2018年5月19日(土曜日)、
JR東海の「青空フリーパス」、
明知鉄道の「フリーきっぷ」を利用して、
NHK朝ドラ「半分、青い。」の舞台、
岩村城下町の日帰り旅をしました。
目次
01. 青空フリーパス
02. 恵那駅
03. 明智駅
04. 日本大正村
05. 岩村駅
06. 岩村城下町 - 真実の食べ物
07. 岩村城下町 - 観光施設
08. 岩村城下町 - 「半分、青い。」舞台探訪
09. 岩村城跡
10. ビックカメラ 名古屋JRゲートタワー店
99. パンフレット
運行表(土曜ダイヤ)
01. 青空フリーパス
岐阜駅。
土曜日ですので、窓口で「青空フリーパス」を購入しました。2570円。
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岐阜⇔恵那の経路は、
名古屋経由(東海道線・中央本線)と美濃太田経由(高山本線・太多線・中央本線)
があります。名古屋経由は片道1660円。
往復だと3320円かかる計算なので、「青空フリーパス」の2570円のほうがお得です。
東海道線で岐阜→名古屋。
中央本線で名古屋→恵那。
02. 恵那駅
JR 恵那駅。
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「半分、青い。」ののぼりが立っています。
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明知鉄道 恵那駅。
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恵那市のゆるキャラ「エーナ」
[3]、明知鉄道のゆるキャラ「てつじぃ」
[4]が置かれています。
てつじぃは、「C12 244」という明知鉄道が持っているSLがモデルらしいです。
恵那駅で明知鉄道の恵那⇔明智フリーきっぷを購入しました。1380円。
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恵那⇔明智は690円。
往復だと1380円かかる計算なので、1回往復すれば元が取れます。
「半分、青い。」のラッピング列車、アケチ14に乗車。
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いわゆる第三セクター。樽見鉄道や長良川鉄道と同様、レールバスです。
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岐阜の人間は、このようなレールバスの公共交通機関に乗り慣れています(たぶん)。
明知鉄道で恵那→明智。
03. 明智駅
明知鉄道 明智駅。
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恵那から乗車した観光客は、ほぼ全員が岩村で降車。
終点明智で降車する観光客は、日本大正村と岩村城下町の2点制覇を目指す僕くらいでしょう。
客足が岩村で止まってしまって、岩村のさらに奥の明智にはあまり行かない感じでしょうか。
時間軸がごっちゃですが、帰り、明智駅では少しだけ列車を撮影しています。
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アケチ101とアケチ12
[3]。
帰り、明智から岩村まで乗車した列車は、「恵那」の方向幕のアケチ101です。
寒天列車のヘッドマークのアケチ13
[4]。何気に「リニア中央新幹線」と書かれています。
てつじぃのモデル、SLの「C12 244」は、この駅の車庫にあるらしい。
04. 日本大正村
日本大正村。
明智はかつて蚕糸を地場産業としていて、建物は大正時代の佇まいが残っています。
まずは大正路地。
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米蔵と呉服屋蔵にはさまれた路地。情緒あふれる石畳の坂道です。
旧郵便局の通信資料館。
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局舎全体がペンキ塗りになっているモダン建築です。
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展示室の様子
[3][4]。動いている古時計が渋いです。
旧銀行蔵の大正村資料館。
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「濃明銀行」のもとで養蚕の繭蔵だった建物。
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昔の教科書
[6][7]のほか、蓄音機や日本全国の玩具などが展示されています。
旧明智町役場の日本大正村役場。
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後からパンフレットで知りましたが、中に入れるようです。レトロ電話があるとか。
大正ロマン館。
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展示品はピアノとかホール時計とか、シックでオシャレです。
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大正村資料館と大正ロマン館はセット入場券が500円ですが、
明知鉄道の1日フリーきっぷを提示すると、1割引の450円にして頂けました。
……日本大正村、村全体がテーマパークでなかなか面白いんですが、観光客があまり居ません。
最初に書いた通り、客足が岩村で止まってしまって、
岩村のさらに奥の明智にはあまり行かないとか、なんでしょうか。
明治村と比べるとビミョーに寂しい雰囲気なので、頑張って欲しいものであります。
明知鉄道で明智→岩村。
05. 岩村駅
明知鉄道 岩村駅。
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明智とは様子が打って変わって、観光客で一杯です。
06. 岩村城下町 - 真実の食べ物
岩村城下町。
まずは、麓の五平餅屋さん「あまから岩村店」
[1]で腹ごしらえ。
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真実の食べ物、五平餅です!
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中津川の馬籠宿もですが、東濃の五平餅は「わらじ型」と「だんご型」の2種類あります。
「あまから」の五平餅はだんご型でした。
1本100円と、大変お値打ちです。
07. 岩村城下町 - 観光施設
岩村城下町の観光施設。
木村邸と土佐屋と勝川家。
どの施設も恵那市指定文化財。無料開放されています。
恵那市指定文化財、「木村邸」。
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江戸時代に栄えた問屋さんです。
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疎水のほか、老梅書院
[2]や老松小屋
[3]など。
恵那市指定文化財、「紺屋 土佐屋」。
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江戸時代からの染め物屋さんです。
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染工場
[5]と、その2階
[6]。2階で紺糸を乾燥させていたらしい。
恵那市指定文化財、「勝川家」。
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江戸城下町の頃の商家です。
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書院風の離れ
[8]。離れから庭園を眺める
[9]。
08. 岩村城下町 - 「半分、青い。」舞台探訪
「半分、青い。」の「ふくろう商店街」の舞台探訪。
今回の旅のメインです。
枡形。
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このあたりが「ふくろう商店街」で特に賑やかな所?
枡形にある、五平餅屋さんの「みはら」。
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「半分、青い。」では「まんぷく食堂」です。
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(接近して撮影したので影とか映ってしまってアレですが……)
真実の食べ物、「みはら」の五平餅はわらじ型。
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香ばしくて旨いです!
同じく、枡形の漬け物屋さん、「水半名物店」。
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「半分、青い。」では「ふくろう銭湯」です。
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「水半名物店」では小豆のアイスキャンディーを頂きました。
やはり同じく、枡形の「山葵」。
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「半分、青い。」では「町内会休憩所」です。
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「山葵」の自販機ではお茶や栄養ドリンクを購入して休憩していました。
「松浦軒本舗」。カステラの店です。
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「半分、青い。」では「カステーラ」です。
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試食の無料のカステラ
[11]と、かしわ餅のみそまん
[12]をお茶と一緒に頂きました。
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長崎あたりのカステラは、ザラメが入っていて甘いですが、
松浦軒のカステラ……というか岩村のカステラ(?)は、あっさりした味で食べやすいです。
かんから餅が名物の「かんからや」。
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「半分、青い。」では「かんから屋」です。
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かんから餅を頂きました。
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柔らかくて不思議な食感です!
枡形の「水半名物店」で教えて頂きましたが、岩村の店に貼ってあるQRコードを
iPhoneでスキャンする事で、iPhoneでバーチャルなふくろう商店街を歩けます。
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なかなか面白いです。(↑スマホの画面)
岐阜新聞によると、5月23日、
「ふくろう商店街」のロケ風景が岩村に再セット配置される事が、恵那市から発表されました。
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[17]
「半分、青い。」ロケ風景再び 岩村にセット設置へ - 2018年05月24日 08:00
(↑岐阜新聞Webの記事です。別のタブが開きます)
これから岩村に行かれる方は、セットが配置されてからが良いかもしれません。
09. 岩村城跡
上町常夜灯
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の横を通っていくと、いよいよ岩村城があった山道です。
太鼓櫓
[2]、岩村歴史資料館、岩村藩校知新館
[3]、下田歌子勉学所
[4]などが山道にあります。
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岩村歴史資料館は入場料が300円ですが、割引で240円にして頂けました。
撮影禁止につき何も撮影してませんが、岩村城の資料がたくさんあります。
岩村城は海抜717mで、全国の山城では最も高い城。
しかし、大昔は海だったらしく、岩村城で見つかった貝殻が資料館に展示されています。
いよいよ登山。
登坂道を登っていきます。
初門のあった場所
[5]、一の門のあった場所
[6]、霧ヶ井
[7]、など。
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海抜717m。
標高329mの金華山より高いですが、登山道自体は緩やかで、金華山よりは登山はラクです。
昔の人はこんな高いお城まで登っていったんです。足腰が丈夫だったんでしょう。
てっぺんの岩村城跡
[8]、そして本丸
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てっぺんからは一本杉(?)みたいなのが見えます。
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岩村駅から岩村城下町を歩き、登坂道を歩き、ようやく、岩村城跡本丸に着きました。
最高の景色です!
町の人々とふれあいながら山のてっぺんを目指すのは、中津川の馬籠宿にそっくりです。
(あっちは恵那山の眺望でした)
天気が良かったですし、はるばる、ここまで旅をして本当に良かったです。
岩村も「半分、青い。」も応援しています。これからも頑張ってください。
明知鉄道で岩村→恵那。
中央本線で恵那→名古屋。
10. ビックカメラ 名古屋JRゲートタワー店
名古屋駅。
なごやげーとたんの家
[1][2]で、日用品を幾つか買いました。
(なごやげーとたんを良く見ると、隣でナイセンさんが小倉トーストを食べてます)
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近所のドラッグストアよりお値打ちかもしれません。
それに……駅の近くですし、落ち着いて買い物が出来ます。
東海道線で名古屋→岐阜。
99. パンフレット
無事帰宅。
いい旅でした。
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日本大正村の皆さん、岩村の皆さん、
「何シテル?」で「イイね」やコメントで応援してくれた皆さん、
また、ここまでブログを読んで頂いた皆さん、
どうもありがとうございました。
運行表(土曜ダイヤ)
0534 JR(東海道線)岐阜 発
0559 JR(東海道線)名古屋 着
0612 JR(中央本線)名古屋 発
0724 JR(中央本線)恵那 着
0758 明知鉄道 恵那 発
0847 明知鉄道 明智 着
(日本大正村)
1024 明知鉄道 明智 発
1044 明知鉄道 岩村 着
(岩村)
1537 明知鉄道 岩村 発
1604 明知鉄道 恵那 着
1631 JR(中央本線)恵那 発
1738 JR(中央本線)名古屋 着
(名古屋)
1800 JR(東海道線)名古屋 発
1820 JR(東海道線)岐阜 着