
2014年のサーキット走行を通じて見えてきたEF8の課題の1つに,ギヤ比がありました.
「今のギヤを維持するとリミッタに当たるが,かといってシフトアップすると失速する・・・」という走っていて苦しいヤツです.
2015年の走行を開始する前に,2014年に経験したこの苦しいシーンの記憶と,GPSロガーを使って計測した車速から,ギヤ比に関して改善すべき点をまとめようと思います.
まず,1速と5速はサーキットで使うシーンがほとんどないので省略します.
では,2速.
①本庄サーキット:第2ヘアピン後のS字R13手前(車速:91km/h)
②本庄サーキット:最終コーナー手前 (車速:91km/h)
③日光サーキット:ゴールライン手前 (車速:95km/h)
④筑波TC1000 :4コーナー手前 (車速:91km/h)
⑤筑波TC1000 :ゴールライン手前 (車速:94km/h)
次,3速.
⑥日光サーキット :10コーナー手前 (車速:133km/h)
⑦筑波TC2000 :第1ヘアピン手前 (車速:134km/h)
最後,4速.
⑧ツインリンクもてぎ:ダウンヒルストレートエンド(車速:173km/h)
この中で,③と⑤は横Gが掛かっている状態でのシフトアップを強いられるため,ギヤを入れづらいというのと,「ゴールライン手前なので飛び込んでしまいたい」という心理的な側面が強く,改善してもタイムにはつながらないかもしれません.
なので,これらを除いて目標値を設定すると以下になりそうです.
2速 : 92km/h以上
3速 :135km/h以上
という事で,次回,これを実現出来るギヤ比に関して検討してみる事にします.
Posted at 2015/01/29 00:39:42 | |
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