
S耐の富士戦は2012年から生観戦してるんですが、開催時期やレース距離は変われど、過去一度もGTRが勝った事が無かったんです(12年メルセデス→13年メルセデス→14年BMW→15年BMW、12年は総合優勝を争えるクラスにGTRは出てませんでしたが)。
今年はシリーズ3戦終わって全てGTRの優勝という状況で「目の前で優勝を観れるのは間違い無い!」と思ってましたが、何せレース距離が9時間という未体験の領域、しかもスピードで速いハズのGTRが予選でメルセデスに頭を獲られるという嫌〜な流れ。加えて天気も雨予報で…展開が全くヨメないレース前の状況。
しかしまぁフタを開けてみれば、優勝したスリーボンドGTRは盤石の勝利って感じでした。


序盤こそGTネットGTRとのバトルがありましたが、トラブルやペナルテイは無くほとんど危な気無かったんじゃないですか?
ST1クラスはZ4とのマッチレースを制しDステポルシェが優勝。

クラス優勝した車でもこんな満身創痍。
このポルシェはカラーリングだけじゃなくまんまポルシェカップに出てる991なんですかね?
ST2クラスはランエボ゙が大挙出走の中、孤軍奮闘?のWRXが優勝。

このカラーリングはラリーカー以外にもすっかり定着して来ましたね。
ST3クラスはRC350の1-2となりましたが、スポット参戦のチーム本山は手堅くクラス3位。

富士SW初登場のマークXは表彰台に一歩届かずの4位。

今シーズン3戦3勝のmutaのIS350は、関口選手を加えるもクラッシュなんかが有り5位。

この画は先々週のCJスーパーレースみたい?(笑)
そしてST4クラスの優勝争いは、残り6分で逆転と言う大劇的結末。

9時間走ってこの差って、シビレますよね。
ST5クラスはFIT3の1-2。初登場のNDロドスタは3位、前戦鈴鹿でクラス優勝のデイーゼルデミオは残念ながら4位。

長いレースなんで燃費の良いデイーゼルは有利度が増えるかと思ったんですがね。
そして9時間の走行距離は302周1,378㌔。

スタート時はちょい濡れ状態でしたがドライタイヤでのレース、SCも出ずモチロン赤旗中断も無くの結果なんで、これがこのレースフォーマットの基準になるんじゃないでしょうかね。
で、…来年はまた更に時間が伸びますかね?今回観ての印象だと9時間は結構ギリな感じ、やってもスタートを1時間早めての10時間が限界かと。
「夏の富士SWのS耐は9時間」で定着するのも嬉しいですけどね。
Posted at 2016/09/09 13:29:08 | |
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