• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

OX3832のブログ一覧

2023年04月06日 イイね!

TC1000外撮り動画 切り抜き分析

TC1000外撮り動画 切り抜き分析web版「Racing on」の名車紹介に「HKS CLK」が掲載されていました.まだJGTCと呼ばれていた時代のGT500にプライバーターとしてエントリーしたマシンですね.

最後の「2003年向けの車両であるにも関わらず,2002年のみの参戦で終わった」という文言を読んで,そういえばHKSの社長が「ダイムラーがあ~だ,こ~だと干渉してきてうるさかった」と愚痴ってたのを思い出しました.それで1年限りになったんだと思いますが,私はCLKというクルマが好きだったので,その後見れなかったのが残念です・・・.

さて,1週間前のネタを引っ張るのもこれで最後(笑).いつさんが1本目の走行中に外撮りをしてくれたので,今後の研究用としてフォトギャラリーに纏めてみました(↓).

 ①TC1000走行動画切り抜き ~ヘアピン編~
 ②TC1000走行動画切り抜き ~インフィールド編~
 ③TC1000走行動画切り抜き ~最終複合編~

本当は外撮りの動画をそのまま上げたかったのですが,ナンバーを加工するのが面倒臭かったので,画像として切り抜きました.まぁ,こっちの方が細かい部分を色々と読み取れるので面白いかなぁ~とも思います.


後から振り返れるように,この周回の車載も置いておきます(↓).




ついでにロガーデータも(赤:枠ベスト 青:撮影時のラップ).



撮影時のラップは10周目なのでフロントタイヤはタレていて,各コーナーの立ち上がりで横滑りしてますね・・・.


あと,撮影頂いた動画を見ていてふと思い出したのですが,そういえば以前アドバイザーから「最終コーナーの姿勢が良い.特にアタックラインから進入した時.計測ラップでもその姿勢が作れると良い」とアドバイス頂いたのを思い出しました.当時,そう言われてもクルマの中からじゃ自分の姿勢は見れないので(汗),心の片隅に留めておくだけにしたのですが,今回の映像を使えば比較出来そうなのでやってみました(↓).

【アタックラインを使用した時】


【計測ラップの時】


あ~,なるほど,なるほど.確かにアタックライン使用時(上)の方が僅かにクルマがイン側を向いてますね.ほんのちょっとの差なんですが,このちょっとの差が立ち上がりの加速で効くんですよねぇ~.ふむふむ,こんな感じなのかぁ・・・.


以上,簡単ですが外撮り切り抜き分析でした.いつさん,動画の撮影有難う御座いました.<(_ _)>
2023年03月23日 イイね!

そして,復活へ

そして,復活へ今週に入ってモーターランド三河のコースレコードが8年振りに更新されたそうで,久方振りに公式HPを見に行ったら,6月から休業してコースレイアウトの変更を行うとの事.どう変わるのか分かりませんが,EF8の先輩が帰国したらまた行きたいなぁ~と思うOXでした.

さて,復活の兆しから4日.1週間で仕上げてくれたショップに報いるためにも,早速TC1000に行ってテストして来ました.


直前の予報ではあまり天気が良くなく,曇りと雨の間を行ったり来たりしているような状態でしたが,経験則的に「降り出すのは11時頃だろう」と思ったので,2本はドライで走れると判断して臨みました.行きの高速は雨予報で皆さんの出足が鈍いのか? やけに空いていて,いつもより15分も早く到着してしまいました.

雨予報なので湿度は100%.当然,筑波ではお馴染みの霧が出ていてTC1000のゲートも霞んでいましたが,珍しく早く着いていたAT使いのBB6の隣にクルマを止めると,



なんとご神体の真ん前となりました!
この睨みを利かされる位置が幸運を生むのか? 不幸を呼び込むのか? はたして・・・?(笑)


テキパキと準備を終わらせて隣のBB6に挨拶をすると,「コース,再舗装した?」と聞いてきます.そんな話は聞かないですし,2日前に走った人達のブログでもそんな気配はなかったので,「えっ? してないと思いますよ」と答えると,「そうかぁ~,なんかコースの雰囲気が違うのだけれど」と言うので霧が晴れ始めたコースを覗いてみると,



「あっ! 白線が引き直されてる!!」

コースのイン側とアウト側がくっきり分かるようになりましたね.ピットとコースの合流部分のホワイトラインも延長されているような? 記憶にある限り白線が引き直されたのは,2016年(↓)以来??



いずれにせよ,アウト側の白線がはっきりと見えるようになったのは個人的にかなり嬉しい.これでアタックライン時のクルマの位置取りも容易に分かります.


そんな感じで周囲の知人に声を掛けたり・掛けられたりをやっていると,ゲストで来ていた井尻さんにも声を掛けて頂きました.


(画像は走行会終了時のものです.朝のドラミの時に撮影すれば良かった・・・)

前回のレッカー時にも声を掛けて頂いて,機械的なトラブルではなく,電気系のトラブルであった事をお伝えしました.お気遣い頂き有難う御座いました.<(_ _)>


さて,早速1本目(9:00~).

私が走るクラスは今回は3台しかいないので,車間を空けて念入りにタイヤのウォームアップをします.最近CR-Sのウォームアップの悪さが話題になっていますが,それで私も一度痛い目に遭ったので,路面温度は既に20℃を超えていますが,何度も何度もフロントに荷重を掛けます.1周丸々フロントだけを温めるのに使ったので,これでどうだ?とフルブレーキングを試してみると,



ズザザザ・・・と普通にロック.ホント温まりが悪いですねぇ.この後,更に2周ウォームアップに費やし,とっくにリアは温まってるよ!って感じでした.その後,一応失火が本当に直っているか確認するために9割くらいの力でラップを刻んでみたところ,41.7秒をマーク.失火の気配は一切感じませんでした.フロントタイヤもロックしない事が確認出来たので,もう一度車間を空けて今度は全開でアタック.



結果は 41.514.このタイムなら失火は完全に直ってますね!
その後も4回アタックしてみましたが,フィーリングは変わらず,安定して41.6秒台をマークし,パドックに戻っての再始動でも普通に掛かりました~♪

これでようやくホッと一安心.万が一の事態に備えて現地に来てくれていた工場長にも問題ない旨を伝え,これで11月のTC2000から始まった,5ヵ月に及ぶ失火との戦いにようやく終止符が打たれました(長かった・・・).

原因を突き止めてくれた工場長達に,改めて感謝の意を述べさせて頂きます.


続けて2本目(10:00~).

遂にエンジンが完調になったので,これでようやく他のパーツの評価を正しく出来ます.
まずは,フロントに入れたHALの高反発スプリング



マトモに走れない中でも薄々感じ取っていた事が今回で確信がもてました.やはり私のドライビングには合ってないですね.「HALの高反発はHYPERCOより低反発」という噂でしたが,私は全くそう思いませんでした.「HALの12キロ・高反発は,HYPERCOの14.3キロと同等かそれ以上の反発力」というのが私の見解で,低荷重域ではフロントが突っ張ってしまい,全然ロールしないので姿勢を作れず,進入はひたすらアンダーステアです.その一方でHYPERCOの14キロほど高荷重にも耐えられないので,ブレーキロックもし易いですし,高速コーナーの立ち上がりで車体が外側に流れていきます.感触的にこのスプリングのせいで0.1秒は失っている気がします.

続けて,NANGKANGのCR-S 225/45R15



昨年の春にCR-Sを試した際,「同サイズであればA052の0.2秒落ち」というのが私の評価だったので,幅を205→225(タイヤ幅で214→225mm)にすればA052の205幅相当になるかなぁ~?と期待していたのですが,正直こちらも失敗でした.これは3本目の方で詳しく述べます.


という事で,ラストの3本目(11:00~).

2本目でCR-Sの感触は大体見切れたので,フロントタイヤを使い古しの195/50R16のA052に変更して比較してみました.サイズを筆頭に諸々条件は異なるのですが,全部CR-S側が有利になるような感じです.結果は,タレた225幅のCR-Sとフレッシュな195幅のA052が同等という感じで,コーナーを3つに分けて説明すると,



 コーナーの入口(Entry)  ・・・ CR-Sの方が幅が太い分,ブレーキングでよく止まる
 コーナーの中間(Middle) ・・・ 完全にA052の勝ち(泣)
 コーナーの出口(Exit)   ・・・ A052の方が大径なので,加速がモッサリするだけ(他は変わらない)

今回使ったA052はショルダー部分の溝がないような状態ですので,同じ鮮度だったら225幅のCR-Sを195幅のA052で上回れたのでは・・・?とすら思いました.私の買っているところでは,この両者の価格差はほとんどないですし(※値上げ前時点),これなら例え2ランク細くてもA052を買った方がいいなぁ~と思いました.


以上,遂に復活したエンジンと,3ヵ月遅れでようやく出来たパーツ評価でした.

走行会終了後は,突如オレさまが「モツ定食いたいから,帰りはお前のクルマで帰る!」とワガママを言い出し,LINK ECUのセットアップ用に整えておいた助手席の片付けをさせられる羽目になりました・・・.



サロンでモツ定を食べた後,最寄のセイコーマートにも寄らされ,まだ2時台だというのになぜか激混みの首都高の渋滞にも耐えて,駅まで送ってあげました.ガソリン代を請求してやろうかとも思いましたが,失火が直ったエンジンは「オレさま」という数十キロの追加のウェイトを積んだ状態でも,苦もなく加速してくれるくらい調子が良かったので,今回は大目に見てあげます(笑).
2023年02月19日 イイね!

一難去って,また一難

一難去って,また一難車検が終わった翌日にサーキット走行したら焦げ臭いので,「うわっ! もう限界に達して壊れちゃったか!?」とビビったのですが,臭っていたのはどうやらブレーキ・・・.その事をショップの店長に伝えたら「車検整備でブレーキに色塗ってるからそれかな・・・? 返車後こんなにすぐにサーキット行くヤツなんていないから,考えなかったよ~」と言われたOXです(アホ予備軍なので仕方ないですね??).

さて,走行してから大分時間が経っているので記憶が朧気ですが,先日TC1000を走ったような気がしました.

日光の走行会に向けて必死こいて失火の対策を行いイマイチ気に入らないけど「これは次のTC2000のためだ!」と高反発を使い続け,80Rの注意点を確認して,気温が上がった時の対策方法のおさらいもして,最後の念押し確認のつもりでTC1000を走ったのですが,結果としては失火が再発しました・・・.orz

失火の対策後,ショップで工場長に乗ってもらって「(失火しないので)確かにトルク増えてる・・・」と評価頂き,間違いなく良い方向に進んだはずなのですが,この日は家を出た瞬間から「アレ? トルクがない・・・」と感じるくらい不調でした.



確かにこの日は気圧が低かったのでパワーダウン傾向ですが,それにしても随分とフィーリングが違うような・・・?と思いつつ,いつもの通り,首都高~常磐道~294号~24号と繋ぎ,鬼怒川に掛かっている橋を渡るところまでは普通に来れたのですが,橋から降りた後の下り坂付近からグズり始めました(連続的な失火&エンスト).

「こりゃ,ダメだな」と思い,TC1000の門前に到着後,LINK ECUを開いてデータをチェック.体感的にもやや暖かいせいか,水温が下がらない傾向があるもののデータ上はおかしな点は見当たりません.「クルマが筑波に来るのを嫌がっているのかな・・・?」とでも思いたくなるような不可解さですが,ピットは確保出来たので準備を進めました.




万が一があって迷惑を掛けると申し訳ないので,タイム狙いの人達が殺到する9時台は避け,A4枠(10:00~)でコースイン.しかし,結果は案の定・・・.



ただ,今まで一番失火が起きていた2コーナーは全く問題なく(失火せず),前回の対策は確実に機能しているようです.「じゃあ,どこで・・・?」と探ってみると,どうやら横Gが掛かっていないホームストレートでの全開加速で失火が起きているようでした.このため,「コレ,今までの失火とは別のヤツなんじゃないか・・・?」と思い始めました.


その後,状況を切り分けるために,前回の対策の更に強化版を投入してA8枠(11:20~)で確認するも症状としては更に悪化.「コレ,やっぱり別の原因だな・・・」と思いつつ,この日の走行枠は午前で終了なので急いで片付けを済ませ,退出時間15分前にピットから出ようとしたらエンジンが掛からない!

10分くらいその場で格闘した後なんとか掛かったので,こもりん.さんとはやぶぅさんが待つBパドックへ移動.そこから先に食事を済ませたこもりん.さんを残して,はやぶぅさんとサロンへ向かい昼食をご一緒させてもらいました.


(はやぶぅさんの予感的中で,雨が降る気配が全くなかったのに小雨が降って来た時には驚きました・・・)


その後,スタンドの下で小雨を避けつつ,しばしお話をさせて頂きました.



私の周りにFFのジムカーナ屋さんがいないせいか,はやぶぅさんの考え方やセッティングのお話は新鮮で,聞いてて「なるほどなぁ~.そういう考え方があるのか」とか,「ああ,そういうフィーリングの表現の仕方もあるのかぁ~」とか,大変勉強になりました.有難う御座います!<(_ _)>


その後,小雨がおさまったところではやぶぅさんとは別れて,帰る前にこもりん.さんに挨拶しようと再びBパドックへ移動し,空いてるピットにクルマを止めようとしたら,再びエンスト! そして今度は何をやってもエンジンが掛からない!!



完全に動けなくなり,手でクルマを押してピットへ押し込み,そこから延々と3時間くらいトラブルシューティングをやってました・・・(泣).


全くエンジンが掛からなくなった時には気圧が1000hPaを切るレベルの低気圧だったので,これの影響??とも思いつつ,パドックでの低速移動のみだったのでエンジンルーム内の温度が60℃オーバーと高くなった影響??とも思いつつ,アレコレやっているうちに,最終的には始動でグズりはするもののエンストはしなくなったので,なんとか自走で帰宅する事が出来ました.

そこから3日間,目を皿のようにしてLINK ECUのデータと睨めっこしつつ原因を探っていたのですが,それでようやく見つけた出した手がかりがコレ(↓).



電圧は変わらない,回転数も変わらない,空気量(負圧の深さ)も変わらない,燃料(インジェクタへの噴射量指示値)も変わらない,点火(コイルへの指示値)も変わらない,なのに突然リーンになってる!

このデータは何も触らず,ただアイドリングしているだけの時のデータなので,原因は多分アレですかね・・・.


以上,スーパーボーナスステージのTC2000を逃した1週間の顛末でした.
2023年02月02日 イイね!

やっぱりコレだったか・・・

やっぱりコレだったか・・・「練習時はHOT RUBBER(タイヤグリップ復活剤)を使って,低温路面でもタイヤに熱を入れる」という話を聞いて,「そういえば,世の中にはそういう製品があるんだよなぁ~(JAFの車両規定に『タイヤへの溶剤塗布禁止』と書いてあるので,知識としては知っていた)」と少し興味が湧いたOXです(FFのリアに使えるか!?).

さて,前回3つの対策を行って,「う~ん・・・」な状況の打破を試みたものの,空振りに終わりました.

2月に入り,いよいよ残された時間も少なくなってきたので,こうなったら「結果的に寿命を縮める事になったとしても,強引に直しに行くしかない!」と腹を括って,再びTC1000に向かいました.

当日は朝一で会議があったので,テレワークでそれを済ませてから家を出発.私は首都高~常磐道~谷和原IC~294号のルートで筑波サーキットへ向かうのですが,やはりこの時間帯だと道中アチコチで渋滞していて,スムースには辿り着けませんでした.しかし,こういう明るい時間帯だからこそ(?)の発見があるもので,294号→24号へ曲がる交差点の近くに新しくイエローハットが出来る事を知りました.石下店として2月OPENだそうなので,緊急時の駆け込み寺として使えそうかな??




そんな事を思いつつ到着してみると,さすがは平日.パドックに停まっている台数もまばらで,これなら周囲を気にせず走れそうです.テキパキと準備を進めますが,この日は風が強く,特に砂埃が酷い(泣).「この強風じゃ,キリンさんはまた寝かされているのか・・・?」と思って遠くから眺めたら,



強風にも微動だにせず,きちんと正座をされていました・・・.


さて,時間もないので,早速P1枠(13:00~)でコースに入ります.

まずは前回の走行で得たデータから導き出した仮説の検証.LINK ECUで6000rpmまで対策を施し,意図的に7000rpm以上の領域には手をつけずにトライ.これで失火の発生タイミングが7000rpm付近にシフトしてくれれば当たり.

結果は・・・,



ビンゴ! ( *'ω'*)و グッ

失火によってガクン!と失速するタイミングがインフィールドの飛び込み(2速でレブまで引っ張る領域)に移りました.「よしっ! これが原因で間違いない!!」と判断し,一度ピットに戻ってLINK ECUのデータを書き換え.



更に領域を絞り込んで再びコースに戻り,失火の状況をチェック.タイムは 42.125 と相変わらずな感じですが,ピットイン前より確実に失火の領域が減っている事を体感出来ました.


続けて,P4枠(14:00~).

方向性が定まったので,先程まで意図的に残していた7000rpm以上の領域にも対策を移植.これでオールクリアになるはず!



結果は,一番辛い2コーナーでも失火が起きなくなり,エンジンに粘り(回転が落ちにくい感じ)が出てきました.

よし! 直った!! ( ・ㅂ・)و グッ !

さぁ,これでようやくエンジンのパワーを上げられます.一旦ピットに戻り,失火対策のために制限していた出力の一部を開放したデータに書き換えます.そして,再びコースに戻り,アクセルを開けてみると・・・,



そうだよ.コレ! コレ!! ( ̄ー ̄) ニヤ

いやぁ~,クルマが前に進む!進む! エキゾーストノートも変わり,B16A本来の手応えが戻ってきました.

「よ~し,1周を纏めるぞー!!」と前後間隔を調整しつつ,途中はやる気持ちを抑え切れずに焦ってスピンしかけたりもしましたが(↓),



タイムは 41.870 まで縮まりました.


ラストのP7枠(15:00~).

もう失火の不安はないので,更に出力制限を解除したデータに書き換えた後,タイヤの内圧も合わせて1発を狙いに行きます.日が陰って路面温度が急激に下がり,12℃近辺となってきました.相変わらず砂埃は酷いですが,台数も少ないですし,気合を入れて臨みます.

しかし,好事魔多し.気合が入り過ぎてしまい計測1で・・・,



やっちゃいました・・・.





まさに氷の上を滑るかのようなツルツルの感触でした.コース外に落ちた瞬間「アンパネ,オワタ・・・」と思いましたが,幸いにしてダメージはなく,枯草と土をくわえ込む程度で済みました(コース汚してスミマセン・・・<(_ _)>).

「CR-SはA052に比べると温まりが遅い」とは聞いていたのですが,3本目ですし,路面温度10℃切ってませんし,「さすがにもう大丈夫でしょ~」と安易に考え過ぎました.2本目でスピン仕掛けた時に砂埃の件をちゃんと思い出すべきでした.反省します・・・.

これで若干ビビリミッターが発動してしまいましたが,もう一度気合を入れ直して臨んだ結果,



41.505 と久方振りにマトモなタイムが出ました.ただ,本音を言うとパワーも戻ってきた事ですし,この仕様であれば41.3~4秒くらいは出て欲しかったところです.

この後もアノ手コノ手でタイムを削り取りに行ってみたのですが,41.6秒が精一杯で,走りながら「なんで出ないのかなぁ~?」とようやくクルマの動きに意識を向ける余裕が出たところで,気づきました.

高反発,失敗してんじゃん・・・ ○| ̄|_ ガクッ

まだタイヤ(CR-S)が原因の可能性も残っていますが,恐らくこの動きはフロントに高反発スプリングを入れたせいですね.1コーナーで真っ直ぐ行っちゃった原因も根っ子の部分を探れば,高反発にしたせいだったのかもしれません.

コレ,完全に失敗ですね.少なくともTC1000には合わない.TC2000は多分大丈夫な気がするけど,日光はどうかなぁ~? 6~7,8~9,10~11コーナー辺りで合わなくて苦しみそう・・・.同じレートでこうも違うのか.参ったなぁ~,どうすりゃいいんだ??


以上,そんな感じのボッチ1000でした.

なお,帰り際,いつもの通り気温・気圧のボードの画像を撮りにTC2000に向かったら,5日前には守衛横にあった青いオブジェの姿がなくなっていました(↓).



まるでTC2000を訪れる人達に「コース上で無理はしないように!」と訴えかけるような痛々しい姿だったのですが,どうやら着地して移動したとの事です.履いていたホイールには2本のツノが生えていたそうですし,アレやコレやと色々交換が大変そうですが,早く走れるようになると良いですね.
2023年01月29日 イイね!

答え合わせ

答え合わせ「GRMNヤリス・サーキットパッケージはA052を純正装着!」と聞いて,メーカー開発だったら専用コンパウンドだったりしないかな?とか思ったOXです(限定500台のクルマにそれはないな・・・とも思いつつ).

さて,前回の走行が言葉が出ないくらい「う~ん・・・」な状況だったので,ショップに行って状況を説明し,工場長にもデータを見て頂きつつ,私もダイレクトイグニッション化したB18Cのデータを見せて頂きつつ.対策案を練りました.

出てきた答えは3つ.

 対策① ・・・ ドエルタイム変更    (点火力の強化)
 対策② ・・・ 吸気温センサ位置戻し(空燃比制御の精度向上)
 対策③ ・・・ 吸気圧センサ交換   (原因究明)

早速この3つをショップで投入し,「1本の矢では簡単に折れるが,3本纏めると容易に折れない」と信じて,翌日TC1000へと向かいました.


・・・で,いきなりですが結果はこうでした(↓).




タイムで察するとは思いますが,現象を体感している私以外には映像から読み取るのは難しいと思いますので,分かり易い映像としてコチラ(↓)をどうぞ.



前のMR-Sが見えたからアクセルを緩めた・・・訳ではありません.逆です.MR-Sを抜こうとガバッとアクセルを開けた瞬間に失火して,エンジンが吹けなくなりました(MR-Sの方,中途半端な動きで申し訳御座いません・・・<(_ _)>).


もう溜め息しか出ないので,簡単に書きます.

 ドエルタイム変更     ⇒ ○(効果アリ.値を増やした1000~2500rpmの領域は明らかに改善)
 吸気温センサ位置戻し ⇒ ×(全体的にリーン化→エンスト多発.エアクリ側の方がマシ?)
 吸気圧センサ交換    ⇒ ×(変化なし)


なお,吸気圧センサ交換後のデータはこんな感じです(↓).



図の左側を見るとセンサ交換前と同じ症状が出ている事が分かります.図の右側は上の動画の吹けなかった時のデータで,スロットル(TP)を全開にしているにも関わらず,吸気圧(MAP)は下がり続けて,延々と戻って来ないのが分かります.ちなみにこちらはヘアピンを立ち上がって暫くした後なので,横Gは発生していません.

(;-_-) =з ハァ…

ホント溜め息しか出ませんが,それはともかく,当日お会いした皆様,お疲れ様でした・・・.



おまけ.

知り合いの元北海道民が「あ~,セイコーマート行きたいなぁ~.もてぎの近くにあったはずなので行く機会がないかなぁ~」とつぶやいていたので,「えっ? アナタ来月筑波サーキット行くんでしょ? 筑波の近くにセイコーマートあるでしょ??」と伝えると,

Σ(`□´/)/ ナニィィイイーーーー

と驚いてました.「セイコーマートって,私は一度も入った事ないんだけどね」と重ねると,「(次の日曜,筑波に行くんだから)寄れ! 寄って弁当とおにぎりを買うのだ!」と圧力を掛けられました(苦笑).「嫌だよ.面倒くさい.帰り道にあるならともかく・・・」と私が返したら,元北海道民はGoogleマップで検索して「常総鴻野山店なら帰り道だ!」とスマホを突きつけてきました・・・.

対策結果が溜め息つくような状況だったら,そんなトコ寄るような気分じゃないよぉ~と思いつつ,行かないと次会った時にギャーギャー言われるのが目に浮かぶので,仕方なく今回の帰り道に寄ってみました.既に5時を過ぎていたので,おにぎりはほとんど残っていなかったのですが,店に入って何も買わずに出るのもアレなので,パスタと合わせて適当に買ってみました.



元北海道民曰く「値上がりして量も減った都内のコンビニ弁当なんぞより,よっぽど価値がある!」と息巻いていたのですが,確かに安いですな.そして,お会計の時にレジ袋は無料と言われて,「そういや,唯一そういう施策をしているのがセイコーマートってニュースで見た記憶あるなぁ~」とか思いながら,その場で証拠画像を撮影して,元北海道民に送りつけて帰路につきました・・・.



おまけその②.

私は筑波サーキットからの帰り道は常磐道→首都高と繋ぐのですが,日が暮れるような時間帯だと三郷JCT~小菅JCTの間が渋滞しているので,守谷SAで時間を潰して渋滞の解消を待ちます.この守谷SAの中に「鳥麻」というテイクアウトの鳥専門店があるのですが,お店の前を通る時にチラリと見はするものの,何か買った事はありません.

昨年SNSを見ていたら,たまたま「ココの手羽先唐揚が美味いんですよ」というコメントを見つけて,「へぇ~,あの店にそんなのあるんだ.ふ~ん・・・」と頭の片隅に残っていました.それ以降,守谷SAに寄る度に「あるのかなぁ~?」とお店の前で覗いていたのですが,時間帯のせいか,この手羽先唐揚にはなかなか出会う事が出来ませんでした.

・・・で,「今日もないんだろうなぁ~」とさして期待もせずに店の前を通り過ぎようとしたら,なんと今日はあるじゃないですか! 「おや珍しい!」と思いつつ50円引きのシールも貼られていたので,折角ですし,買ってみました(↓).



お値段がそこそこするので,晩御飯の代わりにはならないだろうなぁ~と思っていたのですが,実際食べてみると結構ボリュームがあってお腹がそこそこ膨れました.手羽先食べるのも,それこそ名古屋に出張に行った時以来,数年振りな気もしますが,確かに美味しかったです~♪

次は,良いタイムが出た時の自分へのご褒美にでもしようかなぁ~と思いました(笑).

プロフィール

「リバースヘッド見学 ~3S-G編~ http://cvw.jp/b/1684331/48629936/
何シテル?   09/02 00:45
GPSロガーを使ってクルマとドライビングを改善しながら,B18C搭載のCR-XにB16AのCR-Xで挑んでいます. TC2000 1'07.4/TC1000 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

  123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

[ホンダ シビックタイプR]SPOON ツインブロックキャリパー 
カテゴリ:参考
2025/04/28 00:41:13
練習会のお供に 
カテゴリ:参考
2023/08/05 17:04:28
運動不足? 
カテゴリ:参考
2022/03/08 22:53:47

愛車一覧

ホンダ CR-X ホンダ CR-X
中古で入手し,コツコツ直し続けて20年. 一通りのメンテナンスが終了し,2014年よりサ ...
プジョー 208 プジョー 208
実家でお買い物カーとして活躍していた208が廃車となってしまったため,代替えとして新しく ...
プジョー 208 プジョー 208
20年走ってくれたティグラに代わって実家にやってきた新車(なんと21世紀を迎えてから初め ...
オペル ティグラ オペル ティグラ
アンドロストロフィーのティグラの活躍に一目惚れし,母が乗り換えを検討した際に猛プッシュし ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2004年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2003年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2002年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2001年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation