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ペンタゴン7のブログ一覧

2024年12月03日 イイね!

20番と30番の悩み

20番と30番の悩みカローラのエンジンオイルを0W-20に変更して、峠道などいろいろ走ったので思うところを書こうかな。
今回交換した銘柄はCastrol GTX 3X Clean 0W-20(SP)。

カローラには基本的に30番オイルを使用し、20番はディーラーで納車直後に数回交換したくらいで、物凄く久しぶりかな。
理由としては単純に30番オイルのほうが安いのと、30番オイルでも燃費が凄く良いので別に良いかなと思っていたってところですね。
粘度を下げるとトルク低下して走りにくいのも理由の中で大きいかな。

流石に2,000円/4L以下のエンジンオイルでは冬季のフィーリングがガサついてきたので粘度を下げましょうというのが今回銘柄変更の趣旨。
低温対応オイルより、そもそも低温流動性の高い低粘度オイルのほうが良いよねって判断。

Castrol GTX 3X Clean 0W-20(名前長ぇ)はパッケージに部分合成油と書いてあるけれど、中身は100%VHVIなので鉱物油だな。
この辺はMobilと化学合成油についての裁判を起こしてカストロールが勝訴しているので、問わない事にしますが。
大事なのは原料がどうこうよりもきちんと良い製品なのか。


エンジンオイル換えて走ってみた感じ、走りが軽いんですね。
クルマがスッと前に出る感じ。
トルクはあまり感じず、軽快さが増すというエンジンオイル粘度を下げるセオリー通りのフィールになっています。
静粛性は変わらず巡行は静かで、エンジン回転数が2,000rpmを超えるとゴロゴロとノイズを発するのは同じ。
ただVHVIを採用しているからか、時速60Km/h程度のエンジン回転1,200rpm程度の巡行時に負担がかかってもゴロゴロとノイズを発しなくなっていますね。

一番違うのは高回転域。
3,800rpmを超えてから明らかに加速が違う。
なんだか可変バルブタイミングみたいだなって思いましたが、そういえばカローラの1NZエンジンには吸気側可変バルブタイミング機構VVT-iが搭載されていたのでした。
今まで30番オイルで発動しなかったのは何故?
それとも20番オイルでトルク低下しているから分かるようになったのか。
30番では油圧が高すぎて可変バルブタイミングが動かなかったのか。

油圧計付けていないので本当のところはわかりませんが、全体的にトルク低下していても楽しくなったから良いかな。
登り坂は今まで以上にエンジン回転数が上がるのは仕様通り。
ただアクセルレスポンスは明確に良くなっているから苦にならない。
太いトルクと低回転で登るのか、トルクは薄くてもエンジンをブン回して登るのか、好みの問題になりそう。

結局新潟から宮城までの片道約300キロは峠道が多いからか、15.98Km/Lと30番オイルと燃費は変わらないという結果になりました。
トルクが無い分エンジンをブン回す事になりますから、むしろ燃費悪化していない事に驚くべきなのか。

結局低粘度オイルが効果を発揮するのは負荷の少ない領域なので、平坦な道をダラダラと走る分には良い数値になるんです。
でも峠道が多いとそんなに良くはならないんですねェ。


ちなみに私は低粘度オイル賛成派です。
エンジンオイル粘度が下がればパワーが出ますから。
ただ、走行距離5万キロを超えたエンジンはサーキット走行時番手を上げた方が良いとオイルメーカーが言っていますので、サーキット走行時には20番使用しませんが。


この正月は9連休もあるので、色々と走り回る予定があります。
12月終わりにはエンジンオイル一回換えるのは確定していて、1月も開始早々交換距離になるかも。
となれば、交換用のエンジンオイル補給しないとな。

さて、何の銘柄にしようか。
出来ればスーパーメジャーがいいなァ。
Posted at 2024/12/03 19:30:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2024年10月06日 イイね!

Mobil Special 10W-30(SN)の実力

写真1

時折web上で、安いオイルって大丈夫なの?というタイトルで上げられることがあるMobil Special 10W-30。
SM規格にアップデートされたのは知っていたけど、気が付いたらSN規格になっていた。
記録を見ると、最後に使ったのは8年前なのか…。
これが商品入れ替えなのか商品入荷不可になったからなのか、大幅に安くなっていたので6缶まとめ買いしたのが9月の話。
最近中々見ない4Lで998円という破格。
これは買うしかない。

最近Mobil製品の在庫が無いようで、Mobil1すら在庫切れが目立っています。
噂では国内製造所を閉鎖して、海外製造品に切り替えるそうですが真偽の程は不明。
まあ、カストロール安いので代わりにそちら買っています。
過走行のせいでエンジンオイル交換頻度が多いので、いちいち整備工場に持ち込んで交換する時間が非常にもったいない。


N-WGNはウルトラネクストという特殊オイルと言う事もあるし、頻度はそんなに多くないのでディーラーに投げますが。
ホンダに限らずディーラーってハズレが多いので、今のホンダディーラーと仲良くしたいのもあります。


写真2

カローラに使用していたガルフNo1 PRO 5W-30も3,000Kmを走行したので、今週エンジンオイル交換したのでした。
世界最大のスーパーメジャーであるエクソンモービルほどのブランドを疑うなら、あらゆる潤滑油製品が使えなくなります。

ただ、最近は値上げが凄まじいので全然買っていませんでした。


使った感じは、まさに鉱物油。
低温時のフィーリングは結構振動もノイズも出る。
温まると滑らかなフィーリングになるけど、負担がかかるとゴロゴロとノイズと振動を発する。
低温対応のカストロールGTXとは大分違う。
まさに100%鉱物油というフィーリングとなります。
アクセルレスポンスが大幅に悪くなり、スロットルコントローラーをスポーツ+2に変更して丁度良いくらい。

保護性能重視の銘柄なのか、低回転から高回転まで安定して太いトルクを出してくれるので運転は非常に楽。
また、カタログ燃費15.0Km/Lのカローラで一般道を約300キロ走行した結果17.20Km/Lを記録。
これでも大きな峠を三つ超えたんだけどな。
凄く低燃費。


もし世界最大のスーパーメジャーにすら不安があるのなら、自動車ディーラーで点検整備してもらうのが最良となります。
何だかんだ言って自動車メーカーが製造時にテストするのは純正オイルなので。
Posted at 2024/10/06 21:23:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2024年06月03日 イイね!

変質するエンジンオイル

変質するエンジンオイル時折あるんですよ。
使っていると変質するオイル。

使っていると劣化するのは普通ですけど、そうではなく途中で性格が変わるオイルがある。
おそらく熱によって成分が変化するんだろうけど、詳しくはわからない。

例えばカストロールGTX DC-TURBOは走行1,000Kmを超えると明確にエンジン回らなくなる。
おそらく新品時にはなかった特性が熱で生まれるんだろうな。
特にカストロールGTX DC-TURBOは名前の通りターボ対応を明言している珍しいエンジンオイルだから、特に熱対応が強いって事なのかな。

一応言っておくとターボ対応って書いてなくても普通にターボ車に使える。
大事なのは高温時の粘度。
ターボ対応とわざわざ書くのは、それなりに売り文句になるからなんだろうな。


今回使用しているエンジンオイル、ガルフNo1 PROもそんなオイル。
これもターボ対応を明言しています。
https://www.gulf-japan.com/products/no1_pro/gulf_no1_pro_5w30.html
最初はエンジンノイズもするし振動もあるし、ガルフなのにこの程度?と思っていたら1,200Km走った今はエンジン振動もノイズも消えて極めて快適。
ただしエンジンが全然回らない。
仕方ないので加速時はシフトダウンしてやることもあるくらい。

フィーリングが重いから燃費もさぞかし悪い…はずなんだけど、燃費はいいんだな。
正直カストロールEDGE RS 10W-50のほうが軽いフィーリング。
なのだけれど、今回もレガシィは高速道路と一般道を半々で16.47Km/Lを叩き出してる。
つまり潤滑性能は十分に高いんだな。


ターボ用オイルって普通のエンジンオイルと何が違うんだろう?
気になるね。

とは言え、どこで調べたらいいんだ。
Posted at 2024/06/03 20:38:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2023年12月21日 イイね!

本物の価値 MOTUL J-01

レガシィで使用しているMotul J-01 5W-30(SP)ですが、既に走行2,500キロ。
気温は限りなく0度に近い状況でも、エンジン始動直後から暖気が終わっているようなフィーリング。
素晴らしく滑らかで、静かで快適。
これぞ化学合成油というフィーリングですね。

滑らかさや静けさにおいてはMobil1 0W-40を上回っています。
さすがMotul。期待を裏切りません。


私の経験から、このフィールはPAOがかなりの高割合で配合されていて、さらに低温系添加剤も入っているかな。
最初の売り文句はPAO 100%だったけど今はどうなんだろう。


最近ではPAOはあまり使われなくなってきて、天然ガスから生成したXHVIが使われています。
XHVIはベースオイルの時点で粘度指数140もあるし、最初から硫黄などの不純物も極めて少ない。
だから安くて高性能なオイルが作れるんですね。

安くて高性能なものが作れるのならば、当然そちらを使うのが世の道理。
実際XHVIベースオイルのエンジンオイルは劣化が遅く、劣化しても振動やノイズが増えにくい傾向にあります。
つまり安いうえにロングライフ性能まである。
これで化学合成油を名乗れるんだから、使わない理由はありませんね。


では古典的なPAOはもう使う価値がないのか。
古臭くて性能低い物なのか。
と言うとそんな事はありません。
PAOは依然高性能で、分子構造上非常に頑強。

ただ技術の進歩でPAOを使わなくても安価で十分な性能のモノが作れるようになった。


確かに使用フィーリングは非常になめらかで、もともと低振動低騒音の水平対向エンジンがいままで振動や音を発していたと気が付くほどに快適。
でも、それ求めている客がどれだけいるのか。
安くて高性能なものがあるのに、わざわざ小さいメリットのために価格の高いものを導入する必要があるのか。

そこがつまり、こだわりなんだろうな。
譲れないプライド。
使ったってクルマのライフが伸びるわけじゃないんですよ。
ちょっと前の自動車メーカー純正オイルは鉱物油ですが、鉱物油でエンジンは10万キロ保証を付けられるほど持ちます。
保護性能だけならわざわざプレミアムオイル使う理由なんてない。

けど、やっぱり良いものはイイんですよ。
滑らかなフィーリングが快適なんですよ。
高回転を苦手とする2.5L四気筒エンジンが軽々回るのが気持ちイイんですよ。


同じモチュールでもH-TECHってオイルはVHVIで、300Vってオイルはコンプレックスエステル100%です。
300Vはほとんどレーシングオイルなので、市販車に使うには非常に勿体無い。
高い確率で真の性能を使えずに廃油になっちゃう。


ここまで書いておいてVHVIだったら笑いますが。
いや私が笑われますが(笑

でも、J-01は本当にイイね。
また買おうかな。
もう私の交換基準はとっくに過ぎているけれど、Mobil1のように5,000Km使えるかな?
Posted at 2023/12/21 19:15:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2022年12月20日 イイね!

全てのクルマに最高のオイルなんて無い

カローラに投入したトムスプレミアムモーターオイル5W-30ですが、非常に調子が良い。
ハチロクの時散々言っていましたが、やはりクルマとオイルには相性があるんですね。
正確には、乗る人間の感性も加わります。

カローラはCVTなので、エンジンの吹け上りよりも低回転で発するトルクの方が重要。
CVTの無段変速を活かした低回転走行こそが神髄なのです。
そうなると吹け上りが重いトムスモーターオイルプレミアムでも問題はない。
そもそもカローラはレスポンスって言える程アクセルに対する反応は良くない。
だから大体こんな感じかなーって、大まかな操作で走る。


そうなると重要なのはエンジンの静粛性と低回転トルク。
トムスモーターオイルプレミアムは低回転のトルクが非常に太くなるので、カローラはほとんどアイドリング回転で走る事になるんですね。

うん。
カローラとトムスモーターオイルプレミアムは相性良いな。
Posted at 2022/12/20 08:53:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記

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「シビックも楽しみだけど、その前に面白い代車が来る。今の時代6MTとかどうなってるのさ」
何シテル?   06/12 23:16
NZE144G型カローラフィールダー、JH2型N-WGN、M910A型ルーミーに乗っています。 フォローはご自由にどうぞ。 ドライブが好きで、ふらり...

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