こんにちは。
久々連休の日曜日なのですが、
どんより曇った空が僕をベッドに連れ戻しました(爆)
今週は月~土まで出勤なので、たっぷり休養して
エネルギーを蓄えます。
近所のドコモショップのお姉さんがこの寒空の下、902iが新規0円だと、
店頭で朝から必死にマイクアピールしてます。まるで選挙演説です。
でも・・・
誰 も 聞 い て ナ イ(木亥 火暴)
お姉さん、きっと明日は疲れと風邪でダウンだなw
前置きはこのくらいにして、昨日新型スカイラインを体験してきました。
雑誌やネットで色々(どちらかというと否定的に)騒がれていますが、
自分的には実物を見もしないでアレコレいうのは嫌だったので、
とにかく行きつけのディーラーさんへ足を運ぶ事にしました。
展示車、兼試乗車としてお店にあったのは250GT。
2.5Lの最廉価グレードです。(この時点で「一番安いのかよ!」と若干萎え気味w)
とはいえ
第一印象。実物の方がかっこいいです。
V35セダンと比べてロー/ワイドで、ボディラインも随分アカ抜けました。
フーガもどきと言われてますが、イメージが似ているのは今の日産のCIですから
ある意味当たり前、そんなにツッコむ所じゃないと思います。
「どれもこれも同じ車に見えて個性が無い」
とかいいつつ、メーカー単位でイメージが統一されているベンツやBMWを
ありがたがる神経こそ、輸入車なら安くて小さいのでもイバれると思ってる、
寂しい外人コンプレックスじゃないでしょうか(私見)
スカイラインの方が凝った曲面構成で、妙にエッジの立ったフーガよりも洒落ています。
写真だと、サイドのプレスラインが強調されてタレ尻に見えますが、実物は気になりません。
V35のクーペにも似ていますが、あのリアバンパーが妙に巨大な感じも、
今回は上手くデザイン処理されていて、思いのほかスッキリしたリアビューです。
試乗してみました。
着座位置がV35より下がりました。V35セダンのデビュー直後に試乗した時、
「良い車だけど、随分オッサンになったなぁ(汗」と思った物ですが、今度は違和感がありません。
室内は、さすがにフーガほど広々とはしてません。
身長168cmの僕にとって適度な包まれ感なので、175cm以上ある人が前後に乗るようだと、
ちょっと狭いかも知れません。ま、そういう場合はフーガをどうぞ、です。
インテリアはアナログ時計とかあって確かにフーガ似な感じですが、落ち着いていて
個人的には好きです。ただ、ウリの和紙調アルミパネルは、ちょっと浮いてるカナ。
木目=オヤジ臭い、という声に応えたかったのだと思うんですが・・・
ティアナやティーダ(もっとも、こっちはホンモノの木じゃないけど)みたいに、
木目も使い方次第でオシャレに仕立てられるんだから。
運転操作系の進化は特筆モノです。
ステアリングのチルト(上下)/テレスコ(前後)とも、調整幅が格段に広がりました。
特にテレスコはV35比で約2倍になったとか。
手足の長さのバランスは結構個人差があってペダルは調整できませんから、これは◎です。
シートの移動幅も広がったらしいので、買ってからじっくり調節すれば
ベストなポジションがとれそうです。しかも、上級グレードならそれをメモリーできます。
一瞬マニュアルかと思うシフトレバーも、その短さが使いやすいです。
最近流行りのゲート式はレバーや移動の道中が長くなる上、
手元を見てないと動かしづらいので好きじゃないんです。
大して使う事もないでしょうが、マニュアルモードもゲーセン並みに短いストロークでGoodです。
3.5Lで80%、2.5Lで50%(だったかな)が新設計だというVQHRエンジンは・・・
スミマセン、違いが全然わかりませんでした^^;
オリジナルのVQに乗り慣れている訳でもないし、試乗車もオドメーター50kmくらいで
アタリもまだでしょうから、その辺は仕方ないです。
2.5Lでも必要充分な感じですが、できれば3.5Lに乗ってみたかったですね。
カタログ値で20kgしか違いませんから、相当速いと期待・・・
とはいえ、バンク毎に完全に独立対称(つまり、エアクリも2個あるのよ)で
設計された吸排気系の効果は、音の気持ちよさに現れてます。エキマニも等長だとか。
思わず、マフラー換えたらもっといい音するだろなーとか妄想してしまいます。
V35の時にはグロリアと同じ音にガク然としたので、ここも大きな進歩ですネ。
フロントサスがマルチリンクからダブルウィッシュボーンに変わったとか言われても、
乗っても全然わかりませんw ただ、ブレーキが大きくなったのは良いことです。
3.5Lの上級グレードになると、ローター径が330mmになるそうな。
サーキットで200kmオーバーからのフルブレーキを経験している身からすると、
止まらない車では走れません。
たまに、東名の追越車線を旧型カローラで爆走しているオッサンとか見ますが・・・
命を大切にネ♪(byでんこちゃん)
その他、
せっかく見やすい白文字メーターなのに、なんで真ん中の表示部だけ赤いの?とか、
後や左のカメラなんかいらないから、ナビと抱き合わせ販売すんな!とか、
オプションのリアスポはダサ過ぎ!とか、
ツッコミどころはありますが・・・
結論。
これは欲すぃ!
正直、「これが新型ね。ふーん。いい車だけど、自分で買う車じゃないナ」で終わると思ってました。
ところが終わってみれば、まるで雑誌の提灯インプレだよ^^ゞ
最近、家族が出来たらこういう車が便利だろうな、必要だろうな、という観点から
評価してた車はあるのですが、欲しい!と思う車には久々に出会いました。
V35の時は、セダンには欲しいという気持ちが沸かなかったし、クーペは気に入ったけど、
BNR32に取って代われる程ではなく、まして2ドアを2台買う訳にもいきませんでした。
でもこのV36セダンなら、BNR32を遊び用と割り切って(今でも割り切ってますが^^;)
「家の車」として買いたいです。だからATで全然OK。
とはいえこの価格と自分の収入では、未来の嫁さんから猛反対は必至●~*
自動車税も2台で\114,100- orz
でももし買うなら、グレードは350GTtypeSP(最上級)で、クリムゾンレッドのボディーカラーに
内装はフォーブ(木目パネルにタン革シート)。オシャレでしょ?
ナビ/ETCは基本でBOSEのオーディオも欲しいけど、インテリジェントブレーキアシストだの
4輪アクティブステアだのはいらないナ。VDCやEBDまで標準なんだからもう充分です。
あ、買う頃にはきっと、ISOFIXチャイルドシートも必要になってるかも^^
って、妄想は続くよどこまでも♪
さぁ、次のモデルチェンジまでに買えるのか!?
つーか、結婚できるのか!?(爆笑)
閑話休題。
V35以降のスカイラインは、やっぱりアメリカで「インフィニティG35」を名乗っているのが
本来の姿なので、往年のスカイラインファンが抱く違和感は、僕もファンですから良くわかります。
でも、スカイラインは僕にとって、憧れの「大人のオトコのクルマ」でもあるのです。
自分でサーキット仕様のGTRに乗ってて言うのもナンですが、レースでの活躍は
あくまでスカイラインの特別な一面、ある種の突然変異で、いくら走りが良くても
一般の人、特に女性がドン引きするような汗臭いヲタク車では、スカイラインの名前に
相応しくないというのが僕の考えです。
「R32が最高」という言葉と「あの後席は最低」という言葉が同じ人の口から出てきたりするわけで、
そんな「スカヲタ」達がそれぞれに抱く「スカイラインの虚像」に振り回されてきたのが、
R34以前の「スカイライン しがらみの歴史」だと思うのです。
そこから開放されたV35以降のスカイラインは、ある意味幸せです。
歌舞伎役者なんかでも「○代目 ××屋△△蔵」みたいなのがあって、
それぞれに個性があってファンがつくように、新世代スカイラインにも、
新たな支持層が増えていって欲しいと思います。
ふぅ、久々に長ブログ書いた。。。