
本人的には「大勝利!」で終わったのであろう
オレさまFD2の日光ですが,そもそも彼が日光を走り始めたきっかけは,
とあるAP2乗りに勝負を挑まれたからでした.
そのAP2乗りは
ディレチャレの決勝で2位に入ったのを有終の美として既に引退されていますが,日光で負けたまま引退された(勝ち逃げされた)当時,オレさまFD2は「なぁ~に,例え相手がAP2だろうと,ZX(DIREZZA Zシリーズの第10世代という意味)が出る頃までには必ずタイムを追い抜いてやるよ!」と豪語していました.
その後,日光サーキットのコースレイアウト改修によって,当時より0.5秒は短縮し,オレさまFD2もAP2乗りと同等のタイムを出せるようになったという事で,今回はその当時のAP2と比較してみたいと思います.
なお,10コーナー以降はコースレイアウトが違うため,ちょうど10コーナー進入のブレーキングで切れるLAP+のSCT.3までを使って比較してみます(青:AP2 緑:FD2).
1コーナー(1つ目の赤丸)
今回,FD2は更に加速力に磨きをかけたはずですが,それでもAP2(青)の方が1km/h上.ただスタートラインから途中まではFD2(緑)が上回っており,ほぼ互角と言えます.
2コーナー(2つ目の赤丸)
AP2は当時ZⅡ☆を履いていたはずなので,71Rを履くFD2(緑)の方が有利.4km/h以上高い速度で駆け抜ける事で0.1秒FD2がリードします.
6コーナー進入(3つ目の赤丸)
4コーナーを抜けた後,FD2(緑)は一瞬失速.これによって6コーナーの進入までに4km/h程の速度差が生まれています.ここは曲げるタイヤと前に進ませるタイヤが別であるFRがやっぱり有利という事なのでしょう.
6コーナー出口(4つ目の赤丸)
FD2(緑)の方はほとんどブレーキをかけず,ボトムを極力高める走らせ方.一方,AP2(青)の方は,加速と旋回をきっちり分けたメリハリがあるドライビングである事が分かります.それにしても,1~2コーナーといい,AP2はホントきれいにV字を描いていますね.車速の上下振幅も少なく,加速のさせ方も減速のさせ方もホント上手いです.
8コーナー(5つ目の赤丸)
6コーナーの立ち上がりでスムースに加速させられているAP2(青)の方が,やはり車速の伸びが良いです(FRという点もあると思いますが).進入で6km/h以上差をつけて飛び込んでおり,この時点でFD2は0.15秒遅れです.
9コーナー(6つ目の赤丸)
8コーナーに飛び込んだ後の減速の仕方は,ほぼ同じ.ボトムスピードもAP2:95.9km/h,FD2:96.1km/hで完全に互角です.
バックストレート(最後の赤丸)
ここは,9コーナーを抜けてから圧倒的にAP2(青)の方が速いですね.終端速度で6km/h以上差がついています.正直ここまで差がつくとは・・・.かなり予想外です.AP2が速いというよりFD2が伸びてない気がします.やっぱりボディの大きさから高速域で不利なのでしょうか? それとも,このレベルまで来ると駆動方式の差が出るのでしょうか? ちょっと気になる部分です.
さて,タイム差ですが,前述の通りSCT.3までの合算で比較すると・・・,
AP2 ・・・ 28.265(SCT.1:10.243 SCT.2:8.210 SCT.3:9.812)
FD2 ・・・ 28.222(SCT.1:10.155 SCT.2:8.480 SCT.3:9.587)
おおっ! 0.04秒という僅差ですが,僅かにFD2の方が上ですね.これならコース改修の差云々を抜きにしても「AP2に勝った!」と言っても良いのではないでしょうか.
となると,次はタイヤのハンデ(71R)を少し削って,ZⅢ辺りで同じタイムが出せるかがポイントですね.
これで勝てるようなら,ホントに「1世代で追いついた!」と言えるんじゃないでしょうか?(笑)
最後におまけ.
当時,AP2乗りがオレさまFD2と追いかけっこした映像が以下(↓)で見られます(2:27辺り~).
オレさまは,追われると当時からラインがグデグデになってますね(タイヤがツライんでしょうけど).
それにしても,この時からもう2年以上経ったんですね・・・.
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オレさまFD2 | 日記
Posted at
2019/04/25 22:32:47