
カローラのエンジンオイルを0W-20に変更して、峠道などいろいろ走ったので思うところを書こうかな。
今回交換した銘柄はCastrol GTX 3X Clean 0W-20(SP)。
カローラには基本的に30番オイルを使用し、20番はディーラーで納車直後に数回交換したくらいで、物凄く久しぶりかな。
理由としては単純に30番オイルのほうが安いのと、30番オイルでも燃費が凄く良いので別に良いかなと思っていたってところですね。
粘度を下げるとトルク低下して走りにくいのも理由の中で大きいかな。
流石に2,000円/4L以下のエンジンオイルでは冬季のフィーリングがガサついてきたので粘度を下げましょうというのが今回銘柄変更の趣旨。
低温対応オイルより、そもそも低温流動性の高い低粘度オイルのほうが良いよねって判断。
Castrol GTX 3X Clean 0W-20(名前長ぇ)はパッケージに部分合成油と書いてあるけれど、中身は100%VHVIなので鉱物油だな。
この辺はMobilと化学合成油についての裁判を起こしてカストロールが勝訴しているので、問わない事にしますが。
大事なのは原料がどうこうよりもきちんと良い製品なのか。
エンジンオイル換えて走ってみた感じ、走りが軽いんですね。
クルマがスッと前に出る感じ。
トルクはあまり感じず、軽快さが増すというエンジンオイル粘度を下げるセオリー通りのフィールになっています。
静粛性は変わらず巡行は静かで、エンジン回転数が2,000rpmを超えるとゴロゴロとノイズを発するのは同じ。
ただVHVIを採用しているからか、時速60Km/h程度のエンジン回転1,200rpm程度の巡行時に負担がかかってもゴロゴロとノイズを発しなくなっていますね。
一番違うのは高回転域。
3,800rpmを超えてから明らかに加速が違う。
なんだか可変バルブタイミングみたいだなって思いましたが、そういえばカローラの1NZエンジンには吸気側可変バルブタイミング機構VVT-iが搭載されていたのでした。
今まで30番オイルで発動しなかったのは何故?
それとも20番オイルでトルク低下しているから分かるようになったのか。
30番では油圧が高すぎて可変バルブタイミングが動かなかったのか。
油圧計付けていないので本当のところはわかりませんが、全体的にトルク低下していても楽しくなったから良いかな。
登り坂は今まで以上にエンジン回転数が上がるのは仕様通り。
ただアクセルレスポンスは明確に良くなっているから苦にならない。
太いトルクと低回転で登るのか、トルクは薄くてもエンジンをブン回して登るのか、好みの問題になりそう。
結局新潟から宮城までの片道約300キロは峠道が多いからか、15.98Km/Lと30番オイルと燃費は変わらないという結果になりました。
トルクが無い分エンジンをブン回す事になりますから、むしろ燃費悪化していない事に驚くべきなのか。
結局低粘度オイルが効果を発揮するのは負荷の少ない領域なので、平坦な道をダラダラと走る分には良い数値になるんです。
でも峠道が多いとそんなに良くはならないんですねェ。
ちなみに私は低粘度オイル賛成派です。
エンジンオイル粘度が下がればパワーが出ますから。
ただ、走行距離5万キロを超えたエンジンはサーキット走行時番手を上げた方が良いとオイルメーカーが言っていますので、サーキット走行時には20番使用しませんが。
この正月は9連休もあるので、色々と走り回る予定があります。
12月終わりにはエンジンオイル一回換えるのは確定していて、1月も開始早々交換距離になるかも。
となれば、交換用のエンジンオイル補給しないとな。
さて、何の銘柄にしようか。
出来ればスーパーメジャーがいいなァ。
Posted at 2024/12/03 19:30:22 | |
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