ジムニーさんのブレーキのお手入れをしました。
購入時からFパッドの残量があまり無い状態だったことや、15年11万㎞越えの車体なので安心のためにオーバーホールを実施。

交換する部品は、Fブレーキパッド、Fキャリパーシール、そしてブレーキホース。
ブレーキパッドはアケボノ製、シールはミヤコ自動車製の新品を。
ブレーキホースは1年だけ使用した50mmロングホースの
お下がりを格安で譲って貰いました(笑)
全てOEM品で格安整備 (゚∀゚)。
あ、唯一ブレーキホースワッシャだけは純正品です。

フレアナットを緩めてブレーキホースを外し、キャリパーをブラケットから外せばごっそり車体から外せちゃいます。
ブレーキのO/H作業は
8年前のE46以来ですが、作業自体は都合4回目なので手慣れたもんです。

外したキャリパーは全バラにして洗浄液で洗浄します。
ピストンは圧縮エアで押し出しますが、エアツールが無くても車用の電動空気入れで問題無く押し出せます。
手動空気入れだと・・・多分無理。
写真は運転席側のキャリパーですが、ピストンは動きが渋く、スライドピンは固着気味でした。

ちなみに助手席側のピストンは酷く汚れていました(´Д`)
錆びているのかと思いましたが、洗浄したら綺麗になったので一安心です。
流石15年もの。

で、洗い終わった洗浄液がこちら(笑)
真っ茶色。
どんだけ汚れているんだって話。

綺麗になったところで、新しいシールを組み付けます。
ミヤコのシールキットは左右2つ分が1セットで、純正シール片側分のお値段で買えるのでお得。
写真がキャリパー一つ分のシールです。
ブリーダープラグのキャップ(赤矢印)が付属しているのがポイント高いですね (゚∀゚)
ちなみに既存のキャリパーにこのキャップはついてませんでしたw

全てのシールを組み付けてオーバーホール完成です。
シール交換+各部グリスアップで抵抗なく動くようになりました~。
きっと制動力アップも間違いなし(笑)

キャリパーを戻す前にブレーキパッドを交換。
古いのを外して新しいのを組み込むだけなので超簡単。
パッド交換だけだと、ピストンの押し戻し作業が発生しますが今回はナシ。
意外と面倒なんですよね、ピストンを押し戻すのって。

新旧ブレーキパッドを比較。
まだ3mmくらい残量はありますが、残量4mm程度で交換推奨らしいので、丁度いいタイミングでした。

キャリパーと新しいブレーキホースを元通りに取りつけて、最後に重要なエア抜きをします。
ワンウェイバルブを挟んでいるので一人でもエア抜き作業できますが、ヨメにブレーキを踏んで貰いました。
そしたら
「暑い」だの
「何回踏ませるんだ」だの
文句ぶりぶり言われました(´Д`)
ブレーキを踏むだけの簡単な仕事なのにねぇ。

運転席側はセオリー通りの構造でしたが、助手席側のブレーキホース接続位置がエンジンルーム内にありました。
丁度エアクリボックスの下になるので、これを取り外す手間があって面倒。
なんでタイヤハウス内に接続位置を設けないのか。。。
さすがスズキ、意味が分かりません。
当初は午前中で終わるかな~なんて軽いノリで始めましたが、気づけば15時を過ぎていました。
大した労力を使わない作業だった割には全身疲れました。
クルマいじりは楽しいんですが、体にくるのはイヤですねぇ。歳はとりたくない(苦笑)。
交換後はなんとな~く以前よりタッチがカチっとしたような気がします。
パッドに当たりが出ればもう少しフィールが変わるかも知れません。
動きが渋かったキャリパーに残量の少ないパッドだったので、さぞかし利きがよくなるだろうとウキウキしてましたが、実際はそんなもんですね。
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JB23 | クルマ
Posted at
2021/08/02 17:13:48