
屁こき太郎のかるあおです。今日は全然止まらんかった...。
【コース慣熟歩行風景を追加しました。8倍速再生!】
さてアライメントに不安を覚えながらの2013ワコーズカップ緒戦です。
4時起きつらい...。今日は
おタケさんも強襲なさるということなので、朝からやかんたっぷりに湯を沸かしてポットに詰めます。
今朝の準備のほとんどは、この湯沸しだった。
朝ごはんは軽めに。橋渡ってうどんを食べる予定ですので。
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恐るおそる、下道経由~児島ICから瀬戸大橋といういつものルートで行きましたが、やはり「ぐきっ」とはならない様子。
ハンドルセンターに持っていくトーが強いのだろうと思いますが、ほぼ中央、ときに若干右に流れるものの全然大丈夫です。うん、これならいけそう。
坂出北IC降りてすぐの、いつものうどん屋さんで腹ごしらえ。
最近ははな○うどんが多かったので食べ比べるとやはり香川産、コシが強くてよろしい。ごちそうさまでした。
カメラも買ったので道中の写真でも撮ろうかと思いましたが、7時前だと真っ暗でどうにもなりません...。また季節がよくなってから。
そんなこんなで7時半過ぎに徳島カートランド着。
既にかなりいらっしゃってましたが、コース内の特設パドックは全然余裕があるのでもちろんそっちに停めます。

(スタート位置から遠いところに陣取るのがミソ。スタート位置に近いと走行後、列ができてるのでなかなか停車できない)
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昨年のシリーズでお話させて頂き、その後チェリッシュジムカーナにもいらして、今回もご参加の黒NAの方(速い)と、色々話をしながら慣熟歩行。

どーもお邪魔してしまったかな!?実は私、このとき全然コースのイメージを掴めず。
時間がまだあったのでもう1回慣熟歩行をしましたが、これは動画撮影がメインでやはり頭に入らず。
そのまま時間切れで出走したので、めためたでした。
さきにちゃんと覚えておいて、さらにイメトレしてから歩くといいですな。
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出走順がトップのこのお方:
試走で、まず全日本ジムカーナ参戦の猛者(もちろん速くてうまい)が何人か先に走られるものの、冷え冷えとした朝の路面はそう簡単に温まるはずもなく、路面はかなり食わないとのこと。
特設パドックのほうはまだ気温が高いぐらいで、コース奥のタイトターンは1日日陰、山の斜面から涼しい風が吹き降ろし、同じ施設内かと疑うほどまた一段と寒い。
先に書きましたが私も練習走行。
1本目はシフトアップ、ダウンすらぐちゃぐちゃでふにゃふにゃアクセルのまま終了。
2本目もぐだぐだ。
これはいかんとイメトレしました。
うーん、イメトレいいよ、やっぱり。
練習とかなんとかそんなのは置いといて、イメトレすると随分違う。是非やるべし。
マトリックスの世界で先に走っておくと楽。
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さてクルマのほうですが、ハンドル全然問題なし!
大変よろしい。
むしろブレーキが困りモノで、少しでも横Gが溜まってると吹っ飛んでいく。
いや、(帰り道にあれこれ反芻してたのですが)
正確には、「強烈な制動が立ち上がるブレーキパッドに変更したのに、踏み方が依然と同じ」というのが一番の理由かなと。
そこまでコントロールに慣れていないので、終始まっすぐな状態でブレーキを踏めるよう進入を工夫しました(にゃんばさんありがとう。アドバイス生きてます)が、状況によってはどうしても横G溜めてるのにブレーキ踏む場面があるはず。
そんなときはつまり、もうちょっと弱く踏めば(踏み始めれば)よいはず。
いたってシンプルな回答だけども、この点よく覚えておこう。
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しかしながら、記憶は定かではないけども1分15秒~20秒のコースで、先にご紹介した速いロードスター勢およびBRZ(!)から遅れること4、5秒。
このコースの短さでこの離されようは、やはり問題。
しかもコース設定上、計時ラインを2回通ってセクション1、2としているところの、パイロンターンもないセクション1で3秒も離されてる!!
セクション1は45秒程度の構成なのに...。
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まあ以前もその前も、そしてチェリジムでもそうなのですが、どーしても縮まらない3秒~5秒ぐらいがありまして、コーナリングスピードに原因というか問題というかがあるのは分かっているのですが解消法がさっぱり分からず、長い付き合いとなっております。
今回も含めていろんな人と話をさせて頂く中に、ぽつぽつキーワードがありまして、
「クルマなりに走らせる」
「ブレーキ残し過ぎ」
その他、コーナリング時の様子をロール・ピッチングの具合で説明なさったりするのを聞いてて、なるほど言葉での説明なんだけど内容自体は姿勢のことで実際的だから分かりやすいな、とか...。
で、試したのが、
「コーナリング前にブレーキを終える」
「定常円というか楕円軌道というかを振り子のように回り、『はやぶさ』のようにスイングバイする」
「その間、身構えてるんではなく、シートに体を委ねておく」
「アクセルはハーフ状態で」
って、そんなことやってなかったの?と数多くの突っ込み受けそうなことばかりですが、そんなことです。
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まずは、今までどうもブレーキを踏みすぎてて、減速し過ぎているんじゃないかというところからスタート。これを解消する:
コーナー入口を前に、楕円軌道をイメージ。
楕円軌道投入前にブレーキし、軌道をはみ出ない速度に落とす。
ただし速度は落としすぎない。
楕円軌道のRがゆったりしているなら、まあなんとか破綻せずに持ってくれるだろう、ぐらいの感覚で軌道に投入。
投入と同時にブレーキはさくっとリリースして、あとはアクセルに足を乗せて様子見つつシートにふんぞり返る。
このとき横Gに逆らわない。アクセルは速度維持程度の開度で。
といったふうに立ち上がると、途中でハンドルに余裕が出てきたりする。
これは多分、コーナリングスピードの余地がまだあったということで、アクセル踏み足して脱出。
あと、よく分からんけど、ちょうど立ち上がりかな?というところで、ハンドルが自然にセンターに戻ってきたらいい感じなんだろうと...。
この場合、そのままアクセルを踏み足して脱出。
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なんだか本当に当たり前すぎて、書いてて恥ずかしい(笑
しかしこれのおかげで、午前あれだけどうにもならなかった第1セクションが、午後の本番タイム計測時には、速い皆さんにほぼ匹敵するぐらいに向上した!!
...まあ、午後の走行では1回ミスコースしてタイム残らず、本番1本目では奥のコーナーに横G溜めて進入しブレーキで吹っ飛んでスピン、と、4本中2本ミスしたんですが、本番の2本目でガツンとタイムアップできました。
これは多分偶然ではないという確信めいたものがあります。
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ということで、先に目標書いていたのに方策はまるでなかったのですが、今回やっと達成の目処が立ったということで、なんとかTopDiff5秒以内を目指してみます。
あ、でも全然ダメダメ走行だったときも温かく見守ってやってください...。もしかして勘違いだったら実に恥ずかしい。
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さて最終的には、私の出走したクラスは上位3名の顔ぶれは変わらず、最後の最後で4番手に滑り込んで終わりました。
今年の緒戦ということで景品を頂けましたし、今回はより遠いところから来られている方もいらっしゃるので無理かなと思った遠来賞もタケ氏と共に頂きました。
帰り道は「おか泉」に並ぶ行列を華麗にスルーし、朝に立ち寄ったうどん屋さんでシメました。
心配の雨も、18時半ぐらいからぽつぽつ来るぐらいでやり過ごせたのは本当によかった。
皆様どうも今日はおつかれさまでした。
私はうれしい。
コース慣熟歩行風景: