前回その2では、スーパーカーは購入したお金が売却時に返ってくるから実質的には意外に安いよ。
だけど、めちゃ壊れやすいから維持している間に修理費がかさむから覚悟してね~
なんて感じで書きました。
で前回の最後には、スーパーカー購入したら、ホース類とかゴム類とか換えれるものは、全部交換しといたほうがいいよね~
でも甘くないんだよ。
って話で終わってますね。
スーパーカーに限らず、中古車購入時にゴムホース類を交換するって、まぁやったほうがいいことは確か。
でも、甘くない。
何故なら、スーパーカー購入するような人なら当然車のコンディションには敏感。当然ホース位お金もそんなにかからないから交換しますよ。
誰でも考えることです。
でもねー、そんな簡単なことがエンジン降ろさないと交換できないホースだったらどうでしょう?
ミッション降ろさないと手が届かない場所ならどうでしょう?
エンジンルーム開けたら簡単に見えるホースなんて誰でも変えますよ。問題はそういったたかがホース交換なのに重整備しないと交換できないようなホース類が多々あり、それはもちろん誰もやりたがらない。
もちろん、激安購入したオンボロギーニで前の所有者がそんなめんどくさいことをやってくれているはずもないのです。
結局、そういったところから壊れて、たかがホース劣化によるオイル漏れとかクーラント漏れなのに、重整備が必要になり痛い目を見る。
こんなことが頻発するんです。
ガヤルドをエンジンオーバーホール経験のあるおだぴんです。
ランボルギーニのエンジンの脱着がどんなに困難なことなのか、この目で見てきましたから。
普通の車のような簡単な作業ではないですよ。
ミリ単位の作業。
ちょっとミスるとボディに傷つけてしまいますから。
こんな難しい作業するんです。
修理工場も敬遠するんです。スーパーカーの修理は。
そうそう、貧乏人が晴れて激安スーパーカーを購入できたとします。
そんなときに絶対にやっちゃ〜いけないことがあります。
堂々とランボルギーニ〇〇様とか、CORNES様にそのポンコツのスーパーカー乗り付け、修理を依頼するような行為。
これは絶対ダメ🙅
ディーラーの敷居をまたぐのは、リコール修理だけです。
ランボルギーニ〇〇とかCORNESとかにとって、激安のオンボロギーニを購入して晴れてランボルギーニオーナーになったかもしれないが、そんな輩は、ランボルギーニ〇〇にとって、CORNESにとってもはや客ではないのです。
ランボルギーニ〇〇にとって、お客様というのは、お金に糸目をつけず、新車を発注してくれる人であり、どこで買ってきたか素性のわからないようなスーパーカー乗ってる輩はいらない人。むしろめんどくさいお客であるという自覚が必要な気がします。
その昔、ガヤルド購入してリコールありました。当時の僕のガヤルドはやはり調子悪いところが散見されました。
リコール修理がてら、ランボルギーニ大阪に入庫したのでした。
そこでは馬鹿にされるようなことはありませんでしたが、担当していただいた方から、ワイパー交換したほうが良いですね。もしフロントガラス傷つけたら高額修理になりますから。
って言われました。
まぁリコール修理は無料ですから、ワイパー位交換しとくか。
しばし待っていると、ワイパー交換も終了しお支払い。
ドキドキいくら請求されるんだろう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
93000円です。
そうワイパー交換、まぁアームからではありますが、ただそれだけで10万近い金額が請求されるのが、ランボルギーニなのです。
ビビりながらも、「じゃ、カードで」
って頭の中は(・_・;)ガーンですが、それを悟られないように必死で振る舞ったおだぴんなのです。
そうおだぴんのクレジットカードはゴールドカード。
でもね、多分ランボルギーニ〇〇に出入りしている人は普通金のカードなんか使わないんじゃないかな~。プラチナとか黒いカードの人たちの世界なんだろう。
おだぴん、このとき今後ディーラーの敷居は跨ぐまいと心に決めた一件でした。
ここで、ランボルギーニフェラーリなどのイタリアンスーパーカーのパーツ代について説明してみようかな~
大体、大まかな話ですよ。
例えば日本車である部品が壊れたとします。パーツ代が10万だったとします。
多分
ベンツBMWでは20万
ポルシェでは30万
そしてフェラーリで70万
ランボルギーニでは80万
ざっと今までの修理経験から日本車のパーツ代の7〜8倍がランボルギーニのパーツ代でした。
これってロールスロイスと同じ位らしいです。
当時の修理工が笑ってました。
僕はちっとも笑えませんでしたけどね・ω・
更に言うなら、古い車のパーツ代はどんどん値上がりしていくんです。
ある時、ガヤルドが那覇市内のあるところでいきなりギアが入らなくなりました。
eギアの故障です。
珍しい故障ではありません。多分eギアポンプが交換必要だな~
修理にはもちろん出しますが、自分でもランボルギーニのeギアポンプっていくらぐらいなんだろう?
って自分でもpcで検索して探してみました。
すると、偶然にも僕のみんともさんが過去に同様の修理をしてくれてまして、その修理明細を写メアップしてくれてました。
それによると、
eギアポンプ13万。
13万めちゃ痛いけど、なんとかなる。さあ、ガヤルド修理だ。
すると、メカニックから言われたeギアポンプの値段は27万(ー_ー;)
え、なんで〜
そう、この世界、古いガヤルドのパーツなんてどんどん値上げするのです。数が少なくなってきたら、どんどん値上げです。過去のパーツ代なんて全く宛にならないということを理解した一件でした。
でもね~、捨てる神あれば拾う神あり
よくよく調べると、いい方法があるんですよ。
なんとこのランボルギーニeギアポンプが、フェラーリやマセラティなどのシングルクラッチのミッションと同じで互換性がある。更に調べると庶民のフィアットとも共通ではないか。
そうそうそういった共通部品がけっこうありフィアットからそのポンプを購入するとわずか3万円ちょっとでした。
同じ部品がランボルギーニのマークつくだけで、10倍になってるやん。
そうなんです。これが現実です。
なので、貧乏人が無理して晴れてスーパーカーオーナーになったら、ディーラーに修理整備を丸投げなんかしてはいけません。
不幸にも壊れたら、必要な部品が何かと互換性ないか、徹底的に調べないと。
良心的な修理工にお願いするのは当たり前ですが、自分でもできる限りの努力が必要です。
ちなみに、ガヤルドのスターターセルモーターは確かVWゴルフ用が使えます。
オルタネーターはアウディA8用が流用可能でした。
そんなこんなで、貧乏人のスーパーカーライフは、少しでも安くトラブルを解決する努力を惜しまないことが大切だと思います。
次回は、スーパーカーにまつわる数字のウソ、ホントについて書いてみますね。
さて、僕のガヤルドは、また懲りずに
タイヤステッカー貼りました。
また剥がれるかな~^^;
そんなおだぴんのスーパーカーライフはまだまだ続きます。
愛車ガヤルドをいじっているとき、ガヤルドで街をぶらぶらしているとき、それはそれは最高の一瞬なのですから。
というブログを、飛行機の中で暇つぶしに書いてます。
ホント、夏になったら全く仕事していません。これじゃ〜いつまで経ってもお金持ちにはなれないおだぴんです。
今回は大阪〜長野〜愛知〜大阪ってルートです。
コレまた愛車
エッセで動きます。またブログ書きますね。