年初に立てた目標をあっさりと
2月で達成してしまったので,早々と今年2回目のアップデートを行いました.
アップデートしたパーツ類は先日の袖ヶ浦から投入したのですが,残念ながら
雨だったので,効果をしっかりと見切れておらず,消化不良気味でした.このため,ホームサーキットの日光でテストする事にしました.
予報では曇のち雨という事で,「また雨か・・・」と心配になりましたが,降るのは15時以降という事で,午前中は問題なさそう.また,曇なので路面温度も上がらず,比較的涼しい環境で,そこそこタイムが期待出来そうでした.
さて,今回行ったアップデートですが,
①フロントタイヤの
205/50R16化 :215/45R16からの大径化によるギヤ比改善
②ブレーキパッドの前後
銘柄変更 :制動力の立ち上がり方を弱めて,コントロール幅を拡大
③
カートシューズ投入 :ブレーキング時のペダルワーク改善
という内容で,①~③とも全て狙いは「ブレーキング精度の向上」です.
①は6コーナー進入とバックストレートエンド手前でのレブ当たりを改善し,ギリギリまでアクセルを踏み抜く事でブレーキングに集中出来るように.②はセミメタル→ノンアス系に変える事で効きの絶対値を下げて,"残すブレーキ"のコントロール幅が広がるように.③は,②をより効果的に出来るよう人間側のチューニング,です.
では,いきなりですが,走行動画から.
ご覧の通り,苦戦した結果となり,タイムは42.160.自己ベストの0.2秒落ちでした.
セクタータイムで比較すると,
ベスト(41.977) ・・・ Sec1:9.709 Sec2:18.213 Sec3:14.055
今回 (42.160) ・・・ Sec1:9.637 Sec2:18.234 Sec3:14.289
となっており,一目瞭然ですが,遅れの原因はSec3にあります.
ベストを記録したのは2月ですので,当時より気温が上がってパワーダウンしている事は事実だと思いますが,バックストレートエンドの最高速は,①の効果によりレブにギリギリ当たるかどうかという,ぴったりのギヤ比で134.6→136.3km/hまで伸びており,10コーナーのブレーキングも②の効果により,ギリギリまで遅らせてもロックする事なく,フロント荷重をしっかり残したままターンイン出来ているため,ここでのタイムロスはありません.
しかし,問題は11コーナーで,ブレーキを残しながらステアを切り込み,リアが流れて向きが変わったところでアクセルを開けても,EF8は真っ直ぐ立ち上がる挙動をせず,外側に流れてクリップから外れてしまいました.11コーナーでクリップにつけないと,当然切り返しの12コーナーはライン取りが苦しくなるため,アクセルを開けるタイミングが更に遅れてしまい,これが0.2秒の遅れになっているようです.
この現象は,6コーナーの立ち上がりでも起きており,しっかりとトラクションがかからないため,デフが作動して駆動系がガタガタと振動してしまいます(動画でも異音がするので分かるかと思われます).振動の大きさと音から,明らかにミッションへの負担が大きそうなので,走行の途中から,立ち上がりでアクセルを一気に全開にするのではなく,ゆっくり開けてトラクションの掛かり具合を確認しながら走るよう,ドライビングを変更して対処しました.
ですが,これではタイムロスが大きいので,このトラクション不足の原因を別途詳細にデータを分析して解明したいと思います.
なお,③の効果ですが,1コーナーでアクセルとブレーキを踏み間違えたり,ヒール&トゥが上手くいかなかったり,あまりフィーリングは良くありませんでした・・・.ただ,こちらは慣れの問題かもしれませんので,結論を先送りにしたいと思います.
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アップデート 20XX | 日記
Posted at
2016/04/22 01:54:13