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ペンタゴン7のブログ一覧

2025年11月05日 イイね!

ミシュラン・クロスクライメート2のインプレッション


写真1


オールシーズンタイヤと言うとどうしても中途半端なタイヤという印象が最初に来るらしい。
実際今まで使ったオールシーズンタイヤでそんなに雑なタイヤってのは無かったんだけどな。
ミシュラン・クロスクライメート2もスタンダードタイヤとして非常に優れた性能を持つタイヤと言えます。
言い訳の無い良いタイヤ。
若干スポーティ寄りな性格で、素直で快適。

タイヤの性能表記としては転がり抵抗A、ウェットグリップbといったちょっとスポーティなタイヤみたいな数値。
そしてスリーピーク・マウンテン・スノーフレーク付き。
サイズはシビック純正の215/55R16。
ロードインデックスは97(ETRTOエクストラロード)
速度記号はW(270Km/h)
トレッドウェアは驚異の580。

今回はそんなタイヤのインプレッション。


オールシーズンタイヤとは言うけれど新潟の冬には無力。
そもそもオールシーズンタイヤに氷上性能は無い。
一番気を付けるのはここで、まともな雪国の民であれば冬にスタッドレスタイヤ以外と言うのは考えません。
オールシーズンタイヤというのはあくまで突然の雪にも慌てないってのがコンセプトだから、氷上性能は最初からない。

私はきちんとスタッドレスタイヤを用意している。
ミシュラン・エックスアイススノーを選んだのはドライ路面を重視した結果だけど、おかげで冬になってもミシュランの安心感を感じながら走れる。

という事でオールシーズンだから、とかミシュランだから、とかそう言った先入観一切無しで書いてみましょう。

写真2

タイヤを履き替えてまず感じるのはタイヤが軽いという事。
直前まで転がり抵抗Aのタイヤ履いていたのに、それより明らかに軽い。
ラベリング同じなのに全然違う。
タイヤが軽い。
転がり抵抗が低い。
グリップがある。

アクセルを踏んだ時にタイヤのたわみが明らかに少ないので、その分余計なサスペンションの動きが起きない。
そして駆動タイヤがしっかりと車体を引っ張るからアクセルを踏んだ通りに前に出る。
アクセルを踏むとクルマが前に出る。
ハンドルを切るとクルマが向きを変える。
ブレーキを踏むとクルマが減速する。
そんな当たり前の動きをする。
ドライでも、ウェットでも、低速でも、高速でも同じ動きをする。
何気ない、これだけのことがどれだけ凄い事か。


まずこのタイヤはまっすぐ走る。
まっすぐ走るタイヤと言うのはハンドリングレスポンスに優れているタイヤでもあって、ハンドルを1mm動かしただけできちんと車体が動く。
ちょっとラインがブレたら、ほんの少しハンドルに力を入れるだけでクルマがまっすぐ走る。
応答性が悪いと大きな修正の繰り返しでドライバーも同乗者も疲れるもの。
タイヤ自体もまっすぐ走ろうとするけれど、修正もきちんと受け入れるので長距離でも全然疲れない。

また深い轍でもハンドルをほとんど取られずに走る。
グルービングの上でもほとんどハンドルが取られない、異次元の直進安定性を持つ。

リアタイヤも極めて高い応答性を示し、シビックらしい軽快で俊敏なハンドリングを楽しめる。
元々俊敏さが売りのシビックが、どこまでも曲がろうとするのにきちんとコントロールが効く。
旋回挙動は極めて自然で、力のいらない旋回ができる。
思い通りに。
何も考えず、思った通りにクルマが動く。
おかげでカーブの続く道でさえリラックスして走れる。


雨の中でもハンドリングは変わらず、走行感覚はほとんどドライ路面。
視覚では雨が降っている事は分かるけれど、クロスクライメート2はいつもと同じく路面状況を教えてくれるので雨が降っている事を忘れそうになる。
ほんの少しハンドルに力を入れる程度の微小なハンドリングにもきちんと応答してくれる。
雨なのにむしろアクセル踏めるような気分で、シビックを信じてどこまでも踏んで行ける。
ウェット路面でさえ限界に近付くとタイヤがスキールを上げ始め、限界を超えると緩やかに流れ始める。
コントロールも容易で、何事も無かったかのように復帰する。
しっかりと分かる路面。
限界を超えても緩やかな挙動。
雨が降っても、絶大な安心感がそこにある。


もちろん川のようになっている高速道路でも絶大な接地感はそのままなので、リラックスして走る事ができる。
ほんの少しハンドルに抵抗を感じるけれど、大胆なVパターンの影響かな。
Vパターンのタイヤは左右に水を弾き飛ばすのでどうしても水の上を走ると前輪に少し抵抗が発生してしまう。

そのかわり後輪が分担する水の量が減る事で絶対的なハイドロ性能を確保できる形状。
後輪のグリップが大事な前輪駆動には丁度良いんじゃないかな。


また静かなのも良い。
見た目はブロックタイヤなのになぜかとっても静か。
絶対的なロードノイズで言うとプライマシー4とかeプライマシーには敵わないけれど、直前に履いていた別メーカーのエコロジータイヤと同じくらい静か。
さらにミシュランの場合は人間の声の周波数と少しずれている音がする。
つまり会話を邪魔しない。
一人で乗っている時は気にならないけれど、人と乗っている時は会話できるかどうかがとても大事。
その辺はミシュランというメーカーを選ぶ理由の一つになっていると感じる場面。
プレミアムコンフォートタイヤのプライマシーシリーズと違ってロードノイズそのものは聞こえる。
ただしノイズレベルはミニマム。

プライマシー4のように高速道路でさえロードノイズが消える事もあるような静けさではないけれど、例えるならプライマシーなら「サーッ」と聞こえていたノイズは「ゴォーッ」と小さく響く事になる。
これはクロスクライメートを構成する巨大なトレッドのブロックを見れば仕方のない事で、これほど巨大なブロックを持っているのですから多少ノイズが発生するのは仕方ない。


乗り心地に関してはちょっと固めかな。
路面の小さなうねりは何事もないかのように吸収するので真っ平らな路面を走っているみたい。
タイヤのサイドウォールですべての衝撃を吸収しているかのように、小さな段差でも平坦に感じる。

旧世代のタイヤだからなのか段差の乗り超えはボムンっとゴムらしい跳ね方をする。
大きな段差で衝撃を感じる事は無いけれど、一般道を走っていると少し硬いと思う人がいるかもしれない。

高速道路でも乗り心地は変わらず、常に車体がフラットに収まり続ける。
元々ボディ剛性が高くてサスペンション性能の高いシビックだけど、高速道路を延々と走りたくなる乗り心地。


写真3

結局、タイヤとして非常に高性能な銘柄と言えるかな。
シビックの運動性能についてくる上に、高速道路も快適に走れる。
運転を楽しみながら快適に走れる、どんな人にもお勧めできる銘柄と言えます。

ミシュラン同士で比較するなら、快適性はエナジーセイバー4=パイロットスポーツ4<クロクラ2<eプライマシー<プライマシー4という感じかな。
運動性能はエナジーセイバー4<プライマシー4<eプライマシー<クロクラ2<パイロットスポーツ4という感じ。
快適性よりも運動性能寄りの性格と言えるね。


それで、モデルチェンジしたクロスクライメート3はさらに高性能と謳っていますね。
どこがどう高性能になっているのか想像できない。
クロスクライメート2で良いんじゃないの?
Posted at 2025/11/05 18:34:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイヤ・ホイール | 日記
2025年11月01日 イイね!

N-WGNの冬準備

写真1

寒くなると猫がくっつく率が上がります。


そろそろ涼しいを通り越して寒い日も出てきましたし、北海道で降雪があったのでN-WGNのタイヤをスタッドレスタイヤに交換します。
写真2

前シーズン使っていたミシュラン・エックスアイスですが後輪に至ってはまだバリが残っています。
耐摩耗性能と言うか使用環境によるものだな。
フロントもようやくリブレットという表面溝が無くなってきたくらい。

この調子で5年後に使い切れるのか不安なレベルの摩耗速度。
もうサマータイヤもコレでいいんじゃないかなとか考えます。
新品のサマータイヤを今年買ったので、サマータイヤもウインタータイヤもどちらも限界まで使いますけどね。

普通サマータイヤからスタッドレスタイヤに交換すると走りのレベルが落ちるものだけど、エックスアイススノーはエナジーセイバー4から履き替えても走りのレベルが落ちない。
ミシュランで良かったと思う訳です。


写真3

いつも使っているツールワゴン。
ごちゃついているのは仕様です。

今回はトルクレンチ、スピナーハンドル、電動インパクトドライバ、パーツクリーナーを載せて。
ツールワゴン自体は安物なんですが、やっぱりこういうモノがあると作業が楽になります。
狭いガレージをガラガラと動かしてタイヤ交換。


写真4

タイヤ交換が終わったらちょっと走って増し締め。
これでいつ雪が降っても大丈夫。


N-WGNに続いてシビックもタイヤ交換したいですが、まだ新しいタイヤが来ていないので交換できないんですよ。
雪が降っても凍結しないでしょうからオールシーズンタイヤで対応できるのでしょうが、オールシーズンタイヤで凍結路面は自殺行為。
早めにインプレ書いてスタッドレスタイヤに履き替えたいところです。

ミシュラン的にはクロスクライメートで冬を越えられました!的なインプレが欲しいのでしょうけどね。
Posted at 2025/11/01 20:59:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイヤ・ホイール | 日記
2025年10月26日 イイね!

愛車の簡易整備

最近シビックばかり乗っていて久しぶりにN-WGN乗ってみたら…うるさい。
エンジンが完全に温まると静かになるんだけど、常にガチャガチャうるさい感じ。

写真1

今回は番手を一つ上げてホンダ純正ULTRA GREEN。
こちらはオイルチェンジャーでサクッと交換。


ついでにシビックも。

写真2

気になっていたエンジンオイルフィルタを交換します。
ずっと使っている15センチ×45センチの角材にタイヤを乗せて、リジットラックをかけて。
4WD車両ならばスロープからぐいっと登るんですが、2WDはホイールスピンして登りません。


ジャッキアップしようとすると、シビックのフロントサスペンションの伸び側が凄くて揚程370mmの油圧ジャッキでは角材にタイヤが載りません。
フロントサスペンションどれだけ伸びるの。
絶対フロントタイヤを触地させるというホンダの強い意志を感じます。

おまけに私の持っているガレージジャッキではアンダーカバーに引っ掛かってジャッキアップポイントに届きません。
改めてシビックって車高低い。

という事でガレージジャッキをジャッキアップポイントにかけて揚げます。


写真3

アンダーカバーを外してオイルパンとご対面。

なんとシビックのオイルパンはアルミ製でした。
よし。諦めよう。


写真4

ポンプでエンジンオイル上抜きの図。
オイルフィルタは物凄くアクセスしやすいのでサクっと交換。

いやー、自宅でエンジンオイルフィルタ交換は無理ですね。
手間がかかり過ぎます。
エンジンオイルフィルタ交換はプロに任せるとします。


N-WGNのエンジンオイルの番手を一つ上げましたが、非常にかったるい。
エンジンノイズは新品交換したので静かになりましたが、アクセルレスポンスが凄く悪くて全然加速しない。
いつものスポーツカーみたいなアクセルレスポンスとパワーどこ行ったんだ。
燃費も全然伸びず19.5Km/Lという結果に。

ホンダのS07A型エンジンは完全にウルトラネクスト最適化されているのか。
もう少し様子見してみるとしましょう。
Posted at 2025/10/26 16:16:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 点検・整備 | 日記
2025年10月19日 イイね!

新しい巡り旅に出てみよう

写真1

今日は珍しく何の予定も無いので、ちょっとドライブ行こうかなと走ってきました。
思えばシビック納車されてから1万キロ以上走っていますが、基本的に高速道路がメインで一般道を使ったドライブは初めてかもしれない。
基本的に片道150キロくらいならN-WGNの射程範囲になりますし、何なら峠越えもできますのでついN-WGNに乗っちゃう。
シビックで一般道ってのも良いんじゃないかな。

写真2

目的地はドムドムハンバーガー山交ビルFC店。
ドムドム巡り第一弾となります。
なぜこんなところにドムドムが…。
調べてみると山交ビルは昔ダイエーが入っていたようですね。
ダイエー子会社時代のドムドムハンバーガーがそのまま生き残っている感じかな。

今回はビックドムバーガーと、甘辛チキンバーガーと、ハンバーガーを注文。

ドムドムはバンズがちょっと甘みがあって、ふっくらしています。
パティもタマネギ入っていたりとハンバーグみたいな感じ。
うん。おいしい。

山形まで行った甲斐があるというものですね。


ひとまず最寄りを攻めましたが、次はどこにしようかな。
意外と一番遠くても和歌山の約700Kmですので、ギリギリ1泊で行けるかもしれない。
他の店舗も巡りつつ数店舗一気巡りが現実的な気がしますけどね。

最近江東区に東大島店ができ、今年はジャイアンツタウンスタジアムにG×DOMDOMができたりと新店舗ができ始めていますので、早めに動かないと全店舗制覇が難しくなりそう。

同じく巡り旅をしていたハンバーガーチェーン、サンテオレが今年破産してしまいましたのでドムドムは残って欲しいな。
新店舗も出しているし、心配いらない気もしますけどね。


新潟から山形に入るルートは色々ありますが、今回は国道7号から国道113経由で山形入り。
他には国道49号で福島を経由して国道121号から大峠を超えるルートと、山形北部であれば国道7号から国道47号というルートも有ります。
全部単身赴任時に走って試した道です。
結局国道49号から国道121で山形に入るルートが楽でしたねぇ(遠い目
今後一般道で宮城に行く事は無さそうですから、まあ良い経験でした。

今回の往路は障壁らしきものが無く、一般道が非常に快適に流れた結果200キロ走って8.48L給油。
23.55Km/Lという素晴らしい数字が出ました。
シビック凄ぇ。

復路は終始乱高下するペースに飲まれて非常に面倒な状況に。
挙句新潟バイパスで動かなくなる渋滞にハマりました。
途中で抜け出しましたが、事故でもあったかな。
結果約200キロ走って18.38Km/Lという結果に。
んー、まあ渋滞じゃ仕方ないか。


タイヤを新しくして明確に横Gが増えた結果、ドライバーが運転席から離陸しそうなのでセミバケットシートの導入が必要かもしれない。
Posted at 2025/10/19 20:53:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2025年10月14日 イイね!

シビックのサマータイヤ交換

今日は旅行の予備日として休みを取っておいたので一日暇でした。
写真1

そこでガレージを掃除していましたがシビック用に買っておいたミシュラン・クロスクライメート2が気になります。
積んであっても邪魔だなって。


写真2

という事で本日装着しました。
サイズは215/55R16と標準サイズで。

ナラシ運転で軽く走ってみたけど、ハンドルを切ると同時にリアが応答するので一気に旋回レスポンスがアップ。
フロント駆動はリアが流れるのが一番怖いから、毎回ハンドル切るたび不安だったんですよ。

今日は午後から雨が降り出しましたが、路面が濡れていてもドライと変わらぬインフォメーションがあるので一ミリも不安と言うか疑念が浮かばない。
路面状況がハッキリ分かるのでシビックを信じて踏んで行ける。
ナラシ運転中なので実際には踏めませんがね。

冗談のようにブロックの大きいタイヤなのに物凄く静か。
転がり抵抗A、ウェットグリップbということでそれなりにグリップもするのかな。
冬が近づいて冷えた路面でもきちんとグリップするかな?

新しいタイヤは色んな事が気になりますね。

シビックのリアサスペンションって凄くハードだなって感じますが、タイヤ交換でようやく本来の動きになったのかも。
まだ旋回性能とか試せていませんが現状で既に旋回挙動がまるで違うものになってます。
リアが踏ん張るのでステアリングがズシリと重く、なおかつ旋回中は一度ハンドル角度を決めればあとはアクセル操作で曲がるので非常に楽。
明らかにアンダーステア傾向が強まったのでガシガシ踏んで行けるかも。
これがホンダの言いたいハンドリングなのか。

車体がロールしないのにスーッと滑らかにレールの上を走っているかのように曲がって行くフィールは、最近乗った中ではGR86が一番近いかな。
思い通りに曲がるのに抜群の安定感なので、これで慣らしが終わってアクセル踏めるようになったらどうなるんだろう。

今から楽しみ。

もっとも、北海道で雪が降ったらスタッドレスタイヤに交換するのでそこまでの楽しみですけどね。
Posted at 2025/10/14 21:56:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 点検・整備 | 日記

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