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OX3832のブログ一覧

2024年10月01日 イイね!

フィーリングの違いがデータに出るか?

フィーリングの違いがデータに出るか?LSDの仕様変更後の初回走行が無事終わりました.「わざわざミッション開けてまでやったのに,失敗したらどうしよう・・・」という不安を抱えながらの走行でしたが,良い面しか出て来なかったのでまずは一安心という感じです.

とはいえ,結果には今一つ繋がっていない感があるので,いつもの通りロガーデータの分析をしてみたいと思うのですが,今回は比較材料が3ヵ月前と大分コンディションが異なるので,あくまで参考程度といった感じです.

まずはサンプルデータから.

【前回(42.068)】



【今回(41.811)】



今回のベストは1本目の 41.747 なのですが,セットが出ていないのと狙って出したタイムでもないので,比較は3本目の 41.811 の方で行いたいと思います.


続けてコンディションの比較.

  前回 ・・・ 気圧:1006.4hPa  気温:33.3℃  路面温度:45.9℃
  今回 ・・・ 気圧:1019.2hPa  気温:26.0℃  路面温度:31.1℃

当然ではあるのですが,気圧・気温・路面温度の全てで今回の方が有利です.これで両者の差が0.25秒となると,LSDの効果というよりコンディションの差の方が強く影響してそうですが,前回は新品の一撃を使っているので,実際の差はもう0.2秒上乗せ(0.45秒差)かな? それくらいだったらLSDの効果!と言えそうなのですが・・・.


では,本題のロガーデータ比較(前回:青 今回:緑).



上が車速,下がタイム差です.0.25秒の内訳をみると,ホームストレートで0.1秒,ヘアピン~インフィールド立ち上がりで0.15秒,それ以降はイーブンという感じですかね.今回(緑)の方はアタックラインの使い方をミスって,アンダーステア気味に最終コーナーを立ち上がってしまったので,そこでのロス分がなければ,あと0.5km/hくらいは車速が伸ばせた気もします.


細かく見ていきます.

1コーナー



ここは前回(青)の方が進入でリアが流れて瞬間的にカウンターを当てているので,その分だけ失速してボトムが低くなっています.今回(緑)の方もオーバーステアは若干出ているのですが,前回(青)よりも減衰力を下げたおかげで動きが緩やかとなり,カウンターは最小限で済んでいます.ただ,リアの動きに意識を割いてしまっている都合上,若干「置きに行っている」感じのドライビングになってしまっているため,もうちょっと攻めたいところですね.
(リアのリバウンドストロークがもっと欲しい・・・)


ヘアピン



ほぼ同じ進入速度・ブレーキングの開始ポイントでヘアピンに進入し,ほとんど違いはないのですが,80km/hを切った辺りから若干違いが出てきます.前回(青)の方はしっかりとフロント荷重を掛けないと曲がらないので55km/hを下回るくらいまで踏力を維持したまま減速させていますが,今回(緑)の方はLSDの抵抗が減って素直にノーズが入っていくので,そこまでブレーキを残す必要がなかったようです.

前回(青)はエイペックス付近で若干の待ち時間があるのに対し(U字状),今回(緑)はクリップに達したら即座に加速体勢に入っています(V字状).乗っている時も,ワンテンポ早めにアクセルを開けてもフロントが逃げてアンダーステアに転じるような事はなく,同じ旋回Gを維持したまま回れるので乗り易かったです.



顕著な差とまではいきませんが,今回(緑)の方がヘアピンの立ち上がり~インフィールド進入までの速度の伸びも良くなっているので,ワンテンポ早めに開ける効果は出ているんじゃないかと思います.


インフィールド



前回(青)より3km/h高い速度で進入しているにも関わらず(左側の赤丸),ボトムを1.7km/h上げ(右側の赤丸),尚且つ立ち上がりの加速も同等と,ほぼ全域で今回(緑)の方が速いです.乗っている時もクルマが良く曲がってくれる感があって素晴らしかったのですが,その分だけボディが捩じられている感触も強く(インリフト量が多くなる),「そりゃ,リアタイヤが冷えてたらスピンする(↓)よなぁ・・・」という感じでした.




左高速コーナー~洗濯板進入



洗濯板手前の進入速度が,今回(緑)の方が高いのは恐らくコンディションの差だと思うのですが,ポン!と車速が伸びるポイントがちょうど100km/hくらいの辺りで,このポイントを映像で確認すると(↓),



ちょうど舵を入れ始めた辺りでもありました.もしかしたらLSDのイニシャルトルクを下げた効果で,抵抗が減って車速が伸びている・・・という事もあるのかもしれません.


最終複合



今回のLSD変更で一番効果があったのが,この最終の複合です.ここは洗濯板でブレーキング→リリースした後,速度を落とし過ぎないように注意しつつ,アクセルOFFの状態のまま曲げていくのですが,ここが思い通り素直に曲がってくれて感動しました.今まではバネレートを上げようが,チョンブレを試そうが,前後バランスを変えようが,アクセルを開けたら即座にアンダーで,ノーズをIN側に向けたままキープするのに苦労させられたのですが,今回(緑)はアクセルOFFしたら素直にクルマがIN側に寄っていってくれるので,非常に楽でした♪



ただ,ロガーデータを見ると,IN側に寄っていってくれる分だけ最終コーナーの進入角度が浅くなり,小回りし過ぎてボトムを落とし過ぎている事も分かりました(今回の方が0.05秒遅い).ここはドライバーのフィードバック能力が足りていなかったと反省なのですが,これだけよく曲がってくれるのであれば,そこから逆算して,洗濯板通過後のボトムスピードをもっと上げ,よりワイドなライン取りで最終コーナーにアプローチ出来ればもっと速く走れそうです.アクセルを開けるポイントも今回(緑)の方が手前に来ていますし,ここは今後の伸び代ですね.


以上,LSDのフィーリングの違いがロガーデータに出るか?でした.

結論としては非常に微妙な差ではあるのですが,ロガーデータにも違いは出ていそうです.最終複合のように,これだけ素直にクルマが曲がってくれるのであれば,それを踏まえてボトムスピードをより上げる走り方をトライしてみたいところです.

その一方で,クルマがより曲がるようになったが故に,以前よりも姿勢変化が大きくなり,インリフト量が増えた感があります.リアのリバウンドストローク不足が顕著となってきたのでもっとストロークを稼ぎたいところですが.ダンパーのロアーブラケットは既に限界まで下げているので,ヘルパースプリングでの対策も出来ず,減衰調整で対応するしかない訳なのですが,こうなってくるとやはり2wayダンパーが欲しくなってきますね・・・.ただ,こちらもおいそれと投入出来るアイテムでもないので,リアタイヤの限界を上げる方向で対策を考えてみようと思います.
2024年09月29日 イイね!

CR-Xっぽい動きが出てきた

CR-Xっぽい動きが出てきたLSDの慣らしが終わったので,TC1000へ行って来ました.

前回走ったのが7月上旬ですから約3ヵ月振り.この日は気温20℃台の曇り空と過ごし易く,朝方だと半袖では少し肌寒いくらい.一方で気圧は1020hPaとかなり高く,酷暑で辛かった時期を抜けて,そこそこのタイムは出そうな印象ですが,湿度は高いので閉め切った車内だと蒸し暑い.気温が下がり出すと動き始める人達も多いと思うので,ピットを取るつもりは全くなかったのですが,運良く一番最後の1個が空いていたのでそこへ滑り込みました.



「気温も下がってきてフォーミュラ枠もある日なのに,意外と台数少ないんですねぇ~.ピット取れちゃいましたよ」と常連さん達に挨拶をしに行くと,「ああ,フォーミュラ枠は午後に移ったからね」との返事.ああ,そうか.だから姿が見えないんだ・・・と思いました(フォーミュラの暖機時のレーシング音で苦情でも寄せられたんですかね?).


そのままコース側を見ると,夏の間に設置されたフェンスが(↓).



多分日光と同じパターンで,ドリフト走行時の観戦対策(安全性向上)なんだと思いますが,最終コーナーを立ち上がってくるクルマを見づらくなったのは残念ですね.


そんな感じで3ヵ月振りのTC1000を歩き回った後にクルマに戻ってみると・・・,



ん!? これはまさか!!




うわぁ~,マジか! ヤツらサーキット内まで入ってくるのか!?と思い,常連さん達にビラを見せに行くと,「最近工具の盗難とかも増えてきているらしいし,スタッフの方に伝えた方が良いですよ」とアドバイスをくれました.伝える前に一応「AirTag(位置情報を知らせる端末)」が仕掛けられていないか確認しておこうとクルマに戻ると,犯人の方から寄ってきました.

大体この手の人間は,2代目プリウスに複数名で同乗している事が多いのですが,今回の犯人は黒いDC5に乗っていて「コノタイヤダトマガラナイヨ」とか,「コノタイヤタノシクナイヨ」とか訳の分からない言葉で話し掛けてきたので,「280ナンカカウカラダヨ. セメテ200ニスレバマダマシダッタノニ」とこれまた異なる言語で返して追っ払ってやりました.いや,マジで最近コインパーキングどころか,地方のビジネスホテルの駐車場とかも止めるのが怖いご時世なので,ネオクラシック世代のクルマにこういう事をするのは止めて下さい(笑).


・・・とそんな感じで走行前から一騒動ありましたが,まずはT2枠(8:15~)からスタートです.



先導走行があれば,そこで感触を掴んだ後に1本目~と目算していたのですが,この日はS耐と被っていたのでサーキットアドバイザーがいらっしゃらず非実施.タイヤもキレイだし,気温も低いし,計測1から全開でいきたいところでしたが,LSDを変えると動きが一変するので念のために80%くらいのペースで警戒しながら入っていくと,



全てのコーナーで良い感じ~♪ ハンドリングが素直になった印象で,ターンイン時の抵抗感が少ない.ステアリングを切った瞬間,クルマが反応するのでライントレースがし易く,今までと比べるとタイヤ1本分くらいのコントロールの幅が増えた感じ.これまでヘアピン・インフィールド出口・最終コーナー等で縁石ギリギリを狙うのが難しかった(クルマが縁石に寄って行かない・アクセルを開けると外へ外へと向かおうとする)のが,IN側のタイヤを思い通りに縁石にのせられるようになりました.これは楽しい♪


計測1の感触からIN巻きする気配はなかったので,ならば行ってみるか!と95%くらいまでペースを上げてみると,



41.747.コンディションを考えると41.6秒くらいかなぁ~?と思っていたのでマズマズのタイムではあるのですが,タイムボードの横を通り過ぎた時にトップタイムが「41.73」となっていたので,

うわっ,1/100秒届かないのかよ!

と少し火がつき,そのまま計測3へ.



しかし,既にタイヤは熱が入りきっちゃっているので 41.765 と2/100秒ダウンに留めるのが限界.これ以降は41.9秒,42.4秒とガクッと落ちたので終了としました.


LSD変更後の感触としてはネガティブな部分が一切なく,全コーナーポジティブな印象なので,これならタイヤ冷やして1発を狙ってみるかーとA7枠(11:00~)へ.早速計測1から全開で入って行くと,



タイヤがまだきてない・・・.ウォームアップに気を配らないといけない時期に入ってきたんだなぁ~と思いつつ,途中で止めてやり直した結果は,



41.875.1本目より蒸し暑い印象なので順当にパワーダウンしているかなぁ~と思いました.
ここから先はタイムは出ないので,限界の見極めで色々試してみると,



フルブレーキング時にリアがすっ飛ぶ感じが.制動力も落ちている印象を受けるので「こりゃ,リアが接地してないな・・・」と思いピットイン.



減衰を前後1段階落としてみます.前後のタイムを比較すると42.2秒→42.1秒と縮まっており,ブレーキング時の安定性も明らかに向上しました(減速度もイメージ通り出ている感じ).ロガーで確認してみても(↓),



変更前(青)に比べて変更後(赤)は空走時間が短く,ブレーキングの過程でコントロール性も上がっているので,こちらの方が良さそうでした.


ただ,ブレーキング時に若干ジャダーが出ているのが気掛かりで,酷い時は1コーナーで左側にクルマが行こうとするので,これの原因究明をしようかピットで悩んでいると,



orangeEP@ahirukantaiさんがご到着.挨拶も兼ねて雑談していると,使用期限を迎えて公式戦では使用出来ない備品をどうするか?という話になったので,「今のorangeさんならサインとセットで出せば高額で売れるのでは?」とチャチャを入れておきました(笑).

そして,1番ピットの方には大きく「ナラシ」と書かれたアノ方のクルマが.



キレイな外装が目を惹きますが,車内のロールケージが特に素晴らしかったです.


(しょこさんがお漏らしの水で遊んでました・・・笑)


そうこうしているうちに12時半を回ったので,ジャダーの原因は多分タイヤだろうという事で,フロントタイヤを左右入替えてP1枠(13:00~)へ.

午前中とさほどコンディションは変わらず,時間だけが経過しているので,「だとすると計測1は滑るかぁ~?」と思いつつ,ブレーキだけ温めて計測1でアタック.朝一の41.7秒を超えるためには,ギリギリのところを攻めるしかないのでチャレンジしてみましたが・・・,



敢えなくスピン(泣).なんとか持ちこたえられるかなぁ・・・?と思ったのですが,リアタイヤが限界を超えてしまいました.そして,その後のアタックでは 41.811 と2本目のタイムを上回りこそしたものの,1本目のタイムには及ばず.



その後は一度ピットに入り,タイヤが冷えるのを待って再度アタックとかもしてみましたが,41.8秒と同程度のタイム.今日はここら辺が限界という事で終了しました.


仕様変更後のLSDの感触としては,



非常に良い!(*´꒳`*)

今までコーナーへの進入で言う事を聞かず,ひたすらアンダーステア気味なのを腕力で捻じ伏せて曲げていたのが,何の力も要らず素直に曲がってくれるようになりました.LSDのON⇔OFFはEG6用の頃ほど明確ではありませんが,進入が素直になった点からも引っ掛かりがなくなったのは間違いありません.また,立ち上がりでアクセルを開けても,以前はガッ!と食い込んで即座にアンダーステアが始まっていましたが,今回はスルスルと曲がり続けてくれるのでアクセルONのタイミングも早くなりました.この感じならもう少し放り込む感じでコーナーに飛び込んでも曲がってくれそうです.

また,仕様変更の際,ショップから「高速コーナーでのコントロールがシビアになる」と懸念を示されましたが,TC1000の1コーナーレベルであれば特に不安感もなく,



今まで1コーナーでアンダーステアを出すと2コーナーまでの間に戻って来れなかったのが,途中で戻って来れるようにもなったのでメリットしか感じません.とにかく低速~中速~高速,進入~エイペックス~立ち上がりと,コーナーのありとあらゆる部分で全てポジティブな感触なので,それなりの金額を払った甲斐があったと大満足です♪

ただ,今回唯一ネガティブだったのが,今までLSDによって押さえつけられていたインリフトの悪影響が開放されてしまった点で,



明らかにリアのリバウンドストロークが足りないのがよーく分かりました.ステアリング操作に対して素直になった事で,より大きくボディが捻じれるようにもなりましたし,「これぞCR-X!」といった感じでジムカーナには持って来い!な感触なのですが,サーキットの真冬の路面でアタックするには大分心もとない感じなので要対策ですね.「LSDが決まらないと足のセットは出ない!」の格言通り,今後は足回りのセット見直しを進めようと思います.


後片付けを済ませた後は,おだてのまつさん,こもりん.さん,かずやん!さん,しょこさんを追い掛けてサロンへ.
ボッチ席から特盛のご飯を見つつ(↓),



久方振りのモツ定を味わって帰宅しました.




以上,長くなりましたが,CR-Xっぽい動きが出てきたTC1000でした.
2024年07月07日 イイね!

色んな理由で頭が痛い1日

色んな理由で頭が痛い1日プロの感想が先となりましたが,TC1000の走行会(いっしょに走ろっ♪ No.3)に参加してきました.

目的は勿論プロにEF8に乗って頂く事なので,自分の走行の方はオマケです(笑).とはいえ,新品タイヤを投入するので1本目の計測1だけはガチで走り,それなりのタイムを出しておきたかったところだったのですが,流石に9時の時点で気温が30℃を超えるようなコンディションでは,エンジンが全く吹けずツライ1日となりました・・・.

こちらの走行会への参加は今回で3回目.1回目・2回目共に6月だったのですが,今年は1ヵ月ズレて7月となりました.この走行会を紹介頂いたこもりん.さんは残念ながら今回はリタイヤで見学となりましたが,おだてのまつさん,かずやん!さん,坊愚さん,しょこさんの旦那さん(そして午後からしょこさんご本人),TC2000を走るつもりで結局1日見学だったどりとすさんと,顔馴染みの方が何人もいらっしゃり,退屈しない1日でした.

もっとも退屈どころか,当日はただその場にいるだけでも過酷な暑さで(↓),



1日中汗が流れっぱなし.大した運動もしていないのに,これだけ汗が流れ続けた記憶はちょっとないですね.
途中軽い頭痛がし始めた頃は「あ,ヤバいかな?」と思いましたが,何とか1日持ちこたえました.
(日が暮れる頃には「焼けたねぇ~」とか言われる有り様でしたが・・・苦笑)


まず1本目(9:13~).

新品の1撃を決めたかったので,先頭に並ぶか? 最後尾につくか?で悩んだのですが,申告タイム上,私より速い方が当日欠席となったそうなので「だったら,先頭だ!」と向かったら,



前にCR-Zが・・・.「アレッ? この方は上のクラスじゃなかったか??」と思いましたが,まぁ前にいるんだから同じクラスなんでしょう.先頭確保は失敗してしまいましたが,まぁ,速い方だし,距離開ければ大丈夫だろう~とスペースを作ってアタック!



結果は 42.068.新品タイヤを使っても41秒台に入れるのは難しいくらいの厳しいコンディションでした・・・.
計測2で42.2秒,計測3で42.4秒と,アッという間に新品効果が終了したので,さっさと走行を切り上げ,タイヤを温存.


ここから,前日こもりん.さんに依頼して持参頂いた車載カメラを(↓),



足元カメラ(↓)として取り付け.




この状態で2本目(11:00~)に,プロに乗って頂きました.



なお,この午前中の枠で,呑むラー油さんが走行中のEF8を撮影して下さって,画像も提供頂きました(↓).
有難う御座います!<(_ _)>




その後,プロから頂いたコメントに頭を悩ませつつ昼食の時間となったので,皆さんとキッチンカーで昼食.



今回は,焼豚丼とビーフカレーの合い盛りランチを頂きました(美味しかった~♪).


そうこうしているうちに,午後のクラス分けが発表され・・・,



42秒も切れないのに,なぜだか一番上のクラスに昇格(泣).しかも私より0.3秒速いくせに,また虚偽申告して下のクラスで走ろうとする青いGK5がいたので,「申告タイムは正しく!」と抗議しに行くと,



「午後はZⅢだからタイム出ないんですよ~」とか言い訳するので,「そんな事あるか! ZⅢ履いてEF8と同じくらいのタイム出せるだろ!」と3本目(12:38~)のタイムで勝負する事になったのですが,





すみません・・・ZⅢでもEF8より速かったです(泣).(ノД`)・゜・。
こんだけ暑くてパワー出ないのに,なんでそんなタイムが出せるんだ? 「脳筋」恐るべし!




暑いわ,タイム出ないわ,暑いわ,宿題難しいわ,暑いわ,勝負に負けるわ,暑いわ・・・で頭痛くなってきたところで,



しょこさんから塩分補給で羊羹を頂き,冷静さを取り戻せたので「よしっ! 今日は終わり.撤収ー!!」という事で4本目はキャンセルしました(笑).


以上,色んな理由で頭が痛い1日でした.

その後16時頃から雨がポツポツと降り出し,みんなでファミレスに移動して夕食を取っていたら,ゲリラ雷雨となって店内で停電.「これで注文履歴が消えたりしないかなぁ~」なんて冗談を言いつつ(勿論そんな事はなく),しょこさんが昔走ったという「群馬にあるけど,群サイじゃない峠チックなサーキットはどこか?」とか,「RE-01Rは今のタイヤで言うとどれくらいのグリップか?」とか,「2006年で44秒台はどれくらい速いのか?」とか,昔話が尽きず盛り上がりましたが19時頃に店内が混雑してきたので解散しました.

カメラとタープを準備してくれたこもりん.さん,有難う御座いました.
当日お会いした皆様,暑い中お疲れ様でした!
2024年06月30日 イイね!

感じてる事と起きてる事のズレ

感じてる事と起きてる事のズレ無事ブレーキも直ったので,加工後のダンパーフォークの耐力テストと来週の走行会に向けてレートアップしたリアスプリングのセット出しにTC1000へ行って来ました.

今使っているフロントタイヤの減りが微妙な感じで,来週の走行会だけであればギリギリ1日持ちそうな反面,その前に1回でも走ると恐らく走行会ではショルダー部分がスリックになっちゃう気がしたので,行くかどうか直前まで悩んだのですが,来週は雨予報という事で「期を逸するくらいなら・・・」と行く事にしました.

当日は16時くらいから雨予報となっており,午前中はドライで走れるだろうと判断して向かったのですが,行きの首都高でポツポツと雨が降り出し,「8時枠はウェットになっちゃうのかなぁ~?」と不安な気持ちで向かったのですが,幸いにして路面を濡らす程ではなく,問題なくドライで走れました.ただ,雨模様のおかげで雲が掛かって日射しがなく,すごし易いかと思いきや朝8時の時点で湿度が88%と蒸し暑い1日でした.


では早速1本目(T2枠:8:15~).

今回はリアスプリングのバネレートを12キロ→14キロに上げたので,先攻して上げていたフロント(14キロ)とのバランスがこれで取れるはず.であれば,クルマ的には曲がる方向なので計測1くらいは41秒台が出せるだろう~と走ってみたら,



42.171・・・.

∑(゚д゚lll) ハァ~?

なんじゃコリャ? 確かに仕様変更後のファーストラップなので攻め切れていないのは事実ですが,それにしたってここまで遅くなるほど失敗してないぞ??と混乱しつつ計測2.



新しい前後バランスの感触がイマイチな印象ではありましたが,計測1の感触をフィードバックして,それなりに攻め切った!と思ったラップは 42.021.

(||๐_๐) オイオイ,マジカヨ…

いくらなんでも酷くないか・・・? なんだコレ? 丸々1ヵ月走っていなかったから下手くそになったのか??と混乱しつつ,その後もアタックを続けますが,タイムは落ちる一方で41秒台なんて夢のまた夢.どこでタイムロスしているんだ?と探ってみたところ,前回同様コーナーの立ち上がりでクルマが前に進んでおらず,リアのロール量も大きい印象を受けたため,一旦ピットに入って減衰変更.



前回,レートを上げた分だけ減衰を下げた方がバランスが良かったので,今回もリアのレートを上げた分だけ減衰を下げてみたのですが,しっくりこなかったので元に戻し.これで感触的には良くなりましたが,タイヤが既にタレているので 42.274 とさほど伸びず・・・.かなり消化不良気味で1本目を終了しました.


2本目(A5枠:10:20~)

あまりにも不甲斐ないタイムだったので,常連さん達に今日の結果を聞いてみると,皆さん自己ベストの1秒落ち前後.やはりこれだけ湿度が高いとエンジンが吹けないんだなぁ~と思いつつ,それでも何とか41秒台は出しておきたい!と2本目に臨みます.



しかし,ここでも計測1の 42.189 がセッションベスト・・・.
「こりゃ,今日はどう足掻いても無理だな~」と諦めてセット出しに切替えました.


リアのレートを2キロ上げた感触を振り返ってみると,以下のような感じでした(↓).

  ・1コーナーは変わらない
  ・2コーナーも大きな違いはない(但し,アンダーステア傾向は弱まった)
  ・ヘアピン進入のブレーキングで止まらない
  ・ヘアピン立ち上がりでクルマが前に進まない(アンダーステアが強い)
  ・インフィールドはよく曲がる
  ・左高速コーナー変わらず
  ・洗濯板進入のシフトダウンでヒール&トゥがなぜかビシッ!と決まる
  ・最終コーナーが曲がらない(アンダーステアが強い)

全体的に立ち上がりのアンダーステア傾向が依然として残っているような印象で,リアのレートを上げたのにおかしいなぁ~?と思ったのですが,インフィールドはやたら曲がるようになったので,クルマの特性は間違いなく変わっている様子.だとすると,私がこの仕様に合ったドライビングを出来ていないっぽい.


何を間違えいるんだろ・・・?と思い頭を捻ってみたところ,



  立ち上がりでアンダーという事はコーナー出口(Exit)でクルマの向きが悪い
    ↓
   もっと浅い角度で立ち上がらないとダメ
    ↓
  出口を直すには入口(Entry)から.
    ↓
  進入はレートアップによってステアリングレスポンスが良くなっている
    ↓
  という事は,進入でワイドにアプローチして,ステアリングをグイッ!と切っても曲がるのでは?
    ↓
  よしっ.コーナー入口のアプローチを変えよう!

・・・という事で,一番立ち上がりで苦戦していたヘアピンでの進入の仕方を変更.



具体的には,今まで進入でIN側に寄っていくV字状にアプローチ(赤線)していたのを,真っ直ぐ止めて奥で一気にステアリングを切って旋回する,U字状のアプローチ(青線)に変更.さて,これでどうなったか?というと・・・.



ステアリングを一気に切ってヨーを立ち上げた瞬間,リアがズザザーッ!とスライド.その状態からブレーキを離した瞬間にリアの動きにフロントが引きずられて横に流れる(LSDがガーガー鳴る)ような動きになりました.「リアがインリフトしてんじゃねぇか? コレ??」と思いつつ,立ち上がりでフロントが流れるので結局タイムは出ず,更に消化不良気味・・・.

走行終了後,「う~ん,これは困ったなぁ~」と思いつつ,これで終わりにするか? セット探りでもう1本走るか? 悩んでいたところ,こもりん.さんから「外から見てて上げるから,もう1本走りましょう!」と提案を受けたので,ヘアピンでV字コーナリングとU字コーナリングを交互に試して,リアがインリフトしているか?(=白煙が上がるか?)をチェックして頂く事にしました.


という事で最後の3本目(A9枠:11:40~).まずは先程のU字コーナリングを試してみると,





2本目の時よりスライド量が少ない気もしますが,リアが滑ってる事は間違いないのに白煙は出ておらず・・・.


アレッ? じゃあ勘違いか??と思い,今度はV字コーナリングを試してみると,





一切滑ってる感触がないのに,今度は白煙が上がってる!?
クルマの中で感じている事と,クルマの外の状態が異なるので混乱してきました・・・.orz


よく分からないので,この辺りの詳細分析は後日やるとして,最後はともかく何とか41秒台に入れて終わらせたいと,スピン覚悟の万歳アタック!



結果は 41.938 で何とかギリ41秒台に入れられました(やっぱり最後の最後は気合と根性・・・笑).

ε-(´∀`*) ホッ


最後に何とか41秒台に入れる事が出来たので,それなりの満足感を得た状態で片づけを済ませ,常連の皆さんがお昼ご飯で味平に行っているというので後から追っかけ.



混んでいたのか?皆さんが食事を開始する前に間に合い,これだけの人数がいて全員クルマが違うのが面白いなぁ~と思いながら,店内に入って久方振りのポークジンジャーを堪能しました.




以上,感じてる事と起きてる事がズレてるTC1000でした.

当日お会いした皆様,貴重な外撮りをしてくれたこもりん.さん,社長出勤で後ろ姿を見るだけだったハセピーさん,お疲れ様でした!
2024年05月18日 イイね!

TC1000のタイムマップ

TC1000のタイムマップ2022年からこもりん.さんを見習って筑波サーキット公式の気温・気圧掲示を記録するようにしているのですが,そろそろデータも溜まってきたので,記録の目的である,その日のコンディション(気温・気圧)に応じたタイムマップを作ってみようと思います.

コースはTC1000,タイヤは全てA052の205/50R15,クルマは勿論自分のEF8です.


作り方としては以下のような流れ.

  ①自分が走った走行枠のベストタイムと公式の気温・気圧を記録
  ②縦軸:気温,横軸:気圧とした2Dテーブルにタイムをプロット
  ③データのない部分は1次線形で補間
  ④見やすいように0.1秒単位で色分け

これで出来上がったのが以下のようなタイムマップ(↓).


(点々となっている黄色の部分がプロットしたタイムです)


このままだと見づらいので,気温:5℃単位,気圧:5hPa単位で纏めるとこんな感じ(↓).



これを見ると,40秒台を出すためには如何にコンディションが揃ってないとダメかよく分かりますね・・・.
(気温が10℃未満,気圧が1015hPa以上)

ちなみに偶然だとは思いますが,気体の標準状態(25℃,1013.25hPa)を下回る条件になった瞬間,タイムがガクッと落ちるのが面白いですね.やっぱりNAエンジンにとって空気密度って大事なんだなぁ~と思いました.


最後に,「40.9秒」を基準として上のマップを「タイムの落ち具合」で表すとこんな感じ(↓).



これを見ると,これからの暑い時期は自己ベストの0.7~1.0秒落ちくらいのタイムしか出ないのがよく分かりますね・・・.


以上,TC1000のタイムマップでした.

サンプルとなるデータがなく外挿で補っている部分もありますし,タイヤの摩耗状態や路面のコンディション等はこれに表れていないので,そういった部分でズレている部分もあるとは思いますが,5℃・5hPa単位まで粗くすれば,その誤差はほぼ吸収されているんじゃないかと思います.

今後はこのマップを参考に当日の目標タイムを設定して,ヒトとクルマを測るモノサシにしていこうと思います.

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