今日は布団を買ったり机を買ったりするためにフリードで移動していましたが…。
ミシュランはイイですね。
特に雨の高速道路をドライの一般道みたいに走れるハイドロ性能とロードインフォメーションがイイです。
最近ピレリスタッドレスタイヤのハイドロ性能とスノー性能の劣化具合が酷いので、余計に感じるのかもしれません。
写真1

最初のスタッドレスタイヤはランサーに装着した新品のヨコハマでした。
サマータイヤがアドバンネオバなんだから、やっぱりスタッドレスタイヤもヨコハマで統一したいよね!って。
でも、ランサーのサスに負けているのかタイヤがグニャグニャで普通に走っているだけで怖い。
そこでダンロップスタッドレスに履き替えましたが、これもまたタイヤがグニャグニャで普通に走るだけで怖い。
そこで乗り心地の悪さ = タイヤの硬さで調べたところピレリスタッドレスが群を抜いて「乗り心地が悪い」と評判じゃないですか。
資金的な問題もあったのでその年はダンロップで乗り切ろう…としていた所、ランサー故障に付きインプレッサへと乗り換えました。
その時のインプレッサ用に選んだタイヤはピレリ・アイスストームキューブ。
丁度トーヨータイヤに技術提供していた頃のタイヤですので、サイプを取り除くとピレリ・アイスストームキューブとトーヨー・ガリットG4のトレッドパターンが瓜二つなのが見て取れると思います。
写真2

乗り換えたインプレッサで初めてのピレリと遭遇する訳ですが、感想は「サマータイヤより良い」でした。
スタッドレスタイヤなのにグニャグニャするどころか、下手するとサマータイヤより剛性があります。
それまで履いていたPOTENZA RE88とはドライグリップが比較にならないくらい落ちていましたが、ドライグリップがどうでも良いと思える程のロードインフォメーションの豊富さ。
これだけでピレリを買って良いと思えるレベルで、まるで素手で触っているかのように路面を感じられたのです。
おまけに雨の日でも路面状況が分かるのは衝撃的でした。
雨になったら大人しく走るものと思っていた私には、ドライとウェットで変わらないグリップもまた衝撃的でした。
いくらPOTENZAの名を冠しているとは言え、価格重視のPOTENZA RE88だったから余計に差を感じられたのかもしれませんが。
雨の日が怖くない。
これは運転していてとても心強い味方です。
特に雨の高速道路がドライ路面と殆ど変わらないように走れるというのは感動しましたね。
ウェット性能だけではないハイドロ性能の高さ。
これが欧州タイヤの実力なのだなと、ピレリ・アイスストームキューブで思い知ったのでした。
写真3

さて、アイスストームキューブもモデルチェンジしてアイスコントロールになりましたが、当然のようにピレリタイヤを選択。
しかし4本直線グルーブ(溝)から直線なしのブロック形状になった事でスノー性能は大幅アップ!したのですが、肝心のハイドロ性能は大幅ダウンしました。
雨の高速道路がアイスストームキューブほど楽ではなくなったと記憶しています。
写真4

そして現在のピレリ・アシンメトリコ。
ブリヂストンほどのアイスグリップはありませんが、アイスグリップは国産スタッドレスと比較して何ら遜色ないどころか、ウェットグリップとロードインフォメーションの豊富さでトータル性能は国産スタッドレスより上と言える場面が多いです。
しかしながらアイス性能を重視したために、残念な事にハイドロ性能の弱さとスノーでのスタックしやすさすらも国産並みに落ちてしまっています…。
アイスストームキューブと写真を見比べただけでも、ストレートグルーブが一本消滅していますし。
おそらくお客さんの求める性能の第一位が「アイスグリップ」だからなのでしょうが、雨に弱いのはピレリじゃないんです。
雨に弱いんだったらピレリ買う必要は無いんですよ。
しかしながら。
インプレッサではマトモに走らなかったはずのヨコハマエコロジータイヤがピタリとはまるグレイスに乗り換えたので、もしかするとグレイスには国産タイヤでも良い相性のスタッドレスタイヤがあるかもしれません。
だって、ブルーアースにはヨコハマエコロジータイヤ使用時にはインプレッサで一切感じられなかったインフォメーションがしっかり有るのですよ。
という事で、インプレッサで相当に苦労していたタイヤ探しは再び白紙に戻ったのです。
そしてグレイスはピレリと相性が良くないのです…。
そんなことを思いながら、ミシュランタイヤにしておけばこれらの悩みや問題は発生しなかったのかな…とも思えます。
しかしミシュランを選んで最初から満足していれば、他のタイヤに出会えなかった。
いわゆる井の中の蛙だったのかも知れません。
不満があったからこそいろいろ試して、色々知ることが出来たのではないかな。
という事で、今まで通りミシュランタイヤが一番と認めてミシュランタイヤを使いつつ、やはり他の変なタイヤを探し求めるスタイルは変わらないのかもしれません。
私の思う正解のクルマは、とあるガイシャです。
王道とも言えるし、教科書と言われる事もありますね。
それにミシュランを履いたら、おそらく答えになるのかもしれません。
というか純正タイヤが大体コンチネンタルタイヤかミシュランタイヤです。
ただ私の性格上ソレを選ぶかどうかは謎ですが…。
もしかするとイタ車の方が合っているかもしれませんし、再びスバルに戻るかもしれません。
クルマもインプレッサとは全然性格の違うグレイスに乗り換えてからは日々色々インプレッサではあり得なかった苦労と発見がありますし。
最初から正解を選ぶスタイルは私には合わないのでしょう。
もちろん正解を選んでいたとしても、別のものを試したりするのでしょう(笑
私自身が正解、王道を選ばず邪道や横道を行くスタイルなのかもしれません。