
ベース作りもこれで最後の工程です。
超低温用のベースWAX「グリーン」を浸透させます。
netでは溶けないから浸透させるのに苦労する等の書き込みが満載の作業工程。
実際グリーンを使うのは初めてです。
SKIを引退した友人からグリーンを貰わなければ行わなかった工程です。
実際にガリウムのベース作りの説明にもグリーンの施工は掲載されていません。
でも硬いWAXを浸透させておくことは良い事なので初挑戦です。
ガリウム ベースWAX
グリーン -20℃~-10℃用
ニセコでも合わない超低温用・・・
まずは板を温めます
デロンギのヒータで30分
板がほんのり暖かくなった状態でWAXを直塗り
暖めてもWAXが硬いのでぜんぜん塗り揉めません・・・
WAXをアイロンで溶かして、板にポタポタ
落ちた瞬間に凝固する驚きの硬さです。
アイロンでぬりぬり浸透させていきますが、噂通りなかなか浸透してくれません。
思い切ってアイロンの温度を130℃へ
それでやっと浸透できるレベル・・・恐るべしグリーン。
滑走面が焼ける可能性が非常に高い作業です。
作業にはリスクを伴います。 板は焼けたら買い替え!って気分で行けば、躊躇することなく作業できますが、なかなか難しい。
私の場合は3シーズン目の板なので、行えた感があります。
この工程は5工程。
板は触れないくらいに熱々になっちゃいます。 大丈夫なのか?
完全に冷やして、スクレーパーで削ります。
削りカスの粒子が細かいので、掃除機が根詰りしちゃいます。
これもブルーまでは起こらなかった現象ですね。
最後にブラシで仕上げます。
ボアブラシ
ナイロンブラシ
馬毛ブラシ
これでベースは仕上がりです。
低温用の滑走WAXのHOTWAXを塗っていきます。
数年前にモデルチェンジしたけど、中身は変わってない様な気もします^^
-20℃→-3℃用
高フッ素含有タイプ。 北海道で高フッ素より低フッ素の方がコスト面等を考えると良いと北海道のスキーショップの方に言われたけど、余ってるしね。
ベースと遣ることは同じ
直塗りします
アイロンで溶かしてポタポタします。
ペーパーにも少し垂らして、アイロンで浸透させていきます。
完全に冷えたらスクレーパで削ります。
硬いWAXを削ったので、いきなりスクレーパーの角が丸まってるのか削りにくい・・・
ボアブラシで余分なWAXを取り
ナイロンブラシで磨いて
馬毛ブラシでピカピカに
今週は変則3連休(日月火が休み)なので、完全に仕上げちゃいます。
滑走WAXの上に更にTOPWAXを
ガリウム ストロングペースト 低温用
これはペーストWAXなのでアイロンは不要。
付属のスポンジで塗って、伸ばしてで出来上がるの簡単WAX。
スプレー式でないので飛行機にも乗せられるので、北海道へ行く時は持ち込んでいるWAXです。
付属のスポンジで塗って延ばして
乾くまで待つ。
更に効果を持続させるためにコルクで延ばして
ボアブラシ
ナイロンブラシ
馬毛ブラシ
で滑走面を磨き上げて
最後に静電気除去の為。フィニッシングマットで拭いて
本当に出来上がり。
板の表面に付いたWAXを払って
板を合わせてスキーザックに入れれば、発送準備も完了です。
後は12/20くらいに北海道のホテルへ発送して、12/26の初すべりに備えるのみ!!!
の筈でしたが、大阪と札幌はGOTOトラベル対象外に・・・
私は大阪でなく京都だし、トマムのキロロもニセコもルスツの札幌市ではないから、今のところ対象地域。
宿代は先払いしてるけど、対象外になれば約3万の追加予算が必要。
その前に倫理的に行くのはヤバイですよね。
GOTO対象外になったり、緊急事態宣言が出れば中止にします。
行く場合も感染対策はバッチリしておかないとね。
リムジンバスでなく電車移動
飛行機はなるべく空いている席へ当日変更
現地移動はレンタカーで密回避
ゲレンデでの食事はホテルアルペンのレストランorレンタカー内で軽食。
消毒液持参。
ネックゲータを常に装着。
ホテルの部屋にはクレベリンの置き型を持込。
夕食はホカ弁?マックスバリュー?
もともと御ひとり様スキーなので、密回避できてるんですけどね。
Posted at 2020/11/25 13:03:13 | |
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