最近インプレッサのトルクが薄いと感じますので、エンジンオイルの交換です。
今回はメンテナンス目的というよりチューニング目的。
写真1

抜いてみると4.0Lぴったり入れていたはずのエンジンオイルは4.0Lより少し多く抜けました。
普通エンジンオイルが減る事はあっても増える事は無いので、燃料による希釈が発生していた?
スバルはエンジン冷間時に燃料をガンガン吹くと聞くので有り得る話です。
写真2

今回のエンジンオイルは試験的にカストロール GTX XF-08 5W-40。
K&Nのエアクリでエンジン回転が軽くなったため、今まで重いと感じていた銘柄はどんな風に変化するのか?という実験です。
今までは回転が非常に重く、走りを楽しめないオイルと思っていましたが…。
今のコンディションでは、もしかするとベストな組み合わせなのではなかろうかと思えるフィーリングです。
低回転のトルクがしっかりとあり、多少ズボラなシフトワークでもグイグイ前に出る。
5速で時速40キロでも余裕のトルク。
そして、きちんとレブまで回る。
感動するフィーリングではないのですが、綺麗に7,000rpmまで吹け上がる。
これは気持ち良い。
カストロール EDGE RS 10W-50はトルクがあって滑らかで大変に良いフィーリングなのですが、6,000rpm以上でエンジンが回りたがらないのです。
逆にGTX DC-TURBO 10W-30はレブまで回るけれど全体的にトルクが薄い。
今のインプレッサで走りのバランスを求めるには40番くらいのオイルが丁度良いのかもしれません。
こうなると、フン詰まりと感じている純正エアクリは0W-20オイルで本来の性能を発揮するバランスだったのかも知れません。
でも既に10万キロを越えたインプレッサに20番オイルは勇気がいりますし、オイルメーカーも「10万キロ超えたエンジンに20番オイルや16番オイルは非推奨」とコメントしています。
何よりトラウマがあるので20番オイルは今後も使わないでしょう。
バランスの良い銘柄が見つかったので、しばらく使用してフィーリングの変化を見てみたいと思います。
しかし…。
一つパーツを変えるだけでここまでバランスが狂うのですから、自動車メーカー純正品の設計や試験評価しているエンジニアの苦労ってどれほどのものなのでしょう。
Posted at 2016/12/18 19:47:36 | |
トラックバック(0) |
点検・整備 | 日記