
先に
プロの感想編を書いちゃいましたが,日光サーキットで行われた走行会の模様です.
本編に入る前に,まずは遡る事1週間前から.
先月ナリモを走った後,ショップで点検してもらったら
左フロントのハブボルトがNGとの診断で修理が必要となり,その他部品の手配で結局丸々1ヵ月走れませんでした.
結局,一番納期が遅かったのが実はタイヤで(↓),
タイミングが悪く,注文が規定数に達するまで待たされました.それでも4/7にはクルマは仕上がっていたので,4/11のファミ走で事前テストしようと朝クルマを出すところまではしたのですが,行く途中でトラブルが発生し,泣く泣く家に戻る羽目になりました(かなりの高気圧でタイム出そうだったのに・・・).
事前テストしたかったのは,新品の一撃をちゃんとTC1000で試したかった事とハブボルトの修理に合わせて行った2箇所アップデートの確認をしたかったためです.
結局それは叶わず,日光でやる事になりましたが・・・.
そして当日.申込み時のエントリーリストに (大)@みやう軍団さんの名前があったので(↓),
来られる事は把握していたのですが,現場に着いてみたら,どりとすさんと坊愚さんもいらっしゃいました(↓).
更に今回は,クルマの見た目的には十分40秒台が出せるんじゃね?と思えるこんなFD2がいたり(↓),
ゲストドライバーが蘇武さんだったり(↓),
色々と会話が弾む楽しい走行会となりました.
そんなこんなで準備も終わり,1本目の走行時間(9:00~).
この日は980hPa台に入りそうな低気圧と,既に17℃を超えた気温,更には前日・前々日と2日間ドリフト走行会で路面コンディションが悪い,とトリプルパンチな悪条件でしたが,唯一ずっと曇り空で路面温度だけはそこまで上がりませんでした.
昨年11月の走行会の経験から,多分1本目はタイムが出ず(=新品タイヤがムダになる・・・泣),2本目,3本目と路面コンディションが回復していく傾向になるんだろうなぁ~と思いながら走ってみると,皮むき走行中でもこんな挙動が出て(↓),
「アレ? 意外と路面の感触は悪くない??(フロントタイヤはちゃんと喰ってる)」と思いながらアタックしてみると,1周キレイにイメージ通りのラインにのせられ,クルマの姿勢も終始乱れず,「おしっ! この感触なら41.3秒は出たでしょ~」と掲示板を見てみると,
42.0秒・・・.
ハァッ?と思いもう1回アタックしてみるも,一切何も失敗していない(勿論攻めるトコは攻めている)のに,タイムは変わらず42.1秒・・・.「なんじゃこりゃー?」と車内で叫びつつ,日光の走り方を忘れてるのかな?と思い,集中力を上げて,ちょっとオーバードライブ気味にクルマを走らせても41.9秒.最終的に 41.865 まで縮めましたが,クルマのフィーリングは凄く良いのにタイムは全く出ないという最悪な状況に陥りました.orz
この体たらくは私だけ!?と思い,日光マイスターである (大)@みやう軍団さんに路面の感触を聞きに行くと,万力を取り出して何やらガシガシと締めつけている最中だったので目を合わさず,AT使いのBB6が走行から戻って来るのを静かに待つ事にしました.
そして,本日最後となる2本目(10:00~).
今回の走行会は20分×3本だったのですが,3本目は同乗走行(という名の単独走行)で走らないので,本日これがラスト.1本目を走ったBB6からは(↓),
「えっ? そんな悪くないんじゃない? ベストの0.4秒落ちくらいだよ」との回答.うぇぇぇ・・・マジか.そうすると41.5秒は出さないとダメじゃん.あと0.3秒なんて見えないよー(泣).
・・・なんて泣き言を言ってもしょうがないので,今度は気合を入れて計測1からアタック.
1本目より若干路面が良くなったか? 0.1秒縮めて41.7秒.「おっ!? これならイケるか?」と思い,続けてアタックしてみると41.6秒と更に縮まり,9周目で 41.557 と一応のノルマは達成出来ました.
ホッ・・・.ε-(´∀`*)ホッ
お約束の「41.3秒」まで到達出来ていないのが少々気がかりでしたが,この状態で蘇武さんに乗って頂く事に.
3本目(11:00~).
計測1が41.7秒だったので「やっぱ今日は出ない日なんだなぁ~」と思ったら,計測2で41.3秒を出されて,
Σ( ̄Д ̄;) ゲッ!
続く計測3で41.2秒・・・.
(-д-;)アラ~
1周クーリングラップを挟み,最後にトドメで
41.084!
Σ(T□T)〣 ガーン
なんと0.5秒も引き離されてしまいました.orz
いやぁ~,やっぱりプロは凄い! この条件で41秒フラットまで行けるのかぁ~.私はどんだけヘタレなんだとショックを受けつつ,
蘇武さんからのフィードバックを確認.
「やっぱりなぁ~」と思う部分,「おっと,そうなんだ!」と思う部分,「なるほど.そういう事かぁ~」と思う部分,色々と貴重なコメントを頂きました.有難う御座います.<(_ _)>
「それにしても0.5秒差かぁ~.さすがにこの差は酷過ぎるなぁ~」とショックを受けつつ(ショックのあまり,蘇武さんと何を会話したのか暫く思い出せなかった・・・苦笑),クルマをピットに移動させようと,ふと時計を見たら 「11:10」.
ん? まだ10分走れる・・・?? Σ(' ' )
と気づき,「このまま0.5秒差で終わる訳にはいかねぇ!」と即座にメットを被り,
急いでコースイン! 幸いにして20分×3本目の終盤なので,同じクラスの多くの方が既に走行を終了しており,コース上には1台しかいない.
ウォォォォォォォ━━━━(#゚Д゚#)━━━━!!!!!!
と気合を入れてアタックするも,
タイムは 41.5秒・・・.orz
「出ないじゃーん(泣).やっぱり今日は無理だよぉ~」と思いつつ,クーリングラップに入って頭を冷やすと「いや,エンジンの吹け上がりが2本目より良い.これは絶対出せる!」と気持ちを立て直して再度アタック.結果は・・・,
自己ベストに0.027秒差まで迫る
41.159 をマークする事が出来ました.
やっぱり,日光は「気合」と「努力」と「根性」でしたね(笑).
とはいえ,そんな感じで自分の全てを絞り出しても,プロのタイムには届きませんでしたし,S1で0.1秒,S3で0.05秒も引き離されているので,やっぱりプロは凄いです.あとでたっぷりと反省会をしようと思います.
以上,タイムがなぜ出なくて,なぜ出たのか分からない日光の走行会でした.
走らせた時の手応えとタイムが一致しないのは,混乱するのでホント勘弁して欲しいです.最後の最後,「気合」と「努力」と「根性」が大事のは理解していますが,毎回これをやっていたら何が正しくて,何が悪いのか分からなくなり,ヒトもクルマも正しい方向に進めなくなるので,やっぱりテストはTC1000で行うべきだな・・・.
蘇武さんを始め,当日お会いした皆様,お疲れ様でした!
ブログ一覧 |
日光サーキット | 日記
Posted at
2024/04/19 22:08:46