迷走状態だったSWCのレギュレーションと日産のレース参戦方針&経営状態に翻弄され陽の目を見ずに終わった悲運の車…日産NP35&P35。
P35の83号車は購入済ですが、これも「じゃない方」のモデルカーって事で…
日産P35 84号車

先ず目に入るのがライト部分の違いですが、

そこだけ?😅
しかしこの車、リヤウイングが低いですよね。プロトタイプなんですが本戦に出てもこの仕様だったんですかね…?🤔
ちなみにシェイクダウン仕様の実車と

モデルカーも出てるんですが

リヤウイングの位置はプロトタイプより高くなってますね。
実はこのモデルカー、先日の柳田サンのコカコーラライトのブルターボをオーダーした時に送料無料にするために抱き合わせとして探して一緒に買いました(あ、ちゃんと欲しいリストには載ってたモデルカーですよ😅)。
P35の2台とNP35の3ショット。

センター部分とリヤカウルは似てます?よね。フロントカウルとリヤウイングは全く違いますが。
あらためてこの時代&この車について…
Gr.CのNA化に反対していた日産は91年のSWCもターボエンジンでの参戦を予定していたんですがハンデイキャップが大きくなったため参戦を断念。ただ結局NA化に反対だった日産も00年からの参戦を目指してNA3.5L仕様のGr.Cの開発を進める事になり、NPTIが造った車が「P35」。

日本で1戦のみ92年のJSPC最終戦の美祢で走った「NP35」はこのP35をベースにニスモが開発したJSPCやSWC、ル・マンを見据えた車。

P35は93年のデイトナ24時間&IMSAに、NP35は93年のJSPC &ル・マンに参戦予定でしたが、日産の経営不振とSWC&JSPCが92年限りで消滅しプロトタイプカーレースが衰退傾向にある時代背景からP35/NP35共にその後の開発・レース活動は打ち切り。
そしてこちらは一時はF1参戦もウワサされたNA3.5LのVRT35エンジン。

レーシングオンに以前こんなイラストが載った事が有りましたが

ウイリアムズやマクラーレンとは実際に話があったとかでウイリアウズは結構イイ線まで進んだとか。
タイミングがタイミングだったら…ですよねぇ…😮💨。
あ、そして…嫌な事に気付いちゃいました…
P35を2台並べてたら、コレクション済だったP35の83号車のアンテナが無い事に気付いちゃいました…🫢。

どうしようかなぁ…。
Posted at 2025/08/30 14:16:50 | |
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