
コレクションホールの企画展「
GTカー&ツーリングカー Garage Collection」の車両見学その③NSX編です.展示されていたのは以下の6台.
1994年 ル・マン24時間 NSX GT2
1995年 ル・マン24時間 NSX GT1
1996年 ル・マン24時間 RAYBRIG NSX
1997年 JGTC avex 童夢 無限 NSX
2004年 JGTC ARTA NSX
2019年 スーパーGT KEIHIN NSX-GT
この中で注目したのは何台かありますが,まずはチャレンジングだった「NSX GT1」.
こちらの心臓部にはツインターボ化されたC30A(650PS)が縦置きでマウントされています(↓).
フロントの造形は物凄くシンプルですね(↓).
ミラーもパッと見は純正か?と思いたくなるくらいシンプル(↓).
リア周りも本当にシンプル(↓)で,唯一下側に細長い開口部がありますが,これは位置的にブレーキ冷却用ですかね?
リアのディフューザーも清々しいくらいにシンプルな形状(↓).
そのディフューザーの上にマフラーがあるのですが,円形と楕円形の2本が連なっています(↓).
形状が異なるのはどういった意図なんでしょうね?
そのマフラーの横には,オイルクーラーと思わしきものがマウントされています(↓).
こんなトコに設置しても冷えないのでは?と思い,クーラーの手前に引かれているダクトを追い掛けてみると・・・(↓),
リアフェンダー上部にあるNACAダクトが取入れ口になっていました(↓).
へぇ~,なるほどねぇ・・・と思ったので,今度はNA(450PS)仕様の「NSX GT2」を見学.
パッと見ではこちらの方が市販車に近い印象ですが,ミラーは「GT2」の方が凝ってますね(↓).
こちらのエンジンは純正同様に横置きのまま(↓).
そして,何と!オイルクーラーがこんなトコに(↓).
テールゲートの穴開けといい(↓),レーシングカーというよりはチューニングカーっぽい佇まいですね.
ちなみに,「GT1」の方は男らしく(?),穴が全部繋げられて完全に切り取られてました(↓).
以上,NSX(ル・マン仕様)編でした.お次は国内仕様です.
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博物館見学 | 日記
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2023/10/20 23:14:20