
やっぱり肩こりのかるあおです。何かしたっけか!?
とうとうチェリッシュジムカーナの2012シーズンも最終戦ということで、妙な事前準備に力を入れ過ぎたせいか、当日朝はへろへろでした...。6時半なのに、もう1時間寝させてー、と言いたくなった。
眠さと前日晩のイナバウアー起因の肩こりとそれに伴う頭痛を乗り越え、朝の準備。
まず午後は雨だろうと思い、荷物は少なめにしましたが、反省を踏まえてイスは持っていきます。
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流れのよいコンビニなしルートをうっかり来てしまい、カップめんと2色パンしか昼ごはんがない!
2色パンは何十年もごひいきにしている好物ですがさすがにこれだけではキツい。
お湯、あるかな?(チラッ
現地到着もいい感じの賑わい。
PanasonicのTZ30ではじめてふつうに写真撮りましたが、他の方から頂いた写真と比べるに原色が大げさ過ぎるような...ちょうど赤、青、黄色のクルマがいらっしゃるので大変分かりやすい。
この日はFFクラス20台、リア駆動クラス16台と、実際に賑わっておりました。
FFクラスはチェリッシュさんのレンタル「マーチ」に5人重複エントリーというのもありますが、それでもやはりパドックはいっぱい。
いいことです。
そうそう、今回うれしかったのは、ワコーズカップで前々回にリア駆動クラスでご一緒したロードスターの方が、逆遠征でなださきにいらっしゃってたこと。
ワコーズカップのときは徳島カートランドでの走行が2回目だったかはじめてだったかとかおっしゃっていたように記憶してますが、ふつうにぶち抜かれた...。
私のロードスターは遅かったけど、他の方が乗るとなんであんなに速いんだろう。
と、まあ、ご挨拶してみますと、エスケープがほとんどないことに戸惑われているとのこと。
(私も壁に向かわないよう、それだけは気をつけて運転してます)
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さて体も重いので、まずはじっくりコースを覚えて頭の中で走ってから、慣熟歩行へ。
さいきんでは珍しく、同じところをぐるぐるするコースレイアウトです。
コース作成者の方は、前回の反省?で今回は低速に寄せたレイアウトとのこと。
久々にせまいクランクを通るのが心理的にイヤですが、歩いてみるとこれはスラロームだなあと。
三角コーナーを抜けるところも、微妙に張り出したいやらしいパイロンを見ればスラローム。
とにかくパイロンはねるのはイヤだし、立ち上がりが低速なので、手前で少々速度が落ちるのはあまり問題ないだろうとアドバイス頂いたので、ここは速度落としてもふりふりハンドルを切ることに決定。

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まずは慣熟走行。
どうも車載カメラを気にしたり、全身疲労だったりするのがよいのか悪いのか、あまり緊張せず自分が走る実感もなく。
後で思えばそれはリア駆動クラスの面々が強烈過ぎて、もうこれはロードスターで表彰台独占だろうと言わんばかりだったので、変な力みが取れたのかもしれません。
まあ、他はどうあれ自分がちゃんと走れるかどうかという、そちらに注力できたんだと思います。
で、走ってみるとまあ路面が滑るすべる!
最初のナナメ進入と脱出から既に滑るので、その先のブレーキングでお尻ふりふりになるのは目に見えて分かる。
すごい慎重にブレーキ踏んだつもりでしたが、左右に振れるわ、止まれず真っ直ぐ行くわの挟み撃ちにあってしまいました。
もうぐちゃぐちゃのブレーキでなんとか曲がれましたが、そんなこんなで終始安全運転。
うーんだめだこりゃ。
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やはり皆さん、この路面温度でのすべりやすさにお困りの様子で色々対策をなさっていた。
自分はというと...空気圧は既にしっかり落ちてるので、減衰ゆるめるのみ。
そして本番の1本目に入るわけですが、クルマの冷えるのがとても早く、自分の順番のかなり前からエンジン掛けていないとあったまらない。
そうこうしながらつらつら考えるに、慣熟走行のあのぐだぐださを各コーナー少しづつでも改善すれば、1.4秒ぐらいは速くなって1分31秒台には入るはずだと皮算用。
自分の場合、0.2秒ぐらいはかんたんに違ってくるので、コーナー7つ分ぐらいいい感じに走れたら、結構いい感じの結果が得られるのではないかと。
で、ずどーんと走ってみると1分32秒1。おお、32秒は切れなかったが、最近では珍しく、慣熟走行よりもタイムが向上した!
これですっかり気をよくしたものの、皆さん慣熟走行からしっかり立て直してきたのでタイム抜かれる抜かれる...。うーん。
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そんなこんなでお昼。
HALHALさんが湯沸し道具一式お持ちくださったので、これは暖かいもの(ラーメンまたはうどん)が食べられると思うものの、寒くてさっぱり沸騰しない...。
残念だけど本番2本目のあとの楽しみということで、パンを片手に持参したコーヒーをすする。
さて、今回は姫路からも各クラスに刺客が送り込まれていたのですが、リア駆動クラスのMR2の方がめっちゃ速い!
スポット参戦ということなので出走順がリア駆動クラスの最初なんですが、どうも耳を疑うようなタイム。
7秒もぶっちぎられてしまい、常勝の赤ロードスターの方も1秒離されてしまうという...。うーん、すごい。
出走順の関係で実際の走行が見られなかったのが残念ですが、速い上に正確でパイロンの寄せに無駄がなかったとのこと。
...聞けば関西地区のチャンピオンだったようで...なるほどー。
どなたか動画撮っておられませんでしょうかねー。
表彰式で仰ってましたが、サイドブレーキを5回ほど引いたとか。どんな走りだったんだろう?
せっかく同じコースで走られたのだから、ぜひ見たいものです。
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13時過ぎから、本番2本目が始まりましたが、ほんのゆるやかにぽつ、ぽつと雨。
FFクラスの前半ぐらいまでは何とか大丈夫そうだったようなのですが、それでも路面はどんどん悪くなっていったようです。
私は、とにかく突っ込みすぎて曲がれないというのを避け、コーナーをその分速くしようとがんばって走ったつもりでしたがタイムダウン。
タイムダウン幅は他の方ほど多くなかったようですが、そもそも1本目で出遅れたのだからむしろタイムアップかもしれません。
(運転はさておき、MR-Sのリアガラスに吸盤貼り付けで撮ったとしては、まずまずの映りではなかろうか。TZ30は広角の24mmとはいえ、ちょっと撮影位置が近すぎるかなと思ったけど、なんとかなりそうです)
1分手前ぐらいのところで、自分の手袋を自分で押さえてしまい、ハンドルが回せないわ手袋は脱げそうになるわで焦ります...。
そしてタイムを聞いてがっくり。もっとどっさり雨が降っているならまだしも、これぐらいなら私の腕の誤差の範囲内で済むと思ったんですが。
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その後、素タイムでは叩きのめされていたものの、本番1本目も2本目も攻めた結果ペナルティを貰って順位後退された方の隙間をついて、8位入賞。
これをたなぼたというのか。
走行の合間に見せて頂いた車外からの動画、やはり根本的にコーナーが遅いが、どうにも自分ひとりでは改善できない。
徹底的にたたき直してもらわないとこれは直らないようなので、ちょっと途方にくれてしまう。
天候も悪くなってくるし、

テントを間借りさせてもらって荷物置いているし、なにしろ寒いので早々にクルマの片づけを済ませてしまいました。
そんな中食べたうどんと、沸きたて湯で頂いたコーヒーはうまかった。
お湯沸かしグッズ、買うかな...。
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ということで、遠征込みでも構わないので「特訓」授業をうけたいなと考えております。
さて寒い中、そして2012年の締めくくりということで皆様おつかれさまでした。
いろいろぐだぐだ書いてますがそれはコップの中の話でして、もちろん全体では毎度楽しく過ごさせて頂いており本当に感謝しています。
いや、生活しながらジムカーナ楽しめるなんて、じつは全然ささやかなんてものでなく、すごくぜいたくで幸せなことだと感じております。
また来年もよろしくお願いします。