って、まずありませんでしたしねぇ。
劇場で見ましたが、走行シーンやメカの描写が相当気合入っていて、話的にもなかなか入り込めた作品でした。


そして私事ではありますが、今年の前半にジムカーナで、競技会初優勝という結果を自分のヴィッツで成し遂げることが出来ました。

そこに、垢猫さんがイラストをベストカー誌に投稿して、思わぬ全国デビューを果たす・・・ということも。


さらに言えば、限定車GRMNを運転する機会までありましたが、これもなかなか速くて楽しい車でしたね。

「トヨタの安いハッチバック」くらいの認識しかなかったのが、今年はこれだけ活躍したことで、ある意味今年はヴィッツのヴィンテージイヤーかもしれませんね。

そんなわけで、
表:プジョー208GTi
裏:ヴィッツ

となりました。
そう言えば、208は過去にWRC制した206の血筋ですし、表の次点候補のポロもWRC制覇しているので、奇しくも今年はWRC繋がり…ということになりました。

来年もトヨタはWRCに参戦続けるので、引き続きの活躍を期待して、今年の私的COTYを締めさせていただきます。

Posted at 2018/12/09 22:49:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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