
「NISMO 40周年記念展示」の
続き.
グループAの次はグループC!という事で,全日本スポーツプロトタイプカー選手権に参戦していたグループCカーを見ていくのですが,どうやら車両入替えがあったようで,週頭の連休までは「ニッサンR91CP」が展示されていたようなのですが,この日から「ニッサンR92CP」に変わったそうです.それを狙ってこの日に行った訳ではないのですが,1台見損ねました.
という事で,「ニッサンR91CP」はヘリテージゾーンに展示されいてたミニカーで代用(↓).
それでは,実車の「ニッサン R92CP(↓)」を見ていきます.
「R91CP」と「R92CP」の違いは,名称から推察出来る通り年式の違い(1991年と1992年)で,実は「R92CP」の登録型式は「R91CP」のままなんだとか.年次改良で外観上はどこが変わったのかというと,このヘッドライト上部(↓)だそうです.
フラップの角度によって,バンパーから取り込んだ空気の排出量(≒ダウンフォース)を調整する感じなのでしょうか.面白いですね.
外観上で他に面白かったのはサイドミラー.左側はスタンダードにフェンダー上部に付いてますが(↓),
右側はルーフの横(↓).
右ハンドルなので,こういうレイアウトなんだと思いますが,リアウイングの効率が下がりそうな位置に付いてますね.
そして,そのリアウイングはこんな感じ(↓).ガーニーフラップが付いてました.
サイドにあるこのアウトレット(↓)は,ラジエターから抜けてきた空気の排出口かなぁ~?と思うのですが,
リアのフェンダー上部にある,このスリット(↓)の意図は分かりませんでした.
ブレーキ冷却用のダクトが引かれているとかではなく,ホントにただのスリットなので(↓),
リアタイヤに直接空気が当たって,抵抗になりそうな気がするのですが(ボディ上面→下面方向に流すのでリフトも増えそう),なんなんだろ??
リアタイヤは,365/720R18が付いてました(↓).
この時代のホイールは2ピースだったんだなぁ~と思いつつ,リム幅が厚いせいか? 見た目的には16インチくらいに感じました(タイヤの扁平率も高そうに見えるし).
予選時は1500PSを発揮したというV8ツインターボの吸気口はこんなに小さく(↓).
このシュノーケルダクトは正面から見えない低い位置にあります(↓).
この「R92CP」は,富士スピードウェイのホームストレートで400km/hに達し,「ドライバーが恐怖を感じるから最高速は伝えなかった」と言われるほどのモンスターマシン.やはり迫力が違いますね.
以上,プロトタイプカー編でした.まだまだ
続きます.
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Posted at
2024/09/21 00:31:54