6月は締め気味に行ったつもり?で13台😅、今月もデジイチのメンテやら仕事で使ってるコンデジが壊れて買い替えたりとかのイレギュラー出費があったんですが…
先ずはすんごいのを見つけちゃいまして…
中嶋サンのテイレル019!
90年イタリアで6位入賞したモデルです。
「ハイノーズ+アンヘドラルウイング」の特徴的なフロント周り。
76年に6輪車、78年は「への字型?」フロントウイングの008、83年012の「ブーメランウイング」、96年024の前後サスペンションアームカバーの「ウイングボーン」、97年025の「Xウイング」と、テイレルは斬新な?アイデアを取り込んだ車を出して来る事が多いですよね(ロータス79完コピの009、ウイリアムズFW07激似の010ってのもありましたが笑)。
6輪P34はルノーのターボエンジンが載せられるプランもあったとか?カーナンバーやボデイサイドのラインの黄色はその意味合いからという話も…。
そしてこの019もスポンサーが
もしかしたら「ロスマンズテイレル」になってた?…なるほど、この色目と中途半端な空きスペースはそう言う事だったのかぁ、と。
そして自分の中の「中嶋悟コレクション」は先日のロータス99Tとこの2台で一応?終了です😅。
次、何故か?ウルフWR1
地元カナダで優勝したモデルもあったんですが、鮮烈なデビュー戦初勝利の77年開幕戦アルゼンチンのにしました。
むかぁ~しタミヤのプラモ、作ったなぁって😅。
デビューイヤーの77年は3勝1PP、ドライバーズランキング2位、コンストラクターズランキング4位。自分が本格的にF1(モータースポーツ)にのめり込んだのが77年の秋頃からだったんでこの活躍は過去の話的な感覚で、アルゼンチンの優勝も「へぇ、いきなりデビュー戦で優勝なんてスゴいなぁ」くらいだったんですが…このインパクトは32年後、少し身近なトコロで体感する事になります🤭。
ウルフWR1の事を調べてたらウルフとウイリアムズは少々理由アリ?な関係みたいでちょっと調べてみたんですが、元々フランクウイリアムズが立ち上げた「フランク・ウイリアムズ・レーシングカーズ」に76年からウオルターウルフが共同出資する形で「ウルフ・ウイリアムズ・レーシング」となり、そのチームが77年から「ウオルターウルフレーシング」になった、…結局「ウオルターウルフにチームを乗っ取られた」って事なんですね。で、フランクウイリアムズは77年に「ウイリアムズ・グランプリ・エンジニアリング」を設立、それが今のウイリアムズって事のようです。
これがウルフ・ウイリアムズ・レーシング時代のウイリアムズFW05なんですが、
色目は正にウルフですねー(笑)。
ベースになったのはヘスケス308Cって事のようですが、
そのヘスケスも資金難から308Cをウイリアムズに売却、その車がウイリアムズFW05となって76年シーズンを走ったという話のようで、…車売っちゃったりチ-ム乗っ取られたりと弱小チームの間での生き残りを掛けた壮絶ドラマ?が繰り広げられていた…??
なので、車名からするとウイリアムズFW05の後継車はウイリアムズFW06ってのが自然な解釈なんだろうけど、捉え方によったらウイリアムズFW05(=ヘスケス308C)の後継車はウルフWR1で、ウイリアムズFW06はウルフWR1と異母兄弟車?って事になるのかな…?(笑)
ちなみにAS誌の表紙を飾った77年シーズン前に発表になったウルフWR1。
明らかにフロントのスポーツカーノーズ+ウイングノーズの組み合わせはヘスケス308譲りですね(レースモデルはオーソドックスなウイングノーズになりましたが)。
そんな流れを知ったからには?(笑)ウイリアムズFW06を
各チームがウイングカーに移行する中コンサバでコンパクトにまとまった車を出して来たなぁってイメージでしたが、この車がウイリアムズを一躍有名にしたって言っても良い存在ですよね~。
異母兄弟車?のウルフWR1と比べてみると…
んー…似てる?くさび形基調のボデイシェイプくらい…?
そしてFW06と来れば?FW07(笑)
ウイングカー時代の幕開けの頃にはチームによっていろいろなウイングカーの解釈が有りましたが、個人的には最初の正解はロータス79、亜種?でリジェJS11、完成形はウイリアムズFW07ってイメージです。79年シーズン途中から登場し、通算5勝、PP2回、ファステストラップも3回記録し、この年ウイリアムズはコンストラクターズチャンピオンでフェラーリに次ぐ2位。FW06の活躍で知名度が上がりましたが、FW07は確固たる地位を確立した車って感じがしてます。
そしてウルフWR1のトコロで触れましたが、デビュー戦で優勝という快挙を32年後に成し遂げたブラウンBGP001
この車の記録はそれだけに留まらず、デビュー戦でのPP獲得は70年カナダのテイレル以来、フロントロー独占は同じ70年南アフリカのマーチ以来と共に39年振りの快挙。決勝ではバトンが一度もトップを譲らずのポールtoウイン、2位にはバリチェロが入りワンツーを飾り、デビュー戦でのワンツーは54年のフランスでのメルセデス以来55年振りと記録づくめ!
その後も快進撃は止まらず前半7戦でバトンが6勝!後半戦は失速しましたが結果バトンが自身初&チームも参戦初年度にしてコンストラクターズタイトル獲得(F1史上初!)。
…つくずくホンダの撤退が残念でした。
そしてこのチームをメルセデスが買い取りメルセデスワークスの「メルセデスGP」となり、今「ホンダ」エンジン搭載のレッドブルと熾烈なチャンピオン争いをしているってのは…ドラマですよねぇ…。
Posted at 2021/07/31 23:03:03 | |
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