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2019年11月17日 イイね!

福島遠征 その②

福島遠征 その②エビスの初日は東コースでたんまり走ったので,2日目は西コースへ.

おだてのまつさんは東コース張り付きなので,この日は別れてボッチで行動.

初日の西コースは満員御礼状態でクルマを停車させるスペースもないような状態でしたが,「土曜に比べて混む」と言われた2日目は一転してガラガラの状態.9時過ぎに到着しましたが,余裕でピット下に停車出来ました.

走行前,「西コースは怖い!」と皆さん口を揃えて言うのですが,あの過酷な東コースに比べれば,まだスタンダード寄りなコースなので,内心は「そうかなぁ~?」と思ってました.




ボッチなので,早々に準備を終わらせて,1本目の走行を開始.

1分33秒でスタートし,26秒・・・22秒・・・19秒・・・18秒・・・16.9秒・・・16.6秒と来て,最後に 1'15.426 をマークしたところで一旦ピットへ.

3日前に黒い夢。さんが10秒台を出しているようだったので,それを目標にしてましたが,この感触だと「12秒台に入れば御の字かなぁ~?」といったところ.

走ってみて一番危ないと感じたのは,やっぱり最後のシケイン.


(写真は初日のもの.2日目は黄色のパイロンがなくなってました)

真ん中の縁石(右フロントをのせる方)が結構高いので,弾かれると一気に姿勢を乱しそう.また,写真の通り下っているので,右→左と切りながら落っこちるような感じで,結構衝撃が大きい.ボッチですし,遠征でもあるので今回は無理せず,シケインの進入で軽くブレーキングして姿勢を安定させた状態でクリアする事にしました.


次に危ないと思ったのは,1コーナー.


(写真の左奥)

コース幅が広過ぎて,どこからターンインしたら良いのか分からないコーナーですが,調子に乗ってブレーキングを遅らせ過ぎると真っ直ぐ行ってしまい,左側の崖に突っ込むような形になりました.信頼出来ないブレーキで無理すると,ここもちょっと危ないかなぁ~?という感じ.

あとのコーナーは特に危ない感じはなく,ブラインドの高速コーナーは慣れるまで進入でブレーキ踏んでましたが,限界が掴めてくればアクセルワークだけでいけそうです.高速のS字はどこまでブレーキは我慢出来るか?ですが,無理すると2個目で曲がり切れず,崖に突撃しそうな気がしたので,ノーブレーキのチャレンジだけは止める事にしました.


そんな感じで頭の中で組み立てて,2本目の走行を開始.

詰め所だと思ったポイントのマージンを少しづつ削り,14.6秒・・・13.4秒・・・13.0秒まで来たところで,1コーナーでちょっとチャレンジ.



オーバースピード気味で突っ込むとロールが増大してリアが巻く動きをしていたので,「回るかなぁ~?」と思ったら案の定でした.ただ,限界点は分かったので,速度とロール量のバランスを上手く合わせ込んで・・・,



1コーナーをキレイに回れた結果,1'12.812 をマークする事が出来ました.

これ以上は詰め代が思いつかなかったのと,2km級コースの3連戦で,さすがにクルマが大分消耗していたので,今回は無理せず,これで終了にしました.


最後に,東コースと同様にBSの「山野哲也のサーキット攻略講座!」の絵をお借りしながら,攻略メモを.

第1~第2コーナー


最初,1コーナーのブレーキングは目標物がないので手探り状態で,大分ブレーキを余らせていましたが,2本目の前にコースを外から見て,ピットからのコース合流に使われているホワイトラインの切れ目くらいかな?と考え,ここまでアクセルを踏み抜くようにしました.この地点からのブレーキングだと,4速・147km/hからのブレーキングとなるので,止めるのが結構大変で,4→3→2速とシフトダウンが完了したらターンインするくらいのつもりでいると,ちょうど良い距離になりました.

先述の通り,若干オーバースピード気味に進入すると,リアが巻くので,それを使ってタイトに曲がるとちょうど良い感じでした.ここの内側の縁石はフラットでガッツリのる事ができ,ラインの自由度が比較的高いコーナーですね.

第1コーナーを立ち上がると,第2コーナーのイン側に位置するので,ここから右側にステアを切って,アウトに寄せるのがセオリーです.ただ,この第2コーナーは,どんなにクリップを奥にとっても,アクセル全開で立ち上がろうとするとコース幅が足りなくなるので,「これじゃ,ワイドラインは勿体無い」と思い,本庄の2ヘアと同様に距離優先でインベタで進入する事にしました.

第1コーナーを立ち上がったら,右側(第2コーナーのアウト側)に振らず,そのまま真っ直ぐ加速して,インベタで第2コーナーに進入して小さく回るラインです.これが結構効いて,0.3秒稼ぎ出す事が出来ました.


第3コーナー


東コースを彷彿とさせる急な上り坂です.3速で進入するのですが,「登りだし,勝手に減速するから緩いブレーキングで良いだろ~」と思っていたら,アンダー出しまくり.きっちりフロントに荷重をかけないとダメだという事が実感出来ました.


高速コーナー~バックストレート


ここの高速コーナーはブラインドになっており,おまけにイン側の縁石が見えづらいので,心理的に躊躇するコーナーですね.ただ,私のEF8くらいのパワーだとターンイン後はアクセル全開で駆け抜けられるので,TC2000のダンロップコーナーを思い浮かべ,ほんの少しのアクセルOFFだけで通過するようにしました.「アクセル全開で行けると良い」なんて言う人もいましたが,ノーブレーキはともかく,私のEF8でフラットアウトで駆け抜けるのはちょっと厳しそうな雰囲気でした.

ただ,ここのコーナーのボトムスピードは,その後に続くバックストレートの伸びに大きく影響するので,攻め切れると非常に気持ち良かったですね.


高速S字~最終ヘアピン~シケイン
高速のS字は手前の右側の縁石にフロントタイヤをのせたくらいでブレーキング.4→3速に落とし,フロント荷重をキープした状態で駆け抜けます.ここは本当に緩いブレーキングで良いのですが,ヒール&トゥをする都合上,それなりに減速させる事になってしまい,なかなか難しいコーナーでした.

最終ヘアピンも第2コーナーと同様に,どんなにクリップを奥にとっても出口でコース幅が足りず,ライン取りに悩まされました.当日は試さなかったのですが,第2コーナーと同様にインベタのラインを試してみれば良かったなぁ・・・と若干後悔しています.

最後のシケインは,手前の左でガッツリ縁石にのせて,続く右は縁石が高いのでのせず,縁石をかすめるような感じで薄いブレーキング.その後の左は車体の衝撃が凄いですが,アクセル全開で駆け抜けました.


以上,エビスサーキット 西コース攻略でした.

東コースほどアップダウンは激しくなく(といっても筑波サーキットに比べたら十分激しいですが),高速コーナーも多くてなかなか楽しかったです.個人的には東コースより西コースの方が好きですね.とは言いつつ,一体どうやったら10秒台に入るのか想像がつかず,機会をみて,またチャレンジするのはアリ!だなぁ~と思いました.
Posted at 2019/11/19 00:40:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他サーキット | 日記
2019年11月16日 イイね!

福島遠征 その①

福島遠征 その①11月も半ばに入り,そろそろ1年の終わりの気配を感じ始めていたところ,ふと今年の走行履歴を振り返ってみたら,初走行のコースがなかった事に気づきました.

そんな折に,おだてのまつさん(以下,まつさん)からエビスサーキットへの遠征のお誘いがあり,TC2000との連戦で迷いましたが,この機会を逃すと二度と行かない気がしたので,意を決して行ってきました.

現地に着くと,まつさんは「俺は東コースに居座る!(西コースは走らん)」と言うので,西コースで計測器を借りた後,東コースへ.

東コースの入口に着くと門が空いており,コースを横切ってパドックへ.通常時はスポーツランド山梨のようにトンネルを抜けてパドックに入るらしいですが,コースを横切っての進入はオートランド作手を思い出しました.そして,パドックに入ると,クルマが結構びっしり止まっていて,かなりの賑わい.まつさん曰く「今日は台数が多い」との事ですが,何とか2台分のスペースを確保する事が出来ました.

その後,走行の準備をしつつ,私は西コースしか予習して来なかったので,まつさんがコース図(↓)を見ながら色々レクチャーしてくれました.



コース図だけ見ると,何の変哲もないコースに見えるのですが,実際は高低差のおかげで,とんでもなく難易度の高いコースに思えます.例えば,ホームストレートの登り坂なんて,こんな感じ(↓)です.


(ストレートの先が見えない・・・)

スポーツランド山梨のホームストレートも結構な登り坂でしたが,これはその比じゃありませんね.そして,登りがキツいという事は,下りも凄いという事で,



このS字なんて,下り+左右の切り返しで,EF8だとリアが吹っ飛びそう・・・.要注意のポイントですね.


そうして準備が整ったところで,いざ出走!

様子を見つつ,最初は1分31秒台.その後,徐々にペースを上げて,25秒・・・24秒・・・20秒・・・17秒・・・16秒・・・と来て,18周目に1'15.002を出したところで一旦ピットへ.

ファーストインプレッションとしては「素直に怖い」

先述のS字は予想通りの不安定さ.また,その後の第1ヘアピン(すり鉢)のブレーキングも難易度が高い(下り坂でとにかく止まらない!).第2ヘアピンはスタンダードなコーナーなので,このコースでは一番好きなセクション(笑).最終の複合は,袖ヶ浦フォレストレースウェイの3~4コーナーを彷彿とさせて,頑張るとタイムが削れるが,その分,リスクも高い感じ.

そして,やっぱりキツいのが最後の登り坂.こちらはアクセルベタ踏みなのに,K20A搭載車に,こんな感じであっさり追いつかれ,抜かれちゃいました・・・.




続けて2回目.1回目は様子見で縁石を使わなかったので,車体が安定するライン取りを考えつつ,攻略開始.

14.1秒・・・13.9秒・・・13.0秒・・・12.4秒・・・12.2秒と来て最後に,



「ノーミスの完璧なラップ!(これ以上は無理!)

と自身で思うくらいの周回で,1'11.252をマークする事が出来ました.
(事実,この後,どんなに走っても12秒台しか出なかった・・・)


最後に,BSの「山野哲也のサーキット攻略講座!」の絵をお借りしながら,コース攻略メモを.

メインストレート~1コーナー


1コーナーの進入速度は133km/h程度なので,ギリギリ3速キープでもいけるかもしれませんが,続く1コーナーが,スポーツランド山梨の2コーナーと同様に,登り坂で勝手に速度が落ちるので,メインストレートで4速に入れて,50m看板の辺りでブレーキング開始.ここは止めるのは簡単ですが,油断しているアンダーを出して膨らんでしまうので,丁寧に4→3→2速と落して,アクセルを入れながら旋回速度をキープ.

ここで注意しないといけないのは,登り→下りに切り替わった途端,エンジン回転数が跳ね上がるので,いつでも3速にシフトアップ出来るように準備しておく事ですね.


S字~バックストレート


1コーナーを立ち上がるとS字のイン側に位置するので,本来であれば上図のようにアウト側に振って,S字を直線的に進入するのがセオリーだと思いますが,私のEF8でそれをやるとロールが大き過ぎて,リアが振られて不安定になるので,S字の1個目に目掛けてインベタで進入し,軽くブレーキングしてフロントのグリップを確保した後に,縁石をカットするライン取り.

以前,茂原でプロに教わった「S字の1個目は減速してでも大胆にのせる! そして,2個目の縁石はかすめるくらいの浅い角度でアクセル全開!」という走らせ方ですね.インベタで進入したおかげでロールが少ないので,S字から先の高速コーナーはアクセル全開で行けるようになりました.


第1ヘアピン~第2ヘアピン


バックストレートを144km/hで駆け抜けて,そこから50m看板の辺りでフルブレーキング・・・のはずなのですが,下り坂のおかげでとにかく止まらない! 止まらないので(回転数が落ちないので),4→3→2速とシフトダウン出来ず,エンブレも使えない.走っていて一番難しいセクションだと思いました(1回シフトダウン失敗して8800rpmまで回しちゃいました・・・).

そして,フロント荷重をキープしたままターンインしたいのですが,今付けているフロントのブレーキパッドだと荷重をキープ出来ない.TC2000でもコレのせいで苦戦したので,勿体無いけど替えようかなぁ・・・.

なお,続く第2ヘアピンはTC2000の1コーナーを彷彿とさせる感じで,登り切って平らになった部分でブレーキングという感じ.



写真のように結構広いですし,クルマ1台分の縁石なので大胆にカットしてもOK.ただ,立ち上がりアウト側の縁石は使わない方が良さそうでした.


最終コーナー


ここは前述の通り,袖ヶ浦の3~4コーナーのようなイメージ.4速・140km/hで進入し,恐らく正しいのは手前の緩いコーナーを4速・緩いブレーキングで抜けて,奥のコーナーで4→3速へシフトダウンなのでしょうが,これだと車体が安定しないので,私は袖ヶ浦と同様に手前で4→3速に落して,そこから加速しつつ,奥のコーナーでブレーキング~という感じで処理しました.

ちなみに,その後の激坂を踏まえて,奥のコーナーで3→2速にも落してみましたが,シフトダウン後の回転数が7800rpmくらいになったので3速キープにしました.この最終コーナー,ボトムを上げようと緩いブレーキングで進入すると,荷重不足でアンダーを引き起こすので,見た目以上に難易度の高いコーナーでした.


以上,初のエビスサーキット 東コース攻略でした.

アップダウンの激しさやバンピーな路面,外国人の多さや「DEKRA」のステッカーが貼られたBMW等から,頭の中に「和製ニュルブルクリンク」という単語が思い浮かびました.本家本元の和製ニュルはホンダの鷹栖プルービンググラウンドや,トヨタの新テストコースなんでしょうけれど,これらは一般人が走る機会はほとんどないので,気軽に走れるという意味では,東コースの方が和製ニュルかなぁ~?なんて思いました.
Posted at 2019/11/18 08:25:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他サーキット | 日記
2018年05月01日 イイね!

追って!追って!追って! その②

追って!追って!追って! その②ミッションの慣らしもようやく終了しましたので,今月からサーキット走行へ復帰!

復帰後の最初の走行は,ここ数年ゴールデンウィークのお約束行事となっているスポーツランドやまなしのスポーツ走行へ.今回のメンバーは,毎度お馴染みのWRXコンビ(GDB&GDA)に,久方振りに登場の黄色いSE3P,そして,お名前はよく存じていましたが今まで直接お会いした事がなかったAP1とその兄上,それに私の計6名です.

毎年この走行は,天気が良過ぎる程の晴天で非常に暑くて困るのですが,今年も日焼けする程の陽射しが降り注ぎました.

こんな暑さじゃ,タイムなんて出っこないので,昨年同様,目の前に現れたクルマを片っ端から追い掛けてみました.


まずは,昨年もいたFD2.



常連さんなのだと思いますが,相変わらず驚異的な速さです.


お次は,会社の上司のGDB.



毎度の事ながら,こちらもとんでもなく速い.ちょっとでも直線区間があると,アッという間に置いていかれます・・・.


そして,会社の同僚の黄色いSE3P.



エンジンが相当ヘタっているらしく,圧縮漏れもしているそうで,お金を掛けてオーバーホールするか? 同額で別のクルマを探して乗り換えるか?を悩んでいるようでした・・・.


なぜか今回は黄色づくしです.続けてAP1.



高低差が激しく,エスケープゾーンも少ないこのコースで,ピーキーなS2000を走らせるのは至難の業だと思いますが,見事に操っていました.


最後,こちらも黄色の謎のクルマ(AP1の兄上).



皆さん,分かりますか?

はい.そうです.ケーターハム スーパー7です.しかも,225PS/470kgのスーパーライトR440で,パワーウェイトレシオは驚異の2.09! このクルマ,スペック的にも驚きなのですが,履いているタイヤはもっと驚きで,何と185/55R14のZ1☆との事.これで軽々と41秒台に入れてくるのですから,とんでもない戦闘力です.

オーナー曰く「全然タイヤが減らなくて困ってる」との事で,走行後のタイヤの表面を見せてもらいましたが,確かに計60LAPしても全く減ってない・・・(本当に熱が入ったのか!?と思うくらい表面がキレイ).今時のハイグリップラジアルに比べれば,当時のZ1は減りも穏やかだったでしょうが,そんな次元では語れないレベルでした(やっぱり,軽いって凄い!).


以上,追って!追って!追って!2018年バージョンでした.
Posted at 2018/05/01 23:39:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他サーキット | 日記
2017年05月03日 イイね!

追って!追って!追って! その①

追って!追って!追って! その①連休中という事もあってか,先日のスポーツランドやまなしのスポーツ走行では,平日にも関わらず色々なクルマが走っていました.

この中で,たまたまタイミングが合って,追いかける形となったシーンをいくつかピックアップしてみました.追いかけると言いつつ,大半はズルズルと引き離されるモノばかりですが,あのホームストレートの急勾配はパワー差が如実に表れるので,その点はご勘弁下さい・・・.

なお,タイトル画像は当日午前中終了時点の結果です.私は 42.858 で8番手ですので,これを基準にどの車両がどのタイムか? 推測しながら見てみると面白いかもしれません.

それでは,遭遇した順にいってみましょう.



1台目はBRZ.カタログスペックで200PSとはいえ,パワーウェイトレシオで計算すればEF8に近いので,圧倒的な差を築かれる事はないですね.動画の最後,動きが読めなかったとはいえ,ホームストレートでブレーキを踏んでしまったのは良くないです・・・(反省).


2台目は,会社の同僚のインプレッサWRX(GDA).



非STIとはいえ,さすがに4駆ターボ(250PS).上り坂でグングン引き離されます.本庄では,かろうじて抑え込めましたが,ここでは分が悪く負けてしまいました・・・.


3台目は,コース上で滅多にお目に掛かれないTTクーペ.



クワトロのSラインパッケージのようなので,こちらも4駆ターボ(230PS).タイヤは恐らく純正のContinental ContiSportContact 5(245/40R18)で,ハイグリップラジアルではないはずなのですが,ドライバーの腕が違いますね.6ATなのに驚きのタイムをマークしていました.ちなみに,私は2ヘアの立ち上がりをミスってますね・・・.


最後は,シビックタイプR(FD2).



このFD2は別格でした.4駆ターボ勢とタメを張って,この日のトップタイム争いをしていました.NAだと思うのですが,ターボ車と変わらない勢いで上り坂を駆け上がっていきますね・・・.


以上,追っかけ動画でした.何気に全車2.0Lで,全車200PS級なのですが,ホームストレートでの引き離し方が各車それぞれ違うのが興味深いです.
Posted at 2017/05/05 01:37:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他サーキット | 日記
2017年05月02日 イイね!

山梨遠征

山梨遠征山梨は遠征という程の距離でもないのですが,折角の機会なので,甲府観光も兼ねて1泊2日の遠征にしちゃいました.

初日は昇仙峡の辺りを散策しようと思ったのですが,生憎の雨でウエット路面のワインディングを流すだけで終わってしまい,結局,ほうとう食べて,洗車して,寝るだけで終わってしまいました(苦笑).

さて,明けて翌日,今度は快晴のサーキット日和ですが,結構な陽射しの強さで路面温度も高そう.スポーツランドやまなし(SLY)は今回が3回目ですが,全て会社の同僚との参加となります.


これまでの自己ベストは,フラットスポット付のRE-11Aで走って出した 44.452.気温が高かったとはいえ,ちょっと遅すぎな気もするので,今回はRE-71Rを投入して真面目に走ります.

先に結果からいきましょう.



タイヤが違うので当たり前といえば当たり前ですが,自己ベスト更新の 42.858 でした.


続けて,タラレバベスト.SLYのセクターは以下のようになっています.



          当日ベスト  タラレバベスト
  Sec.1 ・・・   3.723      3.706
  Sec.2 ・・・  13.138     12.927
  Sec.3 ・・・  13.528     13.389
  Sec.4 ・・・   4.591      4.542
  Sec.5 ・・・   7.878      7.843
 -------------------
  LAP  ・・・  42.858     42.407

頂上セクションのSec.2とSec.3で各々0.2秒程度詰め代がありそうですので,今回はここに絞って分析してみます.

Sec.2
LAP+で解析してみると,中間の加速域で10km/hも車速が違うポイントがあり,これは何だろう?と思って動画を見返した結果,2→3速へのシフトアップポイントの違いでした(上:ベストラップ時 下:セクターベスト時).




2コーナーは1速が使いたくなるようなタイトコーナーなので,当然VTECポイントは外れてしまう訳ですが,これを補うために,3コーナーの進入ギリギリまで2速で引っ張った方が速いと思って走っていたのですが,実際は逆で,さっさと3速に入れて進入した方が速いようです.

このカラクリの原因は急激に下る3コーナーの特性にあるようです.2速で進入した場合,ほんの僅かな間とはいえ,下っている間にエンブレが効いてます.これに対し,3速で進入した場合はその加速の鈍さから.そもそもアクセル全開となるポイントが早いですし,急激な下りで走行抵抗(=負荷)が小さくなった瞬間,回転数が跳ね上がるので,高めのギヤでもスムースに車速を乗せられるようです.このセクターベストは,たまたま「立ち上がりで前のBRZに追いついてしまいそうだなぁ~」と思って,早めに3速に入れた偶然の産物で,全開でアタックしている時には考えもしませんでした・・・.


Sec.3
ここはツヅラ折れのヘアピンにおける向きの変わり方でした(上:ベストラップ時 下:セクターベスト時).







それぞれ,セクターベスト時(下)の方が舵角が大きくなっています.一見すると舵角が大きいという事は曲がってないようにも思えますが,違うようです.

ベストラップ(上)の方は旋回途中でリアが流れてしまう(弱オーバー気味)ため,ステアリングを一瞬戻してしまい,結果的にアクセルONも遅れてしまいました.これに対し,セクターベスト(下)の方はリアが粘ってくれるので,舵角を維持したままアクセルONする事ができ,結果的に加速するポイントが早くなっているようです.弱オーバーが出た時にアクセルを入れて,テールスライドを止める形でも同じ事は出来る気がしますが,それだとクリップを奥にとらなければならず,トラクションの掛かりも悪いので,私は好みではないようです.

ちなみに,このシーンにおけるベストラップ時とセクターベスト時では,減衰の前後バランスが異なり,セクターベスト時はリアに対してフロントを2段強めています(=弱オーバー対策).


これ以外にも,1コーナーの進入は3速キープか?2速に落とすか? 最終コーナー手前は2速キープか?3速シフトアップか? 39R~24Rの縁石は乗せるべきか?避けるべきか?等々,SLY攻略の悩みのポイントは色々あったのですが,試してみても明確な答え(差異)が出ず,若干消化不良気味に終わってしまいました.

なお,今回は三河走行後にアドバイス頂いた「グリップの低い路面での走り方」を学ぶために,SLYを選んだ意味合いもあり,減衰を色々イジりながら,向きの変え方,挙動の整え方等,色々試してみる事が出来ました.身体に覚えさせるには,まだまだ練習量が足りないと思いますが,動画やデータを駆使して,頭で記憶して定着出来るようにしていきたいと思います.
Posted at 2017/05/03 16:41:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他サーキット | 日記

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何シテル?   08/09 02:05
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