
2016年マツ耐を追って、参加した3大会(東北、茨城、千葉ラウンド)は全て完走。そして最終戦12月4日マツダファンフェスタ2016in岡山で開催されたマツ耐・中国ラウンド、有効ポイント獲得そして年間総合表彰を目指し参加しました。
今回はマツダファンフェスタは2日間開催。初日はファンフェスタを楽しみ、2日目はマツ耐・中国ラウンドに挑戦しました。
まずは前編としてマツダファンフェスタについて記します。(長文の点は御容赦ください。)
12月2日(金曜)
2016年最終戦参加を決めたのは第3戦8月末の茨城大会終了後。そこからはエントリーフィー費用、宿泊費用、移動に関わる交通費用、大会参加で消費する燃料代、タイヤやブレーキパッドなど消耗品の購入など小遣いからやりくりし、10月なった時にはサーキットロッジ予約連絡して、ついに来ました最終戦中国大会。
ファンフェスタ初日を楽しむため、12月2日よりサーキット入りすることとしました。昨年参加した経験から、AM4時00分には自宅を出発。今回は第2東名が豊田JCTまで繋がったおかげでストレス無く移動ができ、11時30分過ぎにはサーキットから20kmほどふもとの兵庫県と岡山県の県境・赤穂郡上郡町に到着。(結局、トイレ休憩2回、休憩+燃料補給1回で750km強を走破)ここでクルマの洗車、燃料補給、軽食(決勝日スタート前に摂る菓子パンなど)調達、全ての用事を済ませ、PM13時過ぎに出発し、PM13時20分には岡山国際サーキット到着でした。
サーキット到着すると既に明日MFCT参加予定のみん友アロンソンさんは走行終了。タイムはそれなり(といっても1分50秒台)に走行できたとのこと。
ファンフェスタ開催前日なので設営前、どんなクルマがあるかと思ってパドックを散策すると、ありましたマツダ・プロト。それも自走可(大概はエンジン無しのハリボテでした)の本物が。

見れて嬉しいですが、富士ではアジアンル・マン開催。レース好きとしてはこのクルマがここにあることについて複雑な思い(出るからには”勝てる組織”での参加が必要。ただその組織をまた初めから創るのはお金と時間と労力が必要。それが今のマツダができるものなのか。)を感じました。
コース上ではロードスター日本一決定戦に備え、NDロードスターが数多く走行してました。(平日だけどやっぱり「日本一」のタイトルがかかった特別戦は練習車両多いですね。でも本気に勝ちに来る方々はメジャーレースばりの木曜入りなのでしょうか。)
昨年に引き続きサーキットロッジを確保。今年はシングルA棟。(昨年はシングルが無かったようでしたのでサーキット側よりツインのC棟の部屋があてがわれました。)A棟はグランドスタンド横にあり、最終コーナーが良く見えます。
シングルの部屋はこんな感じ。そういえばトイレ・ウォシュレット化されてましたね。ネット環境は最悪ですが、宿泊するには充分(サーキット・パドックへの移動時間の少なさと睡眠時間が多く取れる点で)です。
部屋の真ん中にはリトグラフが。1984年ヨーロッパGP、TAG・マクラーレンMP4/2B A・プロスト、JPS・ロータス95T E・デ・アンジェリス、TAG・マクラーレンMP4/2B J・ワトソンのレースシーンを模写したもののようです。私のようなOldレースファンにはこのようなリトグラフを見ると心躍ります。
ロッジ(金曜)の夕食は、写真のようなバイキング。そう昨年のサンクスパーティー並のメニューが。
グラスワイン(ワングラス500円/赤白両方を味わいました)を付けて静かな時間を過ごしました。
夕食後、ロッジへの帰り道にファンフェスタ設営状況を確認しました。暗くなっても作業は進められてました。
その日は移動の疲れのためかPM22時には就寝しました。
そして明けて12月3日。早朝、エンジン音が聞こえ目が覚めて、AM6:00にはグランドスタンドへ。会場はまだ夜が明けておらず、霧深い状況でした。
ひとまずシャッターの開いているマツダプロトと787B55号車展示エリアを拝見しました。
パドック~ロッジの往復をしていると、朝食の時間が。朝食はサーキットイベントを見ながらモーニングブッフェ。
まるでどこか外国のサーキットにいるような良い雰囲気です。
みん友のアロンソンさんがMFCT参加されていたので、朝の走行パレードランで助手席に乗せていただきました。
地元のアロンソンさんには走行のヒントを頂きました。また実際シミュレータで体感した違いを補正できたので良い時間を体験できました。
パレードラン後はパドックを散策。こちらはみん友ましゅ~さんの後輩、たまに自分のブログに”いいね”を付けてくれ、先日みん友となった「Blue Rotary Racing」さん。(ブログ紹介PHOTOは彼の雄姿です。)
今回は初日はMFCT参加で2日目はマツ耐ヘルパーとして参加。ほんとお疲れ様です。
パドックを歩いているとこんなクルマに遭遇しました。これは今回マツ耐でライバルの「18万のアテンザ」。MFCTでは「蒼き鋼のアテンザ」の名前で、DIRREZZA β02を履かせ、あの怪しい”アルミテープ”効果(表面抵抗軽減なら洗車&Body磨きが有効では?)で参戦だそうです。
そのままイベント会場へ散策。今年で5年目、マツダ主催のイベントですから、入口からこのような力の入れよう。
そして今回はブリヂストンモータースポーツカフェが設置されてました。ここで美味しいカフェが味合うことが出来ます。
カプチーノを注文したら、”B”の頭文字を施したカプチーノが。美味しかったです。
グランドスタンド・ミニコース、「オートテスト」が初日のみ開催。車両もマツダから新型アクセラを供試。私も楽しみました。
全日本ジムカーナ選手権にマツダ車で参戦の稲木 亨選手(ロードスター)、小俣 洋平選手(RX-7)がゲストとして、体験走行と同乗走行を担当されていました。
あと稲木 亨選手は自身のロードスターでデモランを実施してました。
オートテスト体験後はまたパドックに戻り周囲を散策です。岡山国際サーキットクイーン綺麗でしたね。あと今年はS耐が”熱かった”です。
イベント会場ではMzRacingプレゼンツ・スペシャルトークショー(現役レーサー)が開催されてました。
昼食はグランドスタンド裏の屋台でGet。「山賊丼(スープ付き)」を食しました。”山賊焼き”は自分としては長野(大きい鶏もも肉のから揚げ)と思ってましたが”山口の山賊焼き”(大きい鶏もも肉の炙り焼き)が西日本では一般的だそうです。
屋台の”山賊丼”、肉の料理方法は「炙り焼き」でした。美味しかったです。
午後はロードスター・パーティーレースⅢの日本一決定戦を観戦。普段のシリーズ戦よりもレース距離が10km程度長い11周回で行われるので一発の速さよりもレースマネージメントに長けている(コンスタントな速さ)選手が上位に来るのではと思ってました。
あとなぜグランドスタンド側で観戦かと言うとレース展開を見るには判りやすく、あとサーキットクイーンをしっかり(コースとスタンドとの距離が近い利点で)見れます。
レース内容はと言うとポールスタートのゼッケン8の加速が鈍く、セカンドポジションのゼッケン12がトップに上がり、後続の追撃を退けスタート時の順位のまま優勝しました。
パドック・特設ステージに戻り、Zuppyさん司会でMFCT表彰式が行われました。表彰式後のじゃんけんゲーム大会にも参加されます。
MFCT表彰式andじゃんけんゲーム大会終了後、MFCT上位入賞者の撮影会が行われました。明日のマツ耐ではクラス優勝してあの壇上に立ちたいと思いました。
12月3日イベントの最後、マツダプロトと787B55号車ルマン優勝マシンのデモラン。まずはマツダプロト。ただスタートからエンジン音が・・・。
やはり、1周したらPIT IN。自分の経験上どうもエンジンECUマネージメントに異常(走行音よりエンジン回転が上がらない状況。吸気系ロジックに問題?)があるようです。
787B55号車ルマン優勝マシンは完調のようで綺麗にエンジンが回っているようです。
耐久王ポルシェ962Cとも違う、横から見たプロポーション(ロングノーズ、ローダウンフォース)が好きです。
しかし寺田さん、来年3月で70歳ですが、25年前の恐竜マシーンを良く操れること。自分が70歳のときどこまでできるのか。このデモランを観て感心するばかりです。
夕方はマツダファン サンクスパーティーに参加しました。まずは恒例の乾杯の挨拶。さあ、これから「食べ物争奪戦だ!」と思ったら既に場所取りに失敗(PM17:30には会場に入ってラウンジの場所取りしないと駄目か・・・)し、みん友ましゅ~さんの機転で立食テーブルを確保。
今年は会場プレゼンは見る事無く、ましゅ~さん、Blue Rotary Racingさんと食事と談笑を楽しみました。
パ-ティ-はPM20時過ぎには自由解散の形でお開きに。私も明日があるので即宿泊先のロッジへ歩いて行きました。
明日AM6時前にはPITに入れるよう、PM23時には就寝しました。
ここまでが大会前日の行動内容、前編です。
今回利用した写真は下のフォトギャラリーにあります。
2016年12月2~4日 岡山国際サ-キット(その1)
2016年12月2~4日 岡山国際サ-キット(その2)
2016年12月2~4日 岡山国際サ-キット(その3)
2016年12月2~4日 岡山国際サ-キット(その4)
2016年12月2~4日 岡山国際サ-キット(その5)
そして12月4日(日曜)マツダファン・エンデュランス決勝日の行動については後編で記します。