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2023年11月03日 イイね!

最新型フォーミュラのスタイリング

最新型フォーミュラのスタイリング横浜ゴムのブースで「電気でグリップが変化するとかFormula-Eでやったら面白そうだなぁ~」と思ったので,そのFormula-Eを見てみます.

以前,イベントでGEN2は見た事があるのですが,今回は最新のGEN3が日産のブースに展示されていました.戦闘機をイメージしたというこのスタイリングは,発表直後に画像で見た時,「デザイン的には退化」という言葉すら思い浮かんだのですが,実物を見てみるとそこまで酷くないですね.

画像だとなかなか伝わらないと思いますが,平面的でヤボったく感じる三角形の形状は(↓),



中央部分が盛り上がっていて,ちゃんと起伏があるのでそれほどでもありませんでした.



全長で180mm,全幅で100mm,全高で40mmとGEN2に比べて一回り小さくなったそうですが,パッと見は小さくなった印象はないですね.アチコチ尖がっていたGEN2に比べてすっきりした感じなので,見た目からも小さい印象を受けそうな気もするですが,意外ですね.

GEN3からフロントにも回生ブレーキが装着されたので,ホイール内は密度が濃い感じです.



それ以外のボディワークは空力的にあまり意味をもっていなさそうで,特に印象に残りませんでした.







唯一「なんじゃ,こりゃ?」と思ったのがロールフープ後方の排熱口(?).



ここからビームでも打ち出すんかい!?というような形状をしていますが(笑),覗いてみると真っ直ぐ前方に伸びているだけっぽい.位置的にロールフープにある開口部からそのまま繋がっているようにも見えますが,一体何の意味があるんでしょう・・・?
(モーターなのでエンジンみたく吸気口は要らないはずですし,排熱というにはバッテリーから遠いような??)


さて,フォーミュラネタになったので,続けてコチラも見ちゃいますか.



3日前(見学当時)に決まったばかりのスーパーフォーミュラのチャンピオンカーです.
こちらも以前「SF19」は見た事があるのですが,そちらのアップデート版となる「F23」は初です.



「SF19」と「SF23」の違いは材質的には色々あるのですが,外観上で分かるのは,フロントウイング,サイドポンツーン,リアウイングといった辺りでしょうか? 実はちゃんと解説された記事があまりなくて,一度実車をよく見てみたかったのでこの日を狙ってみました.
(コチラの車両は11月からの展示で,10月中は未展示というか,そもそもレース中でした).

「SF19」のフロントウイングは,翼端板が外側へ気流を流すような形状になっていたのに対し,「SF23」は最新のF1っぽく一枚物になっています(↓).



サイドポンツーンの前端部は,形状というよりパーツ分割の構成が変わったような印象(↓).



後半部分は「SF19」にあったチムニーダクトがなくなり,代わりに無数のルーバーが付いています(↓).



このルーバーを後ろから見ると,とんでもない数である事がよく分かります(↓).



リアウイングは特徴的な形をしています(↓).



ガーニーフラップが大・小の2つあると聞いた事があるのですが,今回の展示では付いてないですね.
(付けていた跡は見えます)



後ろから見るとこんな感じ(↑).やっぱり面白い形ですよね.
私的に,このクルマで一番の謎が,モノコック横についているウイング形状の代物(↓).



左側にはあるのに(↓),



右側にはないんですよね・・・(↓).



昔のF1みたく,中にカメラが入っている訳でもないので,左右のバランスが悪そうに思えるのですが,なんで片方だけなのか? 恐らくサイドポンツーン内部の冷却ラインの違い(例えば,右側は分割されておらず,左側は上下2段の分割式とか)なんじゃないか?と思うのですが,謎です・・・.


以上,最新型フォーミュラのスタイリングでした.

共に旧型の方は昨年一度見ているので,当時のブログを見返しながら比較してみると結構面白かったです♪
Posted at 2023/11/04 00:02:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント見学 | 日記
2023年11月02日 イイね!

ゼロが減ったり・付いたり

ゼロが減ったり・付いたりJMS2023見学の続きです.

見たかった展示は一通り目を通し,あとは一番興味がある横浜ゴムに行って,ここに来た理由である「ADVAN A50」を見ようと思っていたのですが,その前にこのタイヤがコペン用だと聞いていたので,先にダイハツのブース行って「VISION COPEN」を見てみました.そうしたら「アレッ? A50を履いてない・・・??」となり,「ドウイウコト??」と混乱した状態で横浜ゴムのブースへ.

初めにビッグサイズのタイヤにお出迎えされ(↓),



何のタイヤかなぁ~?と横からパターンを見てみたら「AD09」でした(↓).



何人かココで写真を撮りそうな人の顔が思い浮かびつつ,早速「A50」とご対面(↓).



「A050」ではなく「A50」です.サイズはコペン用の「165/50R16」の1サイズとの事.このサイズで気づくべきだったのですが,ここで言っている「コペン」は今回のショーで発表されたFRの「コペン」ではなく,市販車のFFの「コペン」の方ですね.FRコペンに合わせて発表したのかと思い,勝手に紐づけてしまいました・・・.

私がこの「A50」になんで注目していたのか?というと,このフィン(↓).



SuperGT用のタイヤで投入された技術が遂に市販化されるのですね.このフィンの効果は勿論空力(↓).





フィンは2対×6箇所の計12本で高さは3mmだそうです.加えてよーく見てみると,トレッドの横の部分にはディンプル加工も施されていますね(↓).



なお,フィンは表側のみで裏側にはないようです(↓).



裏側は裏側で効果があるそうなのですが,コストの問題もあるでしょうし,まずは表面ですね.


さて,これで満足したのでブースを出ようとしたら,コチラのタイヤが目に入りました(↓).



今年のパイクスピークで使われた,サイドウォールのゴムの素材にバイオマス由来のブタジエンゴムを使った「ADVAN A005」です(↓).



おおっ! コレは例のA052のマイチェンネタのヤツじゃないか?と思い,よーく見てみると,素材も展示されていました(↓).



当たり前ですが,さすがにコレは見ても分からん(笑).でも色んな素材が使われている事は理解出来ました.




以上,「A050」ではなく「A50」からの「A005」でした.
(YOKOHAMAは"5"という数字に何か拘りがあるのか・・・?)

これ以外にも横浜ゴムのブースには「硬度可変スタビライザー」なる技術を使ったタイヤも展示されていました(↓).





タイヤの内側にフレームを組み,電気信号を受けると硬度が変化するそうです.走行中に電流を流し続けるとなると,これもBEVを想定した技術な気がしますが,IN側とOUT側でタイヤの剛性を変化させてコーナリングするなんて,Formula-Eとかでやってみると面白い気がしますね.

Posted at 2023/11/03 07:20:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント見学 | 日記
2023年11月01日 イイね!

JMS2023見学

JMS2023見学「TMS(Tokyo Motor Show)」から「JMS(Japan Mobility Show)」へと略称が変わった「JMS2023」に行って来ました.

当初は「どうせBEVのSUVばっかりでしょ~」と思っていましたし,ここ最近の状況から土・日だとオートサロンクラスの混雑具合だろうと思い,正直行く気がほとんどなかったのですが,横浜ゴムが新しいタイヤを展示するというニュースを見て,興味が湧いたので急追行って来ました.

SNSを眺めていると平日でも結構な混雑具合で,終盤の3連休(金・土・日)は100%アウトだな・・・と思い,どうしようか悩んでいたところ「アフター4入場券」という「16時以降の入場なら半額」というチケットがあったので,これに時間を合わせる事にしました.「JMS2023」は19時終了なので,16時入場だと見学時間は3時間.恐らく駆け足で見ればギリギリ回り切れると判断し,会社を15時で早退して向かったのですが,到着してみると,



ぐぇぇ~,16時でもこんだけ人がいるんかい!

ちょっとゲンナリしましたが,さすが運営がちゃんとしているので人の捌きが早く,ほとんど足を止めずに入場する事が出来ました.


今回は手持ちの時間が少ないので,まずは一番興味の薄い南ホールから片付けます.

ホールに入って最初に目についたのが,ツバメインダストリの「アーカックス(↓)」.



SNSでは有名なロボットなので非常に気になるのですが,案の定人だかりなので,今回はスルー.
続けてカスタマイズカーコーナーで「HKS TBR-03(↓)」.



これも本来であればじっくり見たいところですが,多分またどこかで見れる気がするので,カナードだけチェックして終わり(↓).


(なぜこの位置に穴を開けたのか? 理由が知りたい・・・)


お次はトミカコーナー.このピラミッドが凄い!(↓)



これもじっくり見たいところなのですが,同様に時間がないのでパス.
なお,9月にこの会場で見た時はまだクレイモデル状態だった「アバンテJr.」は今回は着色されていました(↓).




そのまま部品メーカーのブースへ突入し,最近EF8で使い始めたミネベアミツミのピロボールを軽く見つつ(↓),



オーリンズの展示もサーッと見て終わろうと思ったのですが,



来季から共通化されると噂のスーパーフォーミュラ用のダンパーを見つけて急停止! 来季どこのメーカーが採用されるのかはまだ分からないそうですが,もしオーリンズじゃなかった場合はこれで見納めになるので,よーく見ておきます.そして,見終わった後に視線を横に向けたら,



F1用もあるじゃないですか!

同じフォーミュラなのに,先程のスーパーフォーミュラ用よりも更に小さい.そして,ラベルをよーく見てみると(↓),



英語3文字が4つ書かれています.これが噂に聞く4wayダンパーというやつですね.

恐らく「Low Speed Compression」「High Speed Compression」「Low Speed Rebound」「High Speed Rebound」の4つの略字なんでしょう.バンプ/リバウンドのそれぞれの減衰を独立して設定出来るだけでなく,それらを更に低速域・高速域と分けて設定出来るので2×2=4wayという訳です.故に調整用のダイヤルが4つ付いていると聞いていたのですが,一見するとゴールドとグレーのダイヤルが2つしかないような・・・? 下側の円形のものがもう2つのダイヤルなんですかね? ダイヤルのサイズが大きいという事はそれだけ細かく調整出来るという事だったりするんでしょうか??


おっと! 予定よりも時間を食ってしまった.ここから急いで東ホールに移動します.

先程,トミカコーナーでミニカーのピラミッドを見ましたが,マツダのブースでもミニカーの展示(↓).



黒い点に見えるのが全部ミニカーです.その数なんと4796台!
マツダの社員とそのご家族から搔き集めたそうです.



「あっ! これ多分,実家に眠ってる」と思いつつ,モリゾー氏のサインもチェック(↓).



この横には,2/3サイズにスケールダウンされたNDロードスター(↓).



これで動いたら,カートみたいで面白いんだろうなぁ~.大人気なく乗ってみたい(笑).
そして,噂のロータリーマシン「MAZDA ICONIC SP(↓)」.



なるほど,見た人達が絶賛する理由が実車を見て良く分かりました.ボンネットは低く,ヘッドライトはリトラクタブル,NDロードスターに似たテールライトとパーツパーツが琴線に触れるだけでなく,素直に美しい.これでロータリーと言われれば,そりゃ惚れますね.

なお,個人的にはミラーの位置が妙に高いなーと思いましたが(↓),



よーく見ると電子ミラー(カメラ)ですね,コレ.


お次は日産ブース.ここまでスクエアなデザインも珍しい「Nissan Hyper Force(↓)」.



なんだか「やっちまった感」のあるクルマですが,このクルマの見どころは空力パーツ(↓).



カナードとルーバーが可変式になっています.未来感を出すためのデザインなんでしょうが,こうすれば突起物にならないので車検も通る.ポルシェ辺りがそのうちやりそうですね.

そして,フロントタイヤの前には見づらいですがフェンダーフラップも付いてます(↓).



テール部分にも,SuperGTのGT-Rで採用されたというスリットが(↓),



負圧域にエアを流す事でドラッグ(空気抵抗)を減らす技術だそうです.ここまで見た目に反して繊細な空力デバイスが色々付いていますが,リアウイングにもF1で見慣れたギザギザが(↓),



これもドラッグ低減のためか!?と思いきや,こちらは単に「カッコイイから!」だそうです(笑).


あとはトヨタで,何となくハイパーカーを彷彿とさせる「FT-Se」を見て(↓),



ホンダで「SUSTAINA-C Concept / Pocket Concept」という何かに似ている2台を見て(↓),



商品化に近づいているという「PRELUDE Concept(↓)」へ.



BB6乗りが「プレリュードっぽくない」と評していましたが,あ~,確かに.個人的には「プレリュード」というよりはプジョーの「RCZ」っぽい気がしました.このプレリュードも1箇所面白いデザインになっていて(↓),



フロントのタイヤハウスの後端とドアの間に僅かに隙間があるんですよね.コレの手前側はよく見れなかったのですが,穴が空いていてエアが抜けるようになっているなら面白いデザインですね.量産仕様でもやってくるのか? 興味深いです.


この時点で入場から1時間半が経過.半分以上見終わり,「あと何を見るんだっけ?」と頭の中のチェックリストを思い起こすと,「あー! 部品コーナーでRAYSを見るの忘れてたぁ~」と思ったら,目の前にRAYSのブースが(笑).



「あっ,東ホール展示だったんですね(汗)」と思いつつ,まだ実物を見た事がなかった「CE28N-Plus」をチェック.
あんまり違いがなさそうだなぁ~と思いながら,よーく見てみると(↓),



リムのトコが少し肉抜きされてますね・・・.あとは一部の方から「キズに見えるから嫌だ」と言われているマシニングによる「VOLKRACING」の刻印がコレにもしっかりと入ってました.


そして,ダイハツブースへ行き「VISION COPEN」をチェック(↓).



横から見ると確かにFRですね(↓).



エンジンは1.3Lとの事なので,ターボ化しないとNDロードスターとは競えないかな? 思った以上にボディサイズが大きい印象を受けたので,これでNA 1.3Lだったら結構微妙かなぁ~? 個人的にはFFじゃなくなった時点でストライクゾーンから外れるのですが,まぁ,FRにした方が売れるのは間違いないでしょうね.

そして,コイツの履いているタイヤがー?と前のめりになったところで(↓),



( ゚д゚) …
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) …
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  , .
(;゚ Д゚) …!?



以上,「Japan Mobility Show 2023」の見学でした(タイヤ編に続く).
Posted at 2023/11/02 01:59:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント見学 | 日記

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