• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

OX3832のブログ一覧

2023年01月20日 イイね!

もはや言葉は出ない

もはや言葉は出ない前回のブログで「RC-T5の新規設定されたサイズが何用なのか分からん・・・」と書いたら,「ST185用では?」とコメントを頂き,筑波の帰り道に競技やっていそうなST185に遭遇したOXです.
(そうですか,ST185は現役でしたか・・・)

さて,足回りとタイヤを変更したので,テストをしにTC1000へ行って来ました.当日の朝は少し寝坊したので,いつもより10分程度出発が遅れたのですが,いつもより10分早く到着と,道中はトラックが多くスローペースだった割にはスムースな道のりだったようです.

そのおかげ(?)でTC1000の門前は6位.ピットは確保出来そうな気配です.




ここまでの道中で,変更した足回りのフィーリングを確認したのですが,ちょっとおっかないくらいステアリングレスポンスが良くなりました.ただ,これは恐らくスプリングのせいではなく,フロントのトー角のせいと思われます.ここ最近はOUT0'20に合わせているのですが,アライメントをとってもらったらなぜかOUT0'40まで開いていました.いつからこんなに開いていたのか分からないのですが,街乗り用のフロントタイヤをRE-71RS→A052に替えた際,交差点で曲がる際ステアリングが自力で戻らなくなった(手を放しても舵角が維持される)ので,多分その辺りかなぁ~?と思います(乗ってる時は「やっぱA052はよく喰うなぁ~」とか思ってた・・・苦笑).

一方のリアは,HYPERCO→HALの中反発に変えたせいなのか? スプリング長を6インチ→7インチに伸ばしたせいなのか?分かりませんが,突き上げ感が減って乗り心地が良くなりました.筑波への道中で通過する常磐道の三郷料金所付近にあるブロック状の舗装修正箇所があまり気にならない感じでした.


さて,開門までまだ時間があるので,クルマの周りで出来る範囲の準備を進めていると,7:15くらいに門が開き,門前2番手だったkame@108kgさんの隣のピットへ停車.挨拶を済ませると,早速kameさんから差し入れを頂きました(↓).


(暖まりました.kameさん有難う御座います!)


前日,寝る前に天気予報を確認したら1~3時の時間帯が雨となっていたので,「朝一は路面が乾いてないだろうなぁ~」と思い,コースを覗き込んでみると予想通りビショビショに濡れてました(↓).



この日はパドック側を含めても十台ちょっとしかおらず,「この台数じゃ,10時台でも路面が乾くか怪しいなぁ~」と思い,11時以降まで走行は待つ事にしました.待ち時間が長くなりそうなので,ピット内でクルマの向きを入替えて,日向ぼっこ作戦を実施(↓).



そうして待っていると,朝一のA1枠(9:00~)は何と出走0台! 筑波のスタッフが心配そうにピットへ様子を見に来てました(苦笑).続くA2枠(9:20~)はkameさんを筆頭に痺れを切らした数名の方が走行を開始.キレイなAE86がクルクルと回ってました.レコードラインはそろそろ乾いてきそうでしたが,まだ縁石付近が濡れているので,もうちょっと静観.予定通りA7枠(11:00~)のチケットを購入してコースへ入りました.


(この走行枠でkameさんが色々撮影をしてくれました.またまた有難う御座います!<(_ _)>)


では早速,変更後の足回りとタイヤのインプレッションを・・・と思ったのですが,



うーん・・・.



うーーーん・・・.



うーーーーーーーーーん・・・.



うーーーーーーーーーーーーーーーん・・・.

という感じでした.


もはや言葉は出ませんでしたが,クルマから降りた後,その場でショップの店長に連絡を入れて翌日向かいました.
到着後,工場長にどこで何が起きたのか?をデータとコース図を使って説明し,



一通りのチェックはしてくれましたが,結果はやはり「う~ん・・・」という感じでした.


さて,こうなってくると他流試合どころの話ではないですね.ここから先は走るのを止めるか,モノを壊す覚悟で臨むかの二択となりそうです.車検も近づいてきてますし,走るのを止めるのが正しい判断なのだと思いますが,悩ましいですね・・・.
2023年01月07日 イイね!

2023年の幕開け

2023年の幕開け12月の半ばにショップでオイル交換して,年末に1回・年始に1回走って再びショップにオイル交換しに行ったら,「えっ!? もう替えるの??」と驚かれたOXです.

はい,という事で2023年も周回王(TC1000で月100周)を目指して,クルマ壊さないように頑張っていきたいと思いますので,皆さん,今年も宜しくお願い致します.<(_ _)>


早速ですが,新年1発目という事でTC1000へ行ってきました.ウチの会社は年末の連休開始が少し遅かったせいか,1月最初の週は丸々お休みなので,帰省を少し早めに切り上げて筑波へ向かいました.まだ稼働している人が少ないのか,道中のクルマはまばらでいつもよりスムースでしたが,氷点下の気温に1020hPaオーバーの高気圧が加わり,空気密度が爆上がりなので,行きの高速では80km/h巡行でも失火が連続的に起きて,いきなり大変な道中でした(苦笑).

なんとか門前まで辿り着くと,タイトル画像のようにこもりん.さんの後ろに付けて6位.ピットは余裕で獲れそうだったのですが,道中に起きた失火データをチェックするのにPCの画面に集中していたら,いつの間にか開門していて,気がつけば後ろの方に先に行かれてしまいました・・・.「これでピット取れなかったら恥ずかし~」と新年早々のやらかしに苦笑しつつ,入門したらかろうじてまだ空きがあったので,なんとかピットは確保出来ました.

(^。^;) ホッ…



この時期お約束のウイング凍結を眺めつつ,準備をテキパキと進めて常連の皆さんにご挨拶.



ER34のしょこさんからは,ご丁寧に年始のご挨拶の品まで頂きました(↓).有難う御座います!
(この後,お昼に置いてけぼりを喰らって,モツ定を食べ損ねたので合計2個頂きました・・・笑)



準備が終わった後は,パドックにクルマを移動させて前回同様の日向ぼっこ作戦.



この時にパドックの台数をチェックして,恐らくA1・A2枠で全部掃けるな~と予想し,A3枠(9:40~)を購入.



コースインしてみると,読みが的中して私と軽がもう1台の2台貸切状態でした.
(この後,台数が少ない事に気づいたこもりん.さんに乱入されますが・・・苦笑)


走り始めは案の定失火が再発しましたが,思ったよりは酷くなく42秒フラットくらいでは走れる感じ.周回を重ねてエンジンに熱が入ってくると症状も軽減し,VTECの切替わり直後以外は,ほぼほぼ体感出来ないレベルでした.

「んじゃ,行ってみっかー!」という事で真面目にアタックしてみると,41.592という1/1000秒まで同じタイムが2回連続で続き,その次のアタックも41.608と1/100秒しか変わらない(苦笑).前回は41.584,前々回は41.568と,もはや100分の数秒しか違いを生み出せず,「毎回コンディションが違うのに,なんで毎回同じタイムなんだよ!」と,まるで何かの呪いにでも掛かったかのようです.


(チラッ)


TPMSを見るとタイヤの温度も上がり切っていたので,一旦ピットへ退避して日陰で熱冷まし.



「変化をつけてどうだー!?」とアタックしてみると,



41.573・・・.41.5xxの呪いは強力でそう簡単には抜け出せないようです(泣).


落胆しながら戻りつつ,肩を落としてピットを歩いていると,

ビッ! ビッ! ビ━━━━━━(゚A゚;)━━━━━ッ!!!!

と,TC2000で1時間走りたい放題の走行会に参加しているはずの白いZC32Sがクラクションを鳴らしながら近づいてきました.



「なんで鳴らすんすかー!」と声を上げたら「(OXが)居るから!」と言われ,「???」と戸惑っているうちに,いつの間にか私のロガーがZC32Sに乗っかっていて,コース上を走っていました(↓).



どうやら,あのクラクションはキリン語で「ロガ・つけ・ろー!」という意味になるようなのですが,私はキリンじゃないので分かりません.困りました・・・.キリン語の翻訳機というのは通販で売っているのでしょうか? ご存じの方は教えて頂けると助かります.


さて,そんな事がありつつピットに戻ったら,黄色い物体が隣に見えました.「すわ! キリンか!?」と目を擦ってよく見てみると,おやおやCR-Xの有名人ではないですか.



どうやら(大)@みやう軍団さんにTC2000から連れて来られたようで,TC1000も走られるとの事.コーナリング中にシフトが抜けるトラブルがあったようですが,それでもテンロクNAで38.9秒をマークする驚速ぶりでした.セットアップを探っている最中だそうで,38.5秒くらいまで手が届きそうとの事.今後のチャレンジが楽しみですね.


一方,私の方は失火対策を施して再度日向ぼっこ作戦を継続し(↓),



A9枠(11:40~)に臨んでみたのですが,今度は温度が上がり過ぎて41.8秒しか出ませんでした.失火も直ってないので走行終了後にクルマの中でデータを見直していたら,気がつくと周りに誰もいない(本日二度目・・・苦笑).どうやらお昼は置いていかれたようで,年明け初回のモツ定を食べ損ねてしまいました.


一人ボッチになってしまったので,こもりん.さんの新兵器(↓)を眺めつつ午後枠が始まるまで時間潰し.


(Sタイヤじゃなくて,その下にあるブツです)

最後の念押しとP6枠(14:40~)で走行するも失火は完全には直し切れず,時間切れとなってしまいました(ローカム領域は直ったが,ハイカム領域の一部でまだ失火してる).ただ,ダイレクトイグニッション化して以降,気温変化によるパワー変化をあまり感じ取れなかったのが,最後のP6枠では真冬らしい吹け上がりの鋭さを感じ取る事ができたので,次回の走行に期待がもてました.

本当は更にもう1本走って完全に直し切りたかったところですが,タイヤが摩耗限界に達し(↓),



バイブレーションがあまりにも酷いので諦めました(恐らくあと1本走るとショルダー部分が破ける).次回はセットアップも変更して,タイヤも新品を投入する予定なので,41.5xxの呪いが解ける事を願いたいところです・・・.


ここまででネタが盛沢山でお腹一杯の状況なのですが,日が暮れても黙々と作業を続ける二人が残っていたので,最後までお付き合い.



TC2000の方でも,(大)@みやう軍団さんとどりとすさんが残っていたので合流し,地元のこもりん.さんでも知らないというラーメン屋さんの開店時間(18:00~)を待って,皆で移動.



ネギ味噌ラーメンがオススメのようですが,皆と同じじゃツマらないので,一人「塩ワンタン麺」を注文.
なかなか美味しかったです~♪


以上,2023年の幕開け早々ネタが盛沢山の走行でした.当日お会いした皆さん,お疲れ様でした!
2022年12月29日 イイね!

アタックラインの使い方

アタックラインの使い方1コーナーのブレーキング比較を行った際,参考データとしてスタートラインの通過速度も比較してみたのですが,1つだけ飛び抜けて速度が高いデータがありました.

 平均的なデータ ・・・ 104km/h
 高いデータ    ・・・ 107km/h

春先に速度を落とす要因を考えたりした事もあって,ちょっと気になったので,ロガーデータを見てみました.



赤線が通過速度が高いデータ,青線が平均的なデータです.最終的に1コーナーに向かってブレーキングする時の速度に大きな差はないので,これで0.04秒程度しか違わないのですが,「ただストレートを真っ直ぐ走っているだけで0.04秒も失う」と考えると,やっぱり勿体ないかな?と.

スタートラインの通過速度が変わる要因は,アタックラインのライン取り・アクセルの踏み始めしかないので,まずはラインの方をチェック.



赤(速度が高い)の方が,ほんの少しだけ最終コーナー立ち上がりで外へ膨らむ量が少ないですね.それが出来た要因としては,ほんの少しだけアタック開始時にコースの外に落とす量が多く,角度が浅かったせいなんでしょうか?


車速のデータを見てみると,それよりもアタックライン進入のスピードの方が要因が大きそうです.



青(平均的なデータ)は,洗濯板手前からスローダウンし,ゆっくり回って狙いのポイントに来たらアクセルを踏んでますが,一方の赤(高いデータ)の方は,後続の邪魔をしないようにそこそこの速度で洗濯板に進入,アクセルを踏み始める手前のポイントで一度アクセルを抜いて,角度を合わせてから再度踏み込んだようです.

この比較結果を見て,アタックラインへは「助走(そこそこの速度で進入)した方が良いのかな?」とも思いましたが,どちらかというとアクセルを開け始める直前で一度減速し,ノーズを沈ませてから加速を開始した効果の方が大きかったのかな?とも思いました.



フリクションサークルを見ると,赤(高いデータ)の方が横Gが大きいにも関わらず,加速Gは青(平均的なデータ)と同等なので,縦のグリップは目減りしていないようです.


ちなみに,アタックラインで立ち上がって,最終コーナーの縁石を踏むかどうか?も気になっていたのですが(踏まない方がトラクションの掛かりが良いのでは?と思った),



あんまり関係ないようですね.それよりは縁石をカットする事で立ち上がりの角度を浅く出来る事の方が効果的のようです.


以上,TC1000におけるアタックラインの使い方でした.

助走の有効性は以前から調べていたのですが,今一つ良し悪しが分からず試行錯誤していたのですが,「速度の差は,助走ではなくノーズダイブの量の差」と考えると納得出来る部分もあるので,次回からはその点を意識してみようと思います.
Posted at 2022/12/30 15:06:45 | コメント(0) | 筑波サーキット・コース1000 | 日記
2022年12月28日 イイね!

ハードブレーキングか? ソフトブレーキングか?

ハードブレーキングか? ソフトブレーキングか?先日のTC1000,1本目となるA3枠(9:40~)で失火症状の件が一段落したので,2本目となるA7枠(11:00~)では,ここ暫く個人的なテーマとなっていた1コーナーのドライビングに関して比較テストをする事にしました.

これは簡単に言うと,1コーナー進入時のブレーキングで,強く・短く止めるか?(ハードにブレーキングするか?) 弱く・長く止めるか?(ソフトにブレーキングするか?)というお話です.

実はコレ,3年前に一度結論は出していて,当時の見解では「ハードブレーキングの方が速い」となっていました.

しかし,アンダーパネルを付けて以降,リアの安定感が増してしまったため,「そんなに強く止めなくても曲がれるなぁ~」と思うようになり,徐々にブレーキを弱く踏む方向にドライビングを変えていったのですが,そろそろどっちが速いか結論を出そう・・・と思った矢先に,失火症状に悩まされるようになってしまい,訳の分からないタイムになってしまったので,判断を保留にしてました.


ハードブレーキングとソフトブレーキングの違いは,「加速区間でタイムを稼ぐコーナリング」と「減速区間でタイムを稼ぐコーナリング」の違いとも言えます.文字にするとよく分からないと思うので,グラフで示すとこんなイメージです(↓).



赤がハードブレーキング,青がソフトブレーキングの例です.赤の方がトップスピードから急激に減速し,その後加速区間を長くとっているのに対し,青は最初なかなか減速せず,赤が加速段階に移った後くらいにようやく加速しているのが分かると思います.縦軸は速度なので,単純にその時その時で高い方がタイムとしては速くなります.上の図だと,減速区間では赤<青となっているのでソフトブレーキング(青)の方が速く,加速区間では赤>青となっているのでハードブレーキング(赤)の方が速い,という構図となります.


という事で,早速ロガーデータを使ってテスト結果を分析してみます.

今回は純粋に1~2コーナー間の差を見たいので,「1コーナー手前で最高速に達する地点」から「2コーナーを抜けた後,再び最高速に達する地点」までの区間をセクターとして区切ってみました(↓).



そして,同じA7枠の中で1アタック&1クールを繰り返し,ハードブレーキング×3回→ソフトブレーキング×3回の順番で試した結果が以下になります(↓).



区間タイムの平均値で見てみると,「ハードブレーキングの方がソフトブレーキングよりも0.1秒速い」という結果になりました.

ハードブレーキングの速かった要因を分析してみると,「ヘアピンの進入速度」がハードブレーキングの方が約2km/h高く,ブレーキングを終えた後の加速で伸びているのが読み取れます.ハードブレーキングの区間タイムが平均9.7秒で,ブレーキングに費やしている時間(最高速→最低速到達時間)は平均2.4秒ですから,ざっくりアクセルを開けている時間は約7.3秒となります.一方,ソフトブレーキングの方は約6.3秒ですから,ちょうど1秒間ハードブレーキングの方が長くアクセルを開けている計算となり,これが車速が伸びた要因になると思われます.

ただ,面白い事に,ソフトブレーキングで「最高速→最低速度到達時間」が約4.1秒と最も長かった3回目の結果を見ると,「ヘアピンの進入速度」はハードブレーキングと同等の117km/h台をマークしています.こちらの区間タイムは約9.8秒ですから,アクセルを開けている時間は先程より更に0.5秒短い5.7秒です.それにも関わらず,ヘアピンまでに同じ速度域に到達出来ているという点は興味深いです.

なぜ加速時間が短いのに,同等の速度域まで到達出来るのか?を掘り下げてみると,「1~2コーナー間の最低速度(ボトム)」が極めて高い点が目を引きます.平均値で見るとハードブレーキングの方が約2km/hボトムが高いのですが,ソフトブレーキングの3回目だけはそれよりも更に1km/h高い速度で旋回しているのが分かります.つまり,「アクセルを開けている時間が1.5秒短くなったとしても,ボトムを1km/h上げてコーナリング出来るなら,タイムは同等!」という事のようです.


では,ボトム88km/hのコーナリングを実現するために,ブレーキはどこまで残さないとダメなんだ?と思い,エンジン音を聞きながら車載映像で位置を確認してみるとココでした(↓).



ちなみに,ハードブレーキングした場合のアクセルを開けるポイントはココです(↓).



アレッ!? (・∀・) ??

確かにブレーキをリリースした際のボトムに差はあるのですが,なんだかアクセルを開けるポイントは同じように見えますね・・・.

でもロガーデータ上は,ソフトブレーキング(上)の方が再加速するまでの時間は長くなってるし,変だなぁ~?と思い,映像を見続けてみるとソフトブレーキング時に車速が上がり始めるポイントはココ(↓)でした.



どうやら,ソフトブレーキング時は先述の1コーナー出口付近からこの地点まで,アクセルを開けているもののクルマは前に進んでいないようです・・・.恐らく,ボトムを1km/h上げた事でタイヤのグリップを横に使っている分と,アクセルを開けて縦に使っている分がちょうど釣り合って,加速も減速もしない状態が1秒間くらい続いていたみたいです.

これって,一種のトラクションステア状態なんですかね? クルマは確かに加速も減速もしていませんが,同時に横に流れてもいないので,全てが釣り合ってアクセル全開で定常円旋回しているようなイメージに思えました.この領域までタイヤを使い切れば,ソフトブレーキングでも速いタイムが刻めそうですが,逆に言うと,そこまでしないとハードブレーキング時のタイムには追いつけず,あんまり効率の良い走りではなさそうですね・・・.


以上,ハードブレーキングか? ソフトブレーキングか?の分析でした.

乗っている時の印象としてはソフトブレーキングの方が速そうに感じていたのですが,結果はやっぱりハードブレーキングの方が速かったようです.アンダーパネルを付けて以降,クルマの動きが重くなったので,ブレーキ1発で向きを変えるのが難しくなり,ソフトブレーキングで少しずつクルマの向きを変えていくドライビングの方が良さげに感じたのですが,タイム的にはそんな事はなかったようです.

・・・という事で次回はドラビングを元に戻して,強く・短く止める事を心掛けつつ,その走らせ方に合わせて足回りのセッティングを探っていこうと思います.
2022年12月24日 イイね!

直った・・・のかな!?

直った・・・のかな!?気温が下がった事で起こり始めた失火症状.2日間・合計114周を費やして得たデータを基に対策を施し,再度効果確認です.

生憎とこの日は1000hPaを下回る低気圧で,これだと症状が起こりにくい(Dジェトロなので自然と燃料が濃くなる)ため,効果確認日としては不適なのですが,これで直らなければ更に対策が必要となるため,まぁ,最低限の確認は出来るかな?と思いつつ,筑波へ向かいました.


到着すると予想外の門前4位で,ピットを余裕でゲット.さすがクリスマス・イブにサーキット走行するような不届き者は少ないのかなぁ~?と思いましたが,単に常連の皆さんはTC2000側に陣取っていただけのようです(この日はTC3000の日).

テキパキと準備を進めようと思ったのですが,いやはや寒い・・・.ピットが日陰というのもあるのですが,そこそこ風が強いのでこれが体温を下げる.サミー!サミー!と呪文を唱えながら,ふと気がつけばTC2000に陣取っていた方々が続々と登場.「この面子だとA1・A2枠は避けた方が良いな」と判断し,A3枠(9:40~)のチケットを購入.右リアを温めるためにピットからクルマを出して日向ぼっこ作戦を実行してました(↓).




アタックシーズンの土曜日と考えると予想外に台数も少なく,皆さん健全なクリスマス・イブを過ごしているんだなぁ~と思いつつコースインの順番待ちをしていると,しょこさんがサーキットスタッフに年末の挨拶をしている風景も見れました(↓).


(単に遅れてコースインするので,先にチケットを渡してるだけ・・・笑)


さて,先にA1枠を走ったおだてのまつさんやikuji-さん,かずやん!さんの話を聞くと「リアタイヤが温まんねぇ~!」と皆さん叫ばれているので,慎重に入ったのですが,日向ぼっこ作戦が効いたのか,それをほどリアのグリップ不足は感じられず.TPMSの数値を確認すると若干左リアが低いくらいで許容範囲内でした.



ホイールの幅を狭くしてタイヤをわざと引っ張らず,意図的にヨレやすくして温める作戦(俗称:デブッチョタイヤ)は,やはりウォームアップの促進には効果的だと今回で確信が持てました.
(ちなみに路面温度は日陰で0℃,日向で7℃くらいのコンディションでした)




さて,肝心の失火ですが,体感上はほとんど感じないものの,最終コーナーの立ち上がりとVTECの切り替わりポイントで,まだ若干吹け上がりがモタついている感じ.タイムも42.6秒だったので「95%くらい直っているが,あとちょっと!」って感じでした.

空いている事もあって,そのまま周回を続けていると,いつの間にかこもりん.さんに追尾されてました(↓).



ヘアピンで右フロントをロックさせ,ブラックマークを残してしまったのを(↓),キッチリ証拠映像として撮られてしまいました・・・.


(目印としてちょうど良い跡だなぁ~と思ったら,まさか自分でつけた跡だったとは・・・苦笑)


その後,お返しとばかりにこもりん.さんを追走してみましたが,



いやぁ~,ライン取りがキレイですね.ボトムの高い定常円旋回という感じでコーナリング中のクルマに無駄な動きがなく,タイヤのグリップの限界をキレイになぞって走らせている印象を受けました.そのせいか,ストレートはパワー差があるので追うのは簡単なのですが,コーナーは油断してると置いて行かれるのでかなり気合を入れて追いかける羽目になりました・・・.


その後もタイムは42秒フラット前後をウロウロする感じだったので,一度ピットに入ってタイヤの熱冷まし.



そこから1周集中してアタック!



結果は 41.584 というタイムでした.

この周は失火症状を感じなかったので,「症状が出なければ,やっぱりこれくらい出るよなぁ~」と思いつつ,もうあと1歩タイムが出ないのは,タイヤのせいかな?と思いながら走行を終えました.ウェット走行を間に挟んだとはいえ,フロントタイヤのマイレージはコース上で330kmを超えてますし(ちなみにその前のタイヤは280kmの時点で捨てたので+50km),先述のヘアピンだったり,1コーナーだったりのブレーキングでタイヤがロックして止まらないので,そろそろ限界かな・・・という感じです.

ちなみに,走行後に聞いた話では「路面は若干スリッピー」という方もいたので,前日の走行会は4輪のグリップで悪さしていないものの,当日の強風で砂が撒かれていた可能性はあるかなぁ~?と思いました.


以上,ほぼ直ったかな・・・?と思える,失火症状の効果確認でした.

この後もう1本走っているのですが,それに触れると話が長くなってしまうので,今回はここまでにしときます.
当日お会いした皆様,お疲れ様でした.良いお年をお迎え下さい!


(今年最後のモツ定も美味しく頂きました♪)

プロフィール

「JP4が出来た理由? http://cvw.jp/b/1684331/48636424/
何シテル?   09/04 20:46
GPSロガーを使ってクルマとドライビングを改善しながら,B18C搭載のCR-XにB16AのCR-Xで挑んでいます. TC2000 1'07.4/TC1000 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

  1 23 456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

[ホンダ シビックタイプR]SPOON ツインブロックキャリパー 
カテゴリ:参考
2025/04/28 00:41:13
練習会のお供に 
カテゴリ:参考
2023/08/05 17:04:28
運動不足? 
カテゴリ:参考
2022/03/08 22:53:47

愛車一覧

ホンダ CR-X ホンダ CR-X
中古で入手し,コツコツ直し続けて20年. 一通りのメンテナンスが終了し,2014年よりサ ...
プジョー 208 プジョー 208
実家でお買い物カーとして活躍していた208が廃車となってしまったため,代替えとして新しく ...
プジョー 208 プジョー 208
20年走ってくれたティグラに代わって実家にやってきた新車(なんと21世紀を迎えてから初め ...
オペル ティグラ オペル ティグラ
アンドロストロフィーのティグラの活躍に一目惚れし,母が乗り換えを検討した際に猛プッシュし ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2004年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2003年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2002年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2001年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation