
「ラリー車は補助ライトとかタイヤキャリアとかアニマルガードとかいろんなパーツが付いてるんで楽しい」って書きましたが、今回はいきなり2台(笑)。
86年スウェーデンラリー出走のフォードRS200

当時考え得るGr.Bラリーカーの最高のパッケージを詰め込んでラリー専用車として開発、満を持しての登場の予定だったのが、生産台数が間に合わずホモロゲ取れずに参戦出来なかったり、排気量オーバーで1クラス上の扱いになり最低重量が上がっちゃったり、挙句にようやく参戦が叶って2戦目のポルトガルラリーでコースに侵入した観客を避けようと路肩に突っ込み死傷事故と、活躍が云々より結果は散々だったって印象が。
この頃のGr.4~Gr.Bラリー車って、ルノー5だったりプジョーだったりランチアS4だったり1.5BOXが主流?だった中、流麗なクーペボデイは斬新でした。
91年サファリのパルサーGTI

テンロクの車体に2Lターボ、アテーサの4駆システムを載せてとパッケージ的には期待が出来たんですが、小型の車体故のタイヤサイズの制約や冷却問題に悩まされ成績的には今一つな感じで終わりました。

この時代のWRCはGr.A規定(87年~01年、82~86年はGr.B)でやはり見た目迫力が薄れた感じですが、スピードが出過ぎてGr.BからGr.Aに落とした形だったのが3年後にはGr.B車より速くなってしまったという…技術の進歩とメーカーの本気は恐ろしいモノがありますネ😅。
Posted at 2022/08/03 13:01:11 | |
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