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うりpapaのブログ一覧

2021年02月19日 イイね!

実験キャブレターの事前調整のお話 SL125S

実験キャブレターの事前調整のお話 SL125S皆さんご存じのとおり、SL125Sはすでにレストアを終了し、今は「即座にノーマル状態に戻すことができるライトカスタム」を思い付くままに、あーでもないこーでもないと独り言をほざきながら、まぁボチボチやっています。

これからもやりたいことがいくつかあるのですが、2シーターカーで発生の劣化したオイルクーラー・ホースの交換や、JB64Wで発生しているビビリ音への対策、エストレヤの課題の一部への取組みなど、最近の私のカーライフは、他の車両の作業にうつつを抜かしており、残念ながらSL125Sはほぼほぼ放置状態にあります。

…で、今回はようやくSL125Sのカスタムなんですが、CD125K(ツイン)用のシングルキャブレターを素材とした実験キャブレターの事前調整であります。
整備手帳に記録するほどのことでもありませんので、ここブログに記しておきます。

先週と同様に、明日から来週にかけて4連休となりましたので、できれば、暖かい土日のいずれかでキャブレターを取り付けて実験を敢行してみたいと考えています。

ただ、この実験キャブレターはSL125SEエンジンに装着はできるものの、SL125Sのガソリンタンクの下にちゃんと収まるのかどうかは「?」もんなんです。
エンジンが始動して、そこそこの走行ができるのかどうかは、その懸念をクリアしてからの話となるわけです。

SL90のガソリンタンクの下にすっぽり収まるようでしたら、その状態で実験は続行できます。
出来なければ、この実験は頓挫となり、予備のシリンダーヘッド、シリンダーとともにオブジェの一部に成り下がるだけです。



この実験キャブレターは、一度予備シリンダーヘッドに取り付けたことがあります。
その時に不具合箇所を発見することになります。
キャブレターのインマニ側の面の端が画像のように少し膨らんでいて、シリンダーヘッド側の面にちゃんと密着しないのであります。
脱着の際、スタットボルトに引っかかりがあってスムーズではありませんので、インマニ側の穴も少し歪んでいる感じです。



平らな机上に金属定規を置き、そこにキャブレターのインマニ側の面をあてがうと、明らかに両穴の端側が膨らんでいて、中程全体が浮いて隙間ができています。
このままの状態で取り付けると、二次エアを吸ってしまうことは間違いありません。

これはおそらく、過去オーナーかバイク屋のオヤジがエンジンへの取付けの際に、親の仇の如く、カンカラカンのカン!カンカラカンのカン!あっほーりゃ!カンカラカンのカン!カンカラカンのカン!あっほーりゃ!カンカラカンのカン!カンカラカンのカン!と馬鹿締めをしたために、キャブレターのインマニの面の端が歪んだものと考えられます。

キャブレターボディの材質は、柔らかい合金ですので、強い力を与え続けると、変形してしまうのであります。
あまり言われませんが、なんぼ調整してもキャブレターの調子が悪いのは、この歪みによることが多々あるのです。
目に見えないことが多いですからね。



インマニ側の「面出し」は、いつものオイルストーンを使います。
いわゆる砥石であります。

刃物を研ぐ時は砥石に水を加えるのですが、刃物は水で綺麗にするからです。
エンジンのような油物の機械には水の代わりにオイルを使います。
オイルの方が馴染みがあるからです。
知らんけど … (笑)



オイルストーンに使うオイルは単なるエンジンオイルであります。
インマニ側の面にもオイルを塗ります。
それにしても汚い面であります(汗)




インマニ側の面を削り過ぎると取返しがつきませんので、慎重に時間をかけて、削り具合を確認しながら作業を進めます。

柔らかい金属ですので、15分ほどで面出しができました。




削り粉を含んだオイルで汚くなりましたので、パーツクリーナーで綺麗綺麗に仕上げます。



面出しはできましたが、スタットボルトを通す穴の歪みの処理は未だですので、丸ヤスリで整えます。



Oリングは硬化してしまっているので交換します。
取付時にはガスケットも併用することにします。
これで事前調整は完了しました。

Posted at 2021/02/19 13:09:10 | トラックバック(0) | SL125S | 日記
2021年02月13日 イイね!

ライディング・ポジションの確認のお話 エストレヤ

ライディング・ポジションの確認のお話 エストレヤライディング(ドライビング)・ポジションがしっくりきていないと、首肩がこったり、腰痛になったりしやすいのが乗物であります。
エストレヤはサドルシートを少し後退させつつ、後部を下げ、これに伴ってハンドルグリップを少し上げましたので、以前よりは微妙にポジションが変わっています。

本日、そのライディング・ポジションを確かめるために、中距離ツーリング(140kmほど)に出かけました。

画像のバックに写るお山は日本武尊で有名な「伊吹山」であります。
この辺りは、雪国の入口になるようで、中腹から積雪となっています。



せっかく、長浜に来たのですから、例の「茶しん」に寄らない手はありません。

リアキャリアに段ボール箱を括り付けていますが、これは嫁さんの下命で焼栗と高級莓を買って帰るのに、それを放り込むためのものです(笑)



ここに来たら、「イタリアン焼そば」であります。
ホワイト餃子も注文しましたが、30分ほど時間を要するということでしたので、残念ながらこれはキャンセルしました。

久方ぶりに食しましたが、大変美味しかったです。

目的地を往復するコースです。
ライディング・ポジションは窮屈さが無くなって、ゆったり感が増し、首肩腰への負担は少なくて、これなら日帰りツーリングに不安なく使用できます。

サドルシートの改造は「大成功」でありました。
相変わらず 自画自賛!! …(笑)
Posted at 2021/02/13 15:35:10 | トラックバック(0) | エストレヤ | 日記
2021年02月07日 イイね!

オイルクーラー・ホースの劣化のお話 2シーターカー

オイルクーラー・ホースの劣化のお話 2シーターカー久方ぶりに2シーターカーのエンジンを始動して暖機運転をしていたら、あららのらー!、オイルクーラーのオイルラインからオイル漏れしてるではあーりませんか!?(汗)
どうも、オイルクーラー・ホース辺りから漏れている、そんなような …
ステンレスメッシュカバーの頑丈なやつのはずなんですがねぇー!?
なんで?なんで?なんで?(汗)

ホースの怪しい部分にウエスを巻いておきましたが、だだ漏れとなっています。
量的にはオイルクーラーライン分ですから、0.3Lほどでしょう。



不幸中の幸いは、漏れたオイルがカーポート内に留まっていたということです。
正確に言うと、ジワジワと流れ出てたので、側溝や道路に流れ出ることはなく、敷地内の煉瓦敷のその隙間から地中に全部のオイルが吸い込まれたということでしょうか!?
雨が降れば、虹色の油紋が浮き上がってくることは必定ですな!?(汗)



オイルブロックとオイルクーラー・コアを繋ぐ上下線のオイルクーラー・ホースを外します。
よく見ると、ホースのメッシュカバーがなんかゴワゴワしています(汗)

その向こうで、トランスミッションの底にへばり付いている箱状のものがそのコアであります。
エアインテーク・カバーを取り付けているので、一見してコアだとはわからないでしょう。
 
レイアウトの都合により縦向きで寝かせて取り付けています。
コアは後方より前方を少しだけ高くし、傾斜をつけて取り付け、走行風が下から上へ通り抜けるようにしていますので、多少の走行風は受けることができますが、もっと多くの走行風を受けることができるようにエアインテーク・カバーを取り付けたのです。

それにコアは、上部のトランスミッションとの隙間は極僅かであり、最低地上高もギリギリのところにあるため、地面との間に十分な余裕はありません。
路面に対してコアのヒダヒダが剥き出しだと、タイヤが跳ねる小石や路上の障害物がまともに当たって「破損→オイル漏れ→エンジンブロー(or リアからスピンアウト)→大事故」に発展するやも知れませんので、コアガードの役割も大いに果たしています。

現に、台風で土砂が道路に流れ込んだ箇所を通過した際に、案の定、小岩がエアインテーク・カバーに接触してカバーをもぎ取ってしまいました。
カバーは犠牲になりましたが、コアに損傷が無かったのが不幸事の幸いであります。
私の人生は、この件や後出にもあるように「不幸事の幸い」ばかりなんですが、コアが損傷しないように、荒れた道は避けなければなりません。

このように全く余裕がない状態ですので、JB64Wのように、コアの片面に電動ファンを取り付けて「アクティブ・オイル管理システム」なるギミックを施すことなどとても無理なのであります。

御覧のとおり、オイルライン(オイルブロック出→コア入→コア出→オイルブロック入)は、大阪のJR環状線(東京のJR山手線)のように「円」を描いたレイアウトをさせていましたが、今回の施工を機に前々から考えていた、上下線を一般的な「並行」のレイアウトに変更してしまいます。



外した上下線のオイルクーラー・ホースであります。
円を描いたレイアウトでしたので、ほぼ同じ長さであります。

ゴアゴアしていた部分のメッシュカバーをグラインダーで切り開いて、包まれていたゴムの状態を確認します。



上下線ともゴム部分全体が劣化してヒビだらけのボロボロになっています(汗)
たった6年弱の経年でこんなに劣化してしまうもんなのでしょうか? 中華製は!!

それにしても、走行中にオイルが吹き出していたら … そう思うとゾッとします。
これも不幸中の幸いであります。
あ〜〜〜っ、クワバラクワバラ(汗)



新しくセッティングしたホースです。
上り線のホースはオイルクーラー・コアの横を這わせながらコア入に繋ぎますので、その分下り線のホースよりも長くなっています。
そして、コア入のフィッティングも、90°規格に変更しています。

今回調達したものは新品ですが、これも中華製ですので、4、5年後には交換する必要があるかもしれません(汗)



上の画像のリングは、フィッティングのオイル漏れを防止する金属パッキンであります。
左下の画像のように、フィッティングを締め付けた際に、凹に凸が食い込んだ丸い跡がはっきりと出ていれば、それはオイル漏れの発生は心配要りません。
しかし、右下の画像のように、その跡が全然残っていないとオイル漏れの発生を心配しなければなりません。

この車に取り付けているオイルブロックの凸とホースの凹は相性がいいので、オイル漏れの心配は要りません。
しかし、オイルクーラー・コアの凸の形状に問題があってオイルクーラー・ホースの凹との相性が悪いので、コア出入口のフィッティングに金属パッキンを使用します。

ちなみに、JB64Wにオイルクーラーを取り付けた際は、それぞれの凸と凹の相性が事前にはわかりかねましたので、4箇所全部に金属パッキンを使用しています。
なお、このJB64Wにも中華製ホースを使っていますので、気を付けなければなりません。



仮付けをしました。
エキゾーストパイプと並行に通るオイルクーラー・ホースには、耐熱布を四重に巻いて、排気熱からホースを守る対策をしています。

オイルラインを大阪環状線(東京山手線)のレイアウトにしていた時、上り線はエキゾーストパイプと直角に立体交差させていましたので、耐熱布は少しで足りましたが、今回、大量に使いましたので手持ちの耐熱布が全部なくなってしまいました。

リアにあるエンジン・ルームはとても狭くて一番小型のオイルクーラー・コアでさえあそこに縦向きに寝かせてしか取り付けることはできません。
必然的にホースはエキゾーストパイプに並行に取り付けることになってしまいます(汗)
このオイルクーラーでのレイアウトは、1週間寝ずに思案して決めたものであり、おそらく世界でオンリーワンだと思います … いや!違いありません!!

縦方向なんてとんでもなく効率が悪いレイアウトとお思いかもしれませんが、初代プレオのインタークーラーがボンネット内のエンジン上にこの方法で取り付けられていましたので、エアインテーク・カバーも含めてこの考え方を丸パクりしました(汗)

この方法なら、カバー入口に「ドア」を設け、これの開閉量により走行風の導入量を調整して四季に合った冷却能力の設定ができます。
冬場のオーバークールはどうしても防がなくてはオイルクーラーを取り付けたことが本末転倒となってしまいます。
当然ながら今の時期、ドアは全閉にしています。



エンジンを始動してしばらく空ふかしをし、オイル漏れが無いことを確認した後、走行中にオイルクーラー・ホースが踊らないようにこれをまとめて固定します。
やっとこさ出来たと安堵し、ホッとする瞬間です。



最後にオイルクーラー・コアのエアインテーク・カバーの後部を開けてみました。
少しですが案の定、枯葉が溜まっていました。
路上に落ちている枯葉が車体下の風の流れで舞い上がって吸い込まれるです。
F1のピット作業でクルーがラジエーター・エアインテーク内に腕ごと手を突っ込んで掃除をしている風景を思い起こしてしまいます(笑)



この車に使用しているサーモスタット付きオイルブロックです。
とても狭い環境ですので、オールインワンのオイルブロックを取り付けるスペースがありません。
苦肉の策として、油圧センサーと油温センサーを組み込んだオイルブロックの上に、このオイルクーラー用オイルブロックを重ねて取り付けています。
オイルブロック内に組み込まれたサーモスタットの働きのイメージは下手なイラストをご覧ください(笑)
なお、サーモスタットは、完全にオイルラインを塞いでオイルクーラー・コアをスルーさせることはできませんので、このことを付け加えておきます。




百均のライトです。
ボンネット内やアンダーフロアでの作業では、手が塞がれているためにライトが固定されている必要がありますので、裏側に強力な磁石を取り付けて、鉄板にくっ付けて使います。
今回もオイル漏れのチェックやオイルラインの取回し時に活躍しました。

スポットランプも不可欠な明るさを有していますが、全面LEDでは爆光となりますので、直視をしてはなりません(笑)


今回のオイル漏れはある種のショックでありました。
そんなに早くにオイルホースが経年劣化するとは想像もしなかったからです。
走行中にオイル漏れ事故が発生しなかったことについて、神様仏様ご先祖様に感謝しなければなりませんが、今回のオイル漏れは相当なショックです。
ホースをJapanクォリティの信頼のおけるものに全車交換してしまおうかとも考えているくらいなんです。


P.S.


 
他に事例がないかと探していたら、みんカラさんにありました。
この方がご使用のホースもHPIという中華製でしょうね!?(笑)(汗)
それとも私が6年という年月をとても短く感じてしまう年齢になってしまったということなのでしょうか?

ところで、この方のホースは悪い箇所を除去して再利用がされていますが、私の場合、ホースの全体にひび割れが発生していましたので全替です。
やはり中華品質は、Japan クォリティにかなり劣りますので、日頃からそのことを念頭に置いて扱う必要があります。


P.S.

オイルの一部を失いましたので、昨日(2/12)、オイル交換をする際に、再度、オイルラインと耐熱布の巻き方を見直しをしました。

リフトで車体を持ち上げていたならば、作業は効率的に行うことができるので時間はそれほど食いませんが、ジャッキアップと馬でやると、地べたに寝そべって、それそのものが障害物となることも多々あり、角度によっては寝そべっていると力が入らないし、そんな非効率な作業の中で無駄な時間を費やして、結局、日が暮れてしまい、オイル漏れはないものの、満足な仕上げができていません。

そのようなことで、初期に組んだオイルラインにもう一つ満足感がありませんでしたので、ラインを見直し、不格好であった耐熱布もスッキリして、今度こそ完璧な状態としました(嬉)
自画自賛!!(笑)

それにしても少走行で、なおかつ、メンテナンスが行き届いているので、アンダーフロアもとても綺麗な状態です。
自画自賛!!(笑)
Posted at 2021/02/07 19:11:26 | トラックバック(0) | 2シーターカー | 日記
2021年02月02日 イイね!

タイヤ内の温度と圧力のお話 ジムニー

タイヤ内の温度と圧力のお話 ジムニー昨日は雨天でしたが、夜間の気温は8℃ほどありました。
今回は、タイヤ内の温度と空気圧の関係について、思いつくままにあれこれとウンチク平・モリチク平をたれるのであります。

空気は他のほとんどの物質と同じく、温度が上がると膨張し、下がると収縮します。
タイヤ内という密閉された空間では空気が膨張すれば圧力は高くなりますし、収縮すれば低くなるという相関関係にあります。

画像は、JB64Wに搭載している最新のTCMS(タイヤコンディション(温度と圧力)・管理システム)であります。
指定した空気圧になると警告を発しますし、タイヤに取り付けている各センサーの電池の容量が少なくなれば警告を発してくれます。
問題は中華製のリーズナブルな商品であるが故に、正確性や安定性に?が残り、耐久性は想像以上に短くて、買替えを頻繁に行わなければならないということであります(汗)
やはり1本は出さないと満足のいくものは得られないということでしょう。

それはともかくも、走行後すぐに信号停止で撮影したものですから、タイヤ内温度は全て気温と同じ8℃を示し、空気圧は前輪1.8Bar、後輪 2.0Barとなっています。
(スズキさんの指定では前輪 1.6Bar、後輪 1.8Barとなっていますが、走行抵抗を少なくして燃費を良くするために前後とも+0.2Barに設定しており、他の車両も同様の措置を取っています。)

このように、冬に空気圧を設定した場合、春夏に向けて気温が上がるにつれ、タイヤ内温度も上がりますので、空気圧も上がるということなんですが、いかんせん!新幹線 !
チューブレスタイヤも時間の経過とともに微妙にエアが抜けている関係で、空気圧は上がらずに冬の設定はしばらくの間維持できるということです。

ところが、夏に空気圧を設定した場合、秋冬に向けて気温が下がるにつれ、タイヤ内温度も下がりますので、空気圧も下がるということなんですが、そこに微妙なエアの抜けが加わりますので、空気圧の減りは早くなるのです。

空気圧に神経を尖らせている人は多くはありませんので、ほとんどの人はかなり空気圧が減ってハンドリングなどに違和感を感じるようになってからタイヤの異常に気が付いてガソリンスタンドなどでエアを充填しています。
女の場合はほとんどがこれです。
空気圧が、減っていることにも気付かない女ばかりです。
女は人一倍大好きですが…(笑)
ということで、夏から冬に向けての季節に空気圧を気にするようにすればいいということです。



15分も走れば、冬の冷たい雨で路面が濡れているにもかかわらず、タイヤが暖められて、前輪のタイヤ内温度は5℃も上昇し、それに伴って空気圧は0.1Bar上昇しています。
この時点で後輪のタイヤ内温度は2〜3℃しか上昇していませんので、もう少し温度が上がれば、前輪と同じように0.1Barは上昇することでしょう。

ジムニーの場合、前輪は重量のあるエンジンを支えており、左右の舵取りで路面との摩擦が大きいために後輪よりも早く暖められます。
一方、2シーターカーの場合は、後輪側にエンジンがあり、駆動力が大きいので、後輪の方が路面との摩擦が大きくて前輪よりも早く暖められます。
エストレヤも後輪の方が早く暖められています。
晴れた暖かい日であれば、もっと早くタイヤが暖められるので、タイヤ内温度も空気圧も大きくなります。

このように走行すると空気圧が高まりますので、走行直後に空気圧を整えてもその後に駐車してタイヤが冷えてしまえば空気圧は下がってしまい、求めている適正な空気圧を得ることができません。
したがって、空気圧の設定は走る前に行うことをお勧めします。


また、太陽光によってタイヤが温まりますので、画像のように太陽光が当たる右側前後のタイヤ内温度は上昇しています。
これによって空気圧も上昇する場合がありますので、空気圧の設定は四輪が同じタイヤ内温度の時に行うことをお勧めします。


F1などのカーレースでタイヤが暖まっているとかいないとか…そんな解説がよくされていますが、熱くなり表面が溶けてグリップ力が増します。
そして、空気圧の高まりによって安定が増す…そんなスリックタイヤの状態がレースには重要なファクターとなるからであります。

解説の中で「スローパンクチャー」という用語も使われます。
タイヤバーストのようにタイヤが破裂するのではなくて、小さな穴が開いて徐々にエアが抜けて空気圧が低下する現象であり、グリップ力が失われますので速く走ることが困難となります。
今時のレーサーにも当然ながら高度なTCMSが装備されており、コックピットに表示されるか、ピットにデータが送られてスローパンクチャーを知らせます。
その時にはすぐさまタイヤ交換が求められるわけです。
お遊びでサーキットを走っている方にもTCMSの装備をお勧めします。

さて、レースのことはともかくも、一般車両ではTCMSは、
◯スローパンクチャーの警告( バーストには必要ありませんからね(笑) )
◯エア補充の判断値の表示
の機能を有しています。
小まめにタイヤメンテナンスをしている方にはTCMSは不要かも知れません。
私の場合、ここ10年ほどはパンクしたことがありませんので、スローパンクチャーの警告というその恩恵を受けたことはまだ一度もありませんが、コックピット構成機器の一つとしていることやタイヤコンディションの変化を何気に観察して楽しんでいるという変態的な感性の充足感から「TCMSは必需品」となっています。
経年によりTCMSの表示に異常を感じた時は、「わぁー!買い直しの時期に来たかー!」と嫌な思いをしますが、それでも欠かせない機器なのです。
Posted at 2021/02/02 11:46:15 | トラックバック(0) | ジムニー | 日記
2021年01月31日 イイね!

必殺錆封じを使って綺麗にしたお話 エストレヤ

必殺錆封じを使って綺麗にしたお話 エストレヤ昨日はJB64Wを弄ったんですが、本日はエストレヤを弄りました。

ようやく「必殺錆封じ」で除錆・防錆などを施して、サドルシート下を綺麗にしたのであります。

必殺錆封じって、昔、プラモデルに付いていたセメダインの匂いがするんですね。
いやいや、この匂いは私にとって決して嫌な匂いではなく、小中学生当時を思い起こさせてくれる匂いです。



エストレヤはずっとカーポート下で、しかもボディカバーを被せていますので、年式の割にはそんなに錆の発生はありません。

しかし、サドルシート下のフレームの繋ぎ目辺りやサドルシートの二つのコイル、それに後付けのサイドバッグの金具等に錆が出ているので、ここに必殺錆封じを塗布します。

赤色の錆がすぐに焦げ茶色に変化します。
この状態において変化した錆の除去措置をする必要はなく、上から塗装ができるので、この溶剤による除錆・防錆処理はとても楽ちんです。



必殺錆封じは塗布した後しばらく置いておいた方が良いようなので、その間に、サドルシート下のカバーを作ります。
サドルシートの下には電装品やバッテリーが収納されていますので、雨除けが必要であります。

元々、サドルシート下には鍵付きの純正カバーがありましたが、純正サドルシートと一緒に売却してしまったのでもう手元にはありません。
仮にあったとしても、今のサドルシートのコイルが収まらないので使うことはありません。

厚紙で型を取り、これを元に百均のプラ板を成形します。
そして、大好きなカーボン調シートを貼り付けて化粧板に変身させます。



必殺錆封じを塗布した部分が乾くと、黒色ラッカーを塗布して仕上げます。
これで錆は無くなりました。



カバーは前後の空いて部分に差し込むように作りましたし、センタースプリングが押さえ込んでいるので、走っていてどこかに飛んで行ってしまうことは無いと思いますが、念のために、マジックテープで飛ばないように固定をします(笑)

これでようやくエストレヤのやりたいことの一つを消化できましたが、配線束が干渉してカバーが少し浮いてしまっているようですので、後日修正しておきます。

次はSL125Sでも弄ろうかと考える今日この頃であります。


P.S.

カバーの浮きを修正ました。
Posted at 2021/01/31 15:55:19 | トラックバック(0) | エストレヤ | 日記

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「[整備] #SL125S 若いもんにゃー負けへんでー! サイドカバー https://minkara.carview.co.jp/userid/1608170/car/2883992/8398789/note.aspx
何シテル?   10/13 16:08
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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