青春18きっぷで京都の日帰り旅をしました。
・阪急電鉄 (planetarian)
・京福電鉄 (嵐山)
・ 〃 (金閣寺)
・京都市営バス(平安神宮・京都市電)
・JR (ビックカメラJR京都駅店)
という内容です。
(↑フォトアルバムです。別のタブが開きます)
目次
01. 向日 - 西国街道
02. 向日 - 向日市文化資料館
03. 向日 - 向日市天文館(planetarian)
04. 岐阜 - 火星大接近2018
05. 嵐山 - 渡月橋
06. 嵐山 - 竹林の小径
07. 嵐山 - 天龍寺
08. 嵐山 - 京福電鉄
09. 北区 - 金閣寺
10. 左京区 - 平安神宮
11. 左京区 - 岡崎・市電コンシェルジュ
12. 下京区 - ビックカメラJR京都駅店
13. 下京区 - 宇治抹茶ラテ
99. パンフレット
運行表(土曜ダイヤ)
01. 向日 - 西国街道
東海道本線で岐阜→大垣→米原→京都→向日町。
向日町 西国街道。
深田橋(この界隈を阪急バスが走っています)
[1]、追分
[2]、築榊講常夜燈
[3]。
中ノ段(西ノ段と東ノ段の中間地点)
[4]、須田家住宅
[5]、向日神社(説法石)
[6]。
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といった西国街道の史跡を、徒歩で散策しながら撮影しています。
追分
[7]の「一文橋」というのは、今は向日市と長岡京市の市境にある一文橋の事です。
「山崎」は、今は長岡京駅の次の駅(乙訓郡大山崎町)です。山崎の戦いで有名。
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はやい話が、長岡京駅と京都の間くらいに位置するのが、
長岡京があった、今は向日町(向日市)となっている乙訓。
阪急の「東向日駅」の踏切を通り、追分まで行ったら、西国街道(閑静な住宅街です)に入り、
中ノ段を経由して、商店街の手前の須田家住宅の三叉路に合流、そのまま歩いて向日神社に到着。
という経路。
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この「向日神社」が「向日町」という町名の由来だそうです(今は向日市になった)。
02. 向日 - 向日市文化資料館
向日市文化資料館、9:30 OPEN。
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長岡京のあった乙訓の「文化財分布模型」が入口にあります。
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「文化財」というのは、後述する土器とか埴輪の事で、
弥生時代や古墳時代(←これらは平城京よりも古い)、奈良時代や平安時代のもの
が、乙訓の各所で多数見つかっているそうです。
この日、8月4日から「発掘された京都の歴史2018 いにしえの技とデザイン」という企画展が始まってます
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昔の時代の土器
[3]や埴輪
[4]、木製桶形容器
[5]など……。
文化資料館の職員さんは
「岐阜にも博物館はありますよね。岐阜の博物館との違いを見ていってください」
と言われました。
岐阜の博物館というと、金華山・岐阜城の麓の「岐阜市歴史博物館」であります。
岐阜でも、弥生時代や古墳時代の土器や埴輪が展示されています。
岐阜市歴史博物館は織田信長公居館跡の場所であり、
付近(金華山ロープウェイの下)では発掘調査が行われていて、石垣や橋が見つかっています。
桓武天皇の長岡京と、信長の岐阜城下町は時代も土地も違っていて、
(もちろん、向日では長岡宮跡や長岡京跡の発掘調査が行われているんですが)
時代や土地が違えば発掘される調査成果内容も違う
と思いました。
03. 向日 - 向日市天文館(planetarian)
向日市天文館。
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planetarianの投影
[2][3]は10:15。
ミノルタの投映機が展示されていました。
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planetarianの投影はプロジェクターでしたが。
ゆめみちゃんの花束 & 星屋さんのはくちょう座ペンダントが置いてありました。
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今まさに、はくちょう座の北十字が見える季節であります。
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投影開始は10:15です。それまでは宣伝。
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planetarianの投影開始。
今はまさに夏の大三角の季節ですので、
ゆめみちゃんがイエナさんと一緒に、一生懸命解説し
[8]、
星屋さんが「星に吸い込まれそうだ……」とか思わずつぶやいたシーン。
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あのシーンのような投影と解説であります。
50分間、とても楽しかったです!
お客さんもたくさん居ましたしね。ゆめみちゃんも喜んでいる事でしょう。
planetarianはいったんここ(シオマネキのシーン)で終了し、劇場版へ話が繋がっていきますが
劇場版を観ることで、星屋さんの物語であり、ゆめみちゃんの物語であるとわかります。
(たとえるならサガフロ2がウィリアム・ナイツの物語であり、コーデリアの物語であるみたいな)
星屋さんを継ぐ子供たちは、ぜひ”耳の裏”に気付いて、ゆめみちゃんを継いで欲しいものであります。
04. 岐阜 - 火星大接近2018
閑話休題。
7月29日あたりは火星大接近の日でありました。
岐阜から月と火星を撮影しています。
7月29日 23:30くらいの時刻でありますが、
白道を通る月と黄道を通る火星が、同じような位置に見えています。
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月と火星の下のほう(写真左下のところです)にも、明るい星が見えますが、
「7月29日 23:30」「南南西」という条件で、部屋にある星座早見盤で調べてみますと、
秋の一等星フォーマルハウトかな、と思います。
望遠レンズで拡大して、月や火星を撮影するのもアリだったかもしれません。
……以上、星の話でした。
阪急で東向日→桂→嵐山。
05. 嵐山 - 渡月橋
嵐山。
渡月橋。
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葛飾北斎の吐月橋……とはじゃっかん違い、鉄筋コンクリート製でありますが、欄干は木製であります。
下を流れる川は桂川ですが、この桂川が乙訓や向日のほうに流れているのであります。
06. 嵐山 - 竹林の小径
竹林の小径。
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平安時代は貴族の別荘地であったらしいです。
葉擦れの音がさわやかで、静かなところですよね(今は大勢の観光客で色んな音も大きいですが)。
竹林の中をJRの列車が走っています。
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亀岡方面から来て京都方面へ行く列車でしょう。
07. 嵐山 - 天龍寺
天龍寺。
方丈と曹源池。
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このお寺さんは1339年で室町時代の頃ですので、長岡京や平安京の頃とはまた違う時代であります。
嵐山は小学生の修学旅行に、当時の「嵐山観光センター」に観光バスで行っただけで、
嵐山の全貌はまったくイメージ出来てませんでした。
実際に鉄道で行き、渡月橋や竹林の小径を徒歩で散策してみると、「ああ、こういう所だったんだなあ」
という感想です。
ここ嵐山も京都市の「区」なんですよね。
08. 嵐山 - 京福電鉄
京福電鉄 嵐山駅。
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よそ者の僕じゃ、ハッキリした事はわかりませんが、嵐山に駅のあるJR・阪急・京福電鉄のうち、
最もよく賑わっているのが、ここ京福電鉄の嵐山駅じゃないかな、と思います。
「四条大宮」行の桃色の嵐電。
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僕は金閣寺を目指しますので、「帷子ノ辻」で「北野白梅町」方面に乗り換えです。
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「帷子ノ辻」からは北野線で、紫色の嵐電に乗りました。
京福電鉄で嵐山→帷子ノ辻→北野白梅町。
京都市営バスで「北野白梅町」バス停→「金閣寺道」バス停。
09. 北区 - 金閣寺
金閣寺。
もはや説明不要の舎利殿であります。
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水面はやや波立っていますが、天気が良く、鏡湖池に写る舎利殿が美しいのであります。
漱清から見た舎利殿
[4]、夕佳亭の付近から見た舎利殿
[5]。
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夕佳亭は江戸時代の茶道家が好んだ茶席で、ここからの夕日に映える舎利殿が美しいそうです。
昼の15時20分とかだと、夕日の時刻じゃ無いですが。
京都市営バスで「金閣寺道」バス停→「熊野神社前」バス停。
10. 左京区 - 平安神宮
平安神宮。
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長岡京をつくられて、平安京をつくられた、桓武天皇をご祭神として明治に創建された神社です。
幕末→明治維新→首都が東京に移った、あの頃の明治期であります。
大鳥居
[1]も応天門
[2]も、大極殿
[3]もご立派なのであります。
11. 左京区 - 岡崎・市電コンシェルジュ
岡崎公園には、かつて岡崎を走っていた市電が展示されています。
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市の職員さんか、あるいは嘱託とかの方か……
長居をするのもアレなので、話をしませんでしたが……。
京都は40年前に路面電車を廃止した、大きな過ちだった(Newsweek)
https://www.newsweekjapan.jp/amp/nippon/season2/2018/05/214112.php
(↑Newsweekの記事です。別のタブが開きます)
>> 振り返ってみると、市電の全面廃止は京都の歴史における最大の誤りの1つだった
>> 今の京都は、車による支配から逃れようと必死になっているからだ
>> 市電は観光客数の増加を、現行の交通機関よりもうまく処理できた可能性がある
>> 今年はじめの報道によると、観光客の増加に伴い、バスが定刻通りに運行するのが困難になっているという
>> バスと市電、地下鉄を統合した交通網があれば、これらの問題は緩和されていたかもしれない
……本当はこういう事を思っている(言いたい)んです。
京都の街は乗用車が溢れ、市電が身動きが取れなくなり、名古屋と同様「地下鉄」という選択肢を選んだ。
ですけど、京都の地下鉄は烏丸線と東西線が交差して走っている現状、
結局、網の目のように走っているのは市バスです。
路面電車の街である広島の、当時の広島県警のように、
早い時期で(米国ではなく)欧州に注目し、軌道敷内へのクルマ乗り入れを禁止していたなら、
今じゃグリーンムーバーなどの立派なLRTも走る、広島のような……
別の未来が、京都にはあったのかもしれません。
いずれにしろ、僕はよそ者で、地元名古屋の市電とか以外はなんとも言いづらい事ではありますが、
LRTが京都の街を走ることを夢見ております。
市バスで「岡崎公園美術館・平安神宮前」バス停→「京都駅前」バス停。
12. 下京区 - ビックカメラJR京都駅店
ビックカメラ JR京都駅店の京都たん。
以前、京都に行った時はクリスマスの格好をしていました。
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今回は和服とかで、プレーンな格好の京都たんです。
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京都たんの名刺を頂きました。
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表と裏で京都たんのデザインがちょっと違います。
13. 下京区 - 宇治抹茶ラテ
せっかく京都に来たので、京都駅のコーヒー屋さんで宇治抹茶ラテを飲んでました。
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宇治にもいつか行きたいものであります。
以上、
京都駅→向日→嵐山→金閣寺→平安神宮・岡崎公園→京都駅
という、鉄道や市バスによる1周の日帰り旅でした。
青春18きっぷの旅でありながら、
青春18きっぷを使ったのは岐阜⇔京都(京都→向日町)の区間だけですが。
他の交通機関はICOCAによる精算であります。
東海道本線で京都→米原→岐阜。
99. パンフレット
無事帰宅。
いい旅でした。
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京都の皆さん、
「何シテル?」で「イイね」やコメントで応援してくれた皆さん、
また、ここまでブログを読んで頂いた皆さん、
どうもありがとうございました。
運行表(土曜ダイヤ)
0605 JR(在来線) 岐阜 発
0617 JR(在来線) 大垣 着
0620 JR(在来線) 大垣 発
0656 JR(在来線) 米原 着
0703 JR(在来線) 米原 発
0757 JR(在来線) 京都 着
0801 JR(在来線) 京都 発
0808 JR(在来線) 向日町 着
(向日)
1239 阪急電鉄(京都本線)東向日 発
1243 阪急電鉄(京都本線)桂 着
1300 阪急電鉄(嵐山線) 桂 発
1307 阪急電鉄(嵐山線) 嵐山 着
(嵐山)
1426 京福電鉄(嵐山本線)嵐山 発
1433 京福電鉄(嵐山本線)帷子ノ辻 着
1434 京福電鉄(嵐山本線)帷子ノ辻 発
1446 京福電鉄(北野線) 北野白梅町 着
** 京都市営バス 北野白梅町 発
** 京都市営バス 金閣寺道 着
(金閣寺)
** 京都市営バス 金閣寺道 発
** 京都市営バス 熊野神社前 着
(平安神宮・岡崎公園)
** 京都市営バス 岡崎公園美術館・平安神宮前 発
** 京都市営バス 京都駅前 着
(京都駅)
1831 JR(在来線) 京都 発
1926 JR(在来線) 米原 着
1935 JR(在来線) 米原 発
2020 JR(在来線) 岐阜 着