ジムニー
納車時初っぱなに感じた、
ふにゃふにゃのシフトフィール。
ダイレクト感が全くない。
シフトの操作感がふにゃふにゃで、ホントにシフトが入っているのか疑うほど。
特に2速が酷く、シフトダウンした時に入っているのか不安でしばらくヒールトゥもできなかった。
こりゃシフトレバーのブッシュがいってるな、そうに違いない。
って思っていたんですが、これは違っていた。
てっきりミッション直結のシフトレバーだと思い込んでいましたが、JB23って
リンク式なんですね。
パジェミは直結シフトだったので、縦置きミッションなのにリンク式だったことにまずビックリ。
で、このリンクの土台(シフトアーム)がブッシュを介してミッションケースに4点でボルト止めされているようですが、どうやらこのブッシュが依れてふにゃふにゃフィールになるらしい。
でもそこは20年現役選手だったJB23、ちゃんと対策パーツが発売されていたので速攻でお買い求めました。
モンスタースポーツ製シフトアームリテーナ。
これを組み込むことでふにゃふにゃ感がかなり改善されるらしい。
ちょっと高いけど。
これをどこにつけるのか、って話ですが、、、
シフトコントロールの部品構成図の抜粋ですが、赤矢印が前述のシフトアーム。
図中、24の部品にシフトレバーが刺さっています。
青矢印と緑矢印の4カ所がブッシュを介してボルト止めされている位置。
この4箇所のボルト位置にリテーナを挟み込むことでブッシュの動きが抑制。
結果、ダイレクト感が増すって言う仕組みらしいです。
理には叶ってますね。
この絵とリテーナの仕組みを見れば、なんだか簡単に作業できそうですよね。
ところがどっこい、青矢印の2カ所はともかく、緑矢印の2カ所は見えないわ狭いわで超難儀しました(´Д`)
論より証拠、実際の写真。
これは比較的簡単な青矢印の下側の2カ所。
目視できるし、一応手も入るのでなんとか作業はできました。
それでもミッションとフロアトンネルとの隙間に制約があるのでそこそこ難儀しました。
これがシフトアームのブッシュ。
ボルトはすでに外してあります。
リテーナのボコっとした形状がこのブッシュの溝に嵌まって動きを抑制する仕組みなんだな。
なるほど。
リテーナ取付後。
仕上がりはワッシャを噛ましただけのように見えますが、内側はしっかりブッシュの溝にリテーナが嵌まってます。
作業自体はこれだけ。
次が
地獄の緑矢印の上側。
青矢印が下側ボルトで、比較的簡単な部分。
緑矢印付近に上側ボルトがあるんですが、ご覧の通り目視不可!!
おまけにミッションとフロアトンネルの隙間が非常に狭く、手がギリギリ入るか入らないかの世界。
工具を振るスペースもほぼ無いので、知恵の輪状態で工具を振ってなんとか外しました。
ボルトは外すより取りつける方が大変でした。
なんせ見えないので手探りですから(´Д`)
3時間ほど格闘してなんとか取付られました。
お陰で首が痛い・・・
作業に当たってはミッションマウントを外す必要があったので、この際新品に交換しておきました。
外したマウントは・・・予想に反してまだまだイケそうでした。
まぁ気は心ですから。。。
シフトがらみのついでにシフトノブも交換しちゃいます。
ジムニーのシフトノブは接着固定されているようで、普通に捻っても外れない|д゚)
シフトレバーをバイスグリップで掴みつつ、ノブをウォーターポンププライヤーで掴んで力を込めたらなんとか回りました。
交換後。
パジェミのお下がりシフトノブ(笑)
安物なんですが、意外と使い心地が良く気に入っているのでジムニーでも続投。
純正の角形ノブより丸い方が格段に使いやすいですね~。
さて、肝心のシフトアームリテーナの効果ですが・・・
激変しました (゚∀゚)
今までのふにゃちん感が嘘のようにカチカチとシフトが決まります。
パジェミ並みにカチカチ入るようになりました。
これはビックリ。
ブッシュの動きを抑制するだけでダイレクト感が復活するとは、いかにブッシュがヨレヨレだったか、ってことですよ。
シフトがカチッとするだけで運転が楽しくなるから不思議ですね。
反面、ブッシュを抑制したせいでシフトノブへの振動が増えました。
しかしシフト操作以外は手を離していればよく、運転中ずーっと握っているわけではないので、これはあまり気にしていません。
得られる効果に比べたら振動なんて屁でも無いです。
ちょっと高い気もしますが、取りつけて大正解のパーツでした。
Posted at 2021/05/05 22:11:18 | |
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