
ペース上がってきたかるあおです。
本日はお日柄もよく、都合も合うということで私含め3台で備北へ行ってきました。
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備北サーキットの新しい特徴:
その1.コースAB両方走っても6000円になった。以前は7000円
その2.火曜と金曜は、ABコースをつなげて走ります。これ1年ほど試してお客さんの反応を見るとか。
ウェブサイトにも載ってませんが、入場の際におばちゃんにいっぱい説明されます。渋滞します...。
おっちゃんも理由は言ってなかったけど、ちょっと人が減ってきたからかなあ?急に設備もサービスも新らしくなりつつある備北でした。入口建物横のタイヤ売りスペースでは気軽にピット貸してくれるし。
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さて3人で準備を終えてひと走り。
なんかどーにも感覚が変。
・クルマの反応が1テンポ遅い。
・リアがずるっと来ないのぅ
・コーナー遅そう。
ということでそのままAコース入って、1コーナーと3コーナー,4コーナーを中心に訓練。
1コーナー、あれだけ何でも来い!な懐の深いコーナーでありながら曲がりきれない。
こりゃ単純に、コーナーへの目測を完全に見誤ってる。これじゃダメだ。
目を鍛え直して、改めてBのピット(屋根はないが)へ戻ります。
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ふと見ると目の前によく見たオレンジのつなぎ:
HEXAのボスもいらっしゃってました。
おそらくドリフト御指南かと思われます。腰ブローにめげず...。

午後ずっと遅くまでおられたようですね。私らは少なくとも16時前には撤収して、ご挨拶して帰りました。
そうそう、
Team[HEXA]さん主催の
ジムカーナ練習会@笠岡空港は12/6(日)に決まったよ、とのことでしたのでここで広報しておきます。
あ、これもまだウェブサイトに載ってないや。
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さて次に、完成したと思われる車載カメラ台にデジカメをセットして走行。
どんな感じでしょ?
車載カメラ台自体は、こんな具合にSLIKのクランプヘッド45をセットして完成でございます。

えー、この時の走行は特にお見せできるものでもなく...映りは意図したとおりです。実験の甲斐があったというもの。
どのくらいダメな感じか、友人MR2を先に行かせたり追ってもらったりしてテスト。
コーナーが遅いとのこと。すぐ追いつかれます。
それ以外は前と変わらんらしいけど、自分としては相当余裕を持って追いつかれる&引き離される印象なので、うーんこれじゃダメだなと。
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さて自分はどうも煮えきらぬまま午前終了。みなで昼食にします。
あれこれ話してわいわいと言っておりましたが、今まで私はこういった場所でMR2を運転したことがないのを思い出す。
いつかは乗ってやろうと思っていた(以前乗ったのは高速PAの駐車場内&PA間の1区間のみ)のですが、いかんせん乗り手に合わせた、極端なABペダルの接近具合がこわいので控えていたのでした。
やっぱり乗ってみると、ブレーキ踏むときにアクセル踏むんじゃないか!?と余計な空想する分、おっかなびっくりな走行になります。じっさい、以前は両方踏んで止まれず怖い思いをしたものでしたから。
(ただ、今のクルマもラリーアートなペダル(カバー?)がついてて比較的ABペダルが近いので以前ほどの違和感はなく乗れました)
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いや、ひさびさの
リア駆動、楽しすぎる!
私の前車からの悪い癖、FF+LSDで立ち上がりにハンドル切ったままアクセルべたっと踏む、この状態で乗るのであっという間にスピン。
以前、アライメントだか車高だかを調整されて、とにかくすっとコーナーに鼻の入るセッティングになっているクルマなのでとにかく舵角少なめに、アクセルON時はなるべくハンドル戻して、と心掛けますが、最終コーナーの複合の1個目でなんどもなんどもスピンしてしまいます。
最終コーナーの手前って、実は結構な速度
+ブレーキ
+ハンドル切ってアクセルON(ゆっくりなつもり)
+リアがずるっと来るのでカウンター
+
カウンター操作を全く無視してスピン...
こりゃすごい。カウンター操作に反応する気配がない。噂には聞いていましたがびっくりな挙動です。
予測予測といいますか、手前から決められた順序を守って操作していないとスピンが防げない。
うーんマスターしたい(ふつうに乗りたい)ぞこのクルマ!と、何度もスピンさせました。
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そして自分が舵角あてすぎ&その状態でハンドル戻せてないのにアクセル開けすぎ、という欠点もよく分かりました。
リアがずるっと出るので分かりやすい。ラフな運転矯正用にももってこいではなかろうか?
しかし現状では、晴れの日でも死ねる...まるで雨の日みたいだ。こわいけど楽しい。
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そんな感じでお互いクルマを乗り換え。
ひさびさに
ちゃみ君のアルテッツァも運転します。
以前運転した(こういったスポーツ走行の場で)のが、車高調やLSD入れる前で、確かタカタサーキットだったと思います。
コーナーへ、というかハンドルから挙動が1テンポ遅くてとまどった記憶があります。よくこれをタイトコーナーの多いミニサーキットで操れるものだと。
今回は脚もLSDもあり。車高やフルバケは相変わらずで、よくタカタ方面への移動で運転させてもらっていたのでその感覚は残ってます。
で、運転すると...
はええー
いや、タイム出すのに苦もなく操作できるなあという印象のクルマになってました。
まあブレーキは強烈に効いて安心できるし、コーナーでも簡単に鼻先が入る。
(MR2のようにすっと入るんじゃなくて、くいっと動く感じ。クルマの大きさから感じる違いなのかな単に)
踏めばよく走るし、カウンターは当てられるしカウンター操作への手ごたえもある。
無理ならがくがくっとダメになるけど(1回縁石から落としてスマンカッタ)、FRロドスタな記憶も思い出せます。
そうそう、ロドスタと言えば全く同じようなシフトレバー&サイドブレーキだったのがMR2。
こりゃ慣れないと大変ですわ。よくサイドブレーキなんか引けてたものだなあ。力が本当に入りにくい。
シフト操作は肘置きがあるので楽チンです。ちょうどLSDオーバーホール後で、シンクロも替えたそうなのでギアの入りも気持ちよかった。
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と楽しく走った後、反省を踏まえて自分のクルマで走行。
・手前手前から操作。1コーナーも、ヘアピンなところも。↓の操作の準備のために。
・うんっ、とブレーキ踏んで、フロントが沈んで、浮かび上がろうとする途中でハンドル操作
(これ、レブスピードで谷口さんが言ってた話かな)
とやると、コーナーは結果的に大きくとれるし、曲がりに余裕はあるしハンドルは切り過ぎてない(気がする)し、ハンドル戻すのも楽(な気がする)。
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その後、お疲れで日陰昼寝。
1時間ほどうとうとしてたらしい。
目覚めて運転してみるとなんだか覚醒した走り!(自分的には)
びっくりして、こりゃちょっと乗れるようになったということかも、とあわてて車載カメラ搭載したのが最終走行15時過ぎ。こんな感じです。
家に帰って見直してみたのですが、最初午前に撮っていたものとは操作を見てもあまり進歩がなさそうでがっくり...。
コーナー終わってもハンドル戻せてないのが痛いかな。アクセル踏んだとしてもちゃんと駆動を前の方向に進められない気がします。
ということで、でもとにかくたのしい一日でした。