エンジンを載せ替えるという
苦渋の決断をしたジムニーさん。
エンジン載せ替えなんて人生初ですよ。(普通の人はやらないか)
時間と労力と根気があれば自分でO/Hする道もありますが、流石に無理。
なんせつい最近
ステムシール交換に失敗しているので余計尻込みしちゃいます(爆)
かと言って整備工場にO/Hを託すと時間もかかるうえ、工賃も跳ね上がってしまうのであまり現実的ではありません。
結局整備工場に任せて載せ替えた方が早い&安くなるだろうという結論です。

と言うわけで摘出された元凶のK6Aエンジン。
こうやってみると軽のエンジンは小さいですね。
こんな小さいエンジンで高速走ったり泥道走れるんだから凄い。

もぬけの殻のエンジンルーム。
主がいないと変な感じがします。
ボンネットもないし、なかなかこんな状態見れないのでテンション上がりますね!(←バカ)

こちらが
新しいご神体のリビルトエンジン様です。
中古の方が断然安いですが、反面、リスクも高いので今回は見合わせました。
リビルトもコアは中古故、当たりハズレはありますが、少なくとも中古よりはリスクが少ないかと。
そのリビルトエンジンもヤフオクで比較的安価な出物がありますが、ちょっと怖いので整備工場任せで調達してもらった個体です。
もちろんヤフオク品なんかより高いですが、2年4万㎞保証つきなので安心を買いました。

無事に新しいご神体様が搭載されました。
補機類は使い回しなので、エンジン本体のみが異様にピカピカです(笑)

当たり前ですがエンジン内部もスラッジ一つ無くピカピカ。
内部も綺麗ということは、きちんと分解・整備されたエンジンのようでです。

今回、エンジンを下ろしたついでに、ダメになりかけていた
ノックセンサーを交換してもらいました。
7000円強といい値段する部品ですが、インマニの下でエンジン搭載状態では交換が大変そうだったので、ケチらずに安心を買いました。
このセンサーは封入されている樹脂が熱で溶けてダメになる事例がネットに散見されたので、やっておいて損はないですし。

さらにクラッチ一式もついでに交換。
実はミートポイントがかなり手前だったので、ディスク摩耗を疑っていました。
エンジンを下ろすついでに診てもらったら、ディスク摩耗よりダンパースプリングがダメになりかけており、工場の判断で交換を勧められました。
出費が増えますが、ここで替えておけばこの先10万㎞は安泰でしょう。
結果、ミートポイントも奥になって扱いやすくなったし、なぜかギヤの入りもよくなったので交換してよかったと思います。
以上、これら作業を実質3日で行ってもらえました。
さすがプロですね、仕事が早い。
載せ替え後はあのイヤな黒煙もイヤな排ガス臭も無くなりました。
やはりあの黒煙は不完全燃焼ではなく、オイル燃焼による煤で間違いなかったようです。
心配していたエンジンの調子もよく、問題無くスムーズに回転するし、パワーも申し分なし。
残るは、オイル消費の犯人が果たして本当にエンジンだったのか?という疑惑。
その結果を早く確認したいので、早々に500km以上走って載せ替え前と同じ条件でオイルチェックを行いました。
恐怖(?)のオイルレベルチェックの結果は・・・
なんと!
ちゃんと満タンに入ったままでした~(嬉)
これでまた下端にちょびっとしか点いてなかったら発狂しているところでした。
当たり前のことがこんなに嬉しいなんて (゚∀゚)
ともかくこれで異常なオイル消費の原因もエンジンで間違いないと思います。
何にせよ全ての元凶は前オーナーのオイル管理の悪さなのは間違いない。
定期的なオイル管理の重要さが分かるいい事例でした。
これを教訓に、しっかりとオイル管理をしていこうと改めて思います。
予定外のエンジン改修工事&予定外の出費でかなり懐が痛かったですが、不安なく走れるようになって結果満足です。
これでやっと安心してジムニーさんと遊べそうです (゚∀゚)
でも・・・高い買い物になっちゃたな~(苦笑)
Posted at 2021/07/14 22:21:34 | |
トラックバック(0) |
JB23 | 日記